「気づく」「考える」「実行する」「振り返る」子ども

2018年10月の記事一覧

笑う 当たり前のことをちゃんとやることの難しさ

10月29日(月)全校集会でのお話です。

先週の学習発表会の4年生の最後の発表の中に「当たり前のことを、ばかにしないで、ちゃんとやります。」という言葉がありました。

これは、第2学期始業式の中で、校長から「信夫一小A(当たり前のことを)B(ばかにしないで)C(ちゃんとやる)」について話したことを取り上げてくれたものです。

今日は、このことについて考えてみました。

さて、「ばかにしないで」の言葉の、別の言い方を考えてみましょう。

この質問に、さすが6年生、最初に手があがります。

他の学年の子どもからも手があがります。

記録は、発表した6年生にホワイトボードに書いてもらいました。

いろいろな言葉が出てきました。子どもたちなりに、イメージがあるようです。

次に、では”ちゃんとやった”のあとには、何がどのように変わるのでしょうかという質問をしました。

いろいろな考えが発表されました。

「先生やお母さんにほめられる」という考えが初めに出ました。

「自分や人のためになる」という考えが出ました。

また、「ばかにすることがなくなる」という考えも出ました。

子どもたちなりにイメージが膨らんでいるようです。

では最後に、「当たり前のことなのに、ちゃんとできていないなあ」と思うことはありませんかという質問をしました。

みんな考え込んでしまったようです。

この続きは、各学級で考えてくださいね。

笑う 仲よし班活動

10月10日の昼休みに、異年齢集団による「仲よし班活動」を行いました。

異年齢(縦割り)で編成した班で、班長さんを中心に相談して決めた遊びを楽しみました。

鬼ごっこ遊びやドッジボールでは、上学年生が下学年生にあえて手加減をしてあげる優しさを見ることができます。

また、上学年生と遊べることが下学年生にとっては、とても楽しいようです。

活動が終わり、教室にもどる時、1年生をおぶる6年生の姿がありました。

心配・うーん りんちゃんお別れ会

生きもの委員会主催で、全校生による「りんちゃんお別れ会」を開催しました。内容や進行はすべて生き物委員会の子どもたちで考えました。赤十字の「人道」の心が表れた感動的な会でした。

はじめに、校長からりんちゃんについてのお話をしました。

次に生きもの委員会の委員長から「お別れの言葉」を発表しました。涙ぐみながらの発表に聞いているみんなも泣いてしまいました。

「ぼくは、りんちゃんのとの間にたくさんの思い出があります。一つ目は、とても痛い思い出です。生きもの委員会の活動中、ぼくはおしりに突然痛みを感じました。おそるおそる振り向くと、そこにはりんちゃんの角があったのです。さらにりんちゃんは、何度も突進してきました。ぼくは柵の中を逃げ回りました。二つ目は、りんちゃんの脱走です。小屋のお掃除をしている最中、柵の中から飛び出してしまったのです。捕まえようとすると、りんちゃんが突進してくるので、逆にぼくが逃げ回ることになってしまいました。たまたま、克浩先生が捕まえてくださったので助かりました。三つ目は、助かった事件です。ある日、りんちゃんにあげるえさが無く、りんちゃんは怒って角でドンドンと壁に突進していました。冬なのでえさにする草もありません。困っていると、用務員さんがえさを持ってきてくださいました。それはくず野菜です。給食センターから届けられたものでした。りんちゃんは大喜びで食べてくれました。給食センターのみなさん、ありがとうございます。なんだか人間を見下しているようなところもあったりんちゃんだけど、それでもりんちゃんは信夫一小のアイドルでした。何かいやな出来事があって落ち込んでいても、えさをせがむりんちゃんを見ているとなぜか励まされました。りんちゃん、本当にありがとう。天国で安らかに過ごしてください。」

続いて、生きもの委員会全員でりんちゃんへ呼びかけをしました。

「わたしたちは、今までりんちゃんがすごしやすいように、お世話をしてきました。りんちゃん、今までありがとう。天国で安らかに眠ってください。」

最後に、全校生が、りんちゃんの遺影に花を飾りました。花は、生きもの委員会の子ども達が作りました。

各学年・学級で、りんちゃんへの寄せ書きも作り、飾りました。優しさや思いやりの言葉や絵で飾られていました。