日誌

2021年5月の記事一覧

地域の力

 本日早朝、国井友夫さんが、トラクターにグランド整地用の用具を付けて、校庭をならしてくださいました。おかげさまで、校庭の雑草が取り除かれ、凸凹がならされました。石ころもなくなって、子どもたちが安心して活動できる環境となりました。安全な環境づくりへのご協力に心から感謝している次第です。

 さっそく、登校するやいなや、自主的に走る子どもの姿がありました。のびのびと走っています。体育主任もうれしそうに校庭の点検を行いました。友夫さん、本当にありがとうございました。

閉校プロジェクト始動!

 本校は、今年度で閉校となります。そのため「2021信夫第二小学校閉校プロジェクト」を推進することといたしました。まず、プロジェクトチームを発足し、第1回全体会を行いました。プロジェクトチームは、「記念行事チーム」「記念誌チーム」「記念品チーム」の3つです。全体会では、今後、各チームが企画・運営しやすいように、個人の考えや意見を出し合ったり、グループごとに話し合ったりしました。

 信夫第二小学校の最後の1年を最高の1年にすべく、教職員が一丸となってこのプロジェクトを成功させます。このプロジェクトで話し合ったことについては、閉校準備実行委員会にご提案したりご報告したりします。

本当に1m!

 梅雨入りが近くなり、このところ雨模様の毎日です。

 登校の際、たけのこが驚異的にぐんぐん伸びているのを発見し、子ども達も目を見張る毎日です。

 たけのこ同様に、子どもたちもぐんぐん伸びています。全校集会での生活委員会の呼びかけを聞き入れ、自分のあいさつを少しでも「よりよく!気持ちのよく!」変化させているのです。なんと素直な子どもたちでしょう。まったくたけのこの成長に負けていません。

 あいさつのキャッチボールもよくなっていて、一人の上手なあいさつが、周りに波及しだしています。一人のがんばりがみんなのがんばりにもつながっているのです。竹の地下茎に負けない「チーム信夫二小」の仲間達。

「自分、そしてみんな 前進を続ける信夫二小」です!


 

進んで学校をよりよく!~その2~

 生活委員会の子どもたちが、4月を振り返り、進んでよりより生活をしていた児童や学級を表彰してくれました。

 小さなことからコツコツと続けて行うことが大切ですね。その積み重ねが、できることを増やし、質を高め、自信につながるのだと思います。生活委員会のみなさん、ありがとう!!

 「自分、そしてみんな 前進を続ける信夫二小 ~咲き誇れ信夫二プライド~」

 このテーマに向かって、子どもたちも教職員も1つにまとまってきています。うれしいです。

進んで学校をよりよく!~その1~

 本校の全校集会は、校長の話と週番の先生の話が中心ですが、今日は、生活委員会の児童が大活躍の集会でした。生活委員会の年間活動計画には「元気なあいさつと美しくくつをそろえられる学校にしよう」というめあてが掲げられています。それを実践した集会になりました。

 「元気なあいさつ、気持ちのよいあいさつとはどんなあいさつなのか?」

 子ども自身が「気づき・考え・実行」できるように、役割演技を行い、問いかけてくれました。

 1つめのパターンは、「相手に先に言われ、通り過ぎた後の背中越しのあいさつ」。2つめのパターンは、「うつむいたまま相手と目を合わせることのないあいさつ」。3つめのパターンは、「立ち止まり、目を見てあいさつしてからの一礼」でした。子どもたちは、自分のあいさつは、何番目のあいさつだったのかを振り返りながら、生活委員会の演技に真剣に見入っていました。素晴らしい!!

 あいさつの質的な向上を目指す信夫二小の子どもたちです。

 

全校集会(校長の話)

 さて、それでは、校長先生の今日のお話はこれです。何でしょう?
 はい、「たけのこ」ですね。先週の水曜日、給食に「たけのこご飯」が出ました。美味しかったですね。
 「たけのこ」は大きくなるのがとても速いです。1日に1メートルも伸びることがあるそうです。1メートルとはこれくらいです。1日で、これだけ伸びるというのはすごいですね。「たけのこ」は、ぐんぐん伸びます。皆さんも、「たけのこ」のようにぐんぐん伸びていってほしいです。身長も伸びてほしいですが、勉強や運動、お友達と仲よくするなどのみなさんの力が、ぐんぐんと伸びてほしいです。進んで自分を伸ばす! 校長先生との3つの約束の1つです。

 では、「たけのこ」が大きくなると何になりますか?
 はい、そうです。 「竹」になりますね。では、次に「竹」についてお話をします。
みなさんは、竹を見たことありますか?竹は背が高いわりには太さは細いです。竹は弱そうに見えるかもしれませんが、実はとても強いのです。地震の時は竹のたくさん生えている中に逃げこむと安全と言われています。竹は中々折れたりしないからです。また、竹は、重い雪がたくさん載ってもびくともしません。この写真の竹は雪が載って曲がっていますが、折れていません。竹は重い雪が上から載ってきても、折れないで、やわらかく曲がります。そして、雪が無くなったら「バネ」のように、また元のように戻ろうとします。竹がもしも「曲がらない堅い強さ」だけだったら、折れてしまうでしょう。このような「やわらかさ」「バネのような力」を「しなやかな強さ」といいます。
 では、「竹」はなぜ強いのかというと、それは、まず、「竹」にはたくさんの「節」があり、竹の幹をしっかり支えているからです。みなさんにも「節」がありますよ。物事の区切り、例えば、朝の会とか、朝の音読とか、勉強が始まる時の礼など、一つ一つの「節」を大切にしてほしいです。すると、竹のように「強く」なれます。
 それから、竹は、根っこが地面の中でつながっています。だから、大風が吹いてもびくともしません。みなさんも、「竹」の(地下茎の)ように、友達同士で手をつないで力を合わせていくと「しなやかに強く」なれると思います。
 昔の人は、このようなしなやかに強い「竹」を使って、箒やお箸、ナイフ、ペンを作ったりしました。ドラえもんのタケコプターも竹で出来ていますね。校長先生は、みなさんにも、竹のように、節目を大切にすること、友達と力を合わせることを行って(実践して)、「しなやかな強さ」を身につけて、ぐんぐん伸びていって欲しいと思います。

バケツ稲づくり

 今日の2校時に、5年生がバケツ稲づくりにチャレンジしました。バケツ稲とは、「バケツで育てる稲」のことです。バケツと土を用意すれば庭やベランダなど場所を選ばず、手軽に稲作を体験することができます。JA夢みなみの方々にクイズなどを交えながらご指導いただいたことで、日本の稲作や農業について、身近に考えることもできました。

 登下校の際、田んぼの風景を毎日、目にしている子どもたちですが、初めて知ることもたくさんあり、時折、歓声を上げながら、生き生きと学習することができました。今度の生育と収穫が楽しみです。

 

見えないものを見る

 このスクールライフでも紹介しましたが、今年度第1回目の全校集会で、見えないはずの人の「心」と「思い」を見ることについて話をしました。(概要)~「思い」は誰にも見えないけれど、「思いやり」は見える。「心」は見えないけれど、「心づかい」は誰にも見える。それは、「心づかい」や「思いやり」は、「行動」だからです。温かい心が温かい行動になり、優しい思いが優しい行動になるとき、心も思いも美しく輝き、相手の人に伝わります。皆さんの思いやりや心づかいで、信夫第二小学校を幸せいっぱいの学校にしていきましょう。幸せを運ぶのは、誰でもない、みなさんです。~

 今日、見つけた「心づかい」と「思いやり」を紹介します。

 

 

 

 

 

 この子どもの作品の掲示の仕方に、子どもを思う教師の心が表れています。お気づきですか?

 作品は、かけがえのない子ども自身です。子どもの言葉や思いを目に見える形として表現した作品を大切に扱うことは、子どもの存在そのものを大切にすることと同じです。自分を大切に扱ってもらった子どもは、きっと友だちの作品やその他の掲示物をも大切にすることができるでしょう。目に見えないものを見ようとする心の目を育てることができるでしょう。思いやりや心づかいで信夫第二小学校を幸せいっぱいの学校にしていきたいです!!

 

学校経営戦略基地の完成!

 私のいうところの学校経営戦略基地は、校長室です。校長室は、校長のための部屋ではありません。人事に関する機密性の高い事務を行うための場所でもありますが、職員や保護者、地域の方々との相談の場でもあります。もちろん、児童への教育の場としても活用します。私は、この校長室を開かれた場にして、信夫二小をよりよい学校にするための戦略を練る場にしたいと考えています。

 そのためのテーマを校長室に掲示しました。そして、本校のオリジナルマーク「キララ」に込められた願い(きらきら輝く笑顔と挨拶がこだまする信夫二小・自然あるれる信夫二小)が、35名一人一人の子どもたちにつながるように願って掲示物を作成しました。

 ぜひ、校長室においでください。子どもたちのため、最後の1年を最高の1年にするための戦略を一緒に考えていただいたり、情報をいただいたりできれば幸いです。

 

 

 

 

 

準備8割!本番2割!

 「準備8割 本番2割」 

 これは、つまり、成功するかどうかは、準備の8割で決まるということです。

 子どもたちの充実した楽しい栽培活動(本番2割)の陰には、準備がありました。この活動の担当教員の綿密な計画と担任の事前指導。本校用務員の畑の準備とマルチ張り。特に、マルチは、子どもたちが作業しやすいように市販のものではなく、手作業でビニルに穴を空けていただいてあります(お椀を使って、一つ一つ丁寧に空けてくださったそうです)。本校教職員の強い連携による協働的実践力が「準備8割」となり、子どもたちの栽培活動の充実「本番2割」となって表れているのです。