<学校日誌>こんなことがありました!

出来事

朝の活動

 ただいま白三小では、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策をしながら各活動を行っていますが、それは朝の活動においても同じです。本来なら、週に一度ハッピータイムを行って友達同士の人間関係のつくり方を身に付けたり、コミュニケーション能力を育んだりするところですが、今は主に読書をしたり、授業の振り返りやスキルアップをしたりして過ごしています。また、異学年や異学級の交流も行わず、それぞれの学級でできることをしています。初めは朝の生活の新しいリズムに慣れず、「あ、今日ハッピータイムないんだ!」「今日は読み聞かせないんだった。」など戸惑う児童もいましたが、今はすっかり落ち着いて生活するリズムで過ごすことができるようになりました。

 いまの生活では様々に変更されていることがありますが、子ども達の順応性の高さには驚かされますね。今後も新型コロナウイルス感染症拡大防止対策をしながらの生活が続きますが、できることをやって、次の学年に向けて一歩でも多くステップアップしていきましょう!

早くも登場

 白三小の保健室前には、いつもは白河だるまが飾られている棚があります。しかし今日は、いつものだるまさんには休んでもらい、代わりにおひな様が飾られていました。なんとこの白三小のおひな様、50年以上前のものだということです。貴重なものですね! 今まで残っていたということは、白三小の子ども達が大切に扱っていた、ということだと思います。そんな白三小の大切な、言わば宝物のおひな様を見に行きました。1年生の男子は「昔のものだけど新しいね。おひな様嬉しそう!」と言っていました。2年生の女子は、「おだいり様とおひな様も好きだけど、三人官女が1番好き!」と言っていました。他のみなさんも、ぜひ見に行ってみてくださいね(触らないように見ましょう。)。

 白三小のみなさんには、この伝統ある雛飾りを、これからもずっと引き継いでいってほしいと思います。ものを大切にする心は大事ですね。

どのくらい溶けるの?

 いま白三小では、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を実施していますので、多人数が密になる活動は自粛したり、密にならないよう工夫して行ったりしているのですが、その1つとして理科の実験があります。そして今日、5年生の理科では、教師が演示するという形で「もののとけ方」という単元の実験を行いました。もしかしたら覚えている人もいるかもしれませんが、限界までものを溶かした後、結晶を取り出す実験です。今回は、食塩とミョウバンの結晶を取り出します。理科のサポートティーチャーにご協力いただき、水とお湯にとける量の違いを比べたり、食塩とミョウバンとのとける量の違いを比べたりしました。しかも今回は、後ろの席の児童にも見えるよう、タブレットのカメラ機能で実験の様子を写し、それを電子黒板(テレビ)につないで大きい画面で見えるようにしました。そのため、どの児童も興味津々で見ていました。

 実験後、子ども達に感想を発表してもらったのですが、「授業で学習したことを実際に見ることができたので、教科書を読むより理解することができました。」「実験をすることができないと思っていたけど、実際に見ることができて嬉しかったです。」などの感想を聞くことができました。やはり、実際に見ることで、子ども達の理解度は格段に上がるのですね。5年生のみなさん、今日学習したことをしっかり覚えておいて、6年生での学習に生かしてくださいね。

卒業式練習(5年生)

 今日から5年生では、卒業式の「呼びかけ」の練習が始まりました。「呼びかけ」と言われると分かりにくいかもしれませんが、卒業生と在校生が互いに「卒業生のみなさん、ご卒業、おめでとうございます!」「在校生のみなさん、ありがとう!」など、互いに励まし合ったり、卒業する6年生との思い出を振り返ったりするものです。「自分の卒業式のときもやったなぁ。」と思い出す人もいるのではないでしょうか。その練習が体育館で行われるという話を聞いて、業間の休み時間に体育館をのぞきに行きました。全員参加ではなく、「呼びかけ」で担当するセリフがある児童のみの練習です。すると、間隔を十分に空けて体育館の後ろに並んだ子ども達が、反対側の先生に届くような大きい声を出しながらセリフを言えるよう、練習していました。子ども達からすると、普段の生活で大きい声をきちんと出す、という経験があまりないため、まずそれが難しいようでした。先生から「もっと大きい声で。」と指示されると、「え?もっと?」のような顔をしている児童もいましたが、練習の最後には、先生に「よく声が出てましたね。」とほめてもらえました。

 新型コロナウイルス感染症拡大防止対策をしながら行われる卒業式は、今後の練習の仕方も工夫しつつ進められていきます。卒業生にとって良いものとなるよう先生方も努めますので、在校生のみなさんも全力で取り組みましょう!

第3回漢字・計算コンクール

 今日は、今年度最後となる第3回漢字・計算コンクールが実施されました。1年生も3回目となると慣れてきており、今まで学習して培ってきた力を発揮することができていたようでした。6年生にとっては小学校最後の漢字・計算コンクールということで、いつもより緊張感をもって取り組んでいました。もちろん、2年生から5年生の子ども達も、今の学年最後の漢字・計算コンクールなので、「良い点をとってやるぞ!」という気迫が感じられ、漢字・計算コンクールが終わった後「もう1回やりたい!」という声が聞こえてきました。その心構えが立派ですね。

 子ども達はあと25日(25回)ほど登校すると3学期が終わります。白三小のみなさん、今回の漢字・計算コンクールの結果を踏まえて、1年間の総まとめに生かしましょう!

中学校体験入学

 今日の4校時目に、6年生の中学校体験入学がありました。例年中学校を訪問して、中学校の雰囲気を感じつつ中学校進学への期待感を高めるところなのですが、新型コロナウイルス等感染症拡大防止対策として、白河中央中学校の先生方に白三小に来訪いただき、中学校生活のお話をいただきました。例えば、「中学校では授業が50分ある。」「中学校3年生になると、1日に4~5時間は自主勉強している。」などの学習に関する話や、「部活動ではほとんどの部活動で大会がある。」などの部活動に関する話をしていただきました。体験入学後、子ども達に話をきいてみると、「(進学に向けて)気合いが入った。」「野球部もいいけど、テニス部もいいなと思った。」など話していました。みんな、気持ちが中学校進学に向かってきたようですね。

 質問タイムもあり、白三小の子ども達はドキドキしながら質問していました。あと2ヶ月後には、もう中学校に入学していますね。白三小の6年生のみなさん、時が流れるのは早いものですが、残りの小学校生活で6年間の総まとめをするだけでなく、中学校に向けての準備ができるよう、がんばっていきましょう!

何にかこうかな?

 4年生の図画工作科では、「何にかこうかな」ということで、「いつもの画用紙ではないものに、絵をかいてみよう!」という活動をしました。例えば、ダンボールの表面の紙をていねいにはがし、中のボコボコした部分を取り出します。そのボコボコしているところを生かして、正面からではなく横から色を付けていきます。すると、右からも左からも別々の色を付けられるので、右から見たときと左から見たときで、別の絵が浮かび上がるのです。あるいは、ダンボールではなく、布に絵をかいてもいいですよね。「何に絵をかくか」で、色の見え方も、連想するものも違ってきます。絵をかくこと自体はいつもと同じですが、いつもと違う活動に、子ども達は目を輝かせていました。

 子ども達の作品を見せてもらいましたが、ダンボールのデコボコをよく生かしていました。今週は三連休ですので、お家で工作をしてみるのも楽しいかもしれませんね。

黙食・清掃・うがい

 今日は、先日から紹介している白三小の感染症拡大防止対策の第三回目です。そこで今回は、給食からの流れを紹介したいと思います。まず、給食で必ず守ることにしているのが「黙食(もくしょく)」です。みなさんは、「黙食」という言葉を知っていますか? 新型コロナウイルスが流行してから聞かれるようになった造語ですが、意味は文字通り「黙って食べる(しゃべらずに食べる)」ということです。どうしても食事をするときはマスクをはずさなければならないので、給食のときはみんなしゃべらずに食べます。そして、給食後はお掃除です。ただ、みんなで移動する通常の清掃活動はせず、各学級でできる範囲で清掃活動をし、清潔な環境を保てるようにしています。もちろん、清掃活動後は、手洗い・うがい・消毒です。うがいをするときは、事前にうがいの仕方を指導して、飛沫ができるだけ飛ばないように、低いところでゆっくり吐き出すなどの工夫をしたり、水道に並ぶときも一人で並ぶ、あるいは間隔を十分に空けて二人~三人並ぶなどしたりしています。

 色々と学校での活動を変更して生活していますが、子ども達は今ではすっかり慣れて、自分がすべきことを当たり前のようにできるようになりました。今後も継続して感染拡大防止対策に取り組めるよう、子ども達を励ましたり支えたりしながら、笑顔で生活していきたいと思います。

全校集会(放送)がありました。

 今日は放送による、全校集会が行われました。その中で、3名の児童が表彰されました。まず、「芭蕉白河の関俳句賞ジュニアの部」において、1名の児童が表彰されました。「切かぶが 『近くに来てよ』と 鹿に言う」という俳句です。切かぶが鹿に言う、というところで、おとぎ話のような景観がイメージできますね。それと、同じく「芭蕉白河の関俳句賞」なのですが、「当日句会」のジュニアの部で、2名の児童が表彰されました。「亡き祖父が 教えてくれた 桃の味」という句と、「ふるさとで みんなでジャンプ 大晦日」という句です。どちらの句も、家族とのつながりが見えますね。また、バドミントンの大会で優秀な成績を収めたということで、1年生の児童1名が紹介されました。がんばりましたね。

 白三小の児童が表彰されるという、明るいニュースに触れて、心も明るくなりました。今週末は金曜日もお休みで三連休ですので、一週間明るい気持ちで過ごせそうですね。

加湿・換気・空気清浄機

 昨日白三小の感染拡大防止対策として、マスク・手洗い・うがい・消毒の話をしましたが、今日も感染拡大防止対策の話をしたいと思います。

 寒い日が続きますが、やはり冬は寒いだけでなく、乾燥する季節ですよね。乾燥すると、喉を痛めてしまいますし、感染症の心配も増えます。そのため、各学級に1台ずつ加湿器を設置し、空気の潤いを保つようにしています。空気関連の対策と言えば、空気清浄機も各学級に1台ずつ設置しています。それによって、学級の空気がいつもきれいになるようにしています。また、換気にも力を入れており、業間の休み時間とお昼休みは必ず窓や扉を開け、教室の空気を入れ替えています。子ども達も最初は「寒ーい!」と言っていましたが、換気の必要性や上着を着たり寒くないところに移動したりするなどの防寒の方法を話したところ、「寒くなるけど開けなきゃ。」と言ってくれるようになりました。

 今日校内放送で、養護教諭から「休日も学校に行っている日と同じ生活リズムで過ごすことで、しっかり寝ることができます。それに、体調を崩さないようにすることもできます。」というお話がありました。明日からお休みで、来週末は三連休があります。白三小のみなさん、休日の間にたっぷり休んで、また月曜日に元気に会いましょう!