表郷小学校

2023年3月の記事一覧

一気に開花

 昨日は、ちらほらだった校庭の桜の花が、この暖かさで、一気に花開きました。来週の入学式は、満開です。

離任式

 この度に人事異動で、11名の先生方とお別れすることとなりました。とてもお世話になった先生方には、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。お元気で。

教室移動ボランティア

 教室の移動に伴い、ロッカーなどの大きな物品の移動を、保護者の方にボランティアでお手伝い頂き、先生方と一緒に行いました。細かい物品の移動は、27日、新6年生の子どもたちに協力頂き、行う予定です。今回、お手伝い頂いた皆様、ありがとうございました。

第34回卒業証書授与式

 令和4年度の卒業式が行われ、47名の子どもたちが卒業しました。今回は、3年ぶりに来賓の方をお招きして行われました。卒業生と5年生の子どもたちが参加し、厳粛な中に堂々とした子どもたちの姿を、保護者や地域の皆様に見て頂きました。

今年度、最後の給食

 今年度、最後の給食は、卒業お祝い献立でした。とても美味しくいただきました。6年生にとっては、小学校最後の給食でした。調理室入り口では、給食委員会の子どもたちが、調理員のみなさんに、感謝の言葉を送っていました。

2分の1成人証書授与

 4年生に、表郷里山クラブの方からいただいた、2分の1成人証書を授与しました。木でできた立派な証書で、いただいた子どもたちは、一人一人、これからの抱負について、述べました。

情報モラル研究授業(2の1)

 2年1組で、「おうちのすごし方を考えよう」という、情報モラルの研究授業を行いました。自分たちの普段の生活の中から、課題について明らかにし、これからどうやって解決していくか、考えました。

卒業式予行

 緊張感のある雰囲気の中、卒業式予行が行われました。子どもたちは、これまで練習してきたことを出そうと、最後まで集中して頑張りました。

震災から12年

 今日の4時間目は、全学級で、震災に関連した道徳の授業でした。その後、放送で、追悼集会を開きました。

そして、今日の給食は、災害時非常食体験給食で、「温めずにおいしい野菜カレー」でした。ただ、今回は、温めてもらったので、十分美味しくいただきました。

東日本大震災追悼集会 校長の話

 今から12年前の、2011年3月11日、福島県、宮城県、岩手県を中心に、大きな地震が襲いました。それにより、たくさんの人がなくなり、たくさんの家が流されたり、つぶれたりしました。それが、東日本大震災です。福島県では、さらに、原子力発電所が被害を受け、それにより、それまで住んでいた土地に住めなくなって、遠く離れた知らない土地に避難しなければならない人がたくさんいました。

 みなさん、ちょっと想像してみてください。

 目の前を、山のような津波が押し寄せ、町を飲み込み、全ての物が破壊されていく様子を、何をできずに、ただ見ていることを。

 想像してみてください。

 さっきまで、一緒におしゃべりしたり、遊んだりしていたお友達や先生が、突然いなくなってしまうことを。

 想像してみてください。

 今朝、「行ってきます」と言って、家を出る時に、笑顔で見送ってくれた家族と、二度と会えなくなることを。

 想像してみてください。

 この世で、ひとりぼっちになって、知らない人に囲まれて、生きていくことを。

 東日本大震災では、今、想像したようなことが、実際に起きたのです。そして、想像したような生活をしている人がいたのです。

 もしかしたら、次は、あなたかもしれないのです。

 そう考えると、当たり前の今の生活が、実は当たり前でないと、気づくでしょう。

 学校で友達や先生と過ごす時間、自分の家で、家族とともに過ごす時間が、どんなに大切か、どんなに幸せな時間なのか、気づくでしょう。

 東日本大震災で被害に遭った方々、そして、今なお、大変な思いをされている方々がいることを、私たちはこれからも忘れないでいきたいと思います。

 これで、お話を終わります。