<学校日誌>こんなことがありました!

出来事

クラブ活動(3年生見学)

 今日のクラブ活動は、3年生が見学をする日でした。来年度から、5・6年生といっしょにクラブ活動をするため、1時間の体験入部です。学級ごとに訪問する順番を決め、全てのクラブを回りました。白三小にはイラスト、科学、ゲーム・工作、音楽、家庭科(料理)、家庭科(手芸)、パソコン、体操、屋内スポーツ、屋外スポーツの、10のクラブがあります。3年生達は、どのクラブを見学しても目を皿のようにして、いっしょにはしゃいだり、ときには「がんばれー!」と声をかけたりしながら、楽しんで見学していました。

 今日は見学だけでしたが、来年度はいっしょにクラブ活動ができます。3年生のみなさん、来年度の5・6年生も、先生達も、楽しみに待っていますよ!

お弁当の日

 今日は6年生が修学旅行なので、1~5年生はお弁当の日でした。いつもは月曜日は目が覚めきっていない様子の児童もいますが、今日はお弁当の日なので、朝からウキウキしていました。そんなお弁当の様子を、3・4年生に見に行きました。どのクラスもとても静かに食べていたので、小さい声で「美味しい?」ときいたところ、返事をする代わりに手で「いいね!」のサインを出してくれたり、笑顔でピースサインを出したりしてくれたので、美味しかったことが伝わりました。また、食後お弁当の感想をきいたところ、「肉!肉が美味しかった!」「大根が好き!」「きゅうり(の漬け物)美味しかった!」と言っていました。

 二学期は行事の変更があり、お弁当の日も変更されることがありますが、いつも準備してくださり、誠にありがとうございます。子ども達の一日の活力にもなっておりますので、今後もよろしくお願いいたします。

点字教室

 今日の1・2校時目に4年1組で、3・4校時目に4年2組で点字教室がありました。点字と聞くと、点を打って紙をへこませ、どこがへこんでいるかで文字になっている、あの点字を思い浮かべる人が多いかと思います。では、その点字は、私達の身近なところで、どこにあるでしょうか? シンキングタイムです。

 ・・・・・・では、答えとして一例を紹介します。目の見えない歩行者用に、歩道に点字ブロックがあることを思い出した人もいると思います。しかし実は、エレベーター、駅の自動券売機、銀行のATM、電気洗濯機、缶ビール、木工用接着剤など、様々な場所で使われています。子ども達にとっては、見たことはあるけど分からないものだったらしく、「知ってるけど、あの点がなんだか分からなかった。」と言っていました。しかし知っているものなので、実際に点字を打つ活動をするときは興味津々の様子で、どの児童も真剣な顔で取り組んでいました。点字を打ってみてどうだったかきいてみると、「点の組み合わせで意味が変わるのが面白くて、もっと興味がもてた。」と言っていました。また、それだけでなく、目の見えない方々が使う、目の代わりになる白い杖を使い、実際に目をつぶって机の間を歩く活動もして、さらに興味が強くなったようでした。

 点字体験だけでなく、国語科や社会科等でも福祉について学習します。これらの学習を機に、さらに福祉に目を向けられる児童が増えてくれるといいですね。

研修授業(4年1組・道徳)

 今日の3校時目に、4年1組で道徳の研修授業がありました。今日のテーマは「親切、思いやり」です。「せきが空いているのに」というお話をもとに授業が進められていました。どんなお話かというと、「ぼく」とお父さんが電車に乗っていると、白い杖をもったおじさんが電車に乗ってきました。電車の席は空いていますが、おじさんは座らず、扉に近い手すりをつかんで立っています。そのおじさんは目が見えないことに「ぼく」は気付きましたが、どう声をかけていいか分かりませんでした。そこでお父さんに、「空いている席があるんだから、だれか座らせてあげればいいと思うんだけど。」と相談すると、お父さんは「席が空いていることは、教えてあげなければね。」と言って、おじさんに話しかけました。おじさんは話しかけられると、ぱっと顔が明るくなり、お父さんは話が終わると戻ってきました。そしてお父さんは、「あのおじさんは、だれの助けも借りずに電車を降りるには、ここに立っているのがいちばん都合がいいとおっしゃるんだよ。」と教えてくれました・・・というお話です。

 みなさんは、このお話を読んで、どう思いましたか? 子ども達もこのお話をもとに、「親切にするとは、どういうことか。」について考えました。とても考えさせらえるお話ですね。相手にとっての親切とは、どういうことなのでしょうか。ご家庭でも、この機会に「親切にする」ということについて、話してみてはいかがでしょうか。これからさらに、親切にすることができるかもしれませんね。

 

特別日課

 今日は西白河地区・東白川地区で小学校教育研究会があり、特別日課となっています。多くの学年は3校時で授業が終わり、給食を食べずに下校しました。今日は雨が降っていることもあり、特別日課で早く帰ることもあり、子ども達は朝からもう帰る瞬間が楽しみなようで、休憩時間も「今日帰ったら何をするか。」で盛り上がっていました。ただ、普段と違う帰り方をするため、子ども達には「安全に過ごすこと」「ルールを守って行動すること」「落ち着いて過ごすこと」を話しました。3校時で終わる学級とは別に、他の学校の先生方が参観される授業のある学級は、5校時目まで授業があります。みんな大変だと思いますが、「さすが白三小!」と思われるような、がんばっている姿を見たいと思います。

 今日の過ごし方について、各学級でも指導されたと思いますが、明日も元気な笑顔を見たいと思いますので、ご家庭でもお話ください。よろしくお願いいたします。