青少年赤十字の取組
卒業が近づいて・・・(6年生のVS活動)
6年生の卒業まであと2ヶ月を切りました。
卒業までの間、信夫第一小学校に自分は何ができるかという気持ちで、
朝、清掃をしてくれる6年生の姿が見られます。
この日の朝は、気温が低いのにも関わらず、汚れ落としのスポンジに水をつけながら
階段の汚れを丁寧に落としてくれました。
階段一段分ですが、一人で汚れを落としてくれました。
人のために自分の力と時間を使う。本当にすばらしい姿です。
ありがとう。
令和になっても
本日5月1日から、令和という新しい元号になりました。
新しい時代でも、思いやりや協力、親切という、相手がいるからこそ大切にしたい心が大事ですね。
人道の4つの敵「無関心・利己心・認識不足・想像力の欠如」に打ち克つよう
日々の学習をこつこつ積み重ねていきましょう。
6年生は、卒業まで11ヶ月です。
※人のために惜しみなく力をつくす6年生の姿です。
気づき、考え、実行し、振り返る場~委員会活動~
4月25日(木) 児童会委員会の総会を行いました。
各委員会の委員長から、今年度の活動計画の発表がありました。
※校長から、「各委員会の皆さんで、楽しくて、安全で、安心な学校になるような活動をお願いします。まさに、気づき、考え、実行し、振り返る活動です。」とお話しました。
※各委員会の委員長さんたち。
※児童会総会を進行する6年生。
※各委員長から年間活動計画についての説明の様子。
※図書委員会の活動計画です。読書活動が楽しくなる企画を期待しています。
※児童会を担当する先生からのお話。「みんなのために、工夫して活動してください。1年間よろしくお願いします。」
平成31年度 JRC登録式を行いました
4月15日(月)、今年度も、JRC活動に取り組むとともに、日本赤十字社福島県支部に登録するために、登録式を行いました。
※校長から、赤十字の創始者である、アンリー・デュナンのお話や赤十字の目的等について説明しました。
※また、今年度本校に赴任した、赤十字病院で看護師として務めていた経験のある養護教諭から、命の大切さなどについてお話をしました。
「今ある命は、奇跡だとも言える大切なものなのです。だから、自分も友達も大事にしましょう。」
※次に、JRCの実践目標(健康・安全、奉仕、国際理解・親善)や態度目標(気づき、考え、実行する、振り返る)は、学校生活の中でのあらゆる活動につながるものであることをお話しました。
※今年も、6年生を中心に、JRC活動に取り組んでいくため、6年生に、JRCのバッジを手渡しました。
がんばってくださいね。
※最後に、代表の6年生に続いて、「ちかい」を唱えました。
ちかい
わたくしは
青少年赤十字の一員として
心身を強健にし
人のため郷土社会のため
国歌と世界のために
つくすことをちかいます
卒業式の朝は・・・
3月22日卒業証書授与式の朝、5年生が廊下や玄関などの清掃に取り組んでいました。
これまで、6年生が主体的に取り組んでいた朝のボランティア清掃を、5年生が受け継いでくれました。
これは、教師の強制ではありません。
それは、下の写真にあるとおり、子どもたちは今日の流れが分かっているから、
「今、自分は何をしなければならないか」を「気づき、考え、実行」できるのです。
これが「先見」の力なのです。
いつ起こるか分からない大地震に備えて
3月11日(月)全校生で「3.11を忘れない集会」を行いました。
8年前の今日、午後2時46分。東日本大震災が発生しました。これまでの被災状況を数字をみて考えます。
上の数字は、福島県内、下の数字は、全国の総数です。
福島県は、震災関連死が死者、行方不明者を上回っています。
どんな大地震だったのかを、子供たちはうっすらとしか覚えていないし、1年生は、まだ生まれていませんでした。
インターネットの地震関連の映像を見て、その大きさや怖さを改めて知りました。
地震や津波で亡くなられた多くの方に、心を込めて黙とうをささげました。
今後30年間のうちにマグニチュード7クラスの地震が発生する確立は50%という新聞記事を見ました。
つまり、大地震は必ず起こるのです。
そのために何を備えればよいのでしょう。防災グッズを揃えるなども大切なことでしょう。
何よりも、普段から、「気づき、考え、実行する、振り返る」態度を身につけ、とっさのときにも、
優しさや思いやりの心を持ち、誰とでも協力することができるようにすることが大事なことだと思います。
6年生の学級通信から~「気づく」ということ~
6年生の学級通信の内容の一部を紹介します。
(以下抜粋)
2月6日付の毎日子ども新聞に、「子供の食事格差解消へ 東京・世田谷」という次のような記事が載っていました。
「暮らしが貧しく子供達がご飯を食べられない”食事格差”をなくそうと、東京都世田谷区は7月から、困っている家庭を支援する事業を始めます。
事業は、1回100円の利用料で500円ほどの弁当を家庭に届ける”子供配食”と、家庭に出向いて保護者の代わりに調理する”食の支援サポーター派遣”の2本立てです。弁当の配達人は、子供や保護者に語りかけ、家庭の状況を報告してもらいます。食の支援サポーターはただで利用でき、食材などもサポーターが持っていきます。サービスを受けるには、あらかじめ審査が必要になります。
昨年夏、区内の小学5年生か中学2年生の子供を持つ家庭約1万3000世帯を対象にアンケート調査をしたところ、約3000世帯が”経済的に食材を買えないことがよくある”と答えていました。」
こういうことが身近なところにも起きていることに驚いてしまいます。これを読んで子供たちは意見文を書くわけですが、○○君が次のように書いています。
「ぼくは、暮らしが厳しい子供達がご飯を食べられない”食事格差”をなくそうと、家庭を支援する事業を始めたことに、これもKKJだと思いました。
なぜなら、困っている人の役に立っているからです。子供の保護者の代わりに子供たちが喜んで食べるおいしい弁当をこれからも作り続けてほしいです。」
KKJとは、みんなのため、そして自分のために自ら進んで「気づき・考え・実行」すること。○○君は、ご飯を食べられない子供達の支援をしている人々と、自分達の活動が重なって見えたのです。これは非常に重要な気づきです。事の重大さに違いはあるものの、根底にある考え方は一緒だという共通点に気づいたことが大きいのです。○○君は、今後の人生において、他者の慈善的な行為に対して、「すごいな。」「えらいな。」という気持ちを抱いてくれるに違いありません。それだけ心が育ってきているのです。人の優しさに気づくことができるのが、慈善や奉仕の第一歩であることは間違いありません。大変、うれしくなる出来事でした。
(以上抜粋でした)
雪の日だって寒くない
1月29日(火) 今朝は強風、しかも数センチですが積雪でした。
「校長先生!雪掃きします!」校舎裏の給食運搬車が入るところを、元気よく雪を掃いてくれる子どもたちの姿です。
半ズボンの姿が見られます。
他人のために自分を惜しまずにはたらく美しい姿です。
こちらは、校庭に降りる階段の雪を掃いてくれる子どもの姿です。本当にありがとう。
初雪の朝には
12月12日(水)昨夜からの雪で、今朝は初雪景色になりました。
しかし、子供たちが登校するころになると、雨が降ってきて、少し濡れてしまった子もいたようです。
校庭は、水たまりができて、普段元気にサッカーやドッジボールをして遊ぶことができません。
このような日の朝は、子供たちはどのようにして過ごしているのでしょう。
昇降口付近にある「団らんコーナー」では、将棋を指して遊ぶ子供がいました。
オセロを楽しむ子供もいました。
会話を楽しむ子供もいました。みんな和やかで、楽しそうな表情です。
その中でも、KKJタイムに取り組む6年生の姿があります。傘立ての傘の乱れを直してくれています。
今週は、清掃の時間がないことから、各教室のゴミがたまっていることに気づき、ゴミを集めに回る6年生の姿がありました。
校庭で元気いっぱいに遊べない今日の朝に、
普段晴れている日には、校庭で遊ぶ子供たちが、廊下の掃除をしてくれている姿がありました。
6年生の姿を見ていた下の学年の子供たちの中から、「遊べないなら掃除をしよう」と、他のために働くことに、気づき、考え、実行する姿が現れた瞬間でした。
子供たちの心が育っています。
相手の立場を想像できる力を育てる~5年生高齢者擬似体験学習を通して~
平成30年12月7日(金)5年生の総合的な学習の時間として、加齢による身体機能の低下等を体験する学習を実施しました。
白河市社会福祉協議会からお二人の講師を招き、高齢者の方の苦労などを体験することを通して、相手の立場を想像し、相手を思いやることや親切にすることの大切さを学びました。
※はじめに、社会福祉協議会の方から、加齢に伴う身体機能の低下について説明をうかがいました。
転びやすくなる、ひざが痛くなる、目や耳がわるくなる、病気をしやすくなる・・・など様々な問題が起こります。
そこで、そうした高齢者の方がどんな苦労をしているのか、様々な器具を装着して体験してみます。
モデルを手本に、装着の仕方を理解します。
3人グループになって活動開始です。
一人は、手をつないでリードし、一人は、後から支えます。
視界が狭い上、ひざも上がらないので、階段の上り下りが大変なことが分かりました。
また、文字を書いたり、
新聞の文字を読んだり、
はさみを使うことも、なかなか素早く上手にはいかないことも分かりました。
いつまでも健康で元気なおじいちゃんやおばあちゃんでいてほしいですね。
また、高齢者ではなくても、ハンディを持った人には、その人の気持ちになって手助けができるようになるといいですね。
自分の利益を求めない自発的な行動~ボランタリー・サービス(V・S)活動~
本校の6年生は、毎朝、「KKJタイム」と称し、ボランタリー・サービス活動を実践しています。
青少年赤十字には、3つの実践目標があります。「国際理解・親善」「健康・安全」そして「奉仕」です。
その一つの「奉仕」については、自ら気づき、ニーズを考え、実践し、振り返ることを重視しています。
単なるお手伝いやゴミ拾い、おせっかいではありません。
人のために自分にできることは何かを考え、自分の利益を求めない自発的な行動ができる人を育てるためです。
また、このことから、真に積極的に行動できるリーダーシップを育むためです。
6年生は、毎日、次のような「KKJカード」に記入し取り組んでいます。
※掃除用具入れの中の汚れに気づき、きれいにしました。
※廊下に水が散っていることに気づきました。しかし、毎日使うところでいつもきれいにならないことにも気づき簡単に解決できる問題ではないことにも気づきました。
※学校の坂道にあるコンクリートの壁の汚れに気づきました。学校の外なので、校長先生と相談してきれいにすることを考えました。
※自在ぼうきの先につきやすいほこりに気づき、掃除しやすいように取り除きました。
※廊下の汚れに気づき、落とすけれども、もっと効率的な方法はないかと新たに考えています。
※昇降口にある傘立ての乱れに気づいて直すも、途中で終わってしまっていることを自分で把握しています。
助産師さんの命の授業~6年生~
続いて、6年生の様子です。
赤ちゃんは、お母さんのお腹の中でいろいろな学習をしています。お母さんがお腹の赤ちゃんにたくさん言葉をかけることも言葉を獲得するために必要なことだそうです。産まれてからも身長や体重も含め、どんどん成長していきます。
でも、赤ちゃんは自分でできることはまだまだ少ないので、ミルクや離乳食を親があげなければなりません。
そこで、赤ちゃんにミルクの飲ませ方や紙おむつの交換の仕方を体験してみましょう。
赤ちゃんは、周りの人を笑顔にさせる魔法を持っていますね。みんなにこにこします。
ぎこちなく、そして丁寧に赤ちゃんを扱う様子がまたいいですね。
この子は、だいぶ慣れているようです。とても上手ですね。
そうそう、授乳中にお母さんがテレビやスマホに夢中になってしまうことは赤ちゃんの成長にとってマイナスです。
赤ちゃんの顔を見ながら優しく話しかけてあげることで、赤ちゃんの心が安定するそうです。
赤ちゃんがいると人が集まってきますよね。
こうしてお母さんや周りの大人に助けてもらいながら成長していきます。
しだいに自分のことは自分でできるようになり、脳も心も成長し、他人のことも考えることができるようになります。
同時に身体にも思春期という大きな変化が起きます。
でもそれは、一人で逞しく生きていくために、また、命をつなぐために必要なことです。
6年生も、お母さんから、赤ちゃんのころの思い出などを書いて下さった手紙を読みました。
決して自分ひとりでここまで大きくなったわけではないことを感じているようです。
助産師さんの命の授業~5年生~
11月28日(水)、5・6年生を対象に、助産師さんを招いて、命の大切さや不思議さを学ぶ授業を行いました。
まずは、5年生の様子です。
私たちが生きているのは、心臓が動いているからです。友達どうしで、簡易聴診器で心臓の鼓動を聴きあいました。
小さい音だけど、力強い鼓動です。生きている証拠を聴くことができました。
私たちは、お母さんのお腹から産まれてきました。
卵子と精子が奇跡の出会いがなければ産まれて来ませんでした。
卵子の大きさは、針の先で紙に少し穴を開けたくらいです。黒い紙に開いた穴を光にかざして大きさを確かめました。
お母さんは、赤ちゃんをお腹の中で約40週間育てます。その間、健康に気をつけながら家族に支えられながら大変な時間を過ごします。
大きくなった赤ちゃんは、いよいよお母さんのお腹から産まれようとします。赤ちゃん自身の力で産まれてくるのです。
何時間もかけて産まれた赤ちゃんは、初めて外気に触れ、肺呼吸をするため、大声を出して泣きます。悲しいのではありません。元気な命の証拠です。お母さんは、赤ちゃんを抱いたとき、これまでの苦労が一瞬で消えるそうです。
こうして産まれてきた赤ちゃんを抱くと、みんな笑顔になります。
中には恐る恐る抱く子もいます。でも笑顔です。
兄弟や家族に赤ちゃんがいる子は、抱き方が上手です。
今は自分もこういうときがあったなんて信じられませんね。
最後に、自分のお母さんから、自分が産まれてきたときの様子や思いなどを書き綴ってくれた手紙を読みました。
みんな真剣に読んでいます。
今はじめて知ることもたくさんあるのでしょうね。
手紙を書いてくれたお母さんありがとうございました。
一人一人の心の中で、お母さんに対する感謝の気持ちが大きく膨らんだに違いありません。
大切な命。自分も相手も。大事にしなければなりませんね。
人の役に立つことの喜びを~PTA資源回収のお手伝い~
11月17日(土)は、土曜授業です。同時に、PTA奉仕委員会の皆さんが中心となっての資源回収も実施しました。
朝7時30分過ぎから、各地域のPTAの皆さんが、軽トラなどで資源を運んできました。
すると、登校してきた6年生が、次々と手伝い始めました。
誰一人、先生方に指示されるわけでもなく、自主的に働き始めました。また、自分たちで手分けをしたり工夫したりして働く姿に、人の役に立っている喜びを感じているようでした。
おかげで、スムーズに短時間で終えることができました。6年生の皆さん。ありがとう。
※アルミ缶をコンテナに入れる作業。その他、一升瓶やビール瓶の積み替えもアルコールの臭いがくさい中、がんばってくれました。
※古新聞や古雑誌をトラックの荷台に積み上げるのは、重労働です。
※ダンボールも文字通り山のようです。
※PTA奉仕委員会の委員長さんから、6年生へ感謝の気持ちを伝えてくださいました。
※皆さん、朝早くからの作業、本当にありがとうございました。
当たり前のことをちゃんとやることの難しさ
10月29日(月)全校集会でのお話です。
先週の学習発表会の4年生の最後の発表の中に「当たり前のことを、ばかにしないで、ちゃんとやります。」という言葉がありました。
これは、第2学期始業式の中で、校長から「信夫一小A(当たり前のことを)B(ばかにしないで)C(ちゃんとやる)」について話したことを取り上げてくれたものです。
今日は、このことについて考えてみました。
さて、「ばかにしないで」の言葉の、別の言い方を考えてみましょう。
この質問に、さすが6年生、最初に手があがります。
他の学年の子どもからも手があがります。
記録は、発表した6年生にホワイトボードに書いてもらいました。
いろいろな言葉が出てきました。子どもたちなりに、イメージがあるようです。
次に、では”ちゃんとやった”のあとには、何がどのように変わるのでしょうかという質問をしました。
いろいろな考えが発表されました。
「先生やお母さんにほめられる」という考えが初めに出ました。
「自分や人のためになる」という考えが出ました。
また、「ばかにすることがなくなる」という考えも出ました。
子どもたちなりにイメージが膨らんでいるようです。
では最後に、「当たり前のことなのに、ちゃんとできていないなあ」と思うことはありませんかという質問をしました。
みんな考え込んでしまったようです。
この続きは、各学級で考えてくださいね。
仲よし班活動
10月10日の昼休みに、異年齢集団による「仲よし班活動」を行いました。
異年齢(縦割り)で編成した班で、班長さんを中心に相談して決めた遊びを楽しみました。
鬼ごっこ遊びやドッジボールでは、上学年生が下学年生にあえて手加減をしてあげる優しさを見ることができます。
また、上学年生と遊べることが下学年生にとっては、とても楽しいようです。
活動が終わり、教室にもどる時、1年生をおぶる6年生の姿がありました。
りんちゃんお別れ会
生きもの委員会主催で、全校生による「りんちゃんお別れ会」を開催しました。内容や進行はすべて生き物委員会の子どもたちで考えました。赤十字の「人道」の心が表れた感動的な会でした。
はじめに、校長からりんちゃんについてのお話をしました。
次に生きもの委員会の委員長から「お別れの言葉」を発表しました。涙ぐみながらの発表に聞いているみんなも泣いてしまいました。
「ぼくは、りんちゃんのとの間にたくさんの思い出があります。一つ目は、とても痛い思い出です。生きもの委員会の活動中、ぼくはおしりに突然痛みを感じました。おそるおそる振り向くと、そこにはりんちゃんの角があったのです。さらにりんちゃんは、何度も突進してきました。ぼくは柵の中を逃げ回りました。二つ目は、りんちゃんの脱走です。小屋のお掃除をしている最中、柵の中から飛び出してしまったのです。捕まえようとすると、りんちゃんが突進してくるので、逆にぼくが逃げ回ることになってしまいました。たまたま、克浩先生が捕まえてくださったので助かりました。三つ目は、助かった事件です。ある日、りんちゃんにあげるえさが無く、りんちゃんは怒って角でドンドンと壁に突進していました。冬なのでえさにする草もありません。困っていると、用務員さんがえさを持ってきてくださいました。それはくず野菜です。給食センターから届けられたものでした。りんちゃんは大喜びで食べてくれました。給食センターのみなさん、ありがとうございます。なんだか人間を見下しているようなところもあったりんちゃんだけど、それでもりんちゃんは信夫一小のアイドルでした。何かいやな出来事があって落ち込んでいても、えさをせがむりんちゃんを見ているとなぜか励まされました。りんちゃん、本当にありがとう。天国で安らかに過ごしてください。」
続いて、生きもの委員会全員でりんちゃんへ呼びかけをしました。
「わたしたちは、今までりんちゃんがすごしやすいように、お世話をしてきました。りんちゃん、今までありがとう。天国で安らかに眠ってください。」
最後に、全校生が、りんちゃんの遺影に花を飾りました。花は、生きもの委員会の子ども達が作りました。
各学年・学級で、りんちゃんへの寄せ書きも作り、飾りました。優しさや思いやりの言葉や絵で飾られていました。
守る命 広める防災
今日は、大地震が児童の昼休み時間中に発生したことを想定した避難訓練を実施しました。
校庭で遊ぶ児童、教室で過ごす児童、廊下を歩いている児童など、居る場所は様々な状況で、児童一人一人がどのように気づき、考え、実行するかを試しました。
どの児童も、非常ベルに素早く反応し、放送をよく聞いて、指定場所に避難することができました。
日ごろから実践している、完全ノーチャイムや注意深い生活、先見などの生活態度が身についている効果が表れているものと考えます。
自然災害を無くすことはできませんが、被害を最小限におさえることは、人の努力で可能になります。
普段からの心構えが大切ですね。
※非常ベルを聞いて、その場でしゃがみ、様子をみる子どもたち。
※避難指示の放送を聞いて、校舎内から素早く避難する子どもたち。
※全員の安全が確認できた後、校長からお話をしました。
防災頭巾を被って避難した人もいました。近くにあれば被りましょう。しかし、頭巾を取りに校舎内に戻ることはいけませんよ。
※防災グッズが入ったリュックを出しました。
みなさんのお家では、このような避難するときに持ち出せるようなリュックなどがありますか。
※また、福島県発行の「そなえるふくしまノート」がみなさんのお家に配られたはずですが、見たことはありますか。
※どちらも、答えが「ない」という児童がたくさんいました。
※「守る命 広める防災」のため、各ご家庭におかれましても家族内で改めて、避難グッズや避難場所など話し合われてはどうでしょうか。
※次に、白河消防本部の方から、お話をいただきました。
※消防署員の方の質問に元気に答える児童
※最後に、消防署員の方にお礼を言って教室に戻りました。
運営委員会のリーダーシップ
2学期が始まり4日目。
運営委員会の子どもたちが中心となって、JRC活動を推進しています。
まずは、募金活動です。
7月の西日本豪雨災害に遭った方々の苦労を想い、今週から募金活動が始まりました。
運営委員会の子どもたちが、各教室や職員室をまわって募金を呼びかけています。
校長室にも募金の依頼がありました。
次の働きかけとして、今日は、全校生に「ありがとうメッセージ運動」の取り組みの呼びかけをしました。
「みなさん、信夫一小では、全校生で「ありがとうのメッセージ運動」に取り組んでいます。お友達の優しさや思いやりあふれる行動に感謝の気持ちを伝えるとともに、その良い行いを全校生に知らせることを目的として行います。また、そのお友達の行いを模範にして「私もやってみたい」「私もやってみよう」という思いや願いが学校中に広がって、信夫一小が優しさと思いやりでいっぱいになることを願っています。
みなさんも進んでお友達の良いところに目を向けるとともに、進んでみんなの役に立つ活動ができるために、「ありがとうのメッセージ運動」に取り組みましょう。玄関前のスペースに置いてあるこのハートの用紙に、お友達の素敵な行いと、それに対する感謝の言葉を書いてこのポストに入れてください。よろしくお願いします。」
1学期の6年生のJRC活動
4月から6年生に進級した子どもたち、1学期間のJRC活動は素晴らしいものでした。
信夫一小の伝統が新たに作られています。
※児童昇降口のたたきの下も掃除してくれました。
※一人でも、黙々と掃き掃除をしてくれました。
※毎日毎日掃除をしてくれました。
※どの児童も、自発的に取り組んでいます。
※中には、壁の汚れを落としてくれる児童もいます。
※縦割り班の活動では、リーダーとしてみんなが楽しく遊べるように、下級生の面倒をみてくれました。
※休み時間には、1年生と遊んでくれました。
※休み時間の終わりには、わざわざ1年生をおぶって校舎内に連れてきてくれました。
6年生は、これをKKJ(気づき 考え 実行する)と呼んでいます。
〒969-0307
福島県白河市大信中新城字愛宕山108−1
TEL 0248-46-2151
FAX 0248-46-3811