表郷小学校

表っ子NEWS

みなさん、大きく成長しました。

1学期71日間。今日で終わりです。
みなさん、この1学期、本当によく頑張りました。
今日、みなさんは、担任の先生から「通知表」を渡されます。
そこには、みなさんが頑張ったことが書かれています。
私は、全員の通知表を読みました。
みなさんが、いろいろと頑張ったことが分かりました。
授業で、よく考えて、発表を頑張った人。
友達の考えを、しっかりと聞くことを頑張った人。
ノートを丁寧に書くことを頑張った人。
漢字コンクールで合格目指して頑張った人。
お家で宿題を頑張った人。
係や当番の仕事を、最後までしっかりと取り組むことを頑張った人。
汚れているところを見つけて、自分からきれいにすることを頑張った人。
困っている人に、優しい言葉をかけることを頑張った人。
朝の挨拶を元気よくすることを頑張った人。
友達と仲良く遊ぶことを頑張った人。
まだまだたくさん、みなさんが頑張ったことがあります。
みなさん、すごいですね。
そんなみなさんに、考えてほしいいことがあります。
4月、みなさんが今の学年をスタートさせた時の自分と、
今、ここにいる自分は、何も変わっていませんか。
自分というのは、変わっていませんが、4月の自分と今の自分では、
大きく変わっていると思います。
できなかったことができるようになったり、
分からなかったことが分かるようになったり、
先ほどのようないろいろとがんばったり、
そういう新しい自分に変わったはずです。
みなさんは、4月の自分から、すごく変わりました。
それを、成長と言います。
みなさんは、この1学期で大きく成長しました。
そして、これからも、みなさんは成長していきます。
でも、まだまだだめだなあ、と思うところがある人もいると思います。
もし、そう思うなら、そこを変えていけばいいんです。
みなさんは、本気になったら、どんなこともできるんです。
大事なのは、あきらめないことです。
明日からの夏休みも、そうやって、
自分を変えるために、大事に過ごしてくださいね。

1学期終業式

 71日間の1学期が今日で終わりです。終業式では、1学期を振り返って、3人の代表児童が作文を発表しました。また、8月1日に白河市立図書館で行われるブックトークに出場する6年生の発表もありました。最後までしっかりとした態度で参加することができました。

1学期最後の給食

 1学期最後の給食のメニューは、枝豆ご飯、鶏の唐揚げ、磯あえ、そして、大根と油揚げの味噌汁でした。調理員のみなさんには、この夏も、暑い暑い厨房の中で、毎日、おいしい給食を作っていただきました。感謝感謝です。

 

明日、第1学期終了

 1学期、71日間。長かったようで、あっという間に過ぎたようにも感じます。振り返ってみても、この1学期は、なんと言ってもコロナでいろいろと大変でした。今また感染拡大傾向にありますが、本校では4月下旬から5月中旬にかけて、長期間、感染状況が続きました。多くの学級が学級閉鎖になりました。その間、保護者の皆様には大変お世話になりました。4月の授業参観も中止となりましたが、6月には実施することができ、子どもたちの学校生活の様子を見て頂きました。5月の運動会は、2週間延期して実施しました。当日は、天気にも恵まれ、いいコンディションの中、子どもたちが競技や係の仕事に頑張る姿をお見せできました。その日は、早朝から終了後まで、準備や片付けにたくさんの保護者の皆様にご協力頂きました。6月からは、ほぼ予定していた教育活動を予定どおりに実施できました。鼓笛パレードや白河探検、表っ子チャレラン、キッズシアター、昔話を聞く会、各学年の校外学習等、それぞれ、充実した活動を行えました。

 皆様のお家でも、ちょっとお子さんの1学期を振り返ってみてください。4月に学校生活をスタートさせた頃のお子さんと、今、一学期が終わろうとしているお子さんは、同じでしょうか。きっと、同じではないと思います。いろいろなところで、成長した様子が感じられるのではないでしょうか。私も、朝、正門前で子どもたちを出迎えていてもそれを感じます。なかなか車から降りられず、お家の人に手を引かれ、やっとやっと昇降口まで送られていたお子さんが、今は、自ら車を降り、お家の人とハイタッチをして、自分だけで元気に昇降口に向かっている姿が見られます。目も合わず、挨拶の声も小さかったお子さんが、自分から元気に挨拶して笑顔で通り過ぎていきます。休みがちだったお子さんが、ほぼ休まずに登校しています。293名の子どもたち一人一人が、大きく成長した71日間だったと思います。そこには、各先生方のご指導があり、そして、各保護者の皆様の支えがありました。たくさん貴重なご意見も頂きました。それもこれも、全て子どもたちの健全な成長につながっていたのだと、改めて思います。ありがとうございました。
 さて、明日20日が第1学期の終業式。21日からは約一ヶ月の夏休みとなります。是非、充実した夏休みになることを願っています。健康で安全に過ごせますよう、お家でもお声がけをよろしくお願い致します。

読み聞かせ(4年)

 今朝は、読み聞かせ会のみなさんがお出でになり、4年生で読み聞かせがありました。今回は、昨年の表郷手作り絵本展で入賞した作品を読み聞かせしていただきました。手作りとは思えない、素敵なお話の絵本でした。

「右」って、こそあど言葉?(3年)

 3年生が、国語で、「こそあど言葉」について学習しました。その中で、「こそあど言葉は何かを指し示す言葉」ということから、「右やななめうしろ、横もこそあど言葉なのかな?」という考えが出ました。そのことについて、みんなでいろいろと考えました。子どもたちは、一生懸命考えて、自分の考えを発表し合いました。

たなばた献立

 今日は七夕。給食も七夕献立。五目寿司にたなばた汁にごま和え。デザートにはくずまんじゅうがつきました。たなばた汁の中には、天の川に見立てた白く細長い麺が入っていました。この麺は、「魚麺」という白身の鱈のすり身でできていました。食感もよく、おいしい天の川でした。

誰かの喜びにつながるとは

 前述の話にもつながる話ですが、私たち人間が、人として得られる最高の喜びは、何でしょうか。欲しいものが手に入ること?願っていたことが叶うこと?それもあるかもしれませんが、人としての最高の喜びは、自分の存在が誰かの喜びにつながるということです。

 本校の先生方が、日々の授業で使用しているチョークは、日本理化学工業という会社で作られているチョークです。(私は個人的に、ここのチョークの堅さがとても書きやすくて気に入っています。)この日本理化学工業という会社は、あることで有名な会社です。それは、障がい者雇用に積極的に取り組んでいる点です。きっかけは、昭和35年に2名の知的障がい者を雇用したことから始まりました。その後、年々増えていき、現在は全従業員90名のうち、63名が知的障がい者になっています。

 なぜ、そのような障がい者多数雇用を目指したのかというと、創設者が会社創設当初、ある禅寺のお坊さんから「人間の究極の幸せ」について教わったからだそうです。創設者の元会長さんは、次のように言っています。
「導師は人間の究極の幸せは、人に愛されること、人にほめられること、人の役に立つこと、そして、人から必要とされることの4つと言われました。働くことによって愛以外の3つの幸せは得られるのだと。私はその愛までも得られると思う。」

 つまり、私たち人間は、欲しいものが手に入ったり、誰かに何かをしてもらったりすることでは、本当の幸せは得られないということです。そうではなく、働いたり、自分の役割を果たすことで、自分の存在が、他の誰かの役に立ったり、助けになったり、誰かの喜びにつながっていると実感できることが、人としての最高の幸せを得られるのだということです。

 前述の登校班の子どもたちが、登校中、すばらしいあいさつをしていることが、毎朝、Oさんの喜びにつながっていたわけです。子どもたちが頑張って取り組んでいることが、この地域の誰かの喜びつながっているとしたら、こんなにうれしいことはありません。同じように、先月、校内で行った表っ子チャレランでは、6年生の子どもたちがそれぞれのゲームコーナーの準備・運営を行い、5年生の子どもたちが、縦割り班の下級生たちを連れて、面倒を見ながら回りました。こういう5年生、6年生の子どもたちのお陰で、下級生たちは楽しい時間を過ごすことができたのです。高学年の子どもたちの中には、きっと(大変だったけど、下級生のみんながとても喜んでくれて、頑張ってやってよかったなあ)と、人としての最高の喜びを感じた人がいたのではないかと思っています。

ちょっとうれしい話

 昨日、表郷にお住まいの地域の方から、学校に電話がありました。Oさんと名乗られたその方は、次のような話をされました。

「毎朝、表郷から会社に通勤している途中で、登校中の子どもたちの集団に会うんです。その登校班の子どもたちは、班長さんの男の子を先頭に並んでいて、道路を横断する時、班長さんが安全旗を出して、道路を横断し終わると、その班長さんと、最後に渡る女の子が、停まっている車の方に深々と頭を下げて、あいさつしていくんです。その姿が本当にすばらしいあいさつで、仕事でいろいろなことがあって気分が落ち込んでいても、いつも元気をもらって、とてもすがすがしい気持ちになるんです。こういう姿を、下の子どもたちも見ているので、これからもずっと続いてほしいなあと思っています。とてもうれしくなって、学校にお伝えしようと思って、電話しました。」
 電話口で、このOさんは、本当にうれしそうにお話してくださいました。それを聞いている私まで、とてもうれしくなりました。それで、電話が終わった後、すぐに職員室に行って、そこにいた先生方に伝えました。先生方もみんな、とてもうれしそうにしていました。すると、しばらくして、ある先生が、保護者の方に電話連絡をしていて、偶然にも、このOさんの話が出たことを教えてくれました。その連絡をした保護者さんがお勤めの会社に、先ほどのOさんが同じくお勤めだったそうです。それで、日中、会社で、Oさんがこの保護者さんに、子どもたちのあいさつのすばらしさを話されたそうです。とてもうれしそうに話されていたので、聞いていた保護者さんが、「学校に是非、連絡して伝えた方がいいよ」と言ってくださったそうです。それで、Oさんが学校に電話をしてくださったことがわかりました。
 この一連の出来事が、すべてつながった時、(表郷って、すてきだなあ)と思いました。子どもたちのよい行動をほめてくださる地域の方がいて、それを共感して受け止めてくださる保護者の方がいて、そして、そういう子どもの姿をうれしく感じる先生方がいる。そして、それらの中心に、子どもたちがいるわけです。まさに、表郷の子どもたちが、地域と家庭と学校の中で、健やかに育っていることが実感でき、私も本当に清々しい気持ちになりました。前にも書きましたが、他にも、登校中、道路に散乱していたプラスチック片を、みんなで片付けてくれた班がありました。曲がろうとしている車に道を譲る班もありました。昇降口で最後の「解散」をしっかりと行っている班もたくさんあります。そういう上級生の子どもたちを中心にして、頑張っている表郷の子どもたちの姿が、どんどん広がっていくといいなあと思っています。

給食でガ○ガ○君!

 今日の給食は、4年2組の希望献立。メインはおろしソースのハンバーグでしたが、デザートには、なんと、あのかき氷のバーがカップに入って出ました。今日も暑かったので、とてもおいしくいただきました。

AED講習会

 白河消防署表郷分署の方々に教えていただき、先生方で、AED講習会を行いました。もし、心肺停止状態の人を発見したら、どのように対応すればよいか、実習しました。また、実習で使ったAEDと学校にあるAEDの違いについても、教えていただきました。

 

ビャッコイの話

 5年生は、総合学習で、表郷の文化財について調べています。今日は、講師の方においで頂き、ビャッコイについて、詳しく話を聞きました。この後、実際にビャッコイや常在院など、見学して回る「表郷探検」を実施する予定です。

校内学校保健委員会

 養護教諭の先生を講師に、先生方で研修をしました。テーマは、「コンプリメントで幸せな学級づくり」。お互いに、自分を見つめ、相手に伝え、肯定的な言葉かけをし合い、前向きなエネルギーをたくさん頂いた研修でした。

今年度はじめての授業参観

 4月の授業参観が中止となりましたので、今回が初めての授業参観でした。保護者の皆様には、前半と後半に分かれて参観していただきました。子どもたちは、学校で頑張っている様子を、しっかりとお家の方々に見て頂こうと、はりきっていました。保護者の皆様には、お忙しい中、参観頂き、ありがとうございました。

食堂給食

 今週から、5年生が食堂で給食を食べています。準備から食べ終わるまで、上手に黙食に取り組んでいます。

防犯教室 ~不審者は男性とは限らない・・・~

 今日は、防犯教室を行いました。学校に不審者が来たという設定でしたが、今日の不審者は女性でした。対応する先生方も、ちょっといつもと違っていて、対応が難しそうでしたが、なんとか取り押さえ、通報してやってきた警察に引き渡しました。全体会では、不審者に対して気をつけることを、白河警察署と表郷駐在所の方々にお話し頂きました。

 学校では、警察署の指導により、子どもたちや先生方に用事がある場合、必ず職員玄関より事務室に声をかけて頂くことになります。どうぞよろしくお願い致します。

表っ子チャレラン

 チャレランとは、チャレンジランキングの略で、ゲームをして、順位を競うものです。今日は、6年生がたくさんゲームコーナーを担当して、そこに、5年生に引率された縦割り班が遊びに行きました。ゲームもとても工夫されていて、みんなで楽しい時間を過ごすことができました。

シュン(旬)です!

 今日の給食のメインは、豚丼でした。そして、その隣の皿には、まさに今が旬、サクランボがつきました。とっても甘いサクランボでした。

看護出前講座(5年)

 実際の病院の看護師の方においで頂き、病院や看護師の仕事について、お話を聞きました。なかなか知ることがない病院の中をスライドで紹介してくださり、詳しく知ることができました。また、自分の心音や呼吸音など、実際の聴診器で聞いてみると、自分の体の内部で、ちゃんと臓器が動いていることを実感できました。そして、お家の人が病院で働いている子どもたちには、親がどんな仕事をしているのか知る機会になりました。

 

戊辰に学ぶ

 白河市の「白河市歴史・文化再発見事業」の一環で、6年生が「戊辰に学ぶ」授業を行いました。教育委員会の講師の先生から、白河口の戦いや仁の心について、お話を聞きました。さらに、秋に修学旅行で行く会津若松との関係についても教えて頂きました。今後、6年生は、白河探検や修学旅行を通して、さらに、白河について学んでいきます。

健気(けなげ)に頑張る子どもたち

 6月に入って、2週目になりました。早いもので、4月にスタートした1学期も、2ヶ月が過ぎ、残り2ヶ月。しかし、日数で言うと、残り30日となりました。(6/8~7/20まで)

 4月下旬からずっと続いていた、コロナの陽性者も、5月下旬には落ち着いて、5月28日には、延期していた運動会を実施することができました。そして、6月から白河市教育委員会のコロナ対応の変更があり、今までのように陽性者が一人確認、即学級閉鎖ではなくなり、今後の教育活動は、今までの感染予防対策を講じていくことで、ある程度、計画的に実施することができそうな見通しです。

 さて、運動会の際には、子どもたちへの応援、そして、ボランティアでの会場準備や片付け等、保護者の皆様には大変お世話になりました。駐車場に関しても、車の移動の連絡が入ったのは一件だけでした。皆様が決まりを守って、駐車にもご協力頂いたお陰です。また、観戦マナーも大変よろしく、小さいお子様が走り回ることもなく、安全に運動会を実施できました。さらには、交代で応援エリアを譲り合っての応援にも、スムーズにご移動をいただき、会場にお越しの皆様がお子さんの頑張りの様子を応援できたことと思います。本当にありがとうございました。

 運動会の子どもたちの様子を見て、私は、(なんて健気な子どもたちなんだろう)と思いました。徒競走では、例え、一番後ろになったとしても、途中で転倒したとしても、最後まで止まることなく、ゴールを目指して走る姿がありました。団体競技でも、接戦になって最後の最後までどうなるか分からない競技もある中、もう途中で勝敗が決まってしまっても、最後まで投げ出さず、頑張る姿が見られました。

「最後まで、頑張る」という健気さ。表郷の子どもたちの素敵なところだと、再確認しました。ある保護者の方が、頑張ったお子さんに対して「家でうんと褒めます。」とおっしゃっていたのが、印象的でした。1年生にとっては、小学校初めての運動会、6年生にとっては、小学校最後の運動会。でも、2年生から5年生にとっても、それぞれの学年で行う運動会という意味では、全員にとって、令和4年度の最初で最後の運動会でした。ですから、多くの方々のご協力の下、今年の運動会がやれたことは、本当によかったなあ、と思っています。

租税教室(6年)

白河関税会の皆様においで頂き、6年生が租税教室を行いました。税の種類や役割を学びました。自分たちが6年間の小学校生活をするのに、1億円かかるのにはびっくり。さらに、1億円のレプリカを持ってみて、その重さも実感しました。

プール開き

 久し振りに全校生が体育館に集まり、プール開きを行いました。水泳学習は、命を守る学習です。体育の先生より、プールのやくそく「かぶとむし」の話がありました。その後、代表児童により、誓いの言葉ありました。みんなで約束を守って、安全に楽しく水泳学習を行います。

教育実習が終わりました。

 4週間の教育実習が終わりました。最後は、お世話になった子どもたちと涙のお別れ。6年生の子どもたちが、サプライズでお別れ会を開いてくれました。この4週間で、しっかりと子どもたちとつながった瞬間でした。先輩として、夢に向かって頑張る姿、子どもたちへの最高のプレゼントでした。お世話になりました。ありがとうございました。

2年生、町探検

 2年生の子どもたちが、町探検に出かけました。学校周辺には、どんな建物があって、どういう場所があるのか、何回に分けて、探検していきます。

交通安全鼓笛パレード

 運動会では披露できませんでした鼓笛の演奏を、今回、交通安全鼓笛パレードで、披露することができました。沿道には多くの保護者の皆様、地域の皆様においで頂き、子どもたちは、はりきって演奏することができました。

運動会、応援ありがとうございました!

 今日は、念願の運動会を、ついに実施することができました。今朝は早朝よりボランティアで会場作成をお手伝いいただきました。保護者の皆様に見守られ、子どもたちは、みな、最後まであきらめずに頑張ることができました。

 

明日、運動会

 明日の運動会の準備を、6年生の子どもたちと先生方で進めました。午後から天候も晴れて、校庭の状態も回復してきました。明日は、子どもたちの頑張る姿がたくさん見られそうです。

久しぶりの鼓笛練習

 今週末の運動会では披露しませんが、6月1日の鼓笛パレードがあるので、久しぶりの鼓笛練習がありました。間が開いていたにもかかわらず、子どもたちは、よく覚えていて、すぐにそろえて演奏することができました。

運動会間近

 いよいよ今週末、運動会を予定しています。子どもたちは、最後の練習に取り組んでいました。

プールもきれいになりました。

 家庭訪問期間中、残った先生方でプール清掃を進めました。お陰で、なんとか、大プールも小プールもきれいになりました。後は、最後の仕上げをしてから、水をためていきます。

教育実習生、頑張っています!

 現在、本校出身の教育実習生が、4週間の教育実習を行っています。6年生を中心に過ごしていますが、他の学年の授業も参観したりしています。昨日、国語の授業実習を行いました。本人は緊張していたようですが、なかなかどうして、落ち着いた授業ぶりでした。

運動会の延期について(続き)

 忽那氏は、「メリハリをつけた感染対策」が大事だを言っています。それは、新型コロナの感染経路を意識した感染対策です。確認ですが、新型コロナの感染経路は3つです。

・接触感染:ウイルスで汚染した物、感染した人の手などに触れるこ
 とで自分の手などにウイルスが付着し、その汚染した部位で目や鼻 など粘膜に触れる。
・飛沫感染:会話などで発生する飛沫を浴びる。
・エアロゾル感染:特に換気の悪い屋内では飛沫の飛ぶ距離(1~2m)を超えて感染が起こり得る。

 そこで、接触感染に対してはこまめな手洗い、飛沫感染やエアロゾル感染に対してはマスク着用と3密を避けることで感染を防ぐことができます。
 過去2年間で、どういう状況で感染が起こりやすいのか分かってきました。それは、特に屋内でのお互いがマスクを外した場面であり、具体的には家庭内や会食などです。家庭内でのマスク着用は現実的ではありませんが、常に部屋の換気を心がけることは重要でしょう。また、会食は人が多く集まるほど、時間が長くなるほど感染するリスクが高くなり、感染者が増えやすくなります。実際、本校でも、休日にお友達とマスク無しで遊んだという例が報告されています。学校では、給食時、一方向で黙食しています。でも、仲良しさんとの会食では、なかなか難しいのかも知れません。それでも、

・なるべく少ない人数で
・あまり長時間にならないように
・マスク会食の徹底

 このことについては、休日、遊びに行く時は、気をつけていただきたいと思います。
 そして、忽那氏は、過剰な感染対策の見直しについても言っています。特に、消毒については、大事なのは、何かに触った後に自分の顔を触る前に手洗いすることを習慣づけることだそうです。消毒に安心して、手洗いがおろそかになっていないでしょうか。

 これからの2週間、今まで同様、学校でもご家庭でも、上記の感染対策に気をつけながら、次こそは、予定どおり運動会が実施できるよう、取り組んでいきたいと思います。引き続き、ご協力をよろしくお願いいたします。

 最後に、次のような場合は登校を控えて頂きたいのでご確認ください。

○お子さんが、風邪の症状(発熱、のどの痛み等)が見られる場合
○もしくは、ご家族に風邪の症状が見られる場合

 そして、症状が治まった後も、受診している場合は1日、受診していない場合は3日、様子をみてくださいますよう、お願い致します。

運動会の延期について

 事前にお伝えしていたとおり、今週、陽性者が確認されたことにより、5/14(土)・5/15(日)の運動会は延期とさせていただきました。2週間後の5/28(土)、荒天時は5/29(日)に実施予定です。

 4/24(日)に最初の陽性者を確認してから、この3週間、学級閉鎖を繰り返しながら、感染拡大防止に努めてきました。実際、学級閉鎖期間に新たな陽性者を確認したのは一学級だけで、他の閉鎖した学級では新たな陽性者は出ておりませんでした。これは、学校における各学級での担任の先生方に感染対策をしっかりと取り組んでいただいたことと、各家庭において、健康観察と自宅待機措置をきちんと行っていただいてきたお陰だと改めて感謝申し上げます。

 しかし、この3週間、学級は違いながらも、ずっと、陽性者が確認される状況が続いていることについては、保護者の皆様に数々の不安とご心配、ご迷惑をおかけしておりますことに、大変心苦しく感じております。また、学校においても、先生方にも急な学級閉鎖対応等で大変なご苦労をかけてしまっていることも申し訳ない気持ちでおります。そして、何よりも、表郷小学校の子どもたちに、なかなか平常の教育活動が、当たり前のように行えていない日々を過ごさせてしまっていること、そして、学校に来たくても、それが叶わない子どもたちがいることについて、校長として責任を感じております。

 こういう状況を何とか打破できないものかと、この3週間、ずっと思い悩んで参りました。なぜ、陽性者が出てしまうのか、どうしたら、防ぐことができるのか。そのことについて、はっきりとした答えが出ないのが正直なところです。ただ、この3週間の陽性者の感染状況から、こういうことに気をつけていただけたら、という点が見えてきました。感染症専門医の忽那賢志(くつなさとし)氏のお話と一緒にお伝えします。(次へ)

運動会係打ち合わせ

 14日の運動会に向け、6年生の子どもたちが、係打ち合わせを行いました。今年は、昨年より人数が少ないのですが、6年生の子どもたちは、自分たちが運動会を支えるという強い気持ちで頑張っています。

白河ラーメン

 今日の給食は、白河ラーメンでした。ちゃんとゆで卵、ほうれん草、メンマ、そして、チャーシューが乗った本格的なものでした。おまけに海苔もついていました。

運動会全体練習

 久しぶりの晴天の下、運動会の全体練習を行いました。今回は、開会式と閉会式の練習をしました。最後まで頑張って取り組みました。

教育実習生、来校

 今日から4週間、教育実習生が来ることになり、本日、来校しました。6年1組に入りますが、他の教室にも参観に行きます。実は、本校の卒業生で、子どもたちの先輩です。どうぞ、よろしくお願いします。

図書館 春の掲示

 今、図書館の掲示は、イースターバニー、イースターエッグの掲示です。

 イースターのお祭りでは、隠されたイースターエッグを探し出すイベントもあるようです。図書館に隠されたお宝の本を探すように、自分のお気に入りの一冊を見つけてほしいです。

こどもの日献立

 メニューは、たけのこごはん、鮭の三味焼き、おひたし、あさりのすまし汁、そして、柏餅がつきました。柏餅の袋には、かしわもちの由来について書かれていました。柏餅は、二百年くらい前に作られたそうです。柏の木は、絶えず葉が茂っていて、新芽が出るまで、古い葉が落ちないそうです。そこから、家庭が常に栄えるようにということで、五月五日の端午の節句に柏餅を食べるようになったそうです。明日からの3連休は、いいお天気になるようです。お出かけの際は、感染対策をしっかりと取って、お出かけください。

オンラインで児童会総会

 オンラインで、各委員会の計画を発表しました。事前に受けていた質問の回答も行いました。「気づき 考え 実行する」児童会を目指して、各委員会が動き出します。

表郷の文化財

 ビャッコイは、県指定の天然記念物ですが、表郷地区には、「数多くある~文化財・・・」と校歌でも歌われているように、たくさんの文化財が存在します。その中でも、私が一番に選ぶとしたら、やはり、「常在院の絵巻物」でしょうか。

 常在院は、表郷中寺にあるお寺です。このお寺に、ある有名な妖怪伝説にまつわる絵巻物があるのです。その妖怪とは、「九尾の狐」です。
 この九尾の狐は、平安時代に、京の都に現れた妖怪です。狐は化けるのがうまいので、玉藻前(たまものまえ)という絶世の美女に化け、当時の天皇を呪い殺そうとしました。しかし、その正体を陰陽師に見抜かれた九尾の狐は、今の栃木県の那須原に逃げました。京より追ってきた討伐軍は、苦戦しながらも、ついに九尾の狐を討ち取ります。しかし、死んだはずの九尾の狐の魂が、大きな岩に乗りうつり、毒石となって周囲に毒気を吹き出し、近づく人や動物の命を奪いました。那須野に住む人々は、この毒石を「殺生石」と名付け、近づくことを避けていました。
 それから何年も経ち、何人もの僧侶がここを訪れては、殺生石の呪いを鎮めようとしました。しかし、みな、命を奪われました。ある時、一人の高僧が、この殺生石の呪いを鎮めようと、那須野に来ました。この高僧は、玄翁(げんのう)和尚と言いました。玄翁和尚は、大変強い念力で、ついに殺生石の呪いを鎮め、その時、殺生石は砕け散り、そのかけらは日本全国に飛び散ったのでした。

 この物語が、絵巻物となり、常在院に残っているのです。それがなぜかというと、殺生石の呪いを鎮めた玄翁和尚が、この常在院を建てたからです。さらに、全国に飛び散ったという殺生石のかけらの一つが、常在院の裏山にも飛んできて、今も残っているのです。もうすごすぎです。そして、もう一つ。玄翁和尚の強い念力で、殺生石が砕け散ったという伝説から、石などをたたき割る「かなづち」を「げんのう」と名付けられました。

 常在院の絵巻物の正式の名前は、「紙本著色源翁和尚行状縁起(しほんちゃくしょくげんのうおしょうぎょうじょうえんぎ)」と言います。幅約30cmで、長さが約15mほどの絵巻が3本あります。この絵巻は、年に1日だけ、8月7日に御開帳します。興味がある人は、常在院を訪れてみてはいかがでしょうか。とてもきれいに彩色された素敵な絵巻物です。

ビャッコイは、カネヤマイだった?!

 まず、「ビャッコイ」とは何か、知らない方がいるかもしれませんので、説明します。ビャッコイについては、白河市のホームページに次のように紹介されています。

 表郷小学校北側の林の泉(通称不動清水)に自生するカヤツリグサ科、ビャッコイ属の植物である。明治33年(1900)頃、鈴木貞次郎が採取し、福島師範学校(現福島大学教育学部)教諭を経て植物学者牧野富太郎に渡り「ビャッコイ」と命名され、明治37年に学会で発表された。岩代国戸ノ口原(会津若松市)付近の採取品と紛れたため、白虎隊の古戦場にちなんで命名されたという。清らかに澄み、冷たい清水の湧く泉に自生する多年草で、通年10~12℃の水温を保つ湧泉の小流や小池沼などに限って生育し、砂質の土壌に根を張る性質がある。全体は淡緑色で長さ10~50cmに及ぶものもある。また、生育地の水深の変化に伴いその形態にも著しい相違がみられる。花は大きさ数mm程度で灰緑色を帯び、8~9月にかけて長さ5~15cmの花茎から茎頭に穂状に開く。一説には氷河期の名残を留める植物で、日本ではここにしか自生していないとされ、平成16年(2004)に岡山理科大学の星野卓二教授によるDNA鑑定の結果、オーストラリア産ビャッコイと近縁種であることが判明した。白河と近縁種のビャッコイはオーストラリア、インドネシア、パプアニューギニア、ニュージーランドの標高700~3900mの山地の湿地や水辺に分布し、生育の環境はそれぞれ異なり、北半球での存在は表郷のみである。

 特に、注目してほしいのは、日本では表郷にしか自生してなく、世界でも5カ所にしか生育していない点です。それだけ希少価値がある植物が、この表郷に生育しているなんて、すごいことです。なぜ、ここだけなのか。おそらく、遥か昔には、至る所で生育していたものが、長い年月を経て、生育環境の変化に伴い、少しずつ姿を消していき、今、日本ではこの表郷にだけ、その種が奇跡的に生き残ったのかもしれません。ビャッコイが生育している環境は、清水が湧き出していて、緩やかに水流があり、周囲の樹木により、適度に日陰になっています。きっと、ビャッコイの成長にどんぴしゃりと、はまった環境だったのでしょう。しかし、温暖化など、昨今の環境の変化により、全て自然任せでは、ここまで残っていなかったかもしれません。このビャッコイの保護のために、たくさんの方々が昔から携わっています。中学生も協力されているそうです。そういう方々の努力のお陰で、今もビャッコイは生き続けられているのです。

 この新種の植物に、「ビャッコイ」と命名したのは、植物学者の牧野富太郎博士です。ただ、ちょっとおしいのは、博士が会津の植物と勘違いしたために、白虎隊のビャッコが名前についたことです。もしかしたら、ここカネヤマの名がついて、「カネヤマイ」だったかもしれません・・・。最後に、名付け親の牧野富太郎博士がモデルとなる朝の連続テレビ小説が、2023年春放映されるそうです。ストーリーの中に、ビャッコイが登場するといいですね。

粘土で表現

 4年生の子どもたちが、図工の時間、粘土で表現活動をしていました。自分の思いを形にしようと、みな集中して取り組んでいました。粘土は、何度でもやり直しがきくので、自分のこだわりが形になるようです。

オンラインで交通教室

 表郷駐在所、表郷交通安全協会の皆様においでいただき、オンラインで交通教室を行いました。まず、6年生の代表児童に「家庭の交通安全推進員」委嘱がされました。次に、1年生の代表児童に、交通安全の黄色い傘が贈呈されました。その後、駐在所の方より、交通安全のお話をいただきました。

子育てのヒント

 授業参観が中止になり、当日、懇談会の折に、校長よりお話しする予定だった内容を載せます。どうぞ子育ての参考にしてください。

(前略)長く教師という仕事をやってきて、今、改めて思うことは、この仕事は、自分一人では何もできないということです。私たち学校の教職員は、学校に来る子どもたちがいるから、この仕事ができるのです。そして、そうやって学校にお子さんを送り出してくれるお家の方々がいるから、この仕事ができるのです。だから、保護者の皆様に感謝なんです。子どもたちに感謝なんです。そして、そういう子どもたちを、みんなで協力して、みんなで関わって、教育を施すわけですから、この表郷小学校で、共に働く仲間の先生方にも感謝なんです。子どもと保護者の皆様と、そして、同僚の先生方と、感謝感謝で仕事ができるのです。

 さて、保護者の皆様は、お子様の子育てでいろいろとご苦労をされていませんか。かく言う私も、一人の保護者として思うのですが、子育てについて、マニュアルも教科書もありません。だから、これでいいのかという自信がもてないと思うのです。でも、なぜ、子育てにマニュアルはないのか。たぶん、お子さん一人一人が違うからです。表郷小学校293名の子どもたちには、293通りの子育てが存在するのだと思います。では、何か、ヒントはないのか。

 以前、諸富祥彦(もろとみ よしひこ)さんという心理学者で教育学の教授の方が、子育ての講演会で、次のような話をされていました。その中に、子育てのヒントがあるかもしれませんので、ちょっと紹介します。▼「子育ては・・・なるようにしかならない。まさに、子育ては運。いつ、いかなる時に、子どもがよくもわるくも変わるかは、正直誰にもわからない。ただ、言えることは、なるようにしかならないということ。これは、言い換えると、なるようになることが大事。つまり、親の立場から言えば、親が子どもの成長を邪魔しないことが一番。それは、親として子どもに『してはいけないこと』をしないこと。

 子どもの成長にとって、一番大事なことは、親の心が安定していること。だから、してはいけないことの一つ目は、「イライラ、カリカリを子どもにぶつけないこと」。もし、いらいらしてきたら、親の方が子どもから一歩引く。場合によっては、子どもから離れること。そして、場所を変え、イライラカリカリを解消してくる。いらいらして、子どもと対等にやり合うということは、親が「子ども」と同じ立場になっているということ。親は、「大人」なのだから、「子ども」になってはいけない。 してはいけないことの二つ目は、「否定的なことを言わないこと」。何やってるの、ダメなんだから、馬鹿、しょうがない等の否定的なことを言われ続けた子どもは、自分自身そういう子なんだと受け止めてしまう。そうではなく、肯定的なことを子どもには言うことが大事。さすが、いいね、じょうずだね、大丈夫、きっとできるよ、ここまでできたね、すごいね等。

 してはいけないことの三つ目、「兄弟と比較しないこと」。全くおまえはダメなんだから、等と比較されて否定的なことを言われた子どもは、自分に自信を持てない子になる。だから、全ての子に「自分が一番愛されている」と感じさせることが大事。

 これら、してはいけないことを親はしないこと。そして、子どもがどんな悩みも打ち明けられる親になること。そのためには、親自身が、人間的に成長することが大切。それは、本気で生きている姿や深く自分を見つめる姿を、子どもに見せること。親が子どもに本気で仕事に打ち込み、深く自分を見つめ、悩み、それでも前に進もうとする姿を見せること。」

 

 

 

授業参観、お世話になります。(LIVE No.6より)

 4/25(月)授業参観を行います。すでに日程等はプリントでお知らせしましたが、感染対策にご協力をいただき、ご参加くださいますよう、お願いいたします。

 授業参観 13:20~14:05 全学級
       前半:13:20~13:40
       後半:13:45~14:05
 前後半とも、20分ずつの参観となります。短い時間で申し訳ございませんが、お子さんの頑張っている姿を見にお出でください。

 児童下校 14:10(スクールバス14:20)
 この後の懇談会等に残るために、お子さんを預かってほしい場合は、食堂にてお子さんを待たせます。

 学年懇談会 14:20~15:00 各主任の教室
 会の最初の時間に、オンラインで、PTA会長さんよりごあいさつ、続いて校長よりお話しさせて頂きます。

 PTA合同役員会 15:15~16:00 各指定教室
           各委員になられている方々、お世話になります。

 PTA全体会 16:05~16:30 食堂
         本部役員並びに各委員会委員長のみで行います。

ツバメに思う(LIVE No.6より)

 今、学校の敷地内を、盛んに飛び交っているのが、ツバメです。校舎のあちこちで巣作りも始まっています。人の姿を見ると飛び立つのですが、近くのロープなどに止まって、しきりに鳴いています。ツバメは、昔から農作物の害虫を食べてくれる益鳥として、農家の人たちには大切されてきました。

 私は、ツバメというと、次の二つの作品を思い出します。
 一つは、オスカー・ワイルドの書いた短編で「幸福な王子」というお話です。ある町の公園の中央に、高い台座に立っている、とてもきらびやかな王子の像がありました。全身を金箔やたくさんの宝石で飾られたその像は、人々から「幸福な王子」と呼ばれていました。ある夜、この王子像で休もうと飛んできた1羽のツバメに、王子が話しかけました。「あそこの食べ物に困っている家族に、宝石を届けてくれないか。」ツバメは、言われるままに、王子の剣についていたサファイヤをくちばしで外し、その貧しい家族の家に届けてあげるのでした。そうして、毎夜毎夜、王子の目に映る、貧しい生活をして困っている人たちに、王子はツバメに頼んで体中の金箔や宝石を全て届けてあげたのでした。その結果、ただの薄汚い石の像となった王子像は、台から下ろされ、壊されていまいました。その傍らには、最後まで王子の願いを叶えた結果、暖かい南の国へ渡る時期を逃し、寒さで凍え死んだツバメがいました・・・。その様子を天界からみていた神様は、天使を使いに出しました。地上に降りてきた天使は、王子の鉛の心臓とツバメの亡きがらを抱いて、また天に帰っていったのでした。
 私は、子どもの時、この話を絵本で読んで、この王子とツバメの行為に驚き、そして、自分のことより相手のことを考えた行動の美しさを知りました。

 二つは、斎藤茂吉が詠んだ短歌の作品です。
 「のど赤き 玄鳥(つばくらめ)ふたつ屋梁(はり)にいて
           足乳根(たらちね)の母は 死にたまふなり」
 茂吉の故郷は、今の山形県上山市。その故郷に住む母親が危篤だという知らせが、東京に住んでいた茂吉に届きました。急いで夜行列車に飛び乗って母のもとへ急ぐ茂吉。家に着くと、母は今にも息絶えようとしていました。悲しみに涙をこらえる茂吉が天井の方を見上げると、暗い農家の屋根の梁に、のど赤い2羽のツバメが止まっていました。ツバメは、そこから、じっと下の様子を見ています。ああ、こんな中で、私の母は、今、死んでゆこうとしているのだ、と心の中で母への思いをかみしめる茂吉なのでした。
 たった31音からなる短歌。その言葉で表現される短歌の世界。愛する母を亡くそうとして悲しみにふける茂吉と、ただじっとたたずむ2羽のツバメ。その対称的な情景が目に浮かぶようです。

 ツバメが巣を作ると幸運が舞い込むと言います。今、必死に巣作りに励むツバメたちを、そっと見守りたいと思います。

表郷三山(LIVE No.5より)

 「表郷三山」と呼ばれるものが、実際にあるのかどうかは確かめておりません。ただ、私が個人的に、そう名付けました。

 私が考えた、「表郷三山」は、次の三山です。

 建鉾山(たてほこやま) 標高403m 表郷高木三森地区
 天狗山(てんぐやま)  標高625m 表郷番沢地区
 関山(せきさん)    標高619m 白河市関辺

 これらの山々は、私の通勤途中、社川を渡る辺りで、三方向に同時に眺めることができるのです。その中で、正面にどんとそびえるのが、天狗山です。以前、11月下旬に、日本一遅い山開きをする山として有名でした。片道約1時間の登山コースも、聞いたところ、今は4つのコースが存在するそうです。なかなか登りがいのある、表郷地区を代表する山だと思います。
 天狗山から左の方へ目を移すと、少し遠くに、きれいな円錐形の形をした山が見えます。それが、建鉾山(武鉾山)です。この山には、日本書紀にも登場する日本武尊(やまとたける)の伝説があります。そして、この山からは、勾玉や剣などの祭祀に使ったと思われる遺物も多数出土しています。そして、この山の頂上からは、表郷地区の田園風景が眼下に広がり、私が登った春は、田植えの時期で、一面青々とした緑一色の美しい風景を眺めることができました。きっと、秋には黄金色の稲穂が風に揺れる景色になるのだろうと想像しました。
 そして、最後は、表郷小学校の校歌にも登場する関山です。かなり昔は、表郷小学校では、関山まで遠足で登ったそうです。この関山の最大の売りは、なんと頂上から「富士山」が見えることです。私は3回登って、まだ一度も見えませんが、いずれ見てみたいと思っています。それから、この関山には、松尾芭蕉も登ったと言い伝えられているそうです。

 表郷三山ではないのですが、表郷小学校の校歌には、「那須連峰」も登場します。天気がよければ、きれいな山並みが眺められます。白河には、日本最古の公園と言われる南湖公園があります。その南湖公園を築いた松平定信は、造園する際、遠くにそびえる那須連峰を、南湖公園の借景としたそうです。借景とは、日本庭園における様式で、背後の美しい山並みなどを、庭園の背景として扱う技法です。南湖の湖面のその奥に、那須連邦の山並みが見える様は、ずっと眺めていられる景色です。

脚下照顧(LIVE No.5より)

 脚下照顧(きゃっかしょうこ)と読みます。

 これは、もともと、仏教用語で、禅寺などの玄関先に、この札が掲げられているのを見かけます。直接の意味は、「脚(足)下を照らして、我を顧(かえり)みる」。今、自分が脱いだ履き物を振り返り見て、自分の心の有り様を知る。そこから、脱いだ履き物をそろえることを示しています。子どもたちの中には、この脚下照顧を実践している子どもたちがいます。私は、校舎内を回りながら、トイレのサンダルも見ています。すると、いつもトイレのサンダルがきちんとそろっているところがあるんです。自分が履いたサンダルをそろえる。もし、他に乱れているサンダルがあったら、一緒にそろえる。そういう行動がとれる子どもたちがいるということです。きっと、その子にとっては、当たり前のように履き物をそろえているのだと思います。そういうことができる子どもたちが、表郷小学校にいるんだなあと思うと、とてもうれしくなります。

 学校文化には、この「脚下照顧」と似たような言葉が他にもあります。それは、「机の乱れは、心の乱れ」です。休み時間に遊びに行く時や次の学習のため教室を移動する時、さっきまで自分が使っていた机を振り返って見てみる。その時、机の上に鉛筆や教科書などが出しっぱなしになっていたり、椅子がきちんとしまってなかったりします。そういう状態が「机の乱れは、心の乱れ」です。つまり、使った物がきちんと仕舞えてない乱れた状態は、今の自分の心の乱れを表している、というものです。

 靴を脱いだ時、トイレのサンダルを脱いだ時、くつやサンダルをそろえながら、自分の心も整える。席を立つ時、学用品や椅子をしまいながら、自分の心を整える。私たちの所作、動作、取り組む姿勢などは、全て、そういう行為を行う気持ちが反映しているものです。だから、くつや机などの目に見える物の状態から、目に見えない気持ちを察するのです。

 私たちの普段の生活においても、今述べたようなことを感じる時があります。例えば、忙しくて、なかなか部屋の片付けができていない時などは、何か落ち着かず、生活もがさがさしがちです。やろうとすることもうまくいかず、ちょっとイライラしたりします。しかし、逆に、部屋を片付けて、きれいに掃除した時は、気分もすっきりし、心に余裕も生まれ、なぜか前向きに頑張ろうという気持ちになります。日々の生活は、次々にやることがあって、忙しいものです。しかし、その中にあっても、ちょっと身の回りを整えて、心を整えて、一息つく時間を持つことも大事なのかもしれません。

4月のスタートしてから・・・(LIVE No.4より)

 昨日で、今年度がスタートして10日経ちました。この間、いろいろな検診が行われたり、県や全国の学力調査が行われたりと、毎日いろいろと実施しながら、それでも、日々の授業を着実に行われてきました。運動会に向け、走力の記録を取ったり、紅白が決められたり、さらには種目の練習も少しずつ行われています。1年生も、もうすっかり小学生としての毎日を過ごしています。昨日も、1年生を迎える会が行われ、それぞれの学年紹介も行いました。また、5年生と6年生による委員会活動も新しく編成され、21日の児童会総会を経て、新しい委員としての活動が動き始めます。

 本当に毎日はりきって頑張っている子どもたちですから、お家に帰って、ちゃんと休養はとれているでしょうか。前にも書きましたが、睡眠時間はしっかりととれていますか。夜更かしはしていませんか。睡眠の効用はいろいろと言われていますが、大きくは、身体の疲労回復と成長ホルモンの分泌、そして、免疫力の向上です。昔から「寝る子は育つ」と言われます。これは、睡眠をしっかりととることで、身体的にも成長を促し、病気に負けない元気な体が作られるからです。

 睡眠をしっかりととることは、学習面でもプラスに働きます。子どもたちは、授業でたくさん考えて、発言したり、ノートを書いたりすることで、脳自体もとても疲れた状態で家に帰ります。お家で栄養を取り、睡眠を取ることで、脳の疲労も回復します。そして、次の日、また学校で頑張る気力も満たされます。しかし、そうして疲れた脳を、ゲームのやり過ぎや動画の見過ぎなどにより、さらに疲弊してしまうと、その影響が翌朝まで引きずって、あまりよくありません。ゲームや動画視聴など、楽しいことはよくわかります。ただ、長時間にならないような家庭での過ごし方を考えてほしいと思います。

 新しい学年での新生活が軌道に乗ろうとしている今、そして、月末にゴールデンウィークを控えていることを考えると、少しでも、生活の問題点を、早い段階で改善してほしいです。


 明日21日(木)は、先生方の研究会のため、3校時限で、全学年11:10下校になります。早い時間での帰宅になりますので、お家に帰ってから、安全に過ごすよう、お家でもお話しください。なお、自転車乗りの範囲は、
 ・高学年・・・学区内
 ・中学年・・・方部内
 ・低学年・・・家の周り
となっています。きまりを守り、ヘルメットをかぶって、安全に自転車に乗るようにお願いします。

風邪症状でお休みする場合の対応について(LIVE No.4より)

 未だ、新型コロナウイルス感染状況は、大きく減少することはなく、感染対策を緩めるわけにはいかない状況です。しかし、それでも、以前のような感染者数の急激な増加は見られず、白河市内でも、表郷地区内でも落ち着いている状況ではあります。ただ、コロナ感染リスクがなくなったわけではありませんので、今後も十分気をつけて生活してほしいと思います。

 さて、これまでは、風邪症状でお休みする場合は、症状がなくなってから、3日間、お家で様子をみてもらっていました。それは、風邪症状が、風邪から来るのか、それともコロナ感染から来るのか、定かでないからでした。さらに、オミクロン株では、一度症状が治まってからも、また再度症状が現れることがあるからでした。そのため、表郷地区の保護者の皆様には、念のため、そのような対応をお願いしてきました。

 今、地域の感染状況が落ち着いていることから、次のように、これまでの対応の一部見直しをいたします。これについては、表郷中学校と表郷幼稚園も同じ対応で確認しておりますので、よろしくお願いいたします。

①風邪症状がみられる場合、まず、病院での受診をお願いします。
②その結果、風邪等の診断が出た場合、症状が治まるまで自宅で療養ください。
③お休み中も、容体について、学校までお知らせください。
④症状が治まった場合、ぶり返し等があるので、そのまま1日だけ自宅で様子をみてください。
⑤特に異常が見られない場合、その翌日から登校してもらって結構です。

 以上のように、対応を見直します。ただ、この対応は、病院での受診を受けた結果によるもので、病院に行かれない場合は、これまで同様に、症状が治まってから3日間、自宅で様子をみていただきます。また、学校に登校した後に、症状が現れた場合は、すぐにお迎えをお願いいたします。そして、これらの対応は、他の同居されるご家族にそのような症状がみられる場合も、同じように、お子様は自宅で様子をみていただくことになりますので、お願いします。

 最後に、上記のような対応をしばらく取りますが、今後、白河市や表郷地区内での感染状況が変わるような場合は、また、対応を変更することもありますので、どうぞご理解、ご協力をお願いいたします。

ちゃぐりん贈呈式

 JA東西しらかわの皆様においで頂き、「ちゃぐりん」並びに社会科の補助教材をいたざきました。受け取った代表児童が、ちゃぐりんの雑誌を楽しみにしている感想を述べました。JA東西しらかわの皆様、ありがとうございました。

1年生を迎える会

 今年は、51名の1年生を迎えました。2年生から6年生のお兄さん、お姉さんたちが、それぞれの学年の紹介をしました。今年一年、みんな、仲良く、楽しく活動していきたいです。

表郷小の校歌(LIVE No.3より)

 まず、次の詩をみなさんは、聞いたことがあるでしょうか。

  春のうた

かえるは冬のあいだは土の中にいて春になると地上に出てきます。
そのはじめての日のうた。

ほっ まぶしいな。
ほっ うれしいな。

みずは つるつる、/ かぜは そよそよ。
ケルルン クック。/ ああいいにおいだ。
ケルルン クック。

ほっ いぬのふぐりがさいている。
ほっ おおきなくもがうごいてくる。

ケルルン クック。/ ケルルン クック。

 この詩は、春、かえるが土の中から出てきて、地面から顔を出した時の喜びを歌っている「春のうた」という詩です。

 この詩の作者は、かえるの詩人と呼ばれた、草野心平さんです。心平さんは、かえるをモチーフにした、たくさんの詩を作りました。中には、こんな?な詩も作っています。

 

 

     

 この詩のタイトルは、わかりますか?というより、そもそも、これは詩なの?という疑問が先に来そうですが。この詩のタイトルは・・・「冬眠」。そう、カエルが土の中で冬眠している様子を表現しています。冬眠しているカエルは、何も語りません。動きもしません。ただ、じっと眠っている。それを、黒丸一つで表す創造力。なんと素敵じゃありませんか。

 こんな素敵な詩の作者である草野心平さんが、我が表郷小学校の校歌を作詞しています。

わが故郷の美しさ / みどり関山 社川
ここにして われらは学ぶ / 春夏秋冬 扶けあいつつ
大いなる 未来めざして / 表郷 表郷

われらが母校 / 栄えある母校

数多くある文化財 / われらは誇る 伝統を
遙かなる 那須連峰よ / あの高さこそ われらが理想
進もうよ 腕(かいな)組みつつ / 表郷 表郷

われらが母校 / 輝く母校

 自然を愛し、地域を愛し、人を愛した草野心平さんらしい、そして、表郷のよさを数少ない言葉で、見事に表現している校歌だと、しみじみ思います。

教育活動の基本的な考え(LIVE No.3より)

 学校には、その年度に行う教育活動の大きな計画が二つあります。

 一つは、年間の行事予定や各学年の各教科の学習内容の計画、いわゆる教育課程(カリキュラム)と呼ばれるものです。これにより、何年生の国語は何時間で、どういう単元を何時間で指導するか、ということが決められます。この計画の基になっているのが、文部科学省で作成している「学習指導要領」です。これにより、日本の公立学校では、どこでも、同じような学習内容の教育を受けることができるのです。

 大きな計画のもう一つは、その名もずばり「教育計画」というものです。こちらは、先ほどの教育課程を受け、例えば、どの行事を、いつ、どのような内容で実施するか、といった計画や、異学年交流のふれあい活動は、年間でどのように進めていくかという、より具体的な計画が示されています。

 この「教育課程」と「教育計画」に沿って、教育活動は進められます。

 さて、今年の教育活動の計画は、前年度のうちに作成されました。令和3年度を実施して、その反省を生かして、次年度の計画を作成するからです。ですから、今年の計画はすでに3月まで立てられています。その計画をどのように実施していくか、それは、令和4年度のメンバーで取り組んでいくことなのです。

 それに関して、一番大きな影響を与えるのが、今のところ、やはり、新型コロナウイルス感染症の感染状況です。過去2年間、そのために、予定していた行事等が実施できなかったことが、どの学校でもありました。この状況は、残念ながら、まだ変わりそうにありません。ですから、学校としては、感染対策を取りながら、教育活動を実施していくということになります。

 昨日、4月25日に実施予定の授業参観のお知らせプリントを配付しました。その中に、参観者の限定について示してあります。今回は、各家庭とも、保護者1名の参加とさせていただきました。感染対策の「密にしない」ということで、そうさせていただきました。また、幼いお子様の同伴は、できる限りご遠慮していただきたいと思います。しかし、それが難しい方もいらっしゃると思いますので、その場合、学校の教頭までお知らせください。(0248-32-2220)また、今回も、参観時間も前半と後半の交代制としました。本来なら、じっくり見ていただきたいところですが、申し訳ございません。限られた時間内ではありますが、学校でのお子様の様子を参観されて、お子様の頑張っている姿をお家でほめていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

校外子ども会

 校外子ども会で、今年度の編成や活動について話し合いました。明日からも、登校班で車に気をつけて登校してほしいです。

 

委員会活動

 今年度の新しい委員会の話し合いが行われました。新しい委員長さんたちをきめたり、活動する計画を立てたりしました。児童会活動は、学校生活を活性化してくれます。これからの委員会活動が楽しみです。

清掃活動

 今は、学年ごとの清掃活動です。みな、まっすぐ並んで挨拶したり、自分の担当箇所の分担に黙々と取り組んだりしています。

PTA本部役員会を行いました。

 昨日、今年度の第1回のPTA本部役員会を行いました。会の中で、授業参観やPTAの各委員会について、話し合いました。皆さん、子どもたちのために、熱心にご意見を出していただきました。本部役員の皆さん、ありがとうございました。

春の全国交通安全運動(LIVE No.2より)

期 間 4/6(水)~4/15(金)
運動スローガン
  「自転車も ルールを守る ドライバー」
年間スローガン
  「わたります 止まるやさしさ ありがとう」

 最近、運転していたり、歩いていたりして、(あれっ、以前と変わってきたなあ)と感じることがあります。それは、道路を横断しようと立っている人がいると、止まってくれる車が増えたことです。以前より、すごく増えていると感じます。

 昨年の令和3年4月に「交通の方法に関する教則」が改正されました。それは、「道路を横断する時は、手を上げるなどして、ドライバーに横断意思を伝えること」が明記されたのでした。つまり、道路を横断する人は、手を上げるということですが、「えっ、そんなこと、前からそうでなかったの?」と思われる方もいるのではないでしょうか。かく言う私も、このことを知った時は、そう思いました。

 実は、この「手上げ横断」は、ずっと昔は、正式な交通マナーとして一般化していたのですが、1978年の改正で、「手上げ」は一度削除され、「横断する人は、車が通り過ぎるまで待つ」となったのでした。どうしてこうなったのか、はっきりした理由は定かではありませんが、「手を上げれば大丈夫と誤解して、事故に遭う人が増えたため」とも言われています。

 それから、43年が経った昨年、この「手上げ横断」が復活しました。そして、道路交通法ではずっと変わらずにドライバーの義務であった「歩行者がいれば車が一時停止する義務」も改めて、クローズアップしてきました。だから、前述のような横断する人がいると、止まってくれる車が増えてきたのでしょう。

 ちなみに、道交法では、信号のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしている場合の一時停止の義務違反は、「横断歩行者妨害」となり、反則金や罰則が科せられるそうです。でも、そうでなくても、歩行者のことを考えた運転は、思いやりのある運転です。そういうドライバーが増えてくれば、きっと、交通事故も少なくなってくれるのではないかと思いました。

 最後に、表郷小学校前の道路は、30キロ制限となっていますが、登下校時は、歩行者も多いですので、みなさん、くれぐれもスピードの出し過ぎにご注意ください。

白河市教育大綱と本校教育目標(LIVE No.2より)

 白河市には、「白河市教育大綱」というものがあります。これは、白河市が目指している人作りの大きな目標です。

1 郷土を知り、郷土を愛する人
2 幅広い文化・芸術に親しむ人
3 自ら学び、自らを高める人
4 自ら判断し、自ら行動する人
5 礼儀正しく、思いやりの心を持つ人
6 自然を敬い、自然を大切にする人
7 健やかな体を育む人
8 世界にはばたく高い志を持つ人

 表郷小学校は白河市の小学校ですので、この「白河市教育大綱」に則り、子どもの教育に携わります。
 本校の教育目標並びに目指す児童像は、次のとおりです。

教育目標
 自ら考え創造し、思いやりを持ってたくましく生きる輝きのある子どもの育成
目指す児童像
 すすんで学ぶ子ども
 思いやりのある子ども
 最後までやりぬく子ども
 健康で明るい子ども

 枠の中の内容は、いろいろと関連していることがお分かりいただけるかと思います。そして、これらに共通して繰り返し使われている言葉にも気付かれると思います。そう、「自ら」です。
 前回のLIVEでも触れましたが、子どもたちには、目標を持ってほしい。その目標は、誰かに与えられるのではなく、自分から持つもの。白河市教育大綱でも、本校教育目標でも、これらの目標も同じように、自ら、自分自身、そういう目標を目指すことが大事だと言っているのです。

入学お祝い献立

 今日の給食は、入学お祝い献立でした。メニューは、お赤飯、赤魚の白醤油漬け、おかか和え、すまし汁、そして、お祝いのデザートもつきました。1年生の子どもたちも、おいしそうにいただきました。

令和4年度がスタートしました。(続き)

 ここ数日、とてもいいお天気が続いています。とても気温も高く、校庭の桜の花も一斉に咲き誇りました。休み時間、子どもたちは、満開の桜の咲く下で、元気いっぱい遊んでいます。その様子を見て、とてもいいなあと思います。

 子どもたちは、教室での授業中、教科の学習だけで学んでいるのでなく、こういう休み時間に、友達と遊ぶ中でも学びます。時にもめることもあります。それも大事な学びです。問題が発生したときに、どうやって解決するかということです。そういう生きていくのに必要なことも、身につけるのが学校生活です。子どもたちの間で、うまくいかないことが起きた時、先生やお家の人などの大人が全て解決しては、子どもたちは何も身につけません。それでは、将来、生きていけない。自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちを知ったりして、どうやって折り合いをつけて解決するか、そういうことも学校生活で学ぶのです。ただ、最初からうまくできるわけではありませんので、先生が間に入って、少しずつ自分たちで解決できるようにしていきます。ですから、お子さんが家に帰って、学校での様子をお話ししたとき、友達とのトラブルなども話したときは、(ああ、我が子も、今、学ぼうとしているのだなあ)と思ってください。そして、「大丈夫、心配しなくていいよ」と声をかけてほしいのです。

 4月6日から、本校の6年生の子どもたちは、最上級生として、学校のため、下級生のために、本当によく頑張ってくれています。朝、登校班の班長として、下級生を安全に連れてきてくれます。登校してからは、ボランティア清掃で、校舎内の清掃活動を行っています。入学式の会場作成も6年生のみなさんがやってくれました。本当にありがたいです。私は、小学校生活最後の6年生のみなさんにとって、この一年が、思い出深い最高の一年になるように、全力を尽くしたいと思っています。

 まだまだ、新型コロナウイルス感染症は、予断を許さない状況です。県内も、全国的にもなかなか感染者数が減りません。2年経っても、まだ、収束は見えてこないです。しかし、コロナ対策は、いろいろ見えてきましたし、わかってきました。ウイルスがどんなに変異しようとも、マスク着用は絶対です。そして、換気、密を避ける、消毒といった、これまでの感染対策をしっかりと続けることです。そして、何よりも大事なのは、「ウイルスに負けない体作り」です。免疫力を高め、抵抗力を強くする生活の基本は、「運動、栄養、休養」です。特に、睡眠は大事です。私たちは、夜、しっかりと寝ることで、疲れた体を癒やし、修復し、また頑張れる体になるのです。子どもたちにとっても、睡眠不足は大敵です。3年生までは夜9時には、4年生以上も夜10時までには、寝るようにしましょう。

 最後になりますが、この学校便り「LIVE(ライブ)」は、校長により発行いたします。学校生活の子どもたちのリアルな姿を、できるだけその名の通りライブで、お家の皆さんにお届けしようと思います。また、学校の取り組みや校長の考えなども、その都度、みなさんにお知らせしていきたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いします。

令和4年度がスタートしました。(LIVE No.1より)

 令和4年度が4月6日にスタートしまして、5日経ちました。

 令和4年度、子どもたちが学校に通う日は、207日間です。
 始業式で、私は、子どもたちに、「学校は変わるところ」という話をしました。子どもたちは、207日間で、いろいろなことを学び、たくさんのことができるようになります。そして、今の自分を変えていきます。その時に必要なのは、「目標」と「気持ち」です。自分は、この一年間で、どんな自分に変わりたいのか、という目標。そして、自分はこう変わりたいと強く願う気持ち。この目標と気持ちは、先生やお家の人から与えられるものではなく、自分自身で持つもの。自分がどんな自分に変わりたいのか、自分自身で強く願う。そこから、全てがスタートします。私を含め、学校の先生方は、お家の人たちと一緒に、そうやって、変わっていこうと頑張る子どもたちを、全力で応援し、支えていきます、というお話をしました。

 入学式では、「わからないこと、できないことがあるから、学校に来るのです。」というお話をしました。わからないこと、できないことは、恥ずかしいことではありません。悪いことでもありません。1年生から6年生のみんなには、それぞれに、わからないことがあり、できないことがあります。だから、毎日、学校に来て、話を聞いて、考えて、練習して、少しずつ少しずつ、繰り返し繰り返し、努力して、わかるように、できるようになるのです。あせることはないのです。あきらめないで、努力し続けたら、必ず、わかるように、できるようになるのです、というお話をしました。

 そういう意味で、子どもたちにとって、これからの一日一日は、とても大事な一日です。今すぐ力をつけるような、そんな方法はありません。みな、毎日毎日、少しずつ努力して、力をつけていきます。その積み重ねが大事です。毎日、休まずに、学校に来るのは、大変なことです。時には、行きたくない日もあるでしょう。お休みしたくなる日もあるかもしれません。それでも、重い腰を上げ、ランドセルを背負って、玄関を出るのです。そうやって、みんな、学校に来るのです。だから、私は、毎日、学校に通ってくる子どもたちには、感謝です。そして、子どもたちを送り出してくれる、お家の方々にも感謝です。ありがとうございます。

 学校は、子どもたちが、来てくれるから、動くのです。活気づくのです。293名の子どもたちが、37名の先生方と一緒に生活するから、前に進むのです。毎日、いろいろなことが起きます。当然です。300人を超える人たちが、いろいろな思いで、一緒に生活しているのですから。ただ、そういういろいろ起きる、全ての出来事が、子どもたちを、先生方を、そして、学校を育てているのです。

歯科検診

 今日は、全学年で歯科検診を行いました。静かに順番を待って、上手に視てもらうことができました。検診結果は、後日、お知らせします。むし歯がありましたら、早めの治療をお願いします。

校庭の桜、満開です!

 先週は、まだつぼみだったので、この土日で一気に開花したようです。今日、校庭の桜は満開です。子どもたちは、今日も、元気いっぱい過ごしています。

休み時間は元気いっぱい!

 今日は、とても暖かい一日でした。休み時間は、校庭に出て、元気いっぱいに遊んでいます。遊具で遊んだり、一輪車に乗ったり、ドッジボールをしたり。カメラを持っていたら、逆に撮ってくれました。

51名の1年生が入学しました。

 今年の1年生は51名。入学式では、立派な態度で最後まで頑張って参加できました。式場の後ろの方では、在校生を代表して、6年生が参加しました。代表の歓迎の言葉では、表郷小の楽しいところをたくさん紹介しました。

令和4年度がスタート!

 新しい先生方を迎え、令和4年度がスタートしました。着任式では、6年生の代表児童が歓迎の言葉を述べ、始業式が終わるとすぐに、6年生のみなさんが入学式の会場を作りました。初日から、学校のために大活躍の6年生。しっかりと表郷小学校を支えています。また、入学式では、代表児童が温かい言葉で歓迎の言葉を述べ、51名の新1年生たちは、ほっと安心したことでしょう。

 

市学力テスト、全集中!

今日1月18日(火)から1月20日(木)まで、白河市学力調査が行われます。

今日は全学年で「国語科」のテストがありました。テスト時間中、一生懸命になって「全集中」して取り組む姿から、授業や家庭学習等で粘り強く学びを高めてきた成果が感じられました。

3学期49日間スタート!

今日から3学期がスタートしました。

放送で行った始業式では、校長先生から「校章の福寿草に込められた『幸せ』という願いを忘れずに過ごしてほしい」「元気なあいさつで周りの人を気持ちよくしたり、自分の健康を守るために感染防止をしっかりと行ったりしていきましょう」とのお話がありました。

また、代表の6年生児童から、3学期の目標に加え、在校生に向けての熱い思いが発表されました。

3学期は、49日間です。一日一日を子ども達の成長するチャンスにしていきたいと思います。

保護者と地域のみなさん、3学期もどうぞよろしくお願いします。

命を守る行動を身につけるために ~シェイクアウト

9月1日「防災の日」に合わせ、地震発生時に真っ先に行うべき安全確保の行動を確認しました。「まず低く」「頭を守る」「動かない」という3つの安全行動を全校生で確認しました。「訓練はじめ!」の合図で一斉に机の下に身を隠す子ども達。その後、校舎には、さっと静かになりました。「すべき時に行動する」ができることも、表郷小学校の子ども達のよさだと改めて感じました。

練習の成果を生かして ~校内水泳記録会

1学期から夏休みの間も練習してきた成果が、子ども一人一人の泳ぎから伝わってきました。「上手になりたい」「前の自分の記録を超えたい」という思いは、これからの学校生活にもつながっていくと思います。どの学年も、大きな拍手の音と笑顔があふれていました。

2学期今日からスタート

2学期87日間が今日からスタートしました。約1ヵ月間静まり返っていた校舎は、子どもたちの笑い声や笑顔でパッと明るくなりました。これから成長につながるどんなドラマが待っているのか…今から楽しみです。

服を着てても浮くんだよ ~着衣泳~

「水の事故を防ぐ術を身につける」というねらいから、毎年夏休み前に着衣泳を実施しています。白河地区着衣泳研究会の皆様のご指導をいただき、子ども達は「服を着ながら水に入るという経験」「服を着ていながらの浮く感覚」を学ぶことができました。

学びの姿をご覧いただきました ~第2回授業参観~

 

表郷小学校策定「Withコロナ 新しい授業参観様式」のもと、保護者の皆様にお子さんの学びの姿を参観いただきました。ちょっぴり緊張していた子ども達でしたが、保護者の方の姿が見えるとはにかんでいました。お忙しいところご参観ありがとうございました。

音色、高らかに響き渡る ~表郷地区交通安全鼓笛パレード

表郷地域の皆さんが毎年心待ちにしてくださっている交通安全鼓笛パレード。今年度も、青空の下、表郷に校歌や「銀河鉄道999」の音色が高らかに響き渡りました。「表郷の皆さんに元気を届けたい」という子ども達の思いが伝わった鼓笛パレードとなりました。

税金の役割を学ぶ ~租税教室~

6月2日(水)に、白河法人会様による租税教室が6年生に向けて行われました。「税金を払わなければならない」というイメージから、「税金って大切な役割があるんだな」という考えに変わっていきました。一億円の模型が入ったアタッシュケースを持たせていただき、税金の重みを感じることもできました。

ようこそ一年生!!

20日(火)の業間に、全校集会で「一年生を迎える会」が行われました。お兄さんお姉さんの大きな拍手に迎えられ、照れながらも笑顔で歩く一年生。学年紹介で大きな返事をして立つ2~6年生。そして、表郷小のマスコット『オモッチー』も加わり、いよいよ表郷小301名勢揃いしました。みんなで温かく笑顔あふれる学校を創っていきたいと思います。

JA東西しらかわ様から贈呈いただきました

4月9日(金)に、JA東西しらかわ様から「ちゃぐりん」「社会科資料集」を贈呈いただきました。児童代表がお礼と学びへの意欲についてお話ししました。子ども達に大人気の「ちゃぐりん」と分かりやすい資料集を活用し、表郷地区のこれからを背負う力を育んでいきます。

初めての給食

4月7日(水)は、1年生にとって記念すべき、小学校での「初めての給食」でした。給食当番のお仕事を丁寧にする1年生。おぼんを水平に持ちながら、大切な給食をこぼさないようにとすり足で歩く1年生。「じゃがいも、いっぱい入ってる」「カレー、世界で一番好きだぜ」「プリン大好き」と給食を見つめながら、友達と笑顔で話す1年生。にぎやかな雰囲気でした。みんなで食べる給食、おいしいね。

【4月7日(水)の献立】ポークカレー・じゃこ入りナムル・カスタードプリン・牛乳