今日の出来事

笑う 文字が読める幸せ~点字教室~

1月25日(金)白河市社会福祉協議会様より、講師2名をお呼びし、5年生の総合学習の一環として、「点字教室」を行いました。

白い紙に、小さな丸い凹凸があります。いったい何?という顔の子どもたち。初めて見る点字について詳しく学びました。

子どもたちが手にしていたのは、白河市議会だよりと広報しらかわの点字本でした。

講師の方から、点字のでき方、仕組みについて、教えていただきました。

まるで、暗号を解くかのように、サンプルカードの点字を読み解きます。

点字構成表をもとに、全部読むことができました。

みんなは、構成表をもとに読みましたが、目が不自由な方は、指先だけで読むことを考えると、簡単ではないことを感じたようです。

目が不自由な方は、「見えない」ことで、できない、わからないことがたくさんあるけれど、その分他の能力をフル動員して、「見えない」ことを補っています。

例えば、音に敏感になる。臭いに敏感になる。そして、触ることにも敏感になるそうです。そして歩いて移動する時には、頭の中で地図を描いて覚えるそうです。

あきらめず、努力することで、こうした能力が研ぎ澄まされてくるそうです。

不自由なく生活している私たちも、もっともっとがんばらなくてはいけませんね。