学校だよりから

　８月５日（金）、夏季休業１６日目。夏休

みも折り返し地点を迎えました。校舎の一室

では、８月２６日（金）に開催される英語弁

論大会に出場する子どもたちが熱心に練習し

ている姿が見られました。指導には英語科教

員のほか、ＡＬＴ（英語指導助手）にも協力

してもらいながら、発音練習や暗唱練習など

を行い、表現力を磨いています。

　頑張れ！南中生！！

【練習の様子】

　夏期休業中、本校では、３年生を対象に希望

者を募って自習室を開放し、「夏休み学習会」

を開催しています。暑い日が続いていますが、

参加者は、自身の「夢」の実現や「行きたい学

校」に進学するために、仲間と切磋琢磨し頑張

っています。

【学習会の様子】

　７月２６日（火）から、３年生とその保護

者を対象に三者面談を実施しています。ねら

いは、３年生の子どもたちが①「なりたい自

分」を見つめ直し「行きたい学校」を再確認

すること、②「目標」と「現状」のギャップ

をつかむこと、③今後の学習をどのように進

めていくのか「戦略」を立てることです。３

年生の子どもたちには、この夏休みは、学習

と息抜きのメリハリをつけて、将来のために

充実した生活を送ってほしいと思います。

　頑張れ受験生！

【面談の様子】

　７月１９日（火）、磐梯ダルクリカバリー

ハウスの方々を講師にお招きし、全校生徒と

教職員を対象に「薬物乱用防止教室」を開催

しました。薬物経験者から、①薬物は身近な

ところにも潜んでいること、②誰でも薬物依

存になる可能性があること、③薬物依存から

は簡単に抜け出せないことなど、実体験を交

えてお話しいただきました。子どもたちにと

って遠い「他人事」であった薬物が「自分事」

になる、「本物」に触れる貴重な機会となり

ました。

【教室の様子】

　７月１３日（水）、２年生がキャリア教育

の一環で「職場見学学習」を実施しました。

キャリア教育の目的は、子どもたちの「社会

的・職業的自立」に必要な資質・能力を育成

することです。「職場見学学習」を通して、

子どもたち一人ひとりが「なりたい自分」を

考えるきっかけになればと思います。実施で

きたのも、コロナ禍の中にもかかわらず、子

どもたちを快く受け入れてくださった白河市

や西郷村内の事業所の皆様、送迎をしてくだ

さった保護者の皆様のご厚意の賜です。本当

にありがとうございました。

【職場見学の様子】

　７月８日（金）、茨城県メディア教育指導

員連絡会の指導員である堤千賀子先生を講師

にお招きし、生徒、保護者、教職員を対象と

した情報モラル講演会を開催しました。講演

会では、Ｚ世代の子どもたちのために、SNS

でのコミュニケーションの注意点やSNS上で

実際にあった事件などについてお話しいただ

きました。夏休みを前に、ご家庭でもSNSの

使い方について、お子様ともう一度確認して

いただきますようよろしくお願いします。

【講演会の様子】

　２４日（金）、生徒会の主催で、県中体連

壮行会を開催しました。本校からは、４名の

子どもたちが陸上、卓球で県南大会を勝ち抜

き、県大会への切符を手にしました。県大会

では、競技のライバルや南中の仲間のために

も、勝敗が決まる最後の瞬間まで気持ちを込

めて戦ってきてほしいと思います。そして、

何よりも「自分」のために戦ってきてくださ

い。大会を通して、さらに「成長」して帰っ

てくることを祈念しています。

【壮行会の様子】

　２２日（水）、近隣の高校の先生方をお招

きし、県立高校説明会を開催しました。この

説明会が自分の将来を考えたり、これまでの

学習を振り返ったりする機会になればと考え

ています。３年生一人ひとりが「なりたい自

分」を目指して、「行きたい学校」に行ける

よう、勉強に、部活動に、係活動に努力でき

る一年にしていきたいと思います。

【説明会の様子】

　２２日（火）、福島県教育庁県南教育事務

所学校教育課指導主事をお招きし、第２回校

内研修会を１年生の英語の授業で実施しまし

た。現在、新型コロナウイルスの影響、

Society5.0の到来、地球環境問題など、将来

を予測することが極めて困難な社会になって

います。そんな中、子どもたち一人ひとりと

社会全体の幸せを実現するためには、子ども

たちに「社会の課題に主体的に向き合い、多

様な他者と協働して解決に向かう力」が求め

られいます。私たち教職員が力をつけること

で、教育活動を通して、子どもたちに不透明

な将来を「生き抜く力」をつけさせたいと考

えています。

【校内研修の様子】

　１５日（水）、生徒会の主催で「いじめ防

止全校集会」を開催しました。約１ヶ月かけ

て、誰にでも、どの学校でも起こりうる「い

じめ」について、「チーム南中」で考えてき

ました。今年度のテーマは「なぜ、私たちは

人を攻撃してしまうのか」でした。人は、一

人ひとりありのまま、尊重されなければなり

ません。他人をありのまま尊重することは、

大人でも難しいことですが、南中の子どもた

ちには、まず相手の考えを理解し、次に自分

の考えを理解してもらうコミュニケーション

の必要性や、自分とは違う相手に対する寛容

さ、心の広さの大切さに気づかせていきたい

と考えています。「いじめ防止全校集会」に

向けた取り組みをイベントで終わらせること

なく、今後の学校生活につなげていきます。

【全校集会の様子】