俳句教室(5年生)
今日の5・6校時目に、白三小の5年生が五箇小の5年生のみなさんと俳句教室がありました。新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、なんとオンラインで白三小・五箇小・俳句の先生(東京にいらっしゃいます、現代俳句協会の神野紗希先生)がつながっての実施となりました。初めに俳句の作り方について教えていただきました・・・が。ではここで、みなさんにも考えてほしいと思います。次の〇に入る言葉を考えてみてください。
「校長の 机の上の 〇〇〇〇〇」
白三小の子ども達からは「顔写真」「羽根のペン」「おもちゃ箱」、五箇小の子ども達からは「お年玉」などの言葉が出ました。それぞれ入れる言葉によって、最後の5文字しか違わないのに、全く違った校長先生の顔が見えることが面白いですね。ちなみに、原作の俳句では「夏帽子」でした。では、次の〇に入る言葉も、考えてみてください。
「おおかみに 〇〇〇が一つ 付いていた」
白三小の子ども達からは「お札(おふだ)」「前歯」「葉っぱ」、五箇小の子ども達からは「とんぼ」などの言葉が出ました。この俳句も、3文字しか違わないにもかかわらず、いろいろな性格のおおかみが想像できて面白いですね。ちなみに、原作の俳句では「蛍」でした。
このようにして俳句のつくり方を学び、また、「5W1H法」が俳句でも大事だということもご指導いただいたうえで、「動物の季語」が入った俳句を詠みました。みんな力作揃いだったのですが、神野先生が選んだ5つを紹介したいと思います。
「げんかんに かえるちょこんと すわってる」
「夏の夜 まゆから出たね 大きい蛾」
「しんしんと 雪ふるなかの 雪うさぎ」
「狐の子 雪にうまって 真っ白に」
「冬の空 たかが飛ぶ時 風が鳴る」
いかがでしょうか。情景がありありと想像できる、良い俳句ですね。今日の俳句教室をきっかけに、俳句の才能が目覚める子がいるかもしれませんね!
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