2019年1月の記事一覧
本校の健康課題とは?~学校保健委員会から~
1月29日(火)、学校医、学校歯科医、市保健師、大信地区学校給食センター栄養士、PTA役員を委員に依頼し、本校における健康課題について協議する「学校保健委員会」を開催しました。
特に中心となった話題は、福島県全体でも大きな課題である「肥満」傾向にある児童への対応についてです。
児童期からの肥満は、大人になるにつれ健康を害するリスクが高まります。
食事や運動等をバランスよくすることが一番ですが、課題は多いものです。
そこで、「成長曲線表」を活用しながら、児童や家庭に働きかけていくことが効果的ではないかと話し合われました。
福島県全体としても、全国でワーストの高い位置にいます。
身長と体重のバランスから、健康状態がわかる成長曲線表について、活用の仕方について話し合われました。
生活の習慣に関わる問題なので、時間をかけながら確実に改善を図りたいところです。
給食委員会の発表~全国学校給食週間にちなんで~
1月28日(月)全校集会において、給食委員会の児童が、全国学校給食週間(1/24~1/30)にちなんだクイズを発表しました。
今では、当たり前に、そして、おいしく、安く提供されている給食ですが、始まりは、100年以上も前のこと。
山形県で、学校に通う子どもたちのために、おにぎりを出したのが始まりだそうです。
給食が始まったころや理由などについて、クイズ形式で発表しました。
みんなが楽しみながら、給食の歴史を知りました。
一足早い節分
1月30日(水)、いのしし年生まれの多い5年生たちによる豆まきを行いました。
一足早い節分ですが、季節は、冬から春へ。
心の中の鬼を追い出して、春とともに新しい自分に成長しよう。
※各教室をまわりながら、「鬼は外、福は内」のかけ声で元気に豆をまいてくれました。
※職員室にも豆をまいてくれました。ありがとう。
いのしし年生まれの多い5年生。今年は皆さんが主役です。
手でだってお話ができる~手話教室~
1月28日(月) 社会福祉協議会のおはからいで、手話サークルの方を講師に、5年生が総合学習の一環で、手話教室を行いました。
※聞こえに障がいがある人を外見では判断できません。ただし、言葉で言われただけでは、伝わりません。
どのように伝えたらよいのでしょうか。
※筆談や文字を見せるなど、視覚に訴えることが有効なようです。しかし、文字も見せられないときはどうしますか。
ゼスチャーで伝えることができそうです。
※このお友達は何を伝えようとしているでしょう。なかなか上手く伝わりませんね。
そこで、有効な手段が「手話」なのです。
初めて手話を見ると、全然わかりませんが、言葉と同じように、使っていくうちに覚えていくそうです。
※手話の資料を読んでいるうち、自然と手を動かしている児童がいました。
一つの能力が使えなくても、他の能力を総動員すれば、リカバリーができるんですね。
手でだって、ちゃんとお話ができるんです!人間ってすごい!
文字が読める幸せ~点字教室~
1月25日(金)白河市社会福祉協議会様より、講師2名をお呼びし、5年生の総合学習の一環として、「点字教室」を行いました。
白い紙に、小さな丸い凹凸があります。いったい何?という顔の子どもたち。初めて見る点字について詳しく学びました。
子どもたちが手にしていたのは、白河市議会だよりと広報しらかわの点字本でした。
講師の方から、点字のでき方、仕組みについて、教えていただきました。
まるで、暗号を解くかのように、サンプルカードの点字を読み解きます。
点字構成表をもとに、全部読むことができました。
みんなは、構成表をもとに読みましたが、目が不自由な方は、指先だけで読むことを考えると、簡単ではないことを感じたようです。
目が不自由な方は、「見えない」ことで、できない、わからないことがたくさんあるけれど、その分他の能力をフル動員して、「見えない」ことを補っています。
例えば、音に敏感になる。臭いに敏感になる。そして、触ることにも敏感になるそうです。そして歩いて移動する時には、頭の中で地図を描いて覚えるそうです。
あきらめず、努力することで、こうした能力が研ぎ澄まされてくるそうです。
不自由なく生活している私たちも、もっともっとがんばらなくてはいけませんね。
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