「気づく」「考える」「実行する」「振り返る」子ども

2018年1月の記事一覧

笑う 備蓄食の有効活用~救缶鳥プロジェクト~

 今週の朝の会で、次のような劇を行い、「救缶鳥プロジェクト」についてお話をしました。

ある日の信夫家のできごとです。
お父さんと子供たちが災害時に使用する防災グッズについて話し合っています。
子「お父さん、うちには、防災グッズはあるの?」

父「あるよ。そういえば、点検する時期だから、いっしょに点検してみよう。」
子「わーい。楽しみだね。」

(信夫家にある防災リュックの中から、防災グッズを取り出して確かめます。)
父「おお。スリッパが入っているぞ。ゴムの軍手もある。」

父「このラップやアルミホイルは何のためにあるの?」
子「非常用の料理などを作るときに役立つんだよ。」

父「おお。他にもたくさん入っているな。アルミのシートやタオル、ライターや水を入れるビニル袋も入っているね。」

父「おや、これは、缶入りのパンだね。「救缶鳥」と書いてある。賞味期限があと1年だから、そろそろ新しいものを買っておきたいね。」

子「お父さん、ちょうど学校から、「新しい救缶鳥を買いませんか」というお便りが配られたよ。」

父「ちょうどよかった。何個か買っておこう。何個必要かな。」

子「うちは、家族が8人だから8個買おうよ。」

父「そうしよう。では、賞味期限があと少しの救缶鳥は、今、食べてしまおう。」

子「ちょっと待ってお父さん。先生が、「救缶鳥プロジェクト」について話をしていたよ。賞味期限が近づいた救缶鳥を、外国などの食糧が不足して困っている難民の人たちに寄付する運動だそうだよ。」

父「へえ、そうなんだ。じゃあ、これは食べないで寄付するとしよう。あ、ここにメッセージを書くところがあるよ。心を込めたメッセージを書いて寄付しよう。」

子「何かとてもうれしい気持ちになるね。お父さん!」

父「そうだね、「救缶鳥プロジェクト」って素晴らしい取組だね。
そういえば、学校で、JRCに取り組んでいたね。思いやりや親切な心を大切にしているんだってね。
困っている人に役立てることができてよかったね。」

父・子「そうだね!あっはっはっは。」

というわけで、この備蓄食としての缶入りのパン「救缶鳥」は、非常食にもなるばかりでなく、海外の食糧に困っている人たちのために寄付も出来る運動(救缶鳥プロジェクト)を行っています。
この運動に参加したい人はぜひどうぞ。


ところで、皆様のご家庭では、防災グッズの備えは万全ですか。
点検してしてみるのもいいですね。

笑う 進んで雪はきをする姿

昨夜からの降雪により、今朝は30センチほどに雪が積もりました。
元気に登校してきた子どもたち、雪を見て大喜び。
しかし、校庭で遊ぶことより、雪はきに進んで取り組んでくれました。
みんなのために働く姿、美しいですね。