日誌

2021年8月の記事一覧

鍛えよ、心と体!

 5年生の算数の授業へ足を運びました。

 朝の「キララ算数」では、一人一人が集中して取り組んでおり、その学習の定着度にびっくりしました。小学生のうちは、式を分解式(計算処理ごとに複数の式で表し、答えを求めていく方法)にする子が多いものですが、全員が総合式(答えを求めるための式をかっこを使うなどして1つで表す方法)でした。担任の先生によい意味で鍛えられています。そして、子どもたちは習得しています。すごい!

 さあ、算数の授業は・・・?

 何やら不穏な空気が漂っていました。3秒で察知。しばらく観察。どうやら忘れ物をした子が2名いる様子。どう対応してよいか固まる2名。この2名にアドバイスする担任と仲間たちの言葉がすばらしい。

「忘れ物をしたときはどうする?」

「4つのことを述べる」

「4つとは?」

「忘れた事実を伝え謝る。理由を言う。忘れたことにどう対応するか自分の考えを述べる。以後気を付けることを述べる」

「〇〇さんなら、なんて言う?」

「私なら・・・・」

 決して子どもたちを甘やかさず、自分の過ちを自ら対応する力を育ててくださっていますね。教師が行動を指示するのではなく、自己決定させている。信夫二小の2学期の指導の重点にすると確認した「自主性・主体性」を伸ばす指導をしてくださっていました。これも授業なのです。学力を支える非認知能力を伸ばす指導です。

 本校では、1学期末の職員会議で、1学期の学校生活全般について話し合い、2学期の指導の重点を決めました。そして、決めたことは、全職員で共通理解・共通実践しようと確認しました。みんなで子どもたちを育ててまいります。子どもたちのもつ強みを伸ばすだけではなく、弱みを克服する取り組みを本気で行っていきます。

読書の秋到来!

 2年生3名が、校長室に授業参加へのお誘いに来てくれました。

 なんとうれしいお誘いでしょう!こういうサプライズは大歓迎!!

 教室では、「お気に入りの本をしょうかいしよう」という国語の授業を行っていました。ちょうど、紹介する場面でした。そして、発表するときに大切にするポイントがしっかり板書されていました。すばらしいのは、子どもたちの発表が、先生と確認したそれらのポイントを生かそうという気持ちにあふれていたことです。担任の先生と子どもたちの信頼関係の表れです。愛にあふれる教室での学びは、教科の学習だけでなく、子どもたちを人として成長させるものになりますね。

 今日紹介してもらった本は、さっそく読んでみようと思いました。ありがとう2年生!

 そして、もう一つ。3年生の読書感想文を読ませてもらいました。「いのちのいれもの」という本を読んでの感想文でした。朝から涙腺が崩壊しました。「生きること」「いのちを輝かせること」をテーマに、自分の思いを綴っていました。9歳の3年生に生きる力を分けてもらいました。ありがとう3年生!

 さあ、読書の秋がやってきましたね。本から栄養をたくさんもらって、心を豊かにしていきましょうね。

キララ算数

 毎週火曜日の朝の時間(8:15~8:30)は、キララ算数の時間です。算数の学力向上タイムです。1学期の学習の復習をしたり、前学年の学習の復習をしたり、苦手な学習にチャレンジしたり、さまざまな工夫をしながら取り組んでいます。

 たった15分の学習タイムですが、ちりも積もれば山となる!!

 子どもたちの様子を見てると、理解できていない学習内容を自覚し教えてもらう機会としていたり、繰り返し学習してできるようになったことを実感する機会としていたりと、有効に活用しているようです。とにもかくにも、まずは「自覚」「自分を知ること」が大事ですね。それが、自主性・主体性を育むことになるからです。「キララ算数の時間だから算数のプリントをやる」ではなく、「自分のためになる学習をする」そのような自主的・主体的な学習態度を育てていきたいです。

 自主性・主体性が育った子どもの学習中の瞳は、必ずキラリと輝きます。まさに「キララ算数」です。まぶしいくらいに輝こう35名のスターたち!

防災週間・防災の日~全校集会~

 今日から一週間は、防災週間です。そして、水曜日、9月1日が防災の日です。国では、台風、豪雨、豪雪、水、高潮、地震、津波等の災害についての理解を深め、これに対する備えを充実させ、強化することで、災害を未然に防止したり、被害の軽減につないだりするため、「防災の日」や「防災週間」を設けています。これは、約100年前、1923年9月1日の関東大震災にちなんで設けられましたが、10年前の3月11日には、私たちの住む福島県・東北地方は「千年に一度」という大きな地震、東日本大震災・原発事故の甚大な被害を受けました。最近では、南海トラフ地震という大きな地震が起きることが心配されています。地震をはじめとした自然災害は、いつ、どこで、どのように発生するかはわかりません。地震の発生を防ぐことはできないので、日頃からの備えによって、その被害をできる限り小さくすることが重要です。
 地震が学校にいるときに発生する確率は10%程度だと言われています。しかも先生と一緒だったり、友達と一緒だったりするとは限りませんね。休日や深夜、あるいは自分一人で家にいるときに地震に遭遇することも考えられます。だから、自分の命を守るために、どのような行動をとったらいいか自分で判断できるようにすることが大切です。今日からの防災週間を機会に、学校でも家でも、防災の準備をしていきましょう。

 信夫第二小学校では、地震からみんなの命を守るための大切な準備をしてあります。何だか分かりますか。一つは耐震工事です。この学校は頑丈な作りになっているので、少々の地震では壊れません。安心してください。でも、校舎から校庭に避難した方がもっと安全なときもありますし、校庭よりも昇降口前の方が安全な時もあります。さらに学校から離れなければならないから外面集会所に避難ということもあるかも知れません。避難場所や避難の仕方は、正しい情報を確認した後、必ず皆さんにお知らせするので、地震が起こったら、黙ってその場から動かないでください。泣いてもいけません。黙って待ちます。
 それから学校には、防火扉もあります。地震後、火事になることも多いため、学校では、強い地震後は、この扉がしまり、火事が広がらないようなしくみになっているのです。だから、避難するときは、閉まった扉の一部を自分で開けて通ることになります。閉じ込められたと焦らずに行動しましょう。今日、全校集会から教室に戻るときこの練習をしておこうと思います。

 さて、校長先生との約束です。地震が起こったら、自分から進んで自分の身を守る行動をします。どんな場所にいても、「まず低く」「頭を守り」「動かない」この3つです。では、場所に応じて具体的に考えてみましょう。(教室で地震、ろうかで地震、階段で地震、校庭で地震、図書室で地震、トイレで地震・・・またまた6年生に協力してもらいました)

 大切なのは〝自分の命は自分で守る〟ということです。そのために常に備えておくことです。昔から〝備えあれば憂いなし〟と言われますが、どこにいても常に非常口や避難通路、避難場所を確認しておくこと。そして、崩れるものが最小限になるように常に整理整頓をしておくこと。不幸にして災害にあった時には、『合い言葉』を思い出すことです。

 今日、お家に帰ったら、お家の人と「家族との連絡方法」「集合場所」「困ったときの連絡先」 この3つを確認しておきましょう。 

出た~!

 今朝、石久保・大日向の子どもたちや保子さんと登校する際、畑で大発見!!お祝い

 畑ファイナルでまいたそばの芽が、きれいに出そろっていました。感動ものです!!王冠

「茎が赤いね」「5㎝は伸びてるね」など、気付いたこと口にしながらの楽しい登校でした。

 今後の成長が楽しみです!!

白河の歴史・文化再発見!

  6年生が、白河の歴史・文化について学んだことを新聞にまとめました。4年生の手書きで温かみのある新聞は、1学期に紹介しましたが、今回は6年生のパソコンで作成したかっこいい新聞です。一人一人、工夫した新聞を作りました。私も白河市民ですが、6年生の新聞を読んで初めて知ることもありました。まさに、白河の歴史・文化再発見です!ありがとう!!

県民の一人として

 今朝、校内放送で「プールファイナルの延期」と「コロナ対策の徹底」について指導しました。登校時に子どもたちと話す中で、この行事を楽しみしている様子が見て取れたので、延期になる理由をしっかり自分の言葉で伝えたいと思いました。大信地区の感染状況は、地域の皆様の心がけ等により危機的状況ではないものの、福島県全域において非常事態宣言が出されているのだから、県民の一員として一丸となって取り組むことが大切なのだと話しました。また、今後も感染防止に向けて、気を抜かず徹底して「新しい生活様式」を踏まえた行動をしようと話しました。「校庭側と廊下側の窓を常に開け、空気の流れをつくる」「自分に合ったサイズで、なるべく不織布のマスクをする」など、子どもたちに分かるような具体的な約束についても確認しました。

 すでにご存じの方も多くいらっしゃると思いますが、昨年12月に、国立研究開発法人「理化学研究所」が発表した、スーパーコンピューター「富嶽」による、マスク素材ごとの飛沫防止効果のシミュレーション結果が話題を呼びました。それによると、「吐き出し飛沫量」は、不織布マスクでは約80%カット、である一方でウレタンマスクでは約50%しかありませんでした。つまり、不織布マスクでは吐き出し飛沫量は20%程度に抑えられるにもかかわらず、ウレタンマスクではその2~3倍の量を吐き出してしまい、それだけ感染させるリスクが上がってしまうということです。素材が不織布のマスクが最も高い効果を持ち、不織布マスク、布マスク、ウレタンマスクの順に効果が下がるそうです。また、同じ素材のマスクであっても、つけ方や、マスクのフィルターの性能、厚さなどによっても効果に差が出るとされています。

 各家庭におかれましてもどんなマスクをどのようにつけるべきなのかを、この機会にもう一度ご検討いただきたいと思います。学校では、マスクの付け方や外すタイミングについて、再指導し、徹底してまいります。よろしくお願いいたします。

 

プールファイナル延期のお知らせ

 27日(金)に予定していた「プールファイナル」は、9/10(金)に延期します!
 プールにニジマスを15㎏約100匹放流し、全校生でつかみ取り大会をします。普段の生活ではまず触れることのない川魚に触れることで、魚の動き、敏捷さなどの理解を深め、生きた魚の生態について学んだり、魚を捕まえた後は、実際に調理されたものを食し、食の大切さ、食育について学んだりします。
 この行事が実施できるよう、くれぐれも気を緩めずにコロナ感染対策を行ってください。楽しいことがたくさん待っている2学期です。よりよい形で実施できますよう、 チーム信夫二小のメンバーみんなで細心の注意をはらってまいりましょう。

そばクイズ解答編

Q1.そばの実の形は ?

A.三角(あさがおの種の形ににているとの反応。大半の子が丸い形だと答えていました)

Q2.殻をむいた実は何色 ?

A うす緑(爪で殻を破って見つけたうす緑色に感動しました)

Q3.実を粉にすると何色 ?

A 白(これも灰色だと答えた子が多かった・・・おそばの色をイメージしたのでしょうね)

Q4.そばの花は何色 ?

A 白(実際に見たことがなかったからか、間違えた子もいました)

Q5.収穫まで何日 ?

A トマトと同じ75日(これはたいへんよくできました) 

Q6.そばはいつの時代から作られている ?

A 縄文12000年前(こんな昔から食べられていたのですね・・・驚き!)

Q7.江戸時代(前)まではだんごで食べていた?

A 〇(そばがきとも言われます。江戸時代から切って食べる文化が生まれたそうです) 

Q8.なぜ大晦日にそばを食べるの ?

A 「金運がよくなる」と「寿命がのびる」の両方の説があるそうです(ちょっとずるい問題でしたね、すみません)

Q9.フランスでもそばを食べる?

A 〇(クレープにして食べます。ガレットといいます)

Q10.福島県の生産量は全国ベスト5?

A 〇(そば文化が発達した県ですね。わが白河は、そばもラーメンも愛されていますね)

そばの種付け②

 最後の仕上げは、地域のそば名人、渡辺幸一様の手で行われました。

 この畑ファイナルの総監督で、一から十まで教えて頂きながら進めております。今後ともよろしくお願いいたします。

そばの種付け①

 クイズの後は、いよいよそばの種付け。国井直巳様が、休日に耕してくださった畑に移動し、「おおきくなあれ」と心を込めて、種をまきました。

 その後、閉会の前に、みんなで記念写真も撮りました。合い言葉は「ふぁいなるう~」。今後もいくつかのファイナル行事を予定しております。全校生・全職員でたくさんの思い出をつくってまいります。

めざせ!そば名人

 延期になっていた畑ファイナル!無事、本日2校時目に実施することができました。

 まずは、そばについてクイズと観察で学ぶ時間を設けました。6年生の盛り上げ隊のがんばりで、楽しくもしっかりとそば知識を身に付けることができました。4人の「ダガダガダガダガ・・・、ヨ~、ダン!」がいつまでも耳に残っています。

 クイズは、次の10問です。

Q1.そばの実の形は ?

A まる B 三角

Q2.殻をむいた実は何色 ?

A 白 B うす緑

Q3.実を粉にすると何色 ?

A 灰色 B 白

Q4.そばの花は何色 ?

A 黄色 B 白

Q5.収穫まで何日 ?

A トマトと同じ75日 B 米と同じ120日

Q6.そばはいつの時代から作られている ?

A 江戸420年前 B 縄文12000年前

Q7.江戸時代(前)まではだんごで食べていた?

A 〇 B ×

Q8.なぜ大晦日にそばを食べるの ?

A 金運がよくなる B 寿命がのびる

Q9.フランスでもそばを食べる?

A 〇 B ×

Q10.福島県の生産量は全国ベスト5?

A 〇 B ×

大変楽しく学ぶことができました。

畑ファイナル延期

 今日は畑ファイナルの予定でしたが、雨のため延期になりました。この日に備え、休日、国井直巳様が畑をきれいにならしてくださっていたのですが・・・。

 畑ファイナルは、信夫第二小学校最後の栽培活動として、全校生で「そばづくり」を行うものです。「種まき」「収穫」「そば打ち」を地域の皆様のお力をお借りしながら行います。地域のそば打ち名人である渡辺幸一様を講師に、須藤製麺様のバックアップを受けて行うものです。そば茹では、閉校実行委員の皆様の支援で行います。

 延期になってしまいましたが、楽しみはとっておくことにします。延期になった分、楽しくしようと、今日は「そばクイズ」も準備しました。お楽しみに!!

 

 

素晴らしい精神

 本日、早朝より奉仕作業を実施しました。今回は親子での作業とせず、草刈り機を持参できる方のみの作業としました。学校周辺は見違えるほど美しく整然とした環境となりました。心より御礼申し上げます。ここまできれいにするには、保護者の方だけではできませんでした。ご家族の方やPTAレジェンド(OB)のご協力があってのことでした。また、本校の教職員のボランティア精神に支えられた部分もありました。

 学校に関わる方々の中で、「自分の時間を提供し、対価を目的とせず、自分を含め学校のために役立つ活動をしよう」そう考えて参加してくださった20名の皆様のその心の美しさが、そのまま現在の校舎周りの美しさになったと思います。今回は参加人数が少なく、とてもハードな仕事でした。みんな汗だくです。でも、皆さんの表情は柔らかく、発する言葉はとても優しい。豊かな人間性と社会性をもつ皆さんと活動した1時間は、とても貴重で有意義な時間でした。そして、人としての生き様のお手本を見た・・・そんな気持ちにさえなった奉仕作業でした。PTA会員ではないのにお力添えくださった皆様を見ると、校長だろうが何だろうが立場なんて関係なく、学校に関わる人として、学校のために活動できたことに素直に喜びを感じました。

 次回は、10月2日(土)です。親子で実施し、子どもたちに周囲の人々や地域のために何かを行うことに喜びを感じ「奉仕活動」をごく自然に行うことができる力を身に付けさせたいです。そして、豊かな人間性や社会性などを培っていきたい、「公共」を支える人として成長させたいと思います。

 

 

どんな2学期に?

 無事2学期がスタートしました。子どもたちの表情もよく、ほっとしています。

 2学期の始業式で話した内容をお伝えしたいと思います。

 30日間の夏休みが終了し、今日から2学期がスタートします。夏休み中、大きな事故やケガもなく全校生が楽しい夏休みを過ごすことができたことを嬉しく思います。今年は日本各地では夏休み前から大きな災害が起こっています。7月上旬に発生した静岡県熱海の豪雨災害。夏休み中には台風による大きな被害、そして水の事故等でもたくさんの尊い命が奪われました。わたしたちの周りには、命がうばわれるかもしれないたくさんの危険があります。地震・大雨・台風などの自然災害、水の事故、交通事故、熱中症による事故など、みなさんには、自分の命を守るためにはどうすればよいか、いつも考えて生活してほしいと思います。
 ところで、そんな2学期に信夫第二小学校の皆さんに伸ばしてほしい力があります。それは、お互いのよいところを認め合って、力を合わせて一緒に作り上げる力です。少し難しい言い方だと「協働的実践力」と言います。「協働」とは、お互いを認め合って、力を合わせること。「実践」とは共に作り上げることです。2学期には、そのチャンスがたくさんあります。仲間のよさを認め合い、力を合わせて作り上げていきましょう。
 2学期には、様々な行事が予定されています。運動会やロードレース大会、プールファイナルに畑ファイナルなど、たくさんの閉校記念行事もあります。みんなでつくる行事です。行事を通して、協働的実践力を鍛えていきましょう。楽しみですね。最高の信夫第二小学校を、35人の子供たちと先生方と、おうちの方や地域の方のお力を借りて作っていきましょう。みんなの力で、光り輝く笑顔あふれる信夫第二小学校を作り上げていきましょう。
 それでは、2学期みなさんに特に頑張ってほしいことを3つお話します。
 1つ目は、「自分の命を自分で守る」ということです。天気予報やニュースからの情報をよく聞いて自分で考えて行動することが大事です。命を危険から守るためにどうしたらよいか自分で考えて行動することも大事です。自分の目で周りの状況をよく見る、自分の耳で情報をしっかり聞き取る、そして、判断する。このことを大切にしていきましょう。
 2つ目は、1学期以上に、よい本をたくさん読んで、心と頭に栄養をつけましょう。よい本は、知らなかったことが分かったり、みなさんに言葉の力や、読んで考える力を自然につけたりします。よい本は、心が楽しくなったり、悲しくなったり、感動したりと心が元気になったり、応援してくれたりもします。豊かな知識を身に付けることで、判断力する材料が豊富になりますから、適切な判断ができるようにもなりますね。
 3つ目は、友達と力を合わせること。さきほどお話しした「協働的実践力」を鍛えること。そのために、まず、自分と周りの人をつなぎ、みんなで力を合わせて行動する力、自分から進んで人と関わる力を鍛えてほしいです。
 校長先生が2学期頑張ってほしいことは3つです。
・自分の命を守ること。
・よい本をたくさん読むこと。
・友達と力を合わせること。
 この3つを特に頑張り、協働的実践力を鍛え、全校生・全職員で最高の信夫二小を作っていきましょう。

親子奉仕作業(8/21)の内容変更

 8月21日(土)は、親子奉仕作業の予定でしたが、児童は参加せず、保護者の皆様、歴代のPTA会長様、教職員を中心に、草刈り機のみの除草作業に変更させていただきます。コロナ非常事態宣言中であるということもあるのですが、2学期開始の翌日であるため、万が一のことを考え、2週間という潜伏期間を考慮し、人が集まる機会をもたない方がよいと考えました。
 また、校庭は、國井友夫様のご協力により、夏休み中に2度にわたって除草剤散布を行っておりましたので、比較的、雑草の生育を抑えることができておりました。さらに、今後、トラクターで校庭ならしを行いますので、教育活動に支障がでることはないと考えられます。
 急な変更で申し訳ございませんが、ご理解とご協力のほどをよろしくお願いいたします。第3回奉仕作業(10/2)は、親子で実施する方向で考えております。

食いしん坊メリー

 土砂災害警戒情報を受け、校舎巡視をした際、うさぎ小屋にも立ち寄りました。

 ココアもメリーもキャベツをもりもり食べていました。どうやら水分が抜けたキャベツの方がお好みのよう・・・。ヨークベニマルメガステージ店様から頂いたばかりのキャベツは、表面にも水滴があるほどみずみずしいキャベツでしたから。お掃除の後、新たにキャベツを与えると・・・

「メリー~~~!!!」と大笑いしてしまいました。メリーの行動パターンは、次のとおりです。ココアは離れた場所から、そっと見守るのみでした。

①現物確認&試食→喜んでいるので追加(クズも)

②お気に入りの寝床に搬入開始

③搬入終了(クズ残)

 本当に愛くるしいなあ。ちゃんとココアの分も残してあげたんだよね、メリー。

 コロナ、大雨、災害警報・・・心配なことばかりのお盆休みですが、巨大きゅうりとメリーでほんの少しだけほっこりしてください。

 

巨大きゅうり

 土砂災害警戒情報を受け、校舎巡視をした際、畑に立ち寄ってみました。巨大きゅうり発見!!市販サイズのものと並べてみました。その大きさ、伝わりますか?長さ40㎝、周りの長さ(円周?)20㎝、重さ約650g!

 ついでに、私の腕とも比べてみました。目視では、同じかやや腕より太いくらいです・・・。お昼に食してみます(*^o^*)

土砂災害警戒情報

 今朝早く、降り続く大雨のため、白河市に土砂災害警戒情報が発令されました。警戒レベル4相当情報[土砂災害]でした。信夫二小学区にも警戒区域等があります。崖の近くや谷の出口など土砂災害警戒区域等にお住まいの方は、市町村から発令される避難指示などの情報に留意し、少しでも安全な場所への速やかな避難を心がけてください。学校は8:00現在の巡視では、異常ありませんでした。

猛烈な感染拡大

 昨日の新聞では、過去最多の1日あたり230人感染確認が発表されました。ワクチン接種が進み、みんなで感染予防に注意を払っているにも関わらず・・・。接種したことで安心してはいけないのだと感じました。多くの人がコロナに疲れ、緊急事態宣言にも慣れてしまっているかと思います。しかし、児童施設や学習塾等でのクラスター発生とその状況をみると、2学期の学校生活に不安を覚える方もいらっしゃると思うのです。

 お盆の期間に入りましたが、初めの緊急事態宣言時の対応である「人出を抑え、接触を減らす」という原則がやはり大事なのだと思います。ステイホームで十分な感染対策をなさってください。

 8月8日~31日までが非常事態宣言期間ですので、その間予定されている行事等については、今後の感染状況を鑑み、検討いたします。決まり次第、ご連絡いたします。

 

元気になあれ

 元気になあれ・・・

 学校で飼育している2羽のうさぎ「メリー」と「ココア」。暑さのせいか、食欲がないようでペレットの減りがかなり少ないです。低学年の子どもたちや担当の先生が、毎日たっぷりの愛情を込めて育ててきたのに、2学期に悲しませることになってはいけないと、食欲増進の工夫をしてみました。うさぎさんは、食欲が低下しているときでも好物の野菜なら口にすると言います。そこで、ヨークベニマルメガステージ店様のご厚意により、キャベツの外葉を頂戴し、与えてみました。

 「メリー」も「ココア」も興味津々でくんくん匂いを嗅ぎ回りました。さんざん嗅ぎ回ったものの、もぐもぐ食べるまでには至らず・・・。きっと、キャベツを食べたことがなかったのでしょう。そこで、私が飼っていたうさぎの大好物つる性の雑草「クズ」を探し、与えてみました。すると・・・

 すごい勢いで食べ始めました。かじる音まで聞こえます。あげくの果てに奪い合い・・・。「ココア」が危機を感じ、持ち逃げすると、「メリー」が追いかけて奪う・・・。他にもあるのに、なぜ・・・。まだまだ2羽と仲良くなりきれていない私には、うさぎさんの気持ちが分からないのでした・・・。

 もっと見つけてくるから、いっぱい食べて元気になあれ!

 

優しい気持ち

 本日は閉庁日でしたが、校舎に雨風による異常がないか点検しつつ、動植物のお世話をしようと、学校にまいりました。うさぎ小屋でお掃除を始めると、学童保育(校舎内の一部の教室で、放課後や休日、子どもたちを預かるシステム)のため校庭で遊んでいた低学年の子どもたちが駆け寄ってきて、

「校長先生、お世話の仕方分かりますか。手伝いますか。」

と、うれしい一言。平日は2年生にお任せでしたので、私がお世話をする様子などは見たことがなく、知っているか心配してくれたのです。何とも可愛らしい!その優しい気持ち!実はうさぎを自宅で飼っていた経験がありましたが、それには触れず、

「これで合っているのかな。」

と言ってみると、糞の始末の仕方や「ココア」と「メリー」それぞれの好みのなで方まで丁寧に教えてくれました。きっと、私が「飼ったことがあるから知っているよ」と答えてしまえば、会話はそこまでだったと思います。コミュニケーション能力を高めるには、相手の気持ちを想像し、聞き上手(質問上手)になることだと私は思います。今後も子どもの言葉をたくさん引き出すよう、心がけていきます。

 植物たちも元気いっぱいです。5日に畑にいったときは、たくさんの夏野菜が収穫できましたが、本日はなし。きっと、どなたかが収穫してくださったのですね。ありがたいです。おいしくいただけるタイミングで収穫することも命を生かすことにつながりますね。観察園のひまわりとヘチマも元気いっぱいです。

 優しい気持ちをありがとう!

 

非常事態宣言

 8月8日~31日まで、いわき市に「まん延防止等重点措置」が適用され、県全域に「非常事態宣言」が発令されました。
 つきましては、夏休み期間中ではありますが、次の対応へのご協力をお願いします。
1 基本的な感染対策の徹底をお願いします。
2 不要不急の外出の自粛をお願いします。都道府県間、特に緊急事態措置地域等との往来は控えるようお願いします。
3 感染拡大地域から帰省・移動した家族や友人とやむを得ず一緒に過ごす場合や同居する家族に濃厚接触者がいる場合は、家庭内においてもマスクの着用などの対策を行うようお願いします。また、同居家族等が濃厚接触者等になった場合は、学校へ連絡をお願いします。
4 同居家族に発熱等の風邪症状が見られた場合には、家族の症状がなくなるまで部活動等、登校させず自宅で過ごすようにお願いします。

祝!8000日達成!

 8月5日で、本校の交通無事故8000日が達成しました。何ものにも変えられない「命」そして、「体」を守り続けることができたことに、心より感謝申し上げます。今後は、日々、無事故記録を更新してまいります。1日を事故ゼロで終える事ができたことに感謝し、ヒヤリハット反省なども取り入れながら、明日からの交通安全の取り組みに繋げ、毎日コツコツと「事故ゼロ日」を積み重ねていきます。

 そのために大切なのは、まずは、大人が「交通ルール遵守の手本を示すこと」そして、「思いやりの気持ちをもつこと」だと思います。子どもに対し、交通事故防止を教えるためには、まず、大人が普段から「交通ルール遵守の手本を示す」ことですね。子どもが道路を横断しようとしているときは、車両の運転者やそばにいる人は、安全に横断できるようにしてほしいと思います。運転者も歩行者も、特に、子どもに対する「思いやりの気持ちをもつ」ことは、地域社会の責務だと思います。

 本校で起こった事故は、平成11年9月10日(金)7:40登校時の出来事でした。1年生児童が車にはねられました。二度とこのようなことが起こらないよう、2学期以降も、次の点について繰り返し指導してまいります。
①横断歩道や信号機がある交差点が近くにあるときは、そこまで行って横断すること。
②横断する前に、青信号や横断歩道でも「立ち止まる」「右左をよく見る」「車が止まっているのを確認する」こと。
③横断中は「右左をよく見る」こと。手をあげること。

 夏休み中は、地域の皆様に子どもたちを見守っていただけるとありがたいです。「子供の目線」で危険な交差点等を確認して教え、車両(特にトラック等)から子供は見えにくくなることも教えてまいります。そして、無事故記録を日々更新してまいります。

 

「ココロ屋」

 本校代表でブックトークに参加した4年小澤勇登さんの発表を紹介します。きっと、「ココロ屋」の本を手にしたくなりますよ。

 みなさん、自分のココロを自由に入れかえることができたら、どんなココロがほしいですか?
 ある日、主人公のひろきは友達とケンカをしてしまい、先生に「ココロを入れかえなさい」とおこられます。これは、ひろきが「ココロ屋」の主人「ウツロイ博士」にいろいろなココロを入れかえてもらうお話です。
 ココロ屋には、ビンに入ったいろいろなココロが置いてあります。
 ひろきは初めに「やさしいココロ」を手に入れました。それは、いつもらんぼうをして、みんなにきらわれるので、やさしくなってみんなに好かれたいと思ったからです。最初はパパもママも友達もよろこびますが、いやなこともことわれなくなってしまい、給食の時間には、友達にたのまれて、大好きなメンチカツやパン、牛乳をあげてしまい、大きらいな酢のものに交かんされてしまったのです。がまんできなくなったひろきは、ココロ屋をよんで「すなおなココロ」に入れかえてもらいました。最初は調子が良かったのですが、あまりにすなおすぎて、最後は相手がいやがることも口にしてしまい、まわりの人をいやな気持ちにさせてしまいました。
 次は「あたたかいココロ」を選びました。これも最初はみんなに喜ばれましたが、夜おそくまで、すてねこのかい主をさがしたり、世界の恵まれない子どもたちに、自分のランドセルや文ぼう具をあげたいと言ったりして、ママをおこらせてしまいました。
 そして、最後にひろきが選んだのは、いろいろな種類のココロがまざってくっついた、へんな形のココロでした。それはひろきの元のココロでした。ひろきは初めて自分のココロの良さに気づいたのです。
 この物語のオススメポイントは、主人公がいろいろなココロをためしていて、次はどうなるのか、ドキドキしながら読み進められることです。ひとつのココロには良い面だけでなく、マイナス面もあるので、ヒヤヒヤしながら読むのも面白かったです。
 最後に、ぼくがこの物語を読んで考えたことは、ぼくの今持っているココロを好きになって大切にしたいということです。「やさしいココロ」や「すなおなココロ」を持てば、周りから好かれるかもしれないけれど、そのココロだけでは、自分がこまってしまうこともあります。だから自分らしさを大切にしながら、人の気持ちを考え、向き合うことが大切だと思いました。

 本当に素晴らしい発表でした。勇登さんが、本の魅力をいかに伝えるか工夫したことがよく分かる発表でした。 

勇登さんExcellent!!

 

思いやりブックトーク

    本日、りぶらんで、第1回思いやりブックトークが行われました。ブックトークは、読み聞かせとは違い、絵本や本の一部を見せたり読み上げたりしつつ、その本の魅力を伝えていくものです。

     本校代表児童は中学年の部で発表しました。舞台度胸があり、聴き手をしっかり見ながらの発表でした。読んだことのある本でしたが、もう一度手にしたくなりました。

     素晴らしいのは自分の発表だけではありませんでした。発表前は緊張で自分のことだけでいっぱいいっぱいになるものなのに、低学年の発表を受けて、2回も挙手して感想を述べました。発表者を思ってのことだろうと思います。Excellent‼️

     発表内容は、改めてお知らせします。お楽しみに‼️

     

命への責任

 夏休みに入って2週間。学校は子どもたちがいてこそ学校なのだと痛感しています。子どもたちの学習の足跡が校舎内にありますので、少しはさみしさを紛らわすことができますが、やっぱり元気な声や明るい笑顔がない学校はさみしいです。みんな元気にしているかな?

 私たち教職員以外にも、子どもたちがいないことでさみしい想いをしている生き物がいます。それは、うさぎの「メリー」と「ココア」です。1学期間は、2年生を中心に本当に熱心にお世話をしてくれていました。夏休み中は、日番の先生や教頭先生が小屋のお掃除をしてくれています。生き物を飼うということは、その生き物の一生を預かることですから・・・。暑さとさみしさでバテそうなので、今朝はたくさんおしゃべりしてきました。この2わのうさぎが幸せな生活ができるようにする責任が私たちにはあるなあと思います。

「ココア!メリー!8月20日には、みんなが学校に戻ってくるからね!!」