「気づく」「考える」「実行する」「振り返る」子ども

青少年赤十字の取組

まもるいのち ひろめるぼうさい~3.11追悼~その2

 次に、福島県の現状について、新聞記事をもとに説明しました。

※福島県は、地震、津波の災害に加えて、東京電力福島第一原子力発電所の事故により、避難生活を余儀なくされていること。そして、それは今でも多くの問題を解決できないことがあることなど話しました。


※福島県で起きた災害を体験した子どもや関係する人たちなどのお話が”絆”(福島県教育委員会発行 道徳資料)にたくさん載っているので、みなさんぜひ読んでくださいね。

※さて、今日の時間の振り返りをします。
次の二つのことについて、自分の考えたことを、振り返りシートに書きましょう。(4年生以上は100字以内)
①3.11の震災や津波などの災害からどんなことを感じましたか。
②自分の命を守るために、日ごろから注意をしたり、備えておいたりすることは何だと思いますか。

※3年生の振り返りの様子


※4年生の振り返りの様子


※5年生の振り返りの様子




※1年生は、教室で振り返りました。

 自分の感じたことを発表しました。


※2年生の振り返りの様子






※6年生の振り返りの様子




※道徳資料の”絆”を真剣に読む姿がありました。




※一人一人が真剣に自分の考えや思いを、振り返りシートに書いていました。とても素晴らしい内容のものがたくさんありました。別の機会で紹介します。

まもるいのち ひろめるぼうさい~3.11追悼~その1

 3月10日(金)全校生が集まり、「3.11東日本大震災を忘れない集会」を行いました。
 平成23年3月11日から6年が経つ今、この震災を覚えているのは、4年生以上の子どもたちのようです。この大災害を風化させないために、また、いつ起こるかもしれない災害で、大切な命を落とさないために、集会を行いました。

 まずはじめに、6年前に、どんな大きさの地震が起きたのか。そして、どんな大きな津波が押し寄せたのか。資料動画をみんなで見ました。




※当時の地震や津波の大きさが記録された貴重な映像から、想像を超えるものであったことを知りました。












※次に被害の状況について説明しました。多くの方が命を落としたこと、未だに行方が分からない人がいること、多くの家屋等が壊れたことなど知りました。
この災害で亡くなった方へ冥福を祈りましょう。また、3月11日(土)午後2時46分に各地で防災無線の追悼のサイレンが鳴るので、できる人は、黙祷をしてくださいね。


※次に、津波を体験した小学生のインタビューと、災害救助や被災地支援に駆けつける人たちの活動が記録されたDVDを見ました。


※助かった命は、新しい命へつなぐ大切なもの。また、命を守る支援活動を行う人たちがたくさんいること。そして、復興に向けてがんばる人たちがたくさんいることを知りました。

笑う 床の輝きは心の輝き

 朝のVS(ボランティア・サービス)に取組む児童の姿です。
床の汚れに気づき、それを落とそうと自分の時間を使って取組んでいる姿です。
 みんなのことを思って、きれいにしてくれていることが素晴らしいです。床を磨くと同時に、心もきれいに磨かれているにちがいありません。



※この姿を見たら、廊下を静かに歩かずにはいられません。


※校長室内のはきそうじをしてくれる児童もいます。

笑う 今日はボランティア清掃の日

 今日は、普段できないところをきれいにするボランティア清掃の日です。自分たちで気づいた場所を丁寧に掃除をしてくれました。
 とても美しい姿です。

※この児童は、たった一人で、プール脇の側溝の泥を上げていました。




※短い時間でのこの仕上げは大人も負けます。まいりました。


※本校は、床が黒く汚れやすいのですが、子どもたちはそこに気づいたようです。冷たい水をつけながらこすって落としてくれました。


※玄関前も丁寧にはいてくれました。


※ここでも床の汚れ落としです。ありがとう。


※トイレ掃除に進んで取組んでくれる姿も美しいです。


※冷たい水も平気です。


※トイレがきれいだと心もきれいになりますよね。




※無言で床を拭いている姿も立派です。


※自分たちで整列し、あいさつして終りました。


※2人でもあいさつをきちんとします。


※3年生の姿でした。

笑う 切り抜いた折り紙と同じ国旗は?

 今日は、4年生が赤十字マークの切り抜きチャレンジで校長室にやってきました。見事上手に切り抜きました。

さて、切り抜いて残った折り紙は、ある国の国旗と同じです。分かるかな?
子どもは意外と国旗はわかりません。

そこで、壁に張ってある世界地図の周りにあるたくさんの国旗から、一生けんめいに探し、「スイス!」と見つけて喜びます。
では、世界地図から、スイスを探そう!
というと、あちこち探し始めます。
世界地図を見ることが意外と少ないことがここでもわかります。
ヒントを与え、やっと見つけると、
とても小さい国だということがわかりました。

続けて、ではスイスで生まれた有名な人は?と聞くと・・・
少し悩んでいるうち、
壁に目をやり、「アンリーデュナン!」と叫びます。

アンリーデュナンはどんな人?と聞くと、「赤十字をつくった人」と答えてくれます。
このように、赤十字マークの切り抜きから、いろいろなことが学べました。

笑う 姿勢上手の認定と赤十字マーク切抜きのメダル

 今日の朝の会で、新たに「姿勢上手」と認められた児童に認定証を授与しました。
 なんと、1年生は全員「姿勢上手」以上になりました。素晴らしいです。これまで認定された児童は、本校トップサイトにスライドショーで見ることができます。
 また、新たな赤十字マーク切り抜きチャレンジャーには、校長先生手作りの記念メダルが贈られました。おめでとう。



笑う 「人道」の最大の敵は「無関心」

今日の朝の会で、次のようなお話をしました。

※アンリーデュナンは赤十字の創始者ですが、「赤十字」の考えで一番大切な心は何でしょう。
それは「人道」です。
「人道」とは、人としてあるべき生きる道(生き方)、思いやりや親切心などの心です。


※校長先生がよく話す「SNBナンバーワン」に込められている願いは、何事にも一番になるよう、自分自身を鍛える、高みを目指すことです。


※また、「ひとりひとりはオンリーワン」に込められている願いは、自分も大事、他の人も大事ということです。
これは、赤十字の「人道」に通じます。


※さて、「人道」の最大の敵は何だと思いますか。つまり、人としてあるべき道を生きるために一番の心の敵です。
先週行なった豆まきのときに、ひとりひとりの心から追い出したい「鬼」はなんでしたか。「泣き虫鬼」や「怒りんぼ鬼」など、いなくなれば自分が強くなったり、優しくなったりできる自分の敵ですね。

※「人道」の一番の敵は、「無関心」です。
「無関心」とは、自分には関係ないと思う心です。
この心が、優しさや思いやりの敵なのです。




※つまり、「気づかない」「考えない」「実行しない」は、一番の敵なのです。






※青少年赤十字として取り組んでいる「気づき」「考え」「実行する」「振り返る」は、まさしく「人道」の敵を追い払うことなのです。これからも、いろいろなことに関心を持って取り組んでいきましょう。

笑う ひとりひとりの思いやりの心がかたちに

 今日の朝の会の終わりに、児童会運営委員会の代表児童から、ペットボトルのキャップ集めと、書き損じはがき集めについての報告がありました。
 一人ではほんの小さな力でも、みんなが力を合わせると、人のために大きな力になることが、このような実践からも学ぶことができました。

※キャップは、211kgも集まりました。