日誌

スクールライフ

信夫二小での最後の給食

 今日の献立は、ごはん、牛乳、鶏肉の竜田揚げ、春雨サラダ、大根みそ汁、いちご(2粒)でした。春らしいメニューで信夫二小での最後の給食を閉じました。希望の春。旅立ちの春。外はなごり雪です・・・。

・・・たくさんの栄養と愛情

・・・色とりどり、四季折々に

・・・趣向を凝らした献立で

・・・んーっとうまい、給食でした給食・食事

 大信給食センターの皆様、一年間ありがとうございました!

 

閉校式~校長あいさつ~

 今、歴史と伝統のある我が信夫第二小学校の幕が閉じようとしています。
 我が信夫第二小学校は、地域とともに「我らの信夫第二小」として131年間という長い道のりを歩んできました。信夫第二小学校を愛し、信夫第二小学校で同じ時を過ごし、そして、信夫第二小学校にかかわりのあった全ての方々にとって、閉校とは、推し量ることができないくらい、寂しさを深く感じさせるものなのだと、この1年間で実感しました。
 私は、今年度4月に信夫第二小学校に着任し、閉校、新校設立の報を知らされました。そして、今日まで、閉校という2文字に押し潰されそうな心をぐっとこらえ、情熱を奮い立たせ、「最後の1年を最高の1年にしよう。1日1日を精一杯子どもと生きよう」と、地域や保護者の皆様、教職員と一丸となって、信夫二小の教育に邁進してまいりました。子どもたちは、その思いを十分に汲み取り、それに応えようと、十二分な活躍を示してくれました。ですから、一抹の寂しさは隠しきれない様子ではありますが、胸を張り、自信に満ちた顔で、新校に巣立っていってくれるものと、確信しております。
 顧みると、明治23年10月1日、信夫小学校飯井土用分教室として創立し、昭和22年10月13日に信夫村立信夫第二小学校としての歩みが開始して以来、131周年を迎えました。信夫第二小学校が誕生し、歩んできた131年間という歴史は、創立、移転、独立、発展という形で綴ることができます。
 その中で、時の流れとともに苦難や試練も数多くあったことと思います。しかし、その都度、地域やPTA、同窓生の方々の学校に対する多大なるご理解とご協力、そして、歴代の校長先生を始め教職員の方々のご努力により、よりよき方向へと乗り越え、着実に発展してまいりました。その地道なご努力に、感謝の言葉をいくら重ねても感謝し尽くせない思いでおります。
 閉校の時を前にして、新たに強く思うことは、本校の学校教育目標を「めあてをもち、やりぬく子ども、よく考える子ども・思いやりのある子ども・からだをきたえる子ども」と掲げ、日々、子ども一人ひとりの豊かな人間性の育成に努めてきたことに誤りはなかったということです。それは、卒業生や在校生の日常の姿からしっかりと感じ取ることができます。また、今後の人生においても豊かな人間性を高めることに励み続け、高く大きく伸ばし続け、幸せな道を歩んでいってくれるであろうと信じることもできます。さらに、今まで脈々と受け継がれてきた信夫第二小学校の歴史と伝統は、必ずや、新しく誕生する「大信小学校」の礎になると確信できることを、信夫第二小学校最後の校長として嬉しく思います。「さあ、信夫第二小学校の子どもたちよ。胸を張って堂々と自信をもって、何事にも挑戦し続けよう。そして、自分を磨き、人生を豊かに生きよう」と、大きな声で叫び、大きな拍手で、新たな学校へと出発させてやりたいと思います。
 最後になりましたが、131年間という長い年月にわたって、本校を支え、見守り、深く熱きご支援を賜りました地域、PTA、同窓諸氏、市当局及び関係諸機関、また、統合に向けてご配慮、ご尽力頂きました全ての方々に心より感謝とお礼を申し上げます。ありがとうございます。
 そして、本日ご臨席賜りましたみなさまをはじめ、信夫第二小に関わってきた皆様が、これからもこの子どもたちに力強いご支援をくださいますことを心よりお願い申し上げるとともに、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げ、挨拶とさせていただきます。

令和4年3月17日 

白河市立信夫第二小学校

第27代校長  木戸 美智子

 

全校道徳

 進学・進級への不安を解消し、希望をもって前向きに進む心情を養うことをねらいに、全校生で道徳の授業を行いました。前半は校長が担当し、信夫二小(小規模校)のよさ、なぜ閉校しなくてはならないのか、規模が大きくなることの利点などについて、子どもたちと考えました。36人の授業でも、しっかりと挙手して自分の考えを発言する子がいました。友達のがんばりを見て、その後、勇気を出して挙手する子も多く出現していきました。

立派!立派!!了解
 後半は、先生方からたくさんのエールが贈られました。先生方の思いに触れ、その考え方を自分のものにしようと、みんな一生懸命ワークシートや自分の頭にメモをとっていました。

立派!立派!!合格

 最後に、校長から全員に金メダルを贈りました(運動会のスローガンも「みんなの笑顔が金メダル」でしたから!)。メダルには、「輝け 星の如く」と記しました。記念碑と同じメッセージです。実は、閉校記念誌や閉校記念R3スクールライフ文集のタイトルも「輝け 星の如く」です!

 閉校式という寂しい行事があった日ですが、全校道徳でパワーを注入した日でもありました。

児童代表あいさつ

 春の温かい日差しの中、ついにこの日が来てしまいました。
 今日は、白河市立信夫第二小学校の閉校式です。
 ぼくたち6年生は、信夫第二小学校の最後の卒業生となります。とても緊張します。そして、思い出が一つ一つよみがえるたび、じわりじわりとさみしい気持ちがこみあげてきます。
 今、思い返すと、6年間は本当にあっという間でした。入学したてのころは、登校が不安でした。でも、毎朝、ぼくたちを温かく見守り、学校まで一緒に歩いてくれたり、横断歩道で待っていてくれたりする地域のみなさん、保護者のみなさんなどのおかげで、その不安はあっという間に消えました。
 学校生活も始めのころは、不安でした。でも、たくさんの上級生、先生方、下級生とともに、毎日たくさんの思い出をつくる中で、不安はなくなり、毎日が楽しくなりました。全校のみんなで遊んだ校庭、仲間と歌った音楽室、初めて入るとき緊張した校長室や職員室、温かく迎えてくれる保健室、本がたくさんある図書室、実験が楽しかった理科室、みんなで給食を食べた食堂・・・。そして、ぼくの大好きな放送室・・・。この校舎には、どこにでも、ぼくたちの思い出があります。一緒に遊んだ友達、お世話になった先生方、この信夫二小で出会ったたくさんの仲間たちも、かけがえのない思い出です。信夫二小には、131年分の、むかし子どもだった人たちの思いが刻まれているのだと思います。
 閉校は、あっという間に決まりました。そのことを知ったとき、信じられませんでした。学校がなくなることが想像できなかったからです。しかし、その後、もっと信じられないことが起こりました。コロナの流行です。いきなりの休校・・・。学校が再開しても、日常は、なかなかもどってきませんでした。学校行事の中止、マスクをつけたままの生活、前を向いて無言で食べる給食・・・。思い出をつくる行事は、正直、かなりなくなってしまいました。仕方ないと分かっていましたが、とても悲しかったです。
 しかし、そんな中でも今年、地域のみなさんのおかげで、「プールファイナル」や「畑ファイナル」などたくさんのファイナル行事を行うことができました。プールでニジマスをおいかけてわしづかみにしたこと、串焼きにして食べたこと、畑で育てたそばを、手打ちにして食べたこと・・・。これは、もう、最高の思い出です。コロナで制約はあったけど、ぼくたちは笑顔でした。信夫二小にかかわる多くの方々の優しさや工夫があって、たくさん思い出をつくることができたからです。
 今はただ、閉校するということが、本当に、とてもとても悲しく、そして、とてもとてもさみしいです。いまだに信じられない気持ちです。しかし、この学校で出会った人たち、つくった思い出は、決して消えません。決して忘れません。ぼくたちは、それぞれの場所に分かれるけど、この信夫二小は、いつまでもぼくたちのふるさとです。みなさんも、この信夫二小が閉校しても忘れないでください。
 ありがとう!! 信夫二小!! 信夫 第二小学校!!

 令和4年3月17日 児童代表 6年 國井 琉生

閉校式終了

 感慨深い式でした。特に、児童代表あいさつを行った6年國井琉生さんや校旗返納の代表になった6年石川善稀さんの態度が大変立派でした。さらには、40分に及ぶ式での全校生の姿勢の見事さには、心打たれました。

 この式の様子については、本日18:10からNHK「はま・なか・会津TODAY」というテレビ番組で紹介されます。テレビユー福島は、地震の影響でしょうか・・・いらっしゃいませんでした。また、ラジオふくしまでは、17:00からのニュースに間に合えば放送されるそうです。間に合わないときは、後日になるとのことで、未定となります。

 本日、子どもたちが持ち帰る要項をぜひご覧ください。

明日の閉校式に

 3月17日(木)10:30から本校体育館におきまして、信夫第二小学校閉校式を執り行います。

 コロナ禍でなかったら、保護者の皆様や地域の皆様、信夫第二小学校にゆかりのある皆様にも参列していただきたいところではありましたが、現在、オミクロン株による第6波がリバウンド傾向にあることからも、それは叶いません。国歌や校歌の歌唱を行わないということにもなってしまいました・・・。

 そんな中で朗報です。明日の閉校式に、テレビ局とラジオ局の取材が入ることになりました。テレビユーふくしまとラジオふくしまです。双方とも、当日夕方に放送されるそうです。詳細については、分かり次第このスクールライフでお知らせします。どうぞご覧ください。

6年間って・・・

 今日、6年生の卒業を祝い、養護教諭が保健掲示板を新たな掲示にしてくれました。さっそく群がる6年生・・・。6年間って長いようで短いし、短いようで長いんですね。

 6年間で大きく成長した子どもたち・・・。その歳月の尊さを数字が教えてくれました!

キラキラありがとう!清美先生キラキラ

お祝いおめでとう!6年生お祝い

閉校記念碑完成!

 信夫第二小学校閉校実行委員長である小松石材工業の小松盛義様の全面的なご協力のもと、閉校記念碑が完成しました。

輝け 星の如く

この言葉に託したのは、空に瞬く星のように、きらきら輝き続けて欲しいという想いです。

本校のイメージキャラクターはキララですから・・・。

急遽!ラジオ出演!

 rfcラジオ福島「おらが町のふるさとリポーター」に本校6学年児童が電話出演します。閉校への想いや卒業への想いを話す予定です。ぜひ、お聞きください!

 3月14日(月)7:11~です。乞うご期待!

 

校歌公開~YouTube~

 今年で閉校になる本校の校歌を残そうと、勿忘歌~わすれなうた~というチャンネルの運営者さんにご協力いただいて、YouTube公開にこぎつけることができました。

 本校の校歌の作曲者は、福島市出身の古関裕而さんです。ずっと残しておきたい校歌です。

 ぜひ、次のチャンネルでお聞きください。

 https://youtu.be/6YzRVOEoaB8

 ※「わすれな歌 信夫二小」と検索すると、すぐに出てきます。