日誌

スクールライフ

進んで学校をよりよく!~その1~

 本校の全校集会は、校長の話と週番の先生の話が中心ですが、今日は、生活委員会の児童が大活躍の集会でした。生活委員会の年間活動計画には「元気なあいさつと美しくくつをそろえられる学校にしよう」というめあてが掲げられています。それを実践した集会になりました。

 「元気なあいさつ、気持ちのよいあいさつとはどんなあいさつなのか?」

 子ども自身が「気づき・考え・実行」できるように、役割演技を行い、問いかけてくれました。

 1つめのパターンは、「相手に先に言われ、通り過ぎた後の背中越しのあいさつ」。2つめのパターンは、「うつむいたまま相手と目を合わせることのないあいさつ」。3つめのパターンは、「立ち止まり、目を見てあいさつしてからの一礼」でした。子どもたちは、自分のあいさつは、何番目のあいさつだったのかを振り返りながら、生活委員会の演技に真剣に見入っていました。素晴らしい!!

 あいさつの質的な向上を目指す信夫二小の子どもたちです。

 

全校集会(校長の話)

 さて、それでは、校長先生の今日のお話はこれです。何でしょう?
 はい、「たけのこ」ですね。先週の水曜日、給食に「たけのこご飯」が出ました。美味しかったですね。
 「たけのこ」は大きくなるのがとても速いです。1日に1メートルも伸びることがあるそうです。1メートルとはこれくらいです。1日で、これだけ伸びるというのはすごいですね。「たけのこ」は、ぐんぐん伸びます。皆さんも、「たけのこ」のようにぐんぐん伸びていってほしいです。身長も伸びてほしいですが、勉強や運動、お友達と仲よくするなどのみなさんの力が、ぐんぐんと伸びてほしいです。進んで自分を伸ばす! 校長先生との3つの約束の1つです。

 では、「たけのこ」が大きくなると何になりますか?
 はい、そうです。 「竹」になりますね。では、次に「竹」についてお話をします。
みなさんは、竹を見たことありますか?竹は背が高いわりには太さは細いです。竹は弱そうに見えるかもしれませんが、実はとても強いのです。地震の時は竹のたくさん生えている中に逃げこむと安全と言われています。竹は中々折れたりしないからです。また、竹は、重い雪がたくさん載ってもびくともしません。この写真の竹は雪が載って曲がっていますが、折れていません。竹は重い雪が上から載ってきても、折れないで、やわらかく曲がります。そして、雪が無くなったら「バネ」のように、また元のように戻ろうとします。竹がもしも「曲がらない堅い強さ」だけだったら、折れてしまうでしょう。このような「やわらかさ」「バネのような力」を「しなやかな強さ」といいます。
 では、「竹」はなぜ強いのかというと、それは、まず、「竹」にはたくさんの「節」があり、竹の幹をしっかり支えているからです。みなさんにも「節」がありますよ。物事の区切り、例えば、朝の会とか、朝の音読とか、勉強が始まる時の礼など、一つ一つの「節」を大切にしてほしいです。すると、竹のように「強く」なれます。
 それから、竹は、根っこが地面の中でつながっています。だから、大風が吹いてもびくともしません。みなさんも、「竹」の(地下茎の)ように、友達同士で手をつないで力を合わせていくと「しなやかに強く」なれると思います。
 昔の人は、このようなしなやかに強い「竹」を使って、箒やお箸、ナイフ、ペンを作ったりしました。ドラえもんのタケコプターも竹で出来ていますね。校長先生は、みなさんにも、竹のように、節目を大切にすること、友達と力を合わせることを行って(実践して)、「しなやかな強さ」を身につけて、ぐんぐん伸びていって欲しいと思います。

バケツ稲づくり

 今日の2校時に、5年生がバケツ稲づくりにチャレンジしました。バケツ稲とは、「バケツで育てる稲」のことです。バケツと土を用意すれば庭やベランダなど場所を選ばず、手軽に稲作を体験することができます。JA夢みなみの方々にクイズなどを交えながらご指導いただいたことで、日本の稲作や農業について、身近に考えることもできました。

 登下校の際、田んぼの風景を毎日、目にしている子どもたちですが、初めて知ることもたくさんあり、時折、歓声を上げながら、生き生きと学習することができました。今度の生育と収穫が楽しみです。

 

見えないものを見る

 このスクールライフでも紹介しましたが、今年度第1回目の全校集会で、見えないはずの人の「心」と「思い」を見ることについて話をしました。(概要)~「思い」は誰にも見えないけれど、「思いやり」は見える。「心」は見えないけれど、「心づかい」は誰にも見える。それは、「心づかい」や「思いやり」は、「行動」だからです。温かい心が温かい行動になり、優しい思いが優しい行動になるとき、心も思いも美しく輝き、相手の人に伝わります。皆さんの思いやりや心づかいで、信夫第二小学校を幸せいっぱいの学校にしていきましょう。幸せを運ぶのは、誰でもない、みなさんです。~

 今日、見つけた「心づかい」と「思いやり」を紹介します。

 

 

 

 

 

 この子どもの作品の掲示の仕方に、子どもを思う教師の心が表れています。お気づきですか?

 作品は、かけがえのない子ども自身です。子どもの言葉や思いを目に見える形として表現した作品を大切に扱うことは、子どもの存在そのものを大切にすることと同じです。自分を大切に扱ってもらった子どもは、きっと友だちの作品やその他の掲示物をも大切にすることができるでしょう。目に見えないものを見ようとする心の目を育てることができるでしょう。思いやりや心づかいで信夫第二小学校を幸せいっぱいの学校にしていきたいです!!

 

学校経営戦略基地の完成!

 私のいうところの学校経営戦略基地は、校長室です。校長室は、校長のための部屋ではありません。人事に関する機密性の高い事務を行うための場所でもありますが、職員や保護者、地域の方々との相談の場でもあります。もちろん、児童への教育の場としても活用します。私は、この校長室を開かれた場にして、信夫二小をよりよい学校にするための戦略を練る場にしたいと考えています。

 そのためのテーマを校長室に掲示しました。そして、本校のオリジナルマーク「キララ」に込められた願い(きらきら輝く笑顔と挨拶がこだまする信夫二小・自然あるれる信夫二小)が、35名一人一人の子どもたちにつながるように願って掲示物を作成しました。

 ぜひ、校長室においでください。子どもたちのため、最後の1年を最高の1年にするための戦略を一緒に考えていただいたり、情報をいただいたりできれば幸いです。

 

 

 

 

 

準備8割!本番2割!

 「準備8割 本番2割」 

 これは、つまり、成功するかどうかは、準備の8割で決まるということです。

 子どもたちの充実した楽しい栽培活動(本番2割)の陰には、準備がありました。この活動の担当教員の綿密な計画と担任の事前指導。本校用務員の畑の準備とマルチ張り。特に、マルチは、子どもたちが作業しやすいように市販のものではなく、手作業でビニルに穴を空けていただいてあります(お椀を使って、一つ一つ丁寧に空けてくださったそうです)。本校教職員の強い連携による協働的実践力が「準備8割」となり、子どもたちの栽培活動の充実「本番2割」となって表れているのです。

 

 

 

 

 

 

栽培活動スタート

 学校の畑で、栽培活動がスタートしました。一足先に種付けをしたジャガイモはしっかりと育ち、芽から多くの葉がでていました。今回は、そのとなりに、さつまいもの苗付けをしました。

 本当に不思議なことなのですが、土のにおいを嗅ぐと人の心って落ち着くものなのですね。自然の中でほっと一息をつく貴重な時間となりました。栽培活動を続けていけば、たくさんの「ふしぎ」に出会うはずです。その気づきを大切に「なぜ?」と思ったことを仲間ともに考えたり、自分で調べていくことを大切にしてほしいと思います。

 これから、生長の喜びを味わいながら、たとえ苦手な野菜であっても、自分たちが育てたという特別な味を感じる子どもに育てたいと思います。いまから、収穫が待ち遠しいです!

学校って・・・

 校庭への出入り口となる2階昇降口の黒板に、楽しいコーナーを発見しました。

 3年生の愛莉さんが係活動で行っている「なぞなぞコーナー」です。2年生の女の子たちと、ヒントを手がかりに相談しましたが、なかなか難しい…。でも、「あ~でもない、こ~でもない」と知恵を出し合う時間の楽しかったこと!!愛莉さんの活動が、会話のタネとなり、人と人とのコミュニケーションの機会を生んでくれました。素晴らしい係活動だと思います。3年生は、交流学習以外は1人の学級です。「一人だから人とふれ合うことはできない」と考えるのではなく、「一人だからこそ他の学年との交流ができる」というように、発想をプラスに転換した活動になっていて、とてもうれしく思いました。そして、愛莉さんのこの活動を支えている担任の教育愛を感じました。

「できないことを嘆くのではなく、どうすればできるようになるかを考える」まさに人としての生き方を学んでいるのですね。学校ってそういうところなんですね。

 

大信こだま太鼓

 昨日、校長室に「大信こだま太鼓」の昨年度会長 青木恵子さんが訪れてくださいました。

 このサークルは、なんと本校から生まれたとのこと!!当時の鈴木茂雄校長先生(第21代校長 H19年度~H21年度)を中心に有志で発足したサークルだと説明を受けました。青木さんは親子でずっと続けてきており、今年度の新会長は、その息子さんなのだそうです。親子共通の趣味があると、一緒に通うことができるし、話題も増え、共に成長できる、とのことでした。

 確かに和太鼓は、大人数でたたく団体演奏が主流のスタイルで、仲間と音を合わせ、心を合わせることで、協調性も身に付きますね。仲間と力を合わせ、作りあげた音楽を披露する達成感は格別だそうです。今年は発表の機会が増えるといいなあと思います。

 例年、本校の中学年の子どもたちは、サークルの皆さんにご指導をいただき、和太鼓を学んできました。今年度の取組が今から楽しみです。私個人の和太鼓のイメージは、「太鼓の振動と心臓の鼓動がシンクロすると、魂が鼓舞され力がみなぎってくる!元気の源!!」そんな気がしています。

 

 

7909

 7909

 この数字には、一体どんな意味があるのでしょう。

 実は、今日が7909日目です。

 これは、本校の「交通死亡事故0」達成日数なのです。

 1階から2階へ上がる階段の踊り場には、10000日を祈願しただるまが飾られています。

 だるまさんに見守られながら、「交通死亡事故0」の達成日数を日々更新している信夫二小の子どもたち!

 大切なのは、自分の目や耳や心をしっかりと働かせることです!

「もしかして」・・・危険予測

「とまる」・・・・・一時停止

「みる」・・・・・・安全確認

「まつ」・・・・・・安全確保

「たしかめる」・・・再確認

 今後も、更新し続けることができるよう、日常的に安全指導を行ってまいります。

自分の命は自分で守る part2

 本日の3校時は避難訓練を実施しました。校舎内火災の想定で行い、避難経路、避難方法、集団行動のあり方について学びました。

 子どもたちは、各学級担任先生方からの事前指導「おかしもさない・けない・ゃべらない・どらない)」を守り、迅速に避難することができました。消防署員の皆さんからお褒めの言葉をいただいたくらいです。

 ところが、今日の避難訓練を自己採点させると、子どもたちからは「80点」との声でした。「そんなことないよ、100点だよ」と言いたくなる気持ちをおさえ、「残念!避難訓練は100点でないと意味がありません。1点でも足りなければ、それが命取りになるかもしれないからです。・・・」と子どもたちに返しました。少し厳しいようですが、子どもたち自身が「もっとできることがあった」と反省したのですから、それに応じようと思いました。そして内心、子どもたちの「よりよくなろう、高みを目指そう」というその向上心に感心しました。

 さすが信夫二小の子どもたちです!次の避難訓練では、自信をもって「100点」と自己採点できるようにしましょう。

 

29日からの7連休に備えて

 下のお便りをご覧ください。

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 本校生徒指導主事が作成したお便りです。連休中の子どもたちの心身の健康を願い、下学年用と上学年用を準備してくれました。この資料をもとに、明日、明後日、各学級ごとに事前指導を行います。なお、保護者の皆様へは、別途、お便りを配付いたします。ぜひ、各家庭でのルール作りを行ってください。保護者の皆様へのお便りは、子どもたちへのお便りとは違って、たくさんの文字で埋め尽くされております。それは、一項目一項目が子どもを守ろうとする気持ち、子どもを愛する気持ちの表れです。ご理解ください。

 各家庭で、ルール作りをする際、留意していただきたいこと…。それは、「甘えさせる」と「甘やかす」の違いです。「甘えさせる」とは、心に力をつけていくこと、愛着関係(全面的に守ってくれる人がいる)を作ることです。 「甘やかす」とは、大人が仕切って子どもに「させる」こと(または、まったく関わらず、わがままにさせること)、チャレンジさせないこと、失敗させないことです。ぜひ、連休だからできることへのチャレンジ、家のお手伝いなど、お子さんの年齢に応じて行ってみてください。

 連休明け、35名の子どもたちが、すがすがしい表情で元気に学校に来てくれることを全職員で待ってます!

 

覚悟~信夫二小最後の校長として~

 先日行われたPTA総会で、ご挨拶申し上げた際、信夫二小最後の校長としての覚悟を3つ申し上げました。諸事情により総会に参加することができなかった保護者の方がいらっしゃいましたので、説明の際使用したスライドとともにポータルサイトにアップすることにいたしました。ご覧ください。

PTA総会校長説明.pptx

 3つの誓いは、以下のとおりです。
「まず、私は、子どもたちを守ります。体はもちろん心もです。そのために、チーム信夫二小の組織力を最大限に引き延ばします。私は、子どもを守る本校の先生方のことも守ります。少数精鋭、大事な存在です。ですから、職員に関するご意見等は、すべて校長にお申し付けください。子どもにだけは言わないでいただきたいのです。子どもの心を守るためです。SNS等で、つぶやくことも行わないでいただきたいです。どんなことでも、皆さんのお気持ちに寄り添って、校長として精一杯の対応をさせていただきます。そして、私は保護者の皆様やこの地域を守ります。たった1年限りの校長ですが、信夫二小に子どもを通わせてよかったと思っていただけるよう、また、皆さんの心にずっと残る学校になるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。」

 

授業参観・PTA総会・学級懇談会

 4月24日(土)の授業参観日には、多数の保護者の皆様においでいただき、子どもたちの学習の様子を見ていただきましてありがとうございました。進級後初めての授業参観ということで、子どもたちはとてもはりきって学習に取り組んでいたようです。また、その後のPTA総会、学級懇談会にも多数ご参加いただき、おかげさまを持ちましてスムーズに会を進めることができました。
 今年一年、星誠司会長様、小澤岳人副会長様、近内聡副会長様、監査の渡辺祐司様、白石成吾様のリードのもと、PTA行事や学年行事等へのご協力ご支援をよろしくお願いいたします。

自分の命は自分で守る~交通安全教室~

 4月22日(木)1・2校時に、命を守る訓練となる交通安全教室を行いました。お忙しい中にもかかわらず、大信駐在所 橋本淳さんがおいでくださりました。そして、1校時は下学年が道路の安全な歩行の仕方について、2校時は上学年が自転車の安全な乗り方についてご指導を受けました。本当にありがたいことです。子どもたちは、その感謝の気持ちをまじめな態度で真剣に取り組むという行動で表すことができました。
 よく言われることですが「自分の命は自分で守る」これが大事です。生活の中では、子どもに大人がいつも付いていて守り続けることができないからです。「自分の命を自分で守る」ために働かせるものは、3つです。それは、目と耳と心。「周りの動きをよく見る」「周りの音をよく聞く」そして、もしかしてこれは危険かな?と気づき、そう思ったらやめる判断力「心のブレーキ」です。目と耳と心です。
 全校生のうち、たった一人であっても、交通事故に遭うことが絶対にないように努めてまいります。

 

 

 

 

何事も進んで!「児童会総会」

 4月21日(水)6校時に、児童会総会が行われました。児童会は、「進んで」が大事で、自分、そしてみんなで問題を解決し合い、責任をもって仕事をやりぬき、自分たちの学校生活をよりよくする会であることを確認しました。誰かがやってくれるではなく、「自分が!」という気持ちで、進んで取り組んでほしいと思います。
 会の進行を担当した6年生、各委員会の活動内容を発表した委員長さん、そして、たくさんの質問をした3年生以上の子どもたち・・・。堂々としていて、立派でした。4年生は全員の児童が質問をしました。学校全体のことを詳しく知ろう、よりよくしようという気持ちの表れです。「よ~し!いいぞ!」と思いました。(手前味噌ですが、子どもたちのこのような姿の陰には、児童会担当の先生、各委員会担当の先生、担任の先生の指導・支援があるのです。信夫二小は少数精鋭のスタッフぞろいです!)

「進んで自分を伸ばす」「進んで学校をよくする」「進んであいさつする」という私からの3つのお願いを果たそうと、子どもたちが主体的に動き始めました。

「自分、そしてみんな 前進を続ける信夫二小~咲き誇れ信夫二プライド~」
子どもたちの活躍に期待しています。

 

お世話になります!「こどもひなんの家」

「こどもひなんの家」とは、子どもが不審者による声かけなどの犯罪被害に遭い、または、遭いそうになって助けを求めてきた場合などに、子どもを保護し、警察、学校、家族等へ連絡する措置を行うボランティア活動です。

 今年は、二小学区に17か所、設置していただくことになりました。本当にありがたいことです。

 引き受けてくださった方が、口をそろえておっしゃるのは、

「二小は今年で閉校ですね。できることは何でもしますから。」

「子どもはかわいいですね。地域の宝ですね。」

「無事に生活できるように、万が一のときは守りますから。」

 このような言葉です。胸がジ~ンと熱くなります(深謝!)

 ご自宅または店舗等の外観を損ねる可能性もあるのに、子どもたちの目に付くようにと、「こどもひなんの家」のステッカーや拡大表示のポスターを掲示してくださっています。心より御礼申し上げます。

 

豊かな表現力

 今日の4校時に5年生の授業参観にいきました。熱心に歯科衛生ポスターを制作していました。授業終了の時刻が迫ったとき、集中していた手を止め、自分の作品を鑑賞した子が弾む声でひとこと。

「この絵好き。うまくいった。」「あ、ぼくも。」

 まさに、自画自賛(自分で描いた絵に自分で賛を書く意から生まれた四字熟語。自分で自分のことを褒めること)です。聞いた方までうれしくなり、思わず、

「そう言えることが素敵。いいね。大好き。」

と返してしまいました。他人の評価を気にせずに素直に自分を表現できるなんて、とても素敵です。「自分で自分を褒めるなんて恥ずかしい」というような考えで、感情を抑え込むことはないと思います。自分が頑張った成果なのですから、自分で十分かみしめていいはずです。

 他にも「あなたがいてくれて助かった」「毎日ありがとう」などと、少し照れ臭いような言葉もしっかり伝えることで、人間関係は潤うものです。嬉しい出来事があった時、瞳がキラキラ輝いたり、声のトーンがいつもより高かったりして、体全体で嬉しさを伝えるような豊かな表現力って素晴らしい。そんな人の思いを受け止めて、一緒に喜べる人になれたら、なお素晴らしいと思います。

 

 

縦割り班清掃スタート!

 今日から縦割り清掃がスタートしました。3階建ての校舎を7つのエリアに分けて7つの班で15分間清掃します。班のメンバーは、5人です。例えば、1班は「1年教室、廊下、南昇降口」6班は「6年教室、廊下、図書室、水道」・・・。これがどれだけすごいことか分かりますか?1人あたりの担当エリアがとても広いのです。てきぱきやらなければ時間内に終わりません。本気でやらなければきれいにならないのです。

 ですから、信夫二小では、入学したての1年生も、必要不可欠な大事なメンバー!今日は初めてだったので、戸惑いながらのお掃除ではありましたが、それでも、自分の役割を覚えようとする下級生の姿があり、無言清掃のお手本を自分の後ろ姿で見せようとする上級生の姿がありました。これからの縦割り清掃の進化が楽しみです。きっと「勤労奉仕の心」や「愛校心」が、育っていくことでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 上級生がほうきではいた後をぴったりくっついてぞうきんがけをする下級生。かるがもの親子みたいでなんとも愛おしく見えました。教えてもらったお掃除の仕方をしっかりと守る信夫二小の子どもたちです。 

 

自慢の姿

 集団登校で道路を渡り終えた後、止まってくれた車にお礼の最敬礼をしている子どもたち。初めて見たときには、とても心が震えました。感動しました。しかし、信夫二小の子どもたちにとっては、特別なものではなく日常的なものとなっています。さりげない姿として身に付いているということが、とても大切なように思います。信夫二小の子どもたちの姿を誇らしく思うとともに、おそらくはこの子どもたちを取り囲む周りの大人たちの日常の行いの素晴らしさが、子どもたちの憧れとなり、より良い大人への成長を育んでいるのだろうと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 子どもに礼儀や行儀を教えるなら10歳までの時期が大切だといいます。脳神経のネットワークの土台が作られる時期に礼儀や行儀を教えていけば、覚えやすくて忘れにくくなります。動きを「体」が覚えてしまいます。10歳というのは、人格が形成され、人生全体に影響を及ぼす、大事な時期なのだそうです。