「気づく」「考える」「実行する」「振り返る」子ども

青少年赤十字の取組

笑う 仲よし班活動

10月10日の昼休みに、異年齢集団による「仲よし班活動」を行いました。

異年齢(縦割り)で編成した班で、班長さんを中心に相談して決めた遊びを楽しみました。

鬼ごっこ遊びやドッジボールでは、上学年生が下学年生にあえて手加減をしてあげる優しさを見ることができます。

また、上学年生と遊べることが下学年生にとっては、とても楽しいようです。

活動が終わり、教室にもどる時、1年生をおぶる6年生の姿がありました。

心配・うーん りんちゃんお別れ会

生きもの委員会主催で、全校生による「りんちゃんお別れ会」を開催しました。内容や進行はすべて生き物委員会の子どもたちで考えました。赤十字の「人道」の心が表れた感動的な会でした。

はじめに、校長からりんちゃんについてのお話をしました。

次に生きもの委員会の委員長から「お別れの言葉」を発表しました。涙ぐみながらの発表に聞いているみんなも泣いてしまいました。

「ぼくは、りんちゃんのとの間にたくさんの思い出があります。一つ目は、とても痛い思い出です。生きもの委員会の活動中、ぼくはおしりに突然痛みを感じました。おそるおそる振り向くと、そこにはりんちゃんの角があったのです。さらにりんちゃんは、何度も突進してきました。ぼくは柵の中を逃げ回りました。二つ目は、りんちゃんの脱走です。小屋のお掃除をしている最中、柵の中から飛び出してしまったのです。捕まえようとすると、りんちゃんが突進してくるので、逆にぼくが逃げ回ることになってしまいました。たまたま、克浩先生が捕まえてくださったので助かりました。三つ目は、助かった事件です。ある日、りんちゃんにあげるえさが無く、りんちゃんは怒って角でドンドンと壁に突進していました。冬なのでえさにする草もありません。困っていると、用務員さんがえさを持ってきてくださいました。それはくず野菜です。給食センターから届けられたものでした。りんちゃんは大喜びで食べてくれました。給食センターのみなさん、ありがとうございます。なんだか人間を見下しているようなところもあったりんちゃんだけど、それでもりんちゃんは信夫一小のアイドルでした。何かいやな出来事があって落ち込んでいても、えさをせがむりんちゃんを見ているとなぜか励まされました。りんちゃん、本当にありがとう。天国で安らかに過ごしてください。」

続いて、生きもの委員会全員でりんちゃんへ呼びかけをしました。

「わたしたちは、今までりんちゃんがすごしやすいように、お世話をしてきました。りんちゃん、今までありがとう。天国で安らかに眠ってください。」

最後に、全校生が、りんちゃんの遺影に花を飾りました。花は、生きもの委員会の子ども達が作りました。

各学年・学級で、りんちゃんへの寄せ書きも作り、飾りました。優しさや思いやりの言葉や絵で飾られていました。

笑う 守る命 広める防災

今日は、大地震が児童の昼休み時間中に発生したことを想定した避難訓練を実施しました。

校庭で遊ぶ児童、教室で過ごす児童、廊下を歩いている児童など、居る場所は様々な状況で、児童一人一人がどのように気づき、考え、実行するかを試しました。

どの児童も、非常ベルに素早く反応し、放送をよく聞いて、指定場所に避難することができました。

日ごろから実践している、完全ノーチャイムや注意深い生活、先見などの生活態度が身についている効果が表れているものと考えます。

自然災害を無くすことはできませんが、被害を最小限におさえることは、人の努力で可能になります。

普段からの心構えが大切ですね。

※非常ベルを聞いて、その場でしゃがみ、様子をみる子どもたち。

※避難指示の放送を聞いて、校舎内から素早く避難する子どもたち。

※全員の安全が確認できた後、校長からお話をしました。

防災頭巾を被って避難した人もいました。近くにあれば被りましょう。しかし、頭巾を取りに校舎内に戻ることはいけませんよ。

※防災グッズが入ったリュックを出しました。

みなさんのお家では、このような避難するときに持ち出せるようなリュックなどがありますか。

※また、福島県発行の「そなえるふくしまノート」がみなさんのお家に配られたはずですが、見たことはありますか。

※どちらも、答えが「ない」という児童がたくさんいました。

※「守る命 広める防災」のため、各ご家庭におかれましても家族内で改めて、避難グッズや避難場所など話し合われてはどうでしょうか。

※次に、白河消防本部の方から、お話をいただきました。

※消防署員の方の質問に元気に答える児童

※最後に、消防署員の方にお礼を言って教室に戻りました。

笑う 運営委員会のリーダーシップ

2学期が始まり4日目。

運営委員会の子どもたちが中心となって、JRC活動を推進しています。

まずは、募金活動です。

7月の西日本豪雨災害に遭った方々の苦労を想い、今週から募金活動が始まりました。

運営委員会の子どもたちが、各教室や職員室をまわって募金を呼びかけています。

校長室にも募金の依頼がありました。

次の働きかけとして、今日は、全校生に「ありがとうメッセージ運動」の取り組みの呼びかけをしました。

「みなさん、信夫一小では、全校生で「ありがとうのメッセージ運動」に取り組んでいます。お友達の優しさや思いやりあふれる行動に感謝の気持ちを伝えるとともに、その良い行いを全校生に知らせることを目的として行います。また、そのお友達の行いを模範にして「私もやってみたい」「私もやってみよう」という思いや願いが学校中に広がって、信夫一小が優しさと思いやりでいっぱいになることを願っています。

みなさんも進んでお友達の良いところに目を向けるとともに、進んでみんなの役に立つ活動ができるために、「ありがとうのメッセージ運動」に取り組みましょう。玄関前のスペースに置いてあるこのハートの用紙に、お友達の素敵な行いと、それに対する感謝の言葉を書いてこのポストに入れてください。よろしくお願いします。」

笑う 1学期の6年生のJRC活動

4月から6年生に進級した子どもたち、1学期間のJRC活動は素晴らしいものでした。

信夫一小の伝統が新たに作られています。

※児童昇降口のたたきの下も掃除してくれました。

※一人でも、黙々と掃き掃除をしてくれました。

※毎日毎日掃除をしてくれました。

※どの児童も、自発的に取り組んでいます。

※中には、壁の汚れを落としてくれる児童もいます。

※縦割り班の活動では、リーダーとしてみんなが楽しく遊べるように、下級生の面倒をみてくれました。

※休み時間には、1年生と遊んでくれました。

※休み時間の終わりには、わざわざ1年生をおぶって校舎内に連れてきてくれました。

6年生は、これをKKJ(気づき 考え 実行する)と呼んでいます。