日誌

どんな2学期に?

 無事2学期がスタートしました。子どもたちの表情もよく、ほっとしています。

 2学期の始業式で話した内容をお伝えしたいと思います。

 30日間の夏休みが終了し、今日から2学期がスタートします。夏休み中、大きな事故やケガもなく全校生が楽しい夏休みを過ごすことができたことを嬉しく思います。今年は日本各地では夏休み前から大きな災害が起こっています。7月上旬に発生した静岡県熱海の豪雨災害。夏休み中には台風による大きな被害、そして水の事故等でもたくさんの尊い命が奪われました。わたしたちの周りには、命がうばわれるかもしれないたくさんの危険があります。地震・大雨・台風などの自然災害、水の事故、交通事故、熱中症による事故など、みなさんには、自分の命を守るためにはどうすればよいか、いつも考えて生活してほしいと思います。
 ところで、そんな2学期に信夫第二小学校の皆さんに伸ばしてほしい力があります。それは、お互いのよいところを認め合って、力を合わせて一緒に作り上げる力です。少し難しい言い方だと「協働的実践力」と言います。「協働」とは、お互いを認め合って、力を合わせること。「実践」とは共に作り上げることです。2学期には、そのチャンスがたくさんあります。仲間のよさを認め合い、力を合わせて作り上げていきましょう。
 2学期には、様々な行事が予定されています。運動会やロードレース大会、プールファイナルに畑ファイナルなど、たくさんの閉校記念行事もあります。みんなでつくる行事です。行事を通して、協働的実践力を鍛えていきましょう。楽しみですね。最高の信夫第二小学校を、35人の子供たちと先生方と、おうちの方や地域の方のお力を借りて作っていきましょう。みんなの力で、光り輝く笑顔あふれる信夫第二小学校を作り上げていきましょう。
 それでは、2学期みなさんに特に頑張ってほしいことを3つお話します。
 1つ目は、「自分の命を自分で守る」ということです。天気予報やニュースからの情報をよく聞いて自分で考えて行動することが大事です。命を危険から守るためにどうしたらよいか自分で考えて行動することも大事です。自分の目で周りの状況をよく見る、自分の耳で情報をしっかり聞き取る、そして、判断する。このことを大切にしていきましょう。
 2つ目は、1学期以上に、よい本をたくさん読んで、心と頭に栄養をつけましょう。よい本は、知らなかったことが分かったり、みなさんに言葉の力や、読んで考える力を自然につけたりします。よい本は、心が楽しくなったり、悲しくなったり、感動したりと心が元気になったり、応援してくれたりもします。豊かな知識を身に付けることで、判断力する材料が豊富になりますから、適切な判断ができるようにもなりますね。
 3つ目は、友達と力を合わせること。さきほどお話しした「協働的実践力」を鍛えること。そのために、まず、自分と周りの人をつなぎ、みんなで力を合わせて行動する力、自分から進んで人と関わる力を鍛えてほしいです。
 校長先生が2学期頑張ってほしいことは3つです。
・自分の命を守ること。
・よい本をたくさん読むこと。
・友達と力を合わせること。
 この3つを特に頑張り、協働的実践力を鍛え、全校生・全職員で最高の信夫二小を作っていきましょう。