<学校日誌>こんなことがありました!

2021年9月の記事一覧

研修授業(国語・5年3組)

 今日は5年3組で、国語の研修授業がありました。単元名は「固有種が教えてくれること」です。めあては、「1番すごい資料はどれだろう。」でした。みなさんは、「すごい資料」というのは、どんな資料を連想しますか? 社会人になってからも、仕事で資料を求められることは多いと思います。今日の授業では、「すごい資料」というのは「分かりやすい資料」という意味でした。子ども達は今日の授業を通し、「資料があることで何が良いのだろう。」ということを学びました。

 子ども達は、今日の授業を受けて「資料があると分かりやすい。」「文章だけ読むと分かりにくいけど、資料を見るとイメージできる。」など言っていました。資料があることの良さを学べたようです。今日の授業で学んだことは、将来きっと役に立つと思います。こうして一歩一歩、社会に出るための準備が進んでいるのですね。

俳句教室(6年生)

 今日は6年生の5・6校時目に、俳句教室がありました。5年生のときと同様に、オンラインで五箇小の児童とつながり、俳句を書いたり鑑賞したりしました。講師の先生も前回と同様で、東京にいらっしゃいます、現代俳句協会の神野紗希先生です。神野先生からのご指導があり、いざ俳句をつくったのですが、驚いたのは6年生が詠む俳句の上手さでした。特に、五・七・五の文字数の中で、違和感のない語感にまとめられることがすごいなと思いました。やはり、国語の学習を6年間続けてきた成果なのだと思います。

 オンラインで俳句教室ということで、新しい時代の学習だな、と思いました。しかし、これからの時代を生きていく子ども達にとって、タブレット端末やインターネットを使う学習は当たり前になっていくと思います。また、社会に出たとき、それらを使いこなすことが当たり前になっているかもしれません。そんな時代でも子ども達が活躍できるよう、授業の改善を図っていきたいと思います。

カタール料理

 今日の給食は特別な給食で、なんと「カタール料理」でした。カタールではイスラム教を信仰している人が多く、豚肉とアルコールを一切使わない「ハラール料理」を食べています。スパイスや豆を使った料理が多いそうです。そんなカタール料理の給食メニューですが、「マチュブース風混ぜ込みごはん」「ボイル野菜とヨーグルトのサラダ」「レンズ豆のスープ」「ドライプルーン」でした。子ども達に感想を聞いてみると、「初めて食べた味だったけど美味しい!」「ご飯が辛いけど美味しい!」等と言っていました。香辛料がふんだんに使われていたので、子ども達には馴染みのない味だったようですが、美味しく食べられたようです。

 現代の子ども達は、国際社会の中にあって、給食だけでなく外国語の授業等を通しても国際理解を進めています。白三小の子ども達の中にも、将来的に世界で活躍する子がいるかもしれませんね!

シャトルラン

 今日は6年生に協力してもらいながら、1年生がシャトルランを行いました。みなさんは、シャトルランをご存知でしょうか。20mを何回往復できるのかに挑戦し、持久力がどのくらいあるかを試す種目で、時間制限はないのですが20mを走る時間は決まっており、「ドレミファソラシド~♩」で行って、「ドシラソファミレド~♩」で戻ってきます。しかし、そのリズムがなんと・・・だんだん速くなっていくのです! 最初の方は余裕の子ども達も、次第に走ることだけに集中していきます。子ども達の顔を見ると、みんな真剣そのものでした。

 どの学年でも、体力テストのためにシャトルランを実施しています。子ども達にきいてみると、昨年度より記録が伸びた児童が多いようです。外出しにくい状況ではありますが、白三小の子ども達は今日も元気に成長しています!

書道教室(6年生)

 今日は6年生で書道教室があり、5年生のときと同様に講師として白石元子先生においでいただきました。書いた字は「感謝」です。実際書いてみると微妙な角度の払いやハネが多く、それぞれのつくりのバランスをとるのが難しい、なんとも難易度の高い字ですが、白石先生がお手本を書いているのをみると、サラサラと簡単に書いて見えます。さすが白石先生、すごいです! しかし、これは子ども達も苦労するかな・・・と思っていたのですが、白石先生がポイントを分かりやすく説明してくださったおかげで、子ども達もサラサラ書けていて驚きました。

 書道教室後に子ども達に感想を聞いてみたところ、「分かりやすかった。」「自分でも上手になっているのが分かった。」「楽しかった。」と言っていました。これからも子ども達にはできる範囲で様々な経験をし、未だ眠っている才能を目覚めさせてほしいですね。

食育教育

 今日の2校時目に、3年1組で食育教育がありました。めあては「おやつはかせになろう。」です。みなさんは、好きなおやつがありますか? 私はアイスが大好きです。しかも、今日の授業で取り上げられていた、スーパーカップというアイスが1番好きです。季節で変わるかもしれませんが、子ども達の中でもアイスが1番人気でした。しかし、普段食べるとき、アイスにはどれくらい糖分が含まれているか、気にしながら食べているかと言われると・・・なかなか難しいですね。そのため、今日の食育の授業は、大変勉強になりました。糖分を摂りすぎると、どんな病気にかかりやすくなるかだけでなく、「何を」「いつ」「どのくらい」食べるのが大事なのかも学習しました。

 おやつも適切に摂ることで、子どもの成長を助けます。また、体を作るのは三度の食事を適切に摂ることです。バランスよく食事もおやつも摂って、健康的な成長をしましょう!

研修授業(国語・1年1組)

 今日の2校時目に、1年1組で国語の研修授業がありました。どこを学習したかというと、もしかしたら懐かしく感じるところかも知れません。「くじらぐも」です。あらすじですが、校庭で一年生が体育をしていたところ、雲がくじらの形になっていたため、「こっちにおいで」と子ども達が呼びました。すると、くじらの形をした雲も「こっちへおいで」と言ったので、みんなで手をつないでジャンプし、何度目かで風でふわっと体が浮いたので雲に乗れます。そうしてみんなで雲に乗って、海や村や町を見て回る・・・という物語です。私も小学校で勉強したとき、ジャンプして雲に乗りたくて、友達と休み時間に手をつないで何回もジャンプしたことを覚えています。

 授業だから勉強するだけでなく、心に残る物語に出会えることは、人生の財産となります。みなさんも、思い出に残る物語があるでしょうか?

今日の授業の様子

 今日は5年生の体育の授業を見てみました。5年生の体育では、ハードル・走り幅跳び・鉄棒を2~3時間ずつクラスごとに順繰りに交換しながら行っています。また、それぞれの種目で、自分の順番まで時間のある児童は、ダンスの練習をしています。走り幅跳びでは、身長が高く手足のリーチの長い児童ほど遠くまで跳べるのかな、と思ってしまいますが、意外にも体が小さく軽い児童がぴょーんと遠くまで跳ぶことがあり、面白いです。また、ハードル走でも同じことが言えます。ハードル走では、ハードルはジャンプして越えるものではなく、「またぐ」感覚で越えます。そのため、「またぐ」のが上手な児童が早くゴールできて、こちらの予想を上回る結果が出るので面白いです。様々な種目にチャレンジできるので、どの児童も一生懸命運動に取り組んでいます。

 様々な運動にチャレンジでき、また何度も挑戦することができるので、少しでもできるようになったり、記録が少しでも更新できたりすると、本当に楽しそうに取り組む姿が見られます。そのとき、子ども達の顔が輝いていくのが分かります。コロナ禍にあって気分が落ち込むこともあるかもしれませんが、子ども達の一生懸命な顔を見ると、こちらも負けずにがんばろう!という気持ちが湧いてきますね。

風景画

 突然ですが、みなさんは「白河市と言えば?」ときかれて、何を思い浮かべますか?

 ただいま5年生の図工では、絵画の学習をしています。どんなテーマで絵を描いているかというと、総合的な学習の時間にタブレット端末で調べた「白河のいいところ(白河の特徴)」の中から、「白河と言えばこれ!」と思うものについて、絵画にしています。多くの児童は、「白河だるま」や「小峰城」、「白河駅」や「白河ラーメン」を描いています。きっとみなさんの中にも、同じものを連想した人がいるのではないでしょうか。子ども達が描く「白河だるま」には様々なデザインがあり、また色とりどりです。ご存知の人もいるかもしれませんが、だるまは色によって込められている意味が異なります。そのことも調べたうえで、子ども達はだるまに色付けしているのです。詳しいところまで調べて絵にできるなんて、すごいですね!

 タブレット端末を使った授業では、子ども達が自分でどんどん調べてオリジナリティのある作品をつくったり、リアリティのある作品をつくったりすることができます。どんな仕上がりになるか、今から楽しみです!

エプロン作り

 5年生の家庭科では、エプロン作りをしています。ほとんどの児童が、初めてのミシンをドキドキしながら使って作るエプロンです。作り方は簡単で、まずは切り取り線にしたがって生地を切ります。すると、エプロン本体の周りにのりしろのような白い生地がついた状態で切り抜かれます。その、のりしろのような生地の部分を2回、折れ線にしたがって折り、アイロンで癖を付けます。そうしたら、癖をつけた部分をミシンで縫い付けます。そうして最後に紐を通したら出来上がりです。しかし、子ども達にとっては言うは易し行うは難しのようで、アイロンをかけるにしても「あっち!(熱い!)」「変に癖ついた!」と大苦戦。もちろん、すぐに冷やしたので火傷にはなりませんでしたが、「アイロンでも大変だ・・・」とぼやいていました。また、ミシンに上糸や下糸を通してセッティングするのも一苦労。なかなか縫う段階に辿り着けず、「あれ?あれ?」と糸も頭もこんがらがっていました。そんなこんなで最初は苦労しながらも、次第に子ども達は慣れてきて、スムーズに作業が流れるようになっていました。次の家庭科では、完成する子も出てくるかな、と思います。お楽しみに!

 ここで作るエプロンは、これからの調理実習に使います。また、小学校だけでなく、中学校でも調理実習等で使うと思いますので、これから長く使うことになります。自分で作ったオンリーワンのエプロンですから、愛着も湧くことでしょう。これを機に、物を大切にする心を更に育ててほしいですね。

下校の様子

 明日から三連休です! 今日の子ども達は、お休みが楽しみでそわそわしていました。また、今日は給食を食べたら下校でしたので、なおさら帰ってからどう遊ぶか一日中気がかりだったようです。そんな子ども達の下校の様子を見てみると、いつも以上にカメラに寄ってきてくれる子が多く、昇降口を出る時点で子ども達のワクワク感がとても伝わってきました。せっかくの休日ですから、子ども達にはめいっぱい遊んでほしいと思います。ただ、来週の火曜日にまた元気で会えるよう、たくさん遊んだらたくさん寝てほしいと思います。もちろん、宿題も必ずやりましょう!

 子ども達にとって楽しみな三連休ですが、ケガや感染症等の未然防止のため、外出の際はマスクを着用し、自転車に乗るときはヘルメットを着用するよう、ご家庭でもお話いただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

出前授業

 今日は3・4校時目に、「白河の戊辰戦争を学ぶ」という出前授業がありました。講師として、白河市教育委員会指導主事の益子朗先生に来校いただき、6年生に白河市での戊辰戦争についてご講話いただきました。講話では、まず初めに白河市について知っていることをクイズ形式でおさらいしました。三色のカードを使って答える形式で、正解だと思う記号の色を挙げて答えるため、自分以外のみんなの答えが一目で分かるので、とても盛り上がっていました。そうして子ども達が白河市について興味をもったところで、いよいよ白河の戊辰戦争についてのお話になりました。ここでも、クイズを挟みながら、白河の戊辰戦争について詳細にお話いただきました。

 では、ここでクイズです。白河市での戊辰戦争「白河口の戦い」のうち、最大の戦場は現在のどこに当たるでしょうか?(子ども達もこのクイズにチャレンジしました。)

 

A.小峰城

B.ベイシアモール

C.運動公園

 

・・・答えは、「ベイシアモール」です。普段当たり前に使っている場所が、以前は戦場だったなんて驚きですよね。思わず「え!?あそこ!?」と、心の中で叫んでしまいました。その後も、子ども達は興味深く白河の戊辰戦争について話を聞き、講話が終わる頃にはすっかり興奮した児童もいて、「白河の戊辰戦争はすごかったんだよ!」と話してくれました。

 今日の出前授業では、地域の歴史に迫るお話を聞くことができました。地域を知る機会は、地元愛を育むまたとない機会です。どの児童も興味深く聞いていたので、きっと地元愛が育まれたことと思います。そして、地元愛をもった人達が、今後の白河市を担っていくのだと思います。今日の子ども達の様子を見ていると、未来の白河市は明るいですね!

お昼休みの様子

 今日は水曜日なので、清掃活動のないお昼休みでした。そのため、いつもより長い時間遊ぶことができました。そんなお昼休み、子ども達はどんな過ごし方をしているかを見てみました。すると、校舎内では、将棋を指している児童、的当てゲームをしている児童等、工夫を凝らして遊ぶ姿が見られました。また校庭では、鉄棒やドッジボール、鬼ごっこや幅跳びをしている姿が見られました。どの児童も貴重な晴れ間に、のびのびと遊んでいました。

 このようにして、子ども達は遊びを通じて、思考力や想像力、体力や運動の技術等を伸ばしています。遊びから学ぶことがたくさんありますから、子ども達には安全に気を付けながら、どんどん遊んでほしいですね。

金木犀

 白三小での有名な植物といえば楓の樹ですが、実は白三小は他にも様々な植物が観賞できる学校なのです。その1つが「金木犀(キンモクセイ)」です。みなさんも、道を歩いていると、あの特徴的な香りをかいだことがあるのではないでしょうか。金木犀と言えば小さく可憐な花が特徴的ですが、金木犀には「謙虚」という花言葉があるそうです。なんだかイメージぴったりですね。また、「気高い人」という花言葉があるそうです。これは、金木犀の開花時期がわずか一週間ほどと短い期間で、潔く散ってしまう姿から付けられた花言葉だそうです。そうしてみると、キンモクセイはありふれた植物のように思っていましたが、その貴重さに気付かされますね。短い期間に特徴的な香りを強く記憶に残らせるキンモクセイに、まさしく気高さを感じてしまいます。

 金木犀は、およそ9月中旬~10月下旬頃に花を咲かせます。金木犀のように、時期によって花を咲かせる植物の香りをかぐと、四季折々の季節を感じることができます。そのようにして季節を感じさせてくれる白三小の植物達は、子ども達の心を豊かにするのに、一役買っているのかもしれませんね。

授業の様子

 今日は3校時目に5年1組で行われた、理科の様子をお伝えします。ただいま5年生の理科では、「ふりこ」の学習をしています。そして今日は、「ふりこの1往復する時間は、どのようにしたら変わるか」を確かめる実験を行っていました。子ども達は実験を行う前までの授業で、「ふりこの長さ」「おもりの重さ」「ふれはば」を変えれば、1往復する時間が変わると予想しました。そこで実際に、それぞれの条件で1往復する時間を計測しようというのが、今日の実験の内容です。前回の授業で、ストップウォッチを使ってふりこが1往復する時間を計測する練習はしているので、子ども達はやる気満々で実験に臨みました。その意気込み通り、子ども達は失敗することなく実験を終えることができ、記録をとることができました。実際に時間を計測して、子ども達は「難しかったけど、自分では上手くできた。」「みんなでいろいろしながら(役割分担しながら)(実験を)やったからできた。」等と言っていました。

 次の授業で、「記録から何が分かるか」を考えていきます。5年生から理科も考えることが増えてきますが、「分かる」ことは「面白い」につながることだと思いますので、達成感をもって授業を終えることができるよう、教師もがんばりたいと思います。

俳句教室(5年生)

 今日の5・6校時目に、白三小の5年生が五箇小の5年生のみなさんと俳句教室がありました。新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、なんとオンラインで白三小・五箇小・俳句の先生(東京にいらっしゃいます、現代俳句協会の神野紗希先生)がつながっての実施となりました。初めに俳句の作り方について教えていただきました・・・が。ではここで、みなさんにも考えてほしいと思います。次の〇に入る言葉を考えてみてください。

「校長の 机の上の 〇〇〇〇〇」

 白三小の子ども達からは「顔写真」「羽根のペン」「おもちゃ箱」、五箇小の子ども達からは「お年玉」などの言葉が出ました。それぞれ入れる言葉によって、最後の5文字しか違わないのに、全く違った校長先生の顔が見えることが面白いですね。ちなみに、原作の俳句では「夏帽子」でした。では、次の〇に入る言葉も、考えてみてください。

「おおかみに 〇〇〇が一つ 付いていた」

 白三小の子ども達からは「お札(おふだ)」「前歯」「葉っぱ」、五箇小の子ども達からは「とんぼ」などの言葉が出ました。この俳句も、3文字しか違わないにもかかわらず、いろいろな性格のおおかみが想像できて面白いですね。ちなみに、原作の俳句では「蛍」でした。

 このようにして俳句のつくり方を学び、また、「5W1H法」が俳句でも大事だということもご指導いただいたうえで、「動物の季語」が入った俳句を詠みました。みんな力作揃いだったのですが、神野先生が選んだ5つを紹介したいと思います。

「げんかんに かえるちょこんと すわってる」

「夏の夜 まゆから出たね 大きい蛾」

「しんしんと 雪ふるなかの 雪うさぎ」

「狐の子 雪にうまって 真っ白に」

「冬の空 たかが飛ぶ時 風が鳴る」

 いかがでしょうか。情景がありありと想像できる、良い俳句ですね。今日の俳句教室をきっかけに、俳句の才能が目覚める子がいるかもしれませんね!

 

研究授業(道徳・1年2組)

 今日の2校時目に、1年2組で道徳の研究授業が行われました。「二わのことり」という教材をもとに授業が行われましたが、このお話は「誕生日に来てほしいと手紙を出したやまがらと、音楽の稽古に来てほしいといううぐいすのどちらに行くか悩むみそさざい」のお話です。みそさざいはうぐいすの家に行くことを決めますが、うぐいすの家に行ってみんなと過ごしても楽しくありませんでした。そこでみそさざいは、うぐいすの家をこっそり抜け出して、やまがらの家に行くことに・・・というお話です。このお話を通して、「友達の気持ちを考え、行動することの素晴らしさに気づき、互いに助け合って生活しようとする心情」について、みんなで考えました。

 子どもだけでなく、私達も感覚的なものや価値観の合う人が友達になる傾向が多いのではないかと思いますが、子ども達にはどんな人でも学級の一員として仲良くできるようになってほしいと思います。「みんなちがって、みんないい」ですね!

お弁当の日

 今日は子ども達が楽しみな、お弁当の日でした。朝からそわそわしている子ども達を見ていると、自分の好きなおかずが入っているお弁当を心待ちにするのは、いつの時代でも同じ光景なのだとしみじみ思います。3校時目に早くも「お腹空いた!」と言っている子どもがいつもより多く、4校時目はまだかまだかとお弁当を待ち、いよいよ・・・お弁当の時間です! 子ども達の幸福感はピークを迎え、お弁当を食べる準備がとても素早く、「いただきます」のあいさつも、いつもより気合が入っているように感じました。

 新型コロナウイルス感染拡大防止対策をしながらのお弁当のため、仲の良い友達と食べたり等ができない状況ではありますが、やはり子ども達はお弁当を楽しみにしていました。いつも美味しいお弁当を準備していただき、誠にありがとうございます。食べる喜びを味わえるのは、幸福なことですね。

研修授業(音楽・4年1組)

 今日の1校時目に、4年1組で音楽の研修授業がありました。子ども達が学習したのは「とんび」です。ご存じの方も多いのではないでしょうか。「と~べと~べ~と~んび~」の、あの曲です。まず、「とんび」がどんな動物なのか、またこの曲はどんな情景を歌った歌なのかをつかむために、とんびの写真を見たり、歌詞を読んだりしてイメージをつかみました。そして曲調をつかむために、音の上り下がり等の旋律を手を上げ下げして表現したり、体をつかったりしました。そうして楽曲全体をつかんだら、いよいよ実際に歌ってみて、試行錯誤しながら曲のイメージに合った歌い方を見つけていきました。

 日常生活でも、自然に鼻歌を歌ったり、音楽を聴くと体が動いたりしてしまうことがあると思います。今日学習したことは普段の生活にも生かせるので、日常で音楽を楽しみ、また、音楽の授業をさらに楽しむことができるようになってほしいと思います。音楽は、心に潤いを与えてくれますね。

書道教室

 今日は5年生で書道教室があり、講師として白石元子先生においでいただきました。書いた文字は「飛行」です。特に「飛行」の「飛」は、習字で書くのは大人でも難しいですよね。しかし子ども達は、白石先生が書く字を見て、あまりのきれいさにびっくり! 感嘆の声をあげていました。それだけではなく、指導を受けてまたびっくり! 自分の字がいつも以上に上手になる体験をして、自分で自分の書いた字に、思わず「すげぇ・・・!」と声をもらしていました。

 書道教室が終わった後も、子ども達は「すぐにまた書きたい!」「習字おもしろい!」と興奮冷めやらぬ様子でした。今日の経験を通して学習する充実感や達成感を感じ、書写に興味・関心をもったり、書写を好きになったりする児童が増えてほしいと思います。