日誌

スクールライフ

校長の話(読み聞かせ後)

みなさんは、この物語を聴いてどんなことを感じましたか?
校長先生が思ったこと3つを伝えます。

みなさんのまわりに、「わたしのいもうと」は、いませんか?
一人で悩んでいる子はいませんか?
一人で苦しんでいる子はいませんか?
みんなは、「決して友達を一人にしてはいけない」し、みんなは、「一人ではありません。」
相談したり、話を聴いたりしてあげてください。

2つめです。
先日、ひまわり学級のみんながジャガイモの収穫をしました。
200個以上のジャガイモがとれてびっくり。
さらにびっくりするのは、一つも同じものがないこと。
「みんなちがって、みんないい」
人もそう。
得意なこと、不得意なことは、一人一人違う。
それが個性。
みんなが同じ顔、同じ声、同じ考えだったら・・・。
同じものが好きで、同じものが嫌いで、いつも同じタイミングで同じ行動をしていたらと考えて見てください。
ぞっとします。
わたしのいもうとは、言葉の発音が違うといじめられました。
違ったらいけませんか? 
地域によって違う方言がありますよね。
跳び箱が跳べなくていじめられました。
いけませんか? 
誰にでも苦手なことはありますよね。
人間だもん「みんなちがったほうがいい」んです。

3つめです。
何気なく言ったことが、友達に嫌な思いをさせてしまったことありませんか?
いつも言ってたことが、実は友達を傷つけていた、そんなことありませんか?
相手の人の気持ちを考えるって難しいですよね。
想像力が必要です。
想像力を鍛えましょう。自分が話しているとき、相手はどんな気持ちなのか、相手をしっかりと見て確認しましょう。
顔の表情や言葉や動きに、人の気持ちは表れるのものです。
自分がよいと思ったことが、周りのみんなも同じようによいと思うとは限りません。

自分だけが気持ちよく生活するのではなくで、お互いに気持ちよく生活するには、相手をよく見る、そして、相手の気持ちを想像することが大切です。
それでも、やっぱり相手の人の気持ちを考えるって難しい・・・。
だから、まず、こんなふうに気を付ければいいのです。
「自分がされていやなことは、しない、言わない」
「集団生活では、自分だけが得になることばかりしない」
今日のこの話を聴いて皆さんはどんなことを思ったり感じたりしましたか。
ぜひ、学級で話し合ってみてください。