<学校日誌>こんなことがありました!

研修授業(4年1組・道徳)

 今日の3校時目に、4年1組で道徳の研修授業がありました。今日のテーマは「親切、思いやり」です。「せきが空いているのに」というお話をもとに授業が進められていました。どんなお話かというと、「ぼく」とお父さんが電車に乗っていると、白い杖をもったおじさんが電車に乗ってきました。電車の席は空いていますが、おじさんは座らず、扉に近い手すりをつかんで立っています。そのおじさんは目が見えないことに「ぼく」は気付きましたが、どう声をかけていいか分かりませんでした。そこでお父さんに、「空いている席があるんだから、だれか座らせてあげればいいと思うんだけど。」と相談すると、お父さんは「席が空いていることは、教えてあげなければね。」と言って、おじさんに話しかけました。おじさんは話しかけられると、ぱっと顔が明るくなり、お父さんは話が終わると戻ってきました。そしてお父さんは、「あのおじさんは、だれの助けも借りずに電車を降りるには、ここに立っているのがいちばん都合がいいとおっしゃるんだよ。」と教えてくれました・・・というお話です。

 みなさんは、このお話を読んで、どう思いましたか? 子ども達もこのお話をもとに、「親切にするとは、どういうことか。」について考えました。とても考えさせらえるお話ですね。相手にとっての親切とは、どういうことなのでしょうか。ご家庭でも、この機会に「親切にする」ということについて、話してみてはいかがでしょうか。これからさらに、親切にすることができるかもしれませんね。