出来事
はじめが肝心
2学期が始まりました。
今日からまた、このホームページで子どもたちの学校生活の様子を伝えていきます。
2学期も、どうぞよろしくお願いします。
今日は1校時に始業式を行い、2校時以降は、学級ごとに初日にふさわしい活動を行っていました。
1年生は、全員が夏休み中の出来事について友達に紹介しました。
2年生は、2学期の学級のめあてを決めました。
3年生は、2学期の個人のめあてを決めました。
4年生は、夏休みの思い出について作文を書きました。
5年生は、夏休み中の生活について、キーワードをもとに互いにインタビューをしました。
6年生は、夏休みに取り組んできた課題を互いに見合い、共有しました。
どの学級も、とてもよいスタートが切れました。
小さな積み重ね
「塵(ちり)も積もれば山となる」
「小さな流れも大河となる」
「雨垂れ石を穿つ(うがつ)」
これらのことわざのように、小さなことを続けることの大切さは、昔から言われてきました。
勉強でも、スポーツでも、一つ一つ着実に積み重ねていくことが、大きな成果につながります。
アメリカメジャーリーグで偉大な記録を打ち立てたイチローさんも、次のように言っています。
「特別なことをするために特別なことをするのではない、特別なことをするために普段どおりの当たり前のことをする。」
8月1日から夏休みに入りました。子どもたちの様子はいかがでしょうか?
休養することは大切なことなので、ぜひリフレッシュする時間として考え、のんびり過ごさせてください。
同時に先のことを考えて、今できる小さな積み重ねを大切にすごさせてください。
早寝・早起き・朝ご飯、学習、うがい・手洗い、運動、手伝い・・・
虹伝説
ホームページでも度々紹介していますが、本校のキーワードは「虹(にじ)」です。
学校には、虹にまつわる名前のついたものがたくさんあります。
「虹の池」「虹の川」「通知表 にじ」
どうして虹なのだろう・・・と、時々考えています。
話は変わりますが、虹と聞いて思い出すのが、イタリアの画家ウル・デ・リコの絵本「虹伝説/1981年初版」です。虹を食べる7匹の鬼の話です。
虹が大好物の7匹の鬼が、虹ができる谷に行って、虹の根本をつかまえて食べようとするのですが、虹を守ろうとする動物や植物にはばまれ、最後には滅んでしまいます。
実は先日、その絵本にも出てきそうな光景を目にしました。
なんと校庭のすぐ近くから虹が出ているではありませんか。
そして、虹の根本(始まり)が見えるのです。こんなに間近で虹を見たのは初めてです。
本校のキーワードが虹なのは、もしかしたらこんなことが理由なのかもしれません。
本校は、本当に「虹の学校」なのです。
どっち?
今日は1学期の最終日です。
新型コロナウイルスの影響による臨時休校があったため、例年より長い1学期となりましたが、最終日も全員が登校し、無事に1学期を締めくくることができました。
子どもたちと学校を支えてくださった保護者や地域のみなさん、本当にありがとうございます。
さて、今日は「第1回わくわくタイム」で縦割り班対抗のドッジボール大会が行われました。
1~6年生でチームを編成しているため、例えば1年生にとって6年生が本気で投げるボールを捕ることは難しいのですが、そこはさすがで、低学年に対しては下投げでやさしく投げるというルールがあります。だから1年生も楽しく参加することができるのです。
「本気で取り組む面」と「下級生のことを考えてやさしく取り組む面」のどっちも使いこなしながら会を盛り上げる子どもたちに育っているのがとてもいいです。
わくわくタイムの後には1学期の終業式が行われました。
代表の子どもたちの1学期の反省を聞くと、どの発表からも1学期の生活が充実していたことが伝わってきました。
また、他の子どもたちからは「夏休みに期待する気持ち」と「夏休みに入ることを残念に思う気持ち」が聞かれました。どっちの感情も持てる学校になっていることを、とてもうれしく思いました。
なんも言えねえ・・・
2008年の北京オリンピック、水泳男子100m平泳ぎで当時の世界新記録で金メダルを獲得した北島康介選手は、レース後のインタビューで声を詰まらせながら「なんも言えねえ・・・」と言いました。
オリンピック2連覇を期待されたことに対するプレッシャーや責任感から解放されての一言で、その言葉を聞いた人々を感動させました。
あれから12年。
本日、本校で水泳記録会が行われました。
あいにくの天候で、気温、水温とも規定の温度をわずかに上回る程度で、肌寒い中での実施となりました。
すべての学年の開会式で、「日頃の行いがいいので、こんなにいい天気になりました!」と冗談を言いましたが、子どもたちの反応は「・・・。」 笑いも、突っ込みもありません!
あまりのすべりぶりに言葉もありません。(「なんも言えねえ・・・」)
そんなことはさておき、子どもたちは頑張りました。
寒さに負けず、プレッシャーに負けず、みんな一生懸命に競技に取り組みました。
そんな子どもたちの本気の様子を見ていると、うれしくて「なんも言えねえ・・・」という気分になるのでした。
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