出来事

2016年3月の記事一覧

いのちの授業を行いました!

 本日、5年生が助産師の辺見間智子先生を講師に「いのちの授業」を行いました。5年生は理科の学習で命の誕生について学習しています。それをもとに、自分の命をもう一度見つめなおすことができた授業でした。

はじめに、助産師さんの仕事について教えてもらいました。

そして、命がお母さんの胎内に宿って成長していく過程を人形を使って教えていただきました。はじめは、本当に針のあなぐらいの小さな命だったことを知りました。


10か月の間、おかあさんの胎内で大きくなっていく様子がよくわかりました。

実際に赤ちゃんが生まれてくる様子を模擬体験しました。みんなの「がんばれ!がんばれ!」の声援を受けて、代表の児童が無事生まれました。模擬体験でしたが、みんな感動していました。


いのちは、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん・・・もっと先の先祖さまから受け継がれていることを教えてもらいました。そして、これから自分たちがその受け継いだいのちを、子孫に引き継いでいくことを学びました。

最後に、「生まれてきてくれて ありがとう」という紙芝居を聞かせてくれました。

みんな夢中になって紙芝居に見入っていました。

1時間妊婦体験をしてくれた児童が感想を発表しました。
「とても重くて大変でした。人が生まれるって本当に大変なことがわかりました。大変な思いをしてぼくを産んでくれたお母さんを大切にしたいと思いました。」
ぜひ、お母さんに聞いていただきたいような、すてきな思いを発表しました。

最後に、辺見先生からおほめの言葉をいただきました。「みなさんは、生まれてきただけで100点満点、そして生きているだけで100点満点です」と。
授業を終えた後も、子どもたちは赤ちゃんの人形を抱いてみて、その重さを実感してました。

辺見先生の明るく優しい笑顔に包まれながら、自分のいのちについて見つめなおすことができました。きっと今日子どもたちは、家にかえって「お母さん、ぼくを産んでくれたありがとう」と言うのではないかと思います。言葉には出せなくても、そんな思いいっぱいで家に帰ることと思います。
とても温かい雰囲気の中で「いのちの授業」が行われました。すてきな授業をしてくださいました辺見先生、本当にありがとうございました。