日誌

スクールライフ

防災訓練

 業間に防災訓練を行いました。大雨により校庭脇の山林の土砂災害が予想されるので避難するという想定でした。

 子どもたちには次のように話しました。

「みなさん知っていましたか。私たちの学校を含めたこの地域一帯は、土砂災害警戒区域です。土砂災害と聞くと、熱海で起こったあの恐ろしい土石流を思い出します。大量の土砂や岩石が水と一緒に高速で流れ下りる現象で、昔は「山津波(やまつなみ)」とも言われていました。近年は、雨の降り方が以前と全く違い、短い時間に大量に降る激しい振り方になったため、土砂災害が起こらなかったところでも起こるようになってきました。防災にとって『安心』が一番危ない、一人ひとり適度な『危機感』をもつことが必要です。建物の中だから大丈夫ということはないのです。だから、テレビやラジオの情報をしっかりと聞いて、大人と一緒に適切な判断をして、避難するようにしましょう。
 夏休み中、夕立などの大雨が降ることが多くあるはずですから、避難場所や避難の仕方、お家の人との連絡の取り方など、それぞれのお家とルール作りするなどして確認しておいてください。これは、夏休みに入る前の校長先生からの宿題です。」