助産師さんの命の授業~5年生~
11月28日(水)、5・6年生を対象に、助産師さんを招いて、命の大切さや不思議さを学ぶ授業を行いました。
まずは、5年生の様子です。
私たちが生きているのは、心臓が動いているからです。友達どうしで、簡易聴診器で心臓の鼓動を聴きあいました。
小さい音だけど、力強い鼓動です。生きている証拠を聴くことができました。
私たちは、お母さんのお腹から産まれてきました。
卵子と精子が奇跡の出会いがなければ産まれて来ませんでした。
卵子の大きさは、針の先で紙に少し穴を開けたくらいです。黒い紙に開いた穴を光にかざして大きさを確かめました。
お母さんは、赤ちゃんをお腹の中で約40週間育てます。その間、健康に気をつけながら家族に支えられながら大変な時間を過ごします。
大きくなった赤ちゃんは、いよいよお母さんのお腹から産まれようとします。赤ちゃん自身の力で産まれてくるのです。
何時間もかけて産まれた赤ちゃんは、初めて外気に触れ、肺呼吸をするため、大声を出して泣きます。悲しいのではありません。元気な命の証拠です。お母さんは、赤ちゃんを抱いたとき、これまでの苦労が一瞬で消えるそうです。
こうして産まれてきた赤ちゃんを抱くと、みんな笑顔になります。
中には恐る恐る抱く子もいます。でも笑顔です。
兄弟や家族に赤ちゃんがいる子は、抱き方が上手です。
今は自分もこういうときがあったなんて信じられませんね。
最後に、自分のお母さんから、自分が産まれてきたときの様子や思いなどを書き綴ってくれた手紙を読みました。
みんな真剣に読んでいます。
今はじめて知ることもたくさんあるのでしょうね。
手紙を書いてくれたお母さんありがとうございました。
一人一人の心の中で、お母さんに対する感謝の気持ちが大きく膨らんだに違いありません。
大切な命。自分も相手も。大事にしなければなりませんね。
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