「気づく」「考える」「実行する」「振り返る」子ども

カテゴリ:今日の出来事

笑う 当たり前のことをちゃんとやることの難しさ

10月29日(月)全校集会でのお話です。

先週の学習発表会の4年生の最後の発表の中に「当たり前のことを、ばかにしないで、ちゃんとやります。」という言葉がありました。

これは、第2学期始業式の中で、校長から「信夫一小A(当たり前のことを)B(ばかにしないで)C(ちゃんとやる)」について話したことを取り上げてくれたものです。

今日は、このことについて考えてみました。

さて、「ばかにしないで」の言葉の、別の言い方を考えてみましょう。

この質問に、さすが6年生、最初に手があがります。

他の学年の子どもからも手があがります。

記録は、発表した6年生にホワイトボードに書いてもらいました。

いろいろな言葉が出てきました。子どもたちなりに、イメージがあるようです。

次に、では”ちゃんとやった”のあとには、何がどのように変わるのでしょうかという質問をしました。

いろいろな考えが発表されました。

「先生やお母さんにほめられる」という考えが初めに出ました。

「自分や人のためになる」という考えが出ました。

また、「ばかにすることがなくなる」という考えも出ました。

子どもたちなりにイメージが膨らんでいるようです。

では最後に、「当たり前のことなのに、ちゃんとできていないなあ」と思うことはありませんかという質問をしました。

みんな考え込んでしまったようです。

この続きは、各学級で考えてくださいね。

笑う 仲よし班活動

10月10日の昼休みに、異年齢集団による「仲よし班活動」を行いました。

異年齢(縦割り)で編成した班で、班長さんを中心に相談して決めた遊びを楽しみました。

鬼ごっこ遊びやドッジボールでは、上学年生が下学年生にあえて手加減をしてあげる優しさを見ることができます。

また、上学年生と遊べることが下学年生にとっては、とても楽しいようです。

活動が終わり、教室にもどる時、1年生をおぶる6年生の姿がありました。

心配・うーん りんちゃんお別れ会

生きもの委員会主催で、全校生による「りんちゃんお別れ会」を開催しました。内容や進行はすべて生き物委員会の子どもたちで考えました。赤十字の「人道」の心が表れた感動的な会でした。

はじめに、校長からりんちゃんについてのお話をしました。

次に生きもの委員会の委員長から「お別れの言葉」を発表しました。涙ぐみながらの発表に聞いているみんなも泣いてしまいました。

「ぼくは、りんちゃんのとの間にたくさんの思い出があります。一つ目は、とても痛い思い出です。生きもの委員会の活動中、ぼくはおしりに突然痛みを感じました。おそるおそる振り向くと、そこにはりんちゃんの角があったのです。さらにりんちゃんは、何度も突進してきました。ぼくは柵の中を逃げ回りました。二つ目は、りんちゃんの脱走です。小屋のお掃除をしている最中、柵の中から飛び出してしまったのです。捕まえようとすると、りんちゃんが突進してくるので、逆にぼくが逃げ回ることになってしまいました。たまたま、克浩先生が捕まえてくださったので助かりました。三つ目は、助かった事件です。ある日、りんちゃんにあげるえさが無く、りんちゃんは怒って角でドンドンと壁に突進していました。冬なのでえさにする草もありません。困っていると、用務員さんがえさを持ってきてくださいました。それはくず野菜です。給食センターから届けられたものでした。りんちゃんは大喜びで食べてくれました。給食センターのみなさん、ありがとうございます。なんだか人間を見下しているようなところもあったりんちゃんだけど、それでもりんちゃんは信夫一小のアイドルでした。何かいやな出来事があって落ち込んでいても、えさをせがむりんちゃんを見ているとなぜか励まされました。りんちゃん、本当にありがとう。天国で安らかに過ごしてください。」

続いて、生きもの委員会全員でりんちゃんへ呼びかけをしました。

「わたしたちは、今までりんちゃんがすごしやすいように、お世話をしてきました。りんちゃん、今までありがとう。天国で安らかに眠ってください。」

最後に、全校生が、りんちゃんの遺影に花を飾りました。花は、生きもの委員会の子ども達が作りました。

各学年・学級で、りんちゃんへの寄せ書きも作り、飾りました。優しさや思いやりの言葉や絵で飾られていました。

笑う 守る命 広める防災

今日は、大地震が児童の昼休み時間中に発生したことを想定した避難訓練を実施しました。

校庭で遊ぶ児童、教室で過ごす児童、廊下を歩いている児童など、居る場所は様々な状況で、児童一人一人がどのように気づき、考え、実行するかを試しました。

どの児童も、非常ベルに素早く反応し、放送をよく聞いて、指定場所に避難することができました。

日ごろから実践している、完全ノーチャイムや注意深い生活、先見などの生活態度が身についている効果が表れているものと考えます。

自然災害を無くすことはできませんが、被害を最小限におさえることは、人の努力で可能になります。

普段からの心構えが大切ですね。

※非常ベルを聞いて、その場でしゃがみ、様子をみる子どもたち。

※避難指示の放送を聞いて、校舎内から素早く避難する子どもたち。

※全員の安全が確認できた後、校長からお話をしました。

防災頭巾を被って避難した人もいました。近くにあれば被りましょう。しかし、頭巾を取りに校舎内に戻ることはいけませんよ。

※防災グッズが入ったリュックを出しました。

みなさんのお家では、このような避難するときに持ち出せるようなリュックなどがありますか。

※また、福島県発行の「そなえるふくしまノート」がみなさんのお家に配られたはずですが、見たことはありますか。

※どちらも、答えが「ない」という児童がたくさんいました。

※「守る命 広める防災」のため、各ご家庭におかれましても家族内で改めて、避難グッズや避難場所など話し合われてはどうでしょうか。

※次に、白河消防本部の方から、お話をいただきました。

※消防署員の方の質問に元気に答える児童

※最後に、消防署員の方にお礼を言って教室に戻りました。

笑う 運営委員会のリーダーシップ

2学期が始まり4日目。

運営委員会の子どもたちが中心となって、JRC活動を推進しています。

まずは、募金活動です。

7月の西日本豪雨災害に遭った方々の苦労を想い、今週から募金活動が始まりました。

運営委員会の子どもたちが、各教室や職員室をまわって募金を呼びかけています。

校長室にも募金の依頼がありました。

次の働きかけとして、今日は、全校生に「ありがとうメッセージ運動」の取り組みの呼びかけをしました。

「みなさん、信夫一小では、全校生で「ありがとうのメッセージ運動」に取り組んでいます。お友達の優しさや思いやりあふれる行動に感謝の気持ちを伝えるとともに、その良い行いを全校生に知らせることを目的として行います。また、そのお友達の行いを模範にして「私もやってみたい」「私もやってみよう」という思いや願いが学校中に広がって、信夫一小が優しさと思いやりでいっぱいになることを願っています。

みなさんも進んでお友達の良いところに目を向けるとともに、進んでみんなの役に立つ活動ができるために、「ありがとうのメッセージ運動」に取り組みましょう。玄関前のスペースに置いてあるこのハートの用紙に、お友達の素敵な行いと、それに対する感謝の言葉を書いてこのポストに入れてください。よろしくお願いします。」

笑う 小学校で学んだことを中学校で・・・

 4月6日(金)の午後には、大信中学校の入学式が行われました。小学校の校長も来賓として招かれ参列しました。

 式の中、校長先生の式辞や来賓の祝辞のあと、生徒会長からの「歓迎の言葉」がありました。そして、新入生を代表しての「誓いの言葉」があり、信夫一小の卒業生が発表しました。

 その内容は、先生に指導されたものではなく、すべてその生徒が春休み中に考えた内容でした。

とても素晴らしい内容なので、紹介します。

「 誓いの言葉

 柔らかな春の日差しに包まれ、緑が芽吹く季節となりました。

 私達40名は、この歴史と伝統あふれる大信中学校に入学し、先ほど皆様からのお祝いのお言葉をいただきました。今、胸の中は、これからの学校生活への期待であふれています。

 私が、小学校5年生のとき、学校がJRCの指定を受けました。そこで私は、青少年赤十字の一員として、毎朝校舎内の掃除を行いました。担任の先生にすすめられたのではなく、自主的に行いました。

 『習うより慣れろ』という言葉があります。私は、掃除というボランティア活動を「気づき」「考え」「実行する」ことで、次第に習慣化させていきました。加えて、誰かの役に立つことの素晴らしさ、大切さを身を持って感じました。この経験は、中学校に入学した今から活かせることでしょう。

 もちろん、私達には不安もあります。しかし、そのときは、先生方、先輩方のご指導を受け、一歩ずつ成長していきます。

 私達40名は、勉強、部活動等を両立させ、互いに協力し合い、これまで学んだことを十二分に発揮し、これからの中学校生活に励むことを誓います。

 平成30年4月6日 大信中学校新入生代表 」

小学校で学んだことをもとに、中学校でさらに大きく成長していく場面でした。

「がんばれ!1年生!入学おめでとう。」

笑う 平成30年度のスタートの日も

4月6日(金)の今日から、平成30年度がスタートしました。

始業式や入学式がありますが、新6年生が、早速朝から清掃ボランティア等に取組んでくれました。

昨年の6年生の姿が引き継がれた瞬間でした。

※自分から進んで掃き掃除をする6年生。

※布をまくってその下を掃くその「気づき」が素晴らしいです。

※校旗や国旗、JRC旗、市旗も自ら掲揚してくれています。

※入学式が終わると、会場の後片付けを進んで取組んでくれました。

※この取組んでいる姿に、先生からの指示の声はありません。

「ありがとう。」の感謝の言葉だけでした。

心配・うーん 3.11を忘れない

今日の朝の会において、東日本大震災の追悼の意をこめて次のように芝居仕立てでお話をしました。

3月31日の、信夫家のできごとです。お父さんと子どもたち(今日の朝に6年生に頼みました)が、東日本大震災のことについて

話し合っています。

父「東日本大震災から今日で、丸7年が経ったね。○○ちゃんは、どんな地震だったか覚えているかな?」

子「お父さん、忘れちゃだめだよ。わたしが、○才のときで、○○にいたんだよ。○○○○○(自分の思い出を話す)だったことを覚えているよ。」

※それぞれが発表しました。

父「あのとき、お父さんはテレビ局にいたんだ。映像があるから見て思い出してみよう。」

 (インターネットで、地震の様子の動画を見ました)

 

子「うわー。とてもこわかったね。長い時間、ゆれていたんだね。」

父「でも、本当にこわかったことが起こったのは、この後のことなんだよ。」

子「津波だね!」

父「そうそう、そのとおり。津波の映像を見て、そのこわさをみてみよう。」

(インターネットで、津波の様子の動画を見ました)

子「お父さん、津波って本当におそろしいね。」

父「全くだ。今でも信じられないくらいだからね。」

子「こんなに被害が大きかったら、きっと、たくさんの人が、命を落としてしまっただろうな。」

父「そうそう、そのとおり。新聞記事をみてみよう。」

 (新聞記事から、被災者の多さにふれました)

 子「本当に、多くの人が、命を落としてしまったんだね。このことを私たちは、忘れてはいけないね。みんなで、めいふくを、いのろうよ。」

父「そうそう、そのとおり。」

(全員で、10秒程度 もくとうをしました)

子「お父さん、津波でもっと大変なことが、福島県で起きたことも忘れちゃだめだよ!」

父「そうそう、そのとおり。」

子「東京電力 福島第一 原子力発電所の事故のことだよ。」

父「そうそう、そのとおり。」

子「原子力発電所が、津波をかぶって、その後、水素爆発を起こして、大量の放射性物質が、空気中に流れ出たんだ!」

父「そうそう、そのとおり。」

子「この事故によって、原子力発電所の近くの人は、自分の家に住めなくなって、福島県外に避難する人がたくさん出たんだ!」

父「そうそう、そのとおり。」

子「今でも、自分の家や土地にもどれない人がいるなんて、本当に悲しいね。でも、だんだんと、放射線量は減ってきているんだよね?」

父「そうそう、そのとおり。新聞記事をみてみよう。」

(新聞記事から、空間線量が減少していることを確かめました)

子「でも、この事故は、日本中、いや世界中に、“フクシマ”という言葉とともに広まって、福島県に来る人や、福島県で作った食べ物を買う人が、減っているんだよ!」

父「そうそう、そのとおり。」

子「本当はもう、影響はないのに、売れないことを、“風評被害”って言うんだよ。」

父「そうそう、そのとおり。」

子「お父さん、でも、ぼくたち負けないよ。ここはぼくたちのふるさと。このふるさとをもっと元気にするんだ!」

父「そうそう、そのとおり。」

子「お父さん、ここに、青少年赤十字作品募集 詩・100文字提案の社長賞を受賞した作文があるよ。」

父「どれどれ、読んでみて。」

 (6年生が、作文を読みました)

 須賀川市立阿武隈小学校4年児童の作品

 「福島・日本・世界のために わたしがしたいこと、できること」

”フクシマ”はきらいです。カタカナで書くと、放射能でよごれているようです。

ぼくが住んでいるのは、”福島”です。山も川も鳥も虫もぼくも、元気です。

学校も楽しい。こんな福島のことを見てもらいです。

 

父「いい作文だね。これから、みんなが、ふるさと福島、ふるさと白河、ふるさと大信を、もっともっと元気にしていこうね。」

子「ぜったい、そうするよ!」

父・子「わっはっはっは。」

 

こうして、信夫家は、東日本大震災のことを、決して忘れないのでありました。

笑う 進んで雪はきをする姿

昨夜からの降雪により、今朝は30センチほどに雪が積もりました。
元気に登校してきた子どもたち、雪を見て大喜び。
しかし、校庭で遊ぶことより、雪はきに進んで取り組んでくれました。
みんなのために働く姿、美しいですね。