「気づく」「考える」「実行する」「振り返る」子ども

笑う 自分の利益を求めない自発的な行動~ボランタリー・サービス(V・S)活動~

本校の6年生は、毎朝、「KKJタイム」と称し、ボランタリー・サービス活動を実践しています。

青少年赤十字には、3つの実践目標があります。「国際理解・親善」「健康・安全」そして「奉仕」です。

その一つの「奉仕」については、自ら気づき、ニーズを考え、実践し、振り返ることを重視しています。

単なるお手伝いやゴミ拾い、おせっかいではありません。

人のために自分にできることは何かを考え、自分の利益を求めない自発的な行動ができる人を育てるためです。

また、このことから、真に積極的に行動できるリーダーシップを育むためです。

6年生は、毎日、次のような「KKJカード」に記入し取り組んでいます。

 

※掃除用具入れの中の汚れに気づき、きれいにしました。

※廊下に水が散っていることに気づきました。しかし、毎日使うところでいつもきれいにならないことにも気づき簡単に解決できる問題ではないことにも気づきました。

※学校の坂道にあるコンクリートの壁の汚れに気づきました。学校の外なので、校長先生と相談してきれいにすることを考えました。

※自在ぼうきの先につきやすいほこりに気づき、掃除しやすいように取り除きました。

※廊下の汚れに気づき、落とすけれども、もっと効率的な方法はないかと新たに考えています。

※昇降口にある傘立ての乱れに気づいて直すも、途中で終わってしまっていることを自分で把握しています。