「気づく」「考える」「実行する」「振り返る」子ども

2018年11月の記事一覧

笑う 助産師さんの命の授業~6年生~

続いて、6年生の様子です。

赤ちゃんは、お母さんのお腹の中でいろいろな学習をしています。お母さんがお腹の赤ちゃんにたくさん言葉をかけることも言葉を獲得するために必要なことだそうです。産まれてからも身長や体重も含め、どんどん成長していきます。

でも、赤ちゃんは自分でできることはまだまだ少ないので、ミルクや離乳食を親があげなければなりません。

そこで、赤ちゃんにミルクの飲ませ方や紙おむつの交換の仕方を体験してみましょう。

赤ちゃんは、周りの人を笑顔にさせる魔法を持っていますね。みんなにこにこします。

ぎこちなく、そして丁寧に赤ちゃんを扱う様子がまたいいですね。

この子は、だいぶ慣れているようです。とても上手ですね。

そうそう、授乳中にお母さんがテレビやスマホに夢中になってしまうことは赤ちゃんの成長にとってマイナスです。

赤ちゃんの顔を見ながら優しく話しかけてあげることで、赤ちゃんの心が安定するそうです。

赤ちゃんがいると人が集まってきますよね。

こうしてお母さんや周りの大人に助けてもらいながら成長していきます。

しだいに自分のことは自分でできるようになり、脳も心も成長し、他人のことも考えることができるようになります。

同時に身体にも思春期という大きな変化が起きます。

でもそれは、一人で逞しく生きていくために、また、命をつなぐために必要なことです。

6年生も、お母さんから、赤ちゃんのころの思い出などを書いて下さった手紙を読みました。

決して自分ひとりでここまで大きくなったわけではないことを感じているようです。

笑う 助産師さんの命の授業~5年生~

11月28日(水)、5・6年生を対象に、助産師さんを招いて、命の大切さや不思議さを学ぶ授業を行いました。

まずは、5年生の様子です。

私たちが生きているのは、心臓が動いているからです。友達どうしで、簡易聴診器で心臓の鼓動を聴きあいました。

小さい音だけど、力強い鼓動です。生きている証拠を聴くことができました。

私たちは、お母さんのお腹から産まれてきました。

卵子と精子が奇跡の出会いがなければ産まれて来ませんでした。

卵子の大きさは、針の先で紙に少し穴を開けたくらいです。黒い紙に開いた穴を光にかざして大きさを確かめました。

お母さんは、赤ちゃんをお腹の中で約40週間育てます。その間、健康に気をつけながら家族に支えられながら大変な時間を過ごします。

大きくなった赤ちゃんは、いよいよお母さんのお腹から産まれようとします。赤ちゃん自身の力で産まれてくるのです。

何時間もかけて産まれた赤ちゃんは、初めて外気に触れ、肺呼吸をするため、大声を出して泣きます。悲しいのではありません。元気な命の証拠です。お母さんは、赤ちゃんを抱いたとき、これまでの苦労が一瞬で消えるそうです。

こうして産まれてきた赤ちゃんを抱くと、みんな笑顔になります。

中には恐る恐る抱く子もいます。でも笑顔です。

兄弟や家族に赤ちゃんがいる子は、抱き方が上手です。

今は自分もこういうときがあったなんて信じられませんね。

最後に、自分のお母さんから、自分が産まれてきたときの様子や思いなどを書き綴ってくれた手紙を読みました。

みんな真剣に読んでいます。

今はじめて知ることもたくさんあるのでしょうね。

手紙を書いてくれたお母さんありがとうございました。

一人一人の心の中で、お母さんに対する感謝の気持ちが大きく膨らんだに違いありません。

大切な命。自分も相手も。大事にしなければなりませんね。

 

笑う 人の役に立つことの喜びを~PTA資源回収のお手伝い~

11月17日(土)は、土曜授業です。同時に、PTA奉仕委員会の皆さんが中心となっての資源回収も実施しました。

朝7時30分過ぎから、各地域のPTAの皆さんが、軽トラなどで資源を運んできました。

すると、登校してきた6年生が、次々と手伝い始めました。

誰一人、先生方に指示されるわけでもなく、自主的に働き始めました。また、自分たちで手分けをしたり工夫したりして働く姿に、人の役に立っている喜びを感じているようでした。

おかげで、スムーズに短時間で終えることができました。6年生の皆さん。ありがとう。

※アルミ缶をコンテナに入れる作業。その他、一升瓶やビール瓶の積み替えもアルコールの臭いがくさい中、がんばってくれました。

※古新聞や古雑誌をトラックの荷台に積み上げるのは、重労働です。

※ダンボールも文字通り山のようです。

※PTA奉仕委員会の委員長さんから、6年生へ感謝の気持ちを伝えてくださいました。

※皆さん、朝早くからの作業、本当にありがとうございました。