日誌

スクールライフ

優しい気持ち

 本日は閉庁日でしたが、校舎に雨風による異常がないか点検しつつ、動植物のお世話をしようと、学校にまいりました。うさぎ小屋でお掃除を始めると、学童保育(校舎内の一部の教室で、放課後や休日、子どもたちを預かるシステム)のため校庭で遊んでいた低学年の子どもたちが駆け寄ってきて、

「校長先生、お世話の仕方分かりますか。手伝いますか。」

と、うれしい一言。平日は2年生にお任せでしたので、私がお世話をする様子などは見たことがなく、知っているか心配してくれたのです。何とも可愛らしい!その優しい気持ち!実はうさぎを自宅で飼っていた経験がありましたが、それには触れず、

「これで合っているのかな。」

と言ってみると、糞の始末の仕方や「ココア」と「メリー」それぞれの好みのなで方まで丁寧に教えてくれました。きっと、私が「飼ったことがあるから知っているよ」と答えてしまえば、会話はそこまでだったと思います。コミュニケーション能力を高めるには、相手の気持ちを想像し、聞き上手(質問上手)になることだと私は思います。今後も子どもの言葉をたくさん引き出すよう、心がけていきます。

 植物たちも元気いっぱいです。5日に畑にいったときは、たくさんの夏野菜が収穫できましたが、本日はなし。きっと、どなたかが収穫してくださったのですね。ありがたいです。おいしくいただけるタイミングで収穫することも命を生かすことにつながりますね。観察園のひまわりとヘチマも元気いっぱいです。

 優しい気持ちをありがとう!