第145回白河市立小野田小学校卒業証書授与式は、卒業生の門出を祝う、温かい感動に包まれた卒業式となりました。卒業リボンは,先生方が心を込めてつけました。6年間無欠席の卒業生のお祝いは、6年生教室で行いました。最後の授業参観は,拍手に包まれました。14名全員を全教職員で見送りました。
令和元年度14名の卒業生は、まさに全校生、全教職員、小野田地域の「あこがれ」「誇り」です。
ご卒業おめでとうございます。
月曜日は、いよいよ第145回小野田小学校卒業証書授与式を迎えます。今日は全職員で最終確認を行いました。
令和最初の卒業式です。6年生の皆さんに感謝の気持ちを込めて、旅立ちを見送りたいと思います。
令和元年度 白河市立小野田小学校卒業証書授与式
令和2年3月23日(月) 午前10時 開式 白河市小野田小学校 体育館
〇 保護者の皆様は、午前9時30分までにおいでください。
〇 児童昇降口からお入りになり,受付をお願いします。
※受付の際に、給食費の返金があります。印鑑(シャチハタ以外)を忘れずにご持参ください。
〇 式典には、卒業生、保護者(同居の保護者2名まで)、教職員が出席します。
〇 出席者は、全員マスク着用とします。体調が悪い、風邪のような症状がある場合は参加できません。
〇 保護者控え室は,家庭科室となっています。
〇 駐車場は校庭をご使用ください。
臨時休業から2週間近くがたちました。みなさん、元気に過ごしていますか。
先生方は、児童クラブのみなさんの様子を見にいったり、電話で家庭学習を計画的にがんばっている様子を聞いたりしています。お家の方からのゲームや起床時間の相談を受けて、アドバイスもしています。
宿題も終わってしまい、お家の人がプリントを取りに来たり、文科省からの【学習支援ポータルサイト】、無料の学習コンテンツにチャレンジしたりしてがんばっているようです。宿題で悩んだり,困っていることは、何でも相談してください。
卒業式に向けて、体育館の式場作成、各教室のワックスがけや飾り付けを【One team】で行っています。
6年生のみなさんを待っています。(昨日は、昨年度お世話になった先生が祝電を届けてくださいました。)
福島県教育長より,児童のみなさんへメッセージが発表されました。
保護者の皆様からも、お子さまへお伝えください。
児童・生徒の皆さんへ
-学校の臨時休業に関する福島県教育長メッセージ-
学校が臨時休業となってから約1週間、高校生は10日となります。皆さん、どのように過ごしていますか?
新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにはやむをえないことでしたが、入学試験や卒業式を控える年度末の重要な時期に、心の準備もままならないうちに、急に先生や友達に会えなくなってしまいましたね。胸が痛みます。
準備期間が短かったにも関わらず、保護者の皆様、教職員の皆さん、放課後児童クラブの運営を行う皆様など子供たちに関わる多くの方々が準備に奔走してくださり、無事に休業に入ることができました。また、臨時休業中の子供たちを、創意工夫を重ねて見守っていただいていることに心から感謝申し上げます。
児童・生徒の皆さんは、新型コロナウイルスという見えない敵、そして、いつ学校が始まるのかわからない状況に対して、不安を感じているかもしれません。特に、中学生、高校生の皆さんは、9年前の3月に似たような経験をしたことを思い出すかもしれません。
このようなときだからこそ、一人一人が何をするべきか冷静に考え、判断し、行動していくことが大切です。そして、ピンチの中からチャンスを見いだしていく前向きさを失ってはいけません。臨時休業という状況を、感染拡大の防止のみならず、学習や生活の面でも何とか有意義なものにしたいものです。
まず、今は新型コロナウイルスの感染の拡大防止が最優先です。学校から今回の臨時休業の趣旨、注意事項などが伝えられていると思います。未知のウイルスであるが故に、ウェブ上には誤った情報が流れている場合もありますが、何が正しい情報かを見極め、感染拡大防止に向けて何をすべきか、何をすべきではないのかを冷静に判断してください。
次に、皆さんの心身の健康についてです。不規則な生活になっていませんか?ゲームばかりしていませんか?時々は体も動かしていますか?誰かとお話できていますか?時々笑っていますか?もちろん人混みに出かけることは控えていただく必要がありますが、ジョギングや縄跳びなど可能な運動もあります。それぞれに自分と向き合って考えてみてください。
そして、急にできてしまった「何もない時間」を有意義に過ごす方法を考えてみましょう。普段は、学校、部活動、習い事等で忙しくしているので、急に時間ができると何をしたらよいかわからなくなりがちです。
例えば、日常生活の中で家庭のお手伝いをしてみませんか?小さくても普段できない体験活動です。家族の方とコミュニケーションをするきっかけにもなります。居場所と役割があると気持ちが前向きになります。
このような時期だからこそ、本や新聞を読んで物事を考えてみてください。今のところは県立図書館も開館しています。団体活動はできませんが、個人利用はできます。ビブリオバトルへの参加もお待ちしております。
この機会に苦手科目を克服するのはいかがでしょうか?ふくしま学びのネットワークの前川直哉先生も提案されているように、時間が取れる時にしかできない広い範囲の復習なども考えられます。ウェブ上にも様々な無料の学習コンテンツが掲載されています。
中学生や高校生の皆さんは、自分が政治家になったつもりでテーマを決めて、友達や先生とウェブ上で議論することもできます。SDGsの中からテーマを選ぶのもよいと思います。「君が学ぶと世界が変わる」と私も思います。
なお、今回の休業のために、学年の修了や卒業などが不利になることは決してありません。授業ができなかった分をどのように補うのかについては、教育委員会や校長先生がきちんと考えてくださっています。
最後に、まわりの人たちへの心配りです。弟や妹がいれば、日常の生活が一変してしまった不安をいたわってあげてください。ご両親をはじめとした大人の皆さんも大変な苦労をしています。自分に何ができるかを考えてみてください。新型コロナウイルスに関連して、いじめや差別があってはならないことは言うまでもありません。
普段当たり前であると思っていた日常的なものが、無くなってみて初めてその重要性に気づくことがあります。学校は、皆さんにとってそのようなものなのではないかと思います。
ピンチをチャンスに変えることは簡単ではありません。しかし、福島県は「チャレンジ県」としてピンチをチャンスに変えようと、この9年間皆で力をあわせ復興に取り組んできました。その蓄積を今こそ生かしましょう。
少しでも皆さんの不安が減って、有意義に過ごせること、そして、早期にウイルスの感染が終息して学校が再開し、皆さんがまた笑顔で先生や友達とともに過ごせるようになることを祈っています。
令和2年3月12日
福島県教育委員会教育長 鈴木 淳一
臨時休業も2週目を迎えました。
水曜日から電話連絡で、みなさんの声を聞いた先生方は、笑顔いっぱいです。みなさんにたくさんの元気パワーをいただいたようです。宿題やゲームの時間の相談や、お家の人と相談して、一日の時間割を決めて、計画的に生活している人も多く、すばらしいです。
学校では、4月に会えるのを楽しみにしながら、23日の6年生との卒業式、24日~27日の在校生のみなさんへの春休みの宿題や作品等の配付準備をすすめています。ランチルームには、みなさんの1年間のがんばった作品やノートが、保管されています。みなさんの努力のあしあとをお家の方に渡しますので、楽しみしていてください。
今できることを「全力で」「前を向いて」がんばっていきましょう。みなさんといつだって、心はつながっています。