日誌

スクールライフ

信夫第二小学校最後の卒業式に向かって・・・

 いよいよ、いいえ、とうとう、卒業式練習がスタートしました。学校に感謝する会の練習を全校生36人で行ってきたためか、1回目の練習なのにかなり統率がとれていて、先生の指導を1度で理解して実行に移すことのできる子が多かったです。

「す、す、す、す・・・すごすぎる!」

 まさに「自分、そしてみんな前進続ける信夫二小」だと思いました。教務主任の大木先生の熱い指導も心に響きました。

①卒業式=卒業証書をいただく式

②卒業式=卒業試験

③卒業式=祝福される場

④卒業式=感謝の気持ちを伝える場

⑤卒業式=伝統となる場

⑥卒業式=感謝の気持ちをお伝えし、お祝いする場

⑦卒業式=あるべき6年生の姿を学ぶ場

 

 ①~⑤は卒業生にそっての意義、⑥~⑦は在校生にとっての意義です。

 今年は信夫第二小学校としての最後の卒業式です。昭和22年に信夫第二小学校と改称してから、74回目の卒業式。今年で1053人の卒業生を送り出すことになる信夫第二小学校。

 伝説の卒業式を全校生・全職員で作り上げていきます!

 

 

ワクワクドキドキ!校舎見学!!

 3月2日の放課後、1~5年生の子どもたちは、市バスで信夫一小校舎見学に出かけました。4月から大信小学校になる校舎です。自分たちの学校になる校舎を興味津々で見学する子どもたちでした。


全校合唱~心から心へ~

実行委員の子どもたちが振り付けを考えてくれた歌を紹介します。

音楽

きみの手とぼくの手を かたくにぎり

わけあおう ぼくたちの心のぬくもりを
ほらごらん風も雲も きみをみてる
ほらごらんひとりじゃない
みんなほほえんでいる
きみの手とぼくの手を かたくにぎり
わけあおう ぼくたちの心のぬくもりを

音楽 

 

この一年。

みんなで楽しさや喜びをを分け合ったね。

みんなで悲しみや不安を分け合ったね。

ずっと、ずうっと、仲間だね。

この学び舎で紡いだ絆。

ずっと、ずうっと、つながっているね。

心を一つに ひびけ!キララ太鼓!

和太鼓。それは、日本の文化。

思いっきりバチを振り下ろしたときの「ドン」という音。

お腹の底まで響き、心を揺さぶる魂の音。そして、残響。

その場の空気をずっと震わす残響が、演じる者、聞く者、その場にいる者の心をつないでいく。

みんなの心にこだまする。大信を一つにまとめていく。

大信こだま太鼓には、そんな魅力がある。

大信こだま太鼓は、平成20年にスタートした。

平成18年度の信夫第二小学校6年生が、学習発表会で演奏したことがきっかけだ。

その演奏に感動し、和太鼓の魅力に引きつけられた信夫二小の地域の方、保護者の方、私たちの先輩方が、組織を立ち上げたそうだ。

そして、今年までの14年間。信夫二小の成長、歴史とともに、ずっと続けられてきたのだ。

 私たちもその歴史と伝統を引き継ぎ、学習発表会で演奏してきた。

1人では不安でも、多くの仲間と一緒だと、驚くほど自分をさらけ出し、思っている以上に大きな音や声を出せる和太鼓。

 みんなでたたくと、音量も響きも迫力も倍増し、これまでに感じたことのない心の高まりを感じ、自分が強くなっていく気がする。

そして、時空を超えて、信夫二小の先輩方と、一つになれるのだ。

 今日が、ぼくたちの最後の演奏だ。

最初で最後。全校生での挑戦だ。

生涯、忘れることのないように、この胸に、みんなの心にこだまさせよう。

大・大・大・大・「大成功!」 

 コロナ対策万全の中、学校に感謝する会が開催されました。学校への感謝の気持ち、家族や地域の方への感謝の気持ち、子どもたちの一生懸命な気持ち・・・「感謝の心」は、みなさんに伝わっているでしょうか?

 子どもたちの今日までのがんばりが、すべて形になって表れた会でした。

 今日は、子どもたちの呼びかけを紹介します。「呼びかけ実行委員会」の児童が、全校生から言葉集めをして決まった台詞。任された大切な言葉を、心を込めて、丁寧に発した子どもたちの声に、ただただ涙を流すしかなかった会場の皆さんの気持ち、よく分かります。だって、私もそうでしたから・・・。

 

学校に感謝する言葉

今年の冬は    寒かった
だから    春が待ち遠しいはずなのに

寒さがやわらぎ
花がさき
新しいことが始まる 春
今年の春は
ずっと 先のことであってほしいと思う
ゆっくりでいいよ    春

ぼくが閉校のことを知ったのは    いつだろう
低学年のころかもしれないけれど
そのころは    なんとも思わなかった
今みたいな気持ちは なかった
こんなにさみしいことだなんて 思わなかった

たった1年間なんて    みじかすぎるよ
たった2年間で    たくさんのちいきの方となかよくなれたのに
たった一人だけで活動することが多かったけれど    転校したいなんて思ったことはなかった
高学年として6年生と力を合わせるぼくたちを見てほしかったな
あと1年待ってくれたら    いっしょに卒業できたのにな
中学生の制服を着たわたしたちを見てほしかったな

さみしいな
さみしいな
さみしいな
さみしいな
さみしいな
さみしいな

さくらのつぼみは
いつもとかわらず ふくらんでいる
4月から
わたしたちがいなくなってしまうこと
さくらは、知っているのかな
さくらの花の前でクラスの写真をとって
ぼくたちの一年が始まっていったんだ

コロナで休校になった時
みんなに会えなくなった

友達や先生の顔を見て
声を聞いて
考えを伝えて
時には    真剣に考えるシーンとした空気
そういう授業が    どんなに大事な時間か
やっぱり    友達と学び合う授業が一番だ
たくさん考えた
たくさんのことを知った
たくさんのことができるようになった
学び合った足あとが 
しっかりきざみこまれている 教室
大すきな 教室

当たり前のことをしているのに
先生たちがよくほめてくれた たてわり班せいそう
6年生のすがたを見て
そのバトンを受けつぎ
受けつぎ
教室も
昇降口も
体育館も
トイレも
大すきな学校を
無言で ピカピカにしてきたね


休み時間
校庭の一番人気は    ブランコかもしれない
みんなが一番に乗りたくて    走った
けいどろやおにごっこ
サッカー
みんなが兄弟みたいになって 遊んだね

小さな学校だから
大きな行事は    いつもみんなで力を合わせてきた

できる喜びをかみしめた 運動会
雨の冷たさも 
寒さも
全く気にならなかった
1年生から鼓笛に参加している学校なんてあるのかな
たった36人
一人一人が
自分にまかされた役割を しっかり果たして
大切な一人になっていた

どうすれば順位を上げられるか
最後の最後まで考えた リレー
全力で走って
全力で応援して
みんなで力を合わせるって
なんてすてきなことなんだろう

ニジマスをむちゅうで追いかけた プールファイナル
ニジマス対ぼくたちは    ぼくたちの勝ち
はじめてのそばうち
どきどきしてほうちょうをもった 畑ファイナル
わたしたちのそばには
いつも地域の方がいた
いつもいつも
ぼくたちを 見守り
わたしたちを おうえんしてくれた

こんないい学校ないよね
だから    いつまでもいつまでも
信夫二小に通いたかったね


でも、前を向こう
前を向こう

4月から
ぼくたちの学校は    大信小
友達を どんどん作って
みんなで 助け合って
みんなで 学び合って
みんなで のびていこう

自分 
そして    みんな
前進続ける 信夫二小
信夫第二小学校
信夫二小のプライドをもって
新しい友達と一つになって
信夫二小に負けない大信小をつくろうよ

できるかな
むずかしそうだね
ハードル    高いよ
でも    信夫二小に負けない大信小をつくろう
信夫二小をこえる大信小をつくる
たのんだよ 5年生
はい    がんばります
まかせたよ 4年生
はい    まかせてください
3年生    ともだちいっぱいだよ    よかったね
はい    自信をもってがんばります
2年生    みんなとなかよくね 
はい    お友だちを大切にします
1年生    こまったときは助け合ってね
はい    たすけあいます

ぼくたちが
わたしたちが
おじいちゃん    おばあちゃんになっても 見守っていてね
応援してね
ずっとずっと大すきだよ
ありがとうの気持ちでいっぱいだよ

ありがとう 
信夫第二小学校
またね
信夫第二小学校
♪ありがとう さようなら♪