表郷小学校

表っ子NEWS

4の1国語

 4年1組で、国語の授業をしました。物語の読み取りで、子どもたちは、教科書を見ながら、自分の考えをたくさん発表できました。

かつおカツ

 今日の給食の献立は、キノコご飯、磯和え、豆腐の味噌汁、そして、メインは「気仙沼産かつおカツ」でした。サクサクの衣に、しっかりと味のついたかつおの身が入っていて、食べ応え十分。とてもおいしくいただきました。

自分の限界に挑戦!(続き)

 さて、今回、あってはならない出来事がありました。それは、2年生の男子のレースで、計測用のストップウォッチに不具合が起き、記録がとれないという事態が起きたのです。その報告が私のところに届いて、私は相談してすぐに、2年生男子の再レースを決めました。これは、2年男子の子どもたちには、本当に申し訳ないことです。一回でよい本番を、二回走るわけですから。しかし、記録をきちんと残すためには、それしかないという結論でした。2年男子の子どもたちには、事情を説明し、謝罪し、そして、再レースをさせてほしいとお願いしました。中には、一度目のマラソンで全ての力を出し切った子どもたちもいました。しかし、2年男子の子どもたちは、もう一度、走ることを了解してくれました。そうして、6年生のレースが終わった後に、再レースを実施しました。このことは、レース前に、メールで保護者の皆様にも、お伝えしました。一番最後のレースにもかかわらず、多くの保護者の皆様が残ってくださり、子どもたちを応援してくださいました。2年男子の子どもたちは、2回目も、最後まで頑張って走りきりました。

 今回のことは、機械の不具合という不可抗力ではありますが、それでも、やはり、あってはいけない出来事だと思っています。子どもたちは、その一回しかない本番に向け、練習を重ね、本番で全てを出し切って、必死に取り組んでいるのです。やり直しがない本番だから、つらいマラソンでも、覚悟を決めて、勇気を振り絞り、挑戦するのです。それに、私たち教師は、その思いを受け止め、同じように覚悟を持って、子どもたちの頑張りを支えなければならないのです。ですから、今回のことは、二度と起きてはいけないこととして、全職員で確認しました。そして、そんな私たちは、健気に頑張る子どもたちと、その子どもたちを温かく応援する保護者の皆様に、助けられていることを再確認しました。

 最後に、うれしい話。応援にいらっしゃった、ある保護者の方が、こんな話をされていました。それは、6年生の女子の中に、「いつも応援してくれて、ありがとうございます。」と挨拶していった子どもがいたというのです。孤独で苦しいマラソンではありますが、沿道から応援してくださる声が、パワーになって子どもたちを支えてくれます。それに対して、感謝の言葉を述べた子どもがいたというのです。それを聞いて、本当にうれしくなりました。

 こうして、いろいろあった今年のマラソン記録会は終わりました。保護者の皆様には、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

自分の限界に挑戦!

 先日のマラソン記録会には、多くの皆様が応援に駆けつけてくださいました。ありがとうございました。お陰様で、子どもたちは、はりきって、最後まで走りきることができました。

 子どもたちは、前日まで、何度もコースの試走や練習を積み重ねてきました。ですから、本番で、スタートラインに立った時、これから、どれだけつらいことが待っているか、分かっていたはずです。それを承知で、スタートラインに立つ時の心境は、どうだったのでしょうか。つらく苦しいことに挑もうとする自分。私は、そういう経験こそ、心も体も強く鍛えるのだと思います。正直、できることならやりたくないけれど、逃げるわけにはいかない。そう覚悟を決めて、一歩前へ踏み出す。その勇気に、私は大いに拍手を送りたいと思います。

 当日、参加した子どもたちは、見事、全員、完走しました。私は、先導をしたり、コース途中から応援したりしました。ですから、途中で、苦しそうに頑張る姿や、息が上がり、歩きながら、それでも前へ進もうとする姿を、目撃しました。しかし、誰一人、前を進むのをやめる子どもはいませんでした。みな、必死に、一歩一歩、前へ前へ歩を進め、ゴールを目指しました。

 マラソンは、山登りと似ています。山登りは、ゴールの頂上を目指して、一歩一歩進んでいきます。当然、登りの山道ですから、足もだんだん疲れて、息も苦しくなっていきます。途中、休憩をしながらも、それでも、また、立ち上がり、一歩一歩、前へ進むのです。どんなに苦しくても、つらくても、自分の足で進むしかないのです。でも、間違いなく、一歩一歩、前へ進めば、その分、頂上が近づいていくのです。そして、途中であきらめなければ、最後まで登り続ければ、必ず頂上にたどり着くのです。マラソンも、途中、あきらめないで、最後まで前へ進み続ければ、必ず、ゴールにたどり着くのです。そして、山登りの頂上やマラソンのゴールに着いた時、それをやり遂げたのは、紛れもない、自分自身の力なのだと実感するのです。そういう意味で、今回、完走できた子どもたちは、やりきった達成感を味わえたのではないのでしょうか。自分は頑張ったという自信を得たのではないでしょうか。私は、その頑張りに、心から称賛の拍手を送りたいと思います。

私事ですが・・・

 実は、明日11/5、私(校長)の誕生日でして、どこでその情報を得たのか、6年生の子どもたちが、休み時間、校長室に来て、祝ってくれました。いただいたメッセージカードには、先日行った修学旅行の写真が入っていました。6年生全員と撮れた写真だったので、とてもうれしかったです。6年生のみなさん、ありがとうございました。

会津を満喫!修学旅行

 6年生が、会津若松方面に修学旅行に行ってきました。今日は、一日中、すっきりと晴れて、とても気持ちのよい一日でした。子どもたちは、班別行動で、会津の街中を、散策しました。体験活動したり、おいしいものを食べたりと、充実した修学旅行を過ごしました。

秋晴れの下

 今日は、5年生が校庭で走っていました。歩かないで、同じペースで走る練習でした。気持ちの良い秋晴れの空の下、頑張って走っていました。

読書週間で、読書習慣を。

 ある新聞のコラムに、今日から始まった「読書週間」について書かれていました。

「読書週間」とは・・・

 終戦の2年後の1947年(昭和22年)、まだ戦火の傷痕が至るところに残っているとき、「読書の力によって、平和な文化国家を創ろう」と決意をひとつに、出版社、取次会社、書店と公共図書館が力を合わせ、さらに新聞・放送のマスコミ機関の協力のもとに、第1回「読書週間」が開催されました。
 第1回の「読書週間」は11月17日から23日。これは11月16日から1週間にわたって開かれるアメリカの「チルドレンズ・ブック・ウィーク」にならったものです。各地で講演会・図書に関する展示会が開かれ、その反響は大きなものでした。「一週間では惜しい」との声を受け、現在の10月27日から11月9日(文化の日をはさんで2週間)となったのは、第2回からです。
 それから70年以上が過ぎ、「読書週間」は国民的行事として定着し、日本は世界有数の「本を読む国民」の国となりました。その一方、物質生活の豊かさに比べ精神生活の低迷が問題視されている昨今、論理的思考の基礎となる読書の重要性は、ますます高まってきています。
 本年の「読書週間」が、みなさん一人ひとりの読書への関心と、読書習慣の確立の契機となることを願ってやみません。(ホームページより引用)

 こんなに昔から、この「読書週間」があったのだと、改めて思いました。
 今年の読書週間のキャッチコピーは「この一冊に、ありがとう」です。思わず、ありがとうと言ってしまいたくなるような、素敵な一冊と出会えるといいですね。読書週間は11/9までですが、子どもたちに「読書習慣」が身につくように、私たち大人が、身近に読書文化を形作っていけるといいなあと思います。そして、もし、お時間がありましたら、お子さんと一緒に本屋さんや図書館などに出かけて、一緒に本探しを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 この「読書週間」のマークは、「ふくろう」をデザインしてます。その昔、ギリシャ神話の世界で「ふくろう」は、学問・技芸・知恵を司る美貌の女神アテナの使者であり、また、代表的なポリスで文化の中心地アテナイ(アテネ)の聖鳥でもありました。古代のギリシャ人たちは、賢そうな丸い目ですまし顔の「ふくろう」を知恵の象徴として大切にしたといいます。森の奥ふかく、静かに瞑想にふけるこの「ふくろう」の姿こそ、読書週間のシンボルマークとしてもっともふさわしいものと考え、デザインされたそうです。

早朝奉仕作業

 今年2回目の早朝奉仕作業を行いました。今回は、校舎内の窓ガラスふきと、不要物の運搬を行っていただきました。普段なかなか窓ガラスをきれいにできなかったので、教室内がとても明るくなりました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

宿泊学習、行ってきました!

 最高の秋晴れの中、一泊二日の宿泊学習が行われました。一日目は、オリエンテーリング、焼き板づくり、そして、キャンプファイヤー。二日目は、野外炊飯を行いました。ゆったりとしたスケジュールで、自然に囲まれ、楽しい時間を過ごしました。子どもたちは、みな生き生きと楽しく活動していました。

すききらいしないで食べよう

 1年生が、食育の授業で「すききらいをしないで食べよう」という学習をしました。栄養士の先生から、赤黄緑の食べ物の働きを教えてもらい、給食の食べ物がバランス良く入っていることを知りました。これから、すききらいでしないで食べられるようにがんばってほしいです。

 

学習発表会(4~6年)

 今年の発表は、合唱、合奏、ダンス、ボディーパーカッション、メッセージ、そして、個人発表といろいろな内容があり、全部とおして見て頂けたら、表郷の子どもたちの成長がすごく感じられる発表会でした。

学習発表会(1~3年)

 11/8(土)学習発表会が行われました。今年も、お子さんの参観のみで、鑑賞席は指定席の入れ替え制で行いました。今年は、前半分を座ってみて頂くことにしたので、昨年より見やすくなりました。保護者の皆様には、整然と行動していただき、そして、子どもたちの発表を静かに鑑賞いただきました。子どもたちは、お家の方々に見守られ、みなうれしそうに、そして楽しそうに発表しました。

校内学習発表会

 本日、校内学習発表会が行われました。
 どの学年の子どもたちも、みな一生懸命発表しました。その様子を、詳しくお伝えしたい気持ちは山々ですが、保護者の皆様には、10/8(土)の本番の発表を見て頂くことになっていますので、感動が薄れないよう、ここではあえて紹介することを控えさせて頂きます。どうぞ、お楽しみに。

 校内発表会の始めに、子どもたちに話したことは、「練習でできなかったことは、本番でもできない。練習でできたことは、本番でもできる。」ということです。練習の時にできなかったことが、本番でできるというのは、まずありません。逆に、練習でできていたことは、本番でもできるのです。そのために、必要なことは、練習と本番に臨む姿勢です。それは、どういう姿勢かというと、「練習は本番のように。本番は練習のように」です。

 練習だから、適当にやるようでは、本番も適当になってしまいます。そうではなく、練習でも、常に、本番を意識してやること。いつも、目の前に多くの観客がいて、自分はずっと見られていると思って臨むこと。それが大事です。それでも、いざ本番となると、緊張して、いつも通りにできなくなってしまうことがあります。その時は、練習でやってきたことを信じて、練習のとおりにやることです。変に力を入れすぎることはありません。これまで通りにやるだけです。そうすることで、これまでやってきた全てを出し切れるのだと思います。だから、「練習は本番のように。本番は練習のように」なのです。

 お家の方々に見て頂く本番まで、あと2日。最後の最後まで、よりよいものを目指して、子どもたちには頑張ってほしいと思います。

6年出前講座

 6年生が、外部講師を招いて、出前講座を行いました。内容は、エネルギーについて。前半、エネルギーについて詳しい話を聴いた後、後半は、ソーラーでエネルギーをためて点灯するライトを作りました。かなり難しい工程の工作でしたが、説明を聞きながら、全員、完成させることができました。

学習発表会に向けて

 だんだん、体育館での練習が増えてきてます。パート練習から全体で合わせる段階になってきました。今日の5時間目は、4年生が体育館で、3年生が食堂で全体練習していました。

バスを使った交通教室

 JRバス関東様と白河警察署の方々にご協力頂き、交通教室を実施しました。バスによる死角や内輪差の確認、バス乗車時における急ブレーキ体験など、バスによる登下校をしている児童が多い本校のならではの交通教室でした。

4年道徳(情報モラル)

 4年生が情報モラル教育の一環としての道徳の研究授業を行いました。ネットゲームにも関わるタイムリーな、そして、友達関係についても考える、とても大切な内容の授業でした。子どもたちは、最後までよく考え、自分の考えを発表し合いました。

3年国語「ポスターを読もう」

 3年生で国語の研究授業がありました。二つのポスターを比べて、その違いから、ポスターの目的について考えました。最後まで、よく考え、自分の考えをたくさん発表した子どもたちでした。

早朝奉仕作業

 保護者の皆様にご協力頂き、早朝奉仕作業を実施しました。多くの方々にご参加頂き、校庭や校舎周辺をきれいにしていただきました。ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。

着衣泳2回目

 今回は、2年生、4年生、そして5年生が実施しました。皆、説明をよく聞いて、静かに浮く練習を頑張りました。本日をもって、今年の水泳学習は終了となります。水着の準備等、大変お世話になりました。ありがとうございました。

洋式トイレ贈呈

 小林製薬様の「小学校に洋式トイレプレゼント」事業により、本校北校舎2階のトイレが新しくなりました。今日は、その贈呈式が行われました。3年生と4年生が体育館で参加し、他の学年はオンラインでつなぎ、各教室から参加しました。贈呈式後は、体育館でトイレ教室が行われ、トイレをきれいにするためにどうすればよいか等、いろいろと学びました。小林製薬様、この度はありがとうございました。

着衣泳(1回目)

 今回の着衣泳は、1年、3年、6年が実施しました。講師の方から、ビート板やペットボトルを使って、「浮く」方法を教わりました。キーワードは、「ういてまて」です。実際に、水難事故に遭い、浮いて待ったことで助かった人がいます。

修学旅行に向けて

 6年生が、10月に予定している会津若松への修学旅行に向けて、計画を立て始めました。まずは、観光パンフレットと地図を見ながら、どんなところへ行こうか、相談しました。

歯科指導がありました

 今週から、日替わりで、歯科衛生士さんにおいで頂き、全学級で歯科指導を行ってもらっています。自分の歯がどんな状態なのか、どうしたら歯の健康が守られるのか、詳しく教えてもらっています。教わったことを、是非家でも実践してほしいです。

学校運営協議会が行われました。

 29日、表郷小学校・表郷中学校学校運営協議会が、本校で開催されました。委員の皆様には、授業を参観していただき、その後、懇談をしました。よりより表郷の教育が展開できるよう、いろいろなご意見を頂きました。

算数の授業(5の1)

 5年1組で算数の研究授業が行われました。倍数の数を取り合うゲームをとおして、公倍数に理解をする学習でした。タブレットを使いながら、楽しそうに対戦ゲームをしたり、全体で考えたり、学習に取り組みました。

手作り絵本、作りました。

 図書委員の子どもたちが、手作り絵本づくりを行いました。表郷手作り絵本の会の方を講師に、作り方を教えて頂きました。できた絵本は、まだ真白です。これから、中身を作っていきます。

2学期がスタートしました。

 始業式は、放送で行いました。その中で、3つのお話をしました。一つは、2学期に頑張りたい、自分の目標を持つこと。二つ目は、授業には、本気・全力で取り組むこと。そして、三つ目は、健康で安全な生活を送ること。これらを全員で頑張っていきたいと思います。

「思いやり」ブックトーク

 白河市立図書館において、「思いやり」ブックトークが開かれ、白河市内の代表児童の発表がありました。本校児童も、幼い頃読んだ「どうぞのいす」を取り上げ、今の自分を振り返ってみて考えたことを発表しました。他にも「思いやり」について、いろいろな本が紹介され、とても有意義な時間でした。

 

夏休みについて

夏休み期間

 7月21日(木)~8月21日(日) 32日間

夏休みのプールについて

 7月30日(土)~8月21日(日)

 月曜休み

 スクールバスの運行については、配付したプリントでご確認ください。

2学期始業日

 8月22日(月) 

 

みなさん、大きく成長しました。

1学期71日間。今日で終わりです。
みなさん、この1学期、本当によく頑張りました。
今日、みなさんは、担任の先生から「通知表」を渡されます。
そこには、みなさんが頑張ったことが書かれています。
私は、全員の通知表を読みました。
みなさんが、いろいろと頑張ったことが分かりました。
授業で、よく考えて、発表を頑張った人。
友達の考えを、しっかりと聞くことを頑張った人。
ノートを丁寧に書くことを頑張った人。
漢字コンクールで合格目指して頑張った人。
お家で宿題を頑張った人。
係や当番の仕事を、最後までしっかりと取り組むことを頑張った人。
汚れているところを見つけて、自分からきれいにすることを頑張った人。
困っている人に、優しい言葉をかけることを頑張った人。
朝の挨拶を元気よくすることを頑張った人。
友達と仲良く遊ぶことを頑張った人。
まだまだたくさん、みなさんが頑張ったことがあります。
みなさん、すごいですね。
そんなみなさんに、考えてほしいいことがあります。
4月、みなさんが今の学年をスタートさせた時の自分と、
今、ここにいる自分は、何も変わっていませんか。
自分というのは、変わっていませんが、4月の自分と今の自分では、
大きく変わっていると思います。
できなかったことができるようになったり、
分からなかったことが分かるようになったり、
先ほどのようないろいろとがんばったり、
そういう新しい自分に変わったはずです。
みなさんは、4月の自分から、すごく変わりました。
それを、成長と言います。
みなさんは、この1学期で大きく成長しました。
そして、これからも、みなさんは成長していきます。
でも、まだまだだめだなあ、と思うところがある人もいると思います。
もし、そう思うなら、そこを変えていけばいいんです。
みなさんは、本気になったら、どんなこともできるんです。
大事なのは、あきらめないことです。
明日からの夏休みも、そうやって、
自分を変えるために、大事に過ごしてくださいね。

1学期終業式

 71日間の1学期が今日で終わりです。終業式では、1学期を振り返って、3人の代表児童が作文を発表しました。また、8月1日に白河市立図書館で行われるブックトークに出場する6年生の発表もありました。最後までしっかりとした態度で参加することができました。

1学期最後の給食

 1学期最後の給食のメニューは、枝豆ご飯、鶏の唐揚げ、磯あえ、そして、大根と油揚げの味噌汁でした。調理員のみなさんには、この夏も、暑い暑い厨房の中で、毎日、おいしい給食を作っていただきました。感謝感謝です。

 

明日、第1学期終了

 1学期、71日間。長かったようで、あっという間に過ぎたようにも感じます。振り返ってみても、この1学期は、なんと言ってもコロナでいろいろと大変でした。今また感染拡大傾向にありますが、本校では4月下旬から5月中旬にかけて、長期間、感染状況が続きました。多くの学級が学級閉鎖になりました。その間、保護者の皆様には大変お世話になりました。4月の授業参観も中止となりましたが、6月には実施することができ、子どもたちの学校生活の様子を見て頂きました。5月の運動会は、2週間延期して実施しました。当日は、天気にも恵まれ、いいコンディションの中、子どもたちが競技や係の仕事に頑張る姿をお見せできました。その日は、早朝から終了後まで、準備や片付けにたくさんの保護者の皆様にご協力頂きました。6月からは、ほぼ予定していた教育活動を予定どおりに実施できました。鼓笛パレードや白河探検、表っ子チャレラン、キッズシアター、昔話を聞く会、各学年の校外学習等、それぞれ、充実した活動を行えました。

 皆様のお家でも、ちょっとお子さんの1学期を振り返ってみてください。4月に学校生活をスタートさせた頃のお子さんと、今、一学期が終わろうとしているお子さんは、同じでしょうか。きっと、同じではないと思います。いろいろなところで、成長した様子が感じられるのではないでしょうか。私も、朝、正門前で子どもたちを出迎えていてもそれを感じます。なかなか車から降りられず、お家の人に手を引かれ、やっとやっと昇降口まで送られていたお子さんが、今は、自ら車を降り、お家の人とハイタッチをして、自分だけで元気に昇降口に向かっている姿が見られます。目も合わず、挨拶の声も小さかったお子さんが、自分から元気に挨拶して笑顔で通り過ぎていきます。休みがちだったお子さんが、ほぼ休まずに登校しています。293名の子どもたち一人一人が、大きく成長した71日間だったと思います。そこには、各先生方のご指導があり、そして、各保護者の皆様の支えがありました。たくさん貴重なご意見も頂きました。それもこれも、全て子どもたちの健全な成長につながっていたのだと、改めて思います。ありがとうございました。
 さて、明日20日が第1学期の終業式。21日からは約一ヶ月の夏休みとなります。是非、充実した夏休みになることを願っています。健康で安全に過ごせますよう、お家でもお声がけをよろしくお願い致します。

読み聞かせ(4年)

 今朝は、読み聞かせ会のみなさんがお出でになり、4年生で読み聞かせがありました。今回は、昨年の表郷手作り絵本展で入賞した作品を読み聞かせしていただきました。手作りとは思えない、素敵なお話の絵本でした。

「右」って、こそあど言葉?(3年)

 3年生が、国語で、「こそあど言葉」について学習しました。その中で、「こそあど言葉は何かを指し示す言葉」ということから、「右やななめうしろ、横もこそあど言葉なのかな?」という考えが出ました。そのことについて、みんなでいろいろと考えました。子どもたちは、一生懸命考えて、自分の考えを発表し合いました。

たなばた献立

 今日は七夕。給食も七夕献立。五目寿司にたなばた汁にごま和え。デザートにはくずまんじゅうがつきました。たなばた汁の中には、天の川に見立てた白く細長い麺が入っていました。この麺は、「魚麺」という白身の鱈のすり身でできていました。食感もよく、おいしい天の川でした。

誰かの喜びにつながるとは

 前述の話にもつながる話ですが、私たち人間が、人として得られる最高の喜びは、何でしょうか。欲しいものが手に入ること?願っていたことが叶うこと?それもあるかもしれませんが、人としての最高の喜びは、自分の存在が誰かの喜びにつながるということです。

 本校の先生方が、日々の授業で使用しているチョークは、日本理化学工業という会社で作られているチョークです。(私は個人的に、ここのチョークの堅さがとても書きやすくて気に入っています。)この日本理化学工業という会社は、あることで有名な会社です。それは、障がい者雇用に積極的に取り組んでいる点です。きっかけは、昭和35年に2名の知的障がい者を雇用したことから始まりました。その後、年々増えていき、現在は全従業員90名のうち、63名が知的障がい者になっています。

 なぜ、そのような障がい者多数雇用を目指したのかというと、創設者が会社創設当初、ある禅寺のお坊さんから「人間の究極の幸せ」について教わったからだそうです。創設者の元会長さんは、次のように言っています。
「導師は人間の究極の幸せは、人に愛されること、人にほめられること、人の役に立つこと、そして、人から必要とされることの4つと言われました。働くことによって愛以外の3つの幸せは得られるのだと。私はその愛までも得られると思う。」

 つまり、私たち人間は、欲しいものが手に入ったり、誰かに何かをしてもらったりすることでは、本当の幸せは得られないということです。そうではなく、働いたり、自分の役割を果たすことで、自分の存在が、他の誰かの役に立ったり、助けになったり、誰かの喜びにつながっていると実感できることが、人としての最高の幸せを得られるのだということです。

 前述の登校班の子どもたちが、登校中、すばらしいあいさつをしていることが、毎朝、Oさんの喜びにつながっていたわけです。子どもたちが頑張って取り組んでいることが、この地域の誰かの喜びつながっているとしたら、こんなにうれしいことはありません。同じように、先月、校内で行った表っ子チャレランでは、6年生の子どもたちがそれぞれのゲームコーナーの準備・運営を行い、5年生の子どもたちが、縦割り班の下級生たちを連れて、面倒を見ながら回りました。こういう5年生、6年生の子どもたちのお陰で、下級生たちは楽しい時間を過ごすことができたのです。高学年の子どもたちの中には、きっと(大変だったけど、下級生のみんながとても喜んでくれて、頑張ってやってよかったなあ)と、人としての最高の喜びを感じた人がいたのではないかと思っています。