今日の出来事
手でだってお話ができる~手話教室~
1月28日(月) 社会福祉協議会のおはからいで、手話サークルの方を講師に、5年生が総合学習の一環で、手話教室を行いました。
※聞こえに障がいがある人を外見では判断できません。ただし、言葉で言われただけでは、伝わりません。
どのように伝えたらよいのでしょうか。
※筆談や文字を見せるなど、視覚に訴えることが有効なようです。しかし、文字も見せられないときはどうしますか。
ゼスチャーで伝えることができそうです。
※このお友達は何を伝えようとしているでしょう。なかなか上手く伝わりませんね。
そこで、有効な手段が「手話」なのです。
初めて手話を見ると、全然わかりませんが、言葉と同じように、使っていくうちに覚えていくそうです。
※手話の資料を読んでいるうち、自然と手を動かしている児童がいました。
一つの能力が使えなくても、他の能力を総動員すれば、リカバリーができるんですね。
手でだって、ちゃんとお話ができるんです!人間ってすごい!
文字が読める幸せ~点字教室~
1月25日(金)白河市社会福祉協議会様より、講師2名をお呼びし、5年生の総合学習の一環として、「点字教室」を行いました。
白い紙に、小さな丸い凹凸があります。いったい何?という顔の子どもたち。初めて見る点字について詳しく学びました。
子どもたちが手にしていたのは、白河市議会だよりと広報しらかわの点字本でした。
講師の方から、点字のでき方、仕組みについて、教えていただきました。
まるで、暗号を解くかのように、サンプルカードの点字を読み解きます。
点字構成表をもとに、全部読むことができました。
みんなは、構成表をもとに読みましたが、目が不自由な方は、指先だけで読むことを考えると、簡単ではないことを感じたようです。
目が不自由な方は、「見えない」ことで、できない、わからないことがたくさんあるけれど、その分他の能力をフル動員して、「見えない」ことを補っています。
例えば、音に敏感になる。臭いに敏感になる。そして、触ることにも敏感になるそうです。そして歩いて移動する時には、頭の中で地図を描いて覚えるそうです。
あきらめず、努力することで、こうした能力が研ぎ澄まされてくるそうです。
不自由なく生活している私たちも、もっともっとがんばらなくてはいけませんね。
税金は、納めるものです~租税教室~
1月22日(火)6年生を対象に租税教室を実施しました。
県南振興局の県税課の方を講師に、大切な税金の使われ方などについて学習しました。
※税金は、大人だけのことではありません。子どもでも税金を納めています。そう、消費税です。
もし税金がなくなれば、人々の暮らしは楽になるのでしょうか。そんな疑問に答えるべく、DVDを視聴しました。
※税金があるからこそ、私たちが安全で安心な生活が送れることがわかりました。
次に、税金が使われている施設や建物について考えました。
学校、消防署、警察署、道路、橋、信号・・・みんなにとって必要なものに税金が使われていることがわかりました。
しかし、銀行も税金が使われていると思う子どももいました。講師の方によると、「社長」がいるところは、税金は使われていないと考えると分かりやすいそうです。
※税金の種類は、50種類以上もあるそうですが、みんなのために使われているものなので、税金を「払う」という考えでなく、「納める」という考えでいてほしいとお話がありました。確かにそのとおりですね。
※最後に、信夫一小の6年生にこれまで使われてきた税金は、約1億円だそうです。(単純計算で)
では、1億円が一万円札でどれくらいか、持ってみましょう。
もちろん、お札の見本ですが、その重さ10kgになるそうです。枚数は、1万枚です。
見たこともない(?)お札の束に子どもたちは驚いていました。税金は大切ですね。
仲よし班活動
1月23日(水)のお昼休み時間は、異学年で構成された班による「仲よし班活動」を実施しました。
つめたい風が吹いていても、子どもたちはとっても元気です。
※この班は、「ハンカチ落とし」で楽しんで遊んでいます。
※ここでは、「だるまさんが転んだ」で真剣に遊んでいます。
※半そで、半ズボンの子どもたちです。元気です。
※疲れて倒れるほど「鬼ごっこ」に夢中です。
※校庭を縦横無尽に走ります。
※次の遊びを相談しているようです。
※遊具にもつかまって、本当に元気です。
※こちらの班は、サッカーで走り回っています。
※最後は、みんなであいさつをして、終わりました。
インフルエンザに負けないよう、うがい手洗いをしてくださいね。
NISSANものづくり教室で学んだこと~その2 安全第一と努力~
NISSANものづくり教室の様子の後半です。
※後半は、体験コーナーです。ここで重要なのは、「安全」が「第一」だということです。
自分のことは自分で守ること。決められたルールを守ること。
これも学校生活と同じですね。
ものづくりでは、安全のために装備が必要になります。作業着のほか、ヘルメット、めがね、手袋、そして、安全靴です。1トンの自動車に踏まれても、足先を守ることができる硬質プラスチックでカバーされた靴を、ハンマーで叩く様子は、子どもたちもびっくりです。
子どもたちも、身に付けてみました。安全靴の上から強く踏まれてもなんでもないことに驚いていました。
ボルトを締めたり緩めたりする、インパクトドリルの体験です。必要以上に強く締め付けない工夫がされていました。改善が図られ、使いやすく改良されています。
実際に体験してみました。
これは、ボルトやナットを直接見ないで、決められた数を掴むコーナーです。
ここで大事なのは、できないからあきらめることでなく、できるようになるまでがんばることだそうです。
勉強と同じですね。
体験してみると、思った以上に難しかったようですが、楽しんで体験していました。
今日の学習で学んだこと。「カイゼン」と「安全第一」は社会に出ても重要なことですし、学校生活の中でも重要なことです。ぜひ、今後も生かしてください。
最後にお礼を言って終わりました。
終了後、進んで片づけをする姿に感動です。4月から6年生です。がんばってください。
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