日誌

出来事

いじめ防止基本方針について

 

学校いじめ防止基本方針
白河市立みさか小学校
1 基本方針
(1)いじめの基本認識
  ① いじめは、重大な人権侵害行為であるが、どの子にも、どの学校にも起こりうるものである。
  ② いじめは、教師の目の届かないところで起きるものである。
  ③ いじめは、時として被害者と加害者が入れ替わりながら繰り返される。
  ④ 暴力を伴わないいじめであっても、場合によっては、重大事態となることがある。
  ⑤ 学級や部活動の無秩序や閉鎖性などの集団の構造上の問題から発生することがある。
  ⑥ 加害者本人だけでなく、「観衆」(はやし立てたりおもしろがったりする存在)や「傍観者」(周辺で暗黙の了解を与えている者)が存在する。
(2)いじめの定義
  児童に対して、当該児童が在籍する学校に在籍している等、当該児童と一定の人間関係にある他の児童が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む) であって、当該行為の対象となった児童が心身の苦痛を感じているもの。
 〔いじめ防止対策推進法第2条の規定による〕
 「いじめ」に当たるかどうかの判断は、次の点を踏まえて判断すること。
  ① いじめられた児童の立場に立ち、短期でも軽度でも解消されたと判断したものでも、いじめられた児童生徒が感じる被害性に着目すること。
  ② 特定の教職員での判断ではなく、法律第22条「学校におけるいじめの防止等の対策のための組織」を活用して判断すること。
  ③ 物理的な影響とは、身体的影響のほか金品をたかられたり、嫌なことを無理矢理させられたりすることなどの行為まで含んでいること。
  ④ 児童生徒の生命、身体および財産に重大な被害が生じるいじめの場合には、教育的配慮や保護者の意向を踏まえて警察と連携した対応をすること。
(3)いじめと考える態様(例)
  ① 冷やかしやからかい、悪口や脅し文句を言われる。
   ア 身体や動作について不快な言葉を言われる。
   イ 本人の嫌がるあだ名で呼ばれる。
  ② 仲間はずれ、集団による無視をされる。
   ア 対象の子が来ると、その場からみんないなくなる。
   イ 遊びやゲームに意識的に入れない。
   ウ 席を離される。
  ③ 故意にぶつかられたり、叩かれたり、蹴られたりする。
   ア わざとぶつかられたり、通るときに足をかけられたりする。
   イ 叩く、殴る、蹴る、つねる等が繰り返される。
   ウ 遊びと称して対象の子が技をかけられる。
  ④ 金品を要求されたり、隠されたり、盗まれたり、壊されたり、捨てられたりする。
   ア 恐喝、たかり、物を売りつけられる、「借りる」と称して返さない。
   イ 持ち物を盗まれたり、隠されたり、落書きをされたり、捨てられたりする。
   ウ 靴に画鋲やガムをいられる。
  ⑤ 嫌なことや恥ずかしいこと、危険なことをされたり、させられたりする。
   ア 使い走りをさせられたり、万引きやかつ上げを強要されたり、登下校時に荷物を強制的に持たされたりする。
   イ 笑われるようなこと、恥ずかしいことを無理矢理させられる。
   ウ 衣服を脱がされたり、髪の毛を切られたりする。
  ⑥ パソコン、情報端末(携帯電話、スマートフォンなど)、ゲーム機等で誹謗中傷や嫌なことをされる。
   ア ネット上の掲示板やブログ等に誹謗中傷の情報を載せられる。
   イ いたずらや脅迫メールが送られる。
   ウ SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のグループから故意に外される。
 
2 いじめ防止等のための取組
(1) いじめの未然防止のための取組
  ① 児童生徒がいじめを考える取組の実施
   ア 児童会を中心とした「いじめ防止キャンペーン」や全校的な場での話し合いを実施する
   イ すべての学級で「いじめはいけない」ことや、「何がいじめなのか」について指導を行う。
   ウ すべての学校で「ネット上のいじめ」をはじめとする情報モラルについての指導を行う。
  ② 保護者との連携の強化(下記のアかイのどちらかは実施する。)
   ア 参観日や懇談会におけるいじめ防止に関する話し合いの場をもつ。
   イ 家庭教育学級等でいじめ防止に関する講演会等を実施する。
  ③ いじめ対策に関する共通理解
   ア いじめ対策の方針や手だてを教職員が共通理解するための研修会をもつ。
   イ 保護者会等で、学校のいじめ対策に関する説明の場をもつ。
  ④ Q-Uテストによる客観的実態把握
   ア 児童生徒の学級生活や学校生活の情報や学級集団についての情報を得て、児童生徒への対応や学級経営の改善箇所を見いだし対応する。
(2)いじめの早期発見に係る取組
  ① 定期的なアンケート調査の実施
   ア 児童対象のいじめに関するアンケート調査を年間5回実施する。
     実施時期・・・5.7.9.11.1月に各1回 
   イ 保護者対象のアンケート調査を年間3回実施する。
     実施時期・・・6月・10月・2月 
  ② 個別面談の実施
   ア 教育相談を実施し、個別に様子を把握する。    実施時期・・・11月
   イ 個別面談を実施し、保護者から様子を把握する。  実施時期・・・12月
  ③ 校外の組織との連携強化
   ア 子ども見守り隊との意見交換会を実施する。(白河第二小学校との連携)
   イ 児童の通学や地域での生活の様子について情報収集の機会をもつ。(白河第二中学校と連携)
 
3 いじめ防止及び対応のための組織
(1)組織の設置
  いじめ防止等の取組の推進や評価、及びいじめ発生時の対応を中核となって行うために次の組織を設ける。
  ① 名 称 「みさか小いじめ防止対策委員会」
  ② 構成員  校長、教頭、教務主任、生徒指導主事、各学年主任、養護教諭、スクールカウンセラー
  ③ 役 割
   ア 学校いじめ防止基本方針に基づく取組の実施、及び年間計画の作成、検証、修正
   イ いじめの相談、通報の窓口
   ウ いじめの疑い等の情報、児童の問題行動などに係る情報の収集と記録、共有
   エ いじめの疑いに係る情報があった場合の組織的対応のための連絡・調整
   オ いじめや解決すべきトラブルが発生した場合の対処
    (会議の開催、情報の迅速な共有、関係児童の事実関係の把握、指導や支援体制の構築、対応方針決定、保護者への対応、市教委への報告など)
(2)組織での対応の留意点
  ① いじめられた児童への支援
    事実の確認によりいじめがあったことが確認された場合、いじめを止めさせ、再発防止のため必要に応じて心理・福祉等の専門的知識を有する者の協力を得ていじめを受けた児童及びその保護者への支援や助言を行う。
  ② 取り巻きや傍観者への指導
    いじめに同調したり、見ていただけの児童に対しても、自分の問題として捉えさせ、いじめを受けた者の立場に立って、そのつらさや悔しさについて考えさせ、行動の変容につなげる。
  ③ 犯罪行為として取り扱われるべきいじめへの対処
    いじめが犯罪行為として取り扱われるべきものであると認められるときは、市教育委員会及び所轄警察署と連携して対処する。特に、いじめを受けた児童の生命、身体又は財産に重大な被害が生じるおそれがあると校長が判断し緊急性があるときには、直ちに警察署に通報し、協力を仰ぐ。
  ④ ネット上の書き込み等への対応
    ネット上に不適切な書き込み等があった場合、「いじめ防止対策委員会」において対応を協議し、関係児童から聞き取り等をを行い、被害にあった児童のケア等必要な支援を行う。
    また、書き込みの削除や書き込んだ事案への対応については、必要に応じて、警察署や法務省人権擁護部等と連携して対応する。
 
   ⑤ いじめの認知及び市教委への報告
    いじめを認知した場合は、市教委に「いじめに関する報告書」を提出する。また、いじめの指導後3か月間経過を観察し、いじめられた児童の状況について市教委に報告する。
(3)いじめの解消
    いじめは、単に謝罪をもって安易に解消することはできない。解消している状態とは、少なくとも以下の2つの要件が満たされている必要がある。
   ア いじめに係る行為が止んでいること。
   (被害児童に対する心理的又は物理的な影響を与える行為が止んでいる状態が、少なくとも3か月を目安に相当の期間継続していること。)
   イ 被害児童が心身の苦痛を感じていないこと。
   (いじめが再発する可能性が十分にあり得ることを踏まえ、日常的に注意深く観察すること。)
 
4 重大事態発生時の対応
(1)重大事態に該当するいじめ
  ① いじめにより生命、心身又は財産に重大な被害が生じた疑いがあると認めるとき
   ア 児童が自殺を企図した場合
   イ 身体に重大な障害を負った場合
   ウ 金品等に重大な被害を被った場合
   エ 精神性の疾患を発症した場合
  ② いじめにより相当の期間学校を欠席することを余儀なくされている疑いがあるとき
   ※ 相当の期間とは、不登校の定義を踏まえ、年間30日を目安とする。ただし、児童生徒が一定期間連続して欠席しているような場合には、上記目安にかかわらず、学校の判断により迅速に調査を行う
  ③ 児童や保護者からいじめにより上記のような重大事態に至ったという申立があったとき。
(2)重大事態の報告
   重大事態が発生した場合は、白河市教育委員会に迅速に報告する。
(3)重大事態の調査
  ① 調査の実施
   ア 重大事態の報告内容に基づき、市教育委員会が、その事案の調査を行う主体やどのような調査組織とするのかを判断する。
   イ 学校が調査主体となる場合、市教育委員会から指導助言を得ながら実施し、「白河市いじめ防止対策委員会」から人的派遣を得る。
   ウ 市教育委員会が主体となって調査を実施する場合は、「白河市いじめ防止対策委員会」が主体となって調査を実施する。
   エ 重大事態が発生した場合は、調査組織の指示に従いアンケート調査等を実施し、調査組織に速やかに提出する。その際、被害児童の学校復帰が阻害されないよう配慮する。
   オ いじめを受けた児童及び保護者に対しては、学校として説明責任があることを自覚し、真摯に情報を提供する。その際個人情報の保護に留意する。
5 年間計画

 
児童への指導
児童の取組
面談・アンケート実施
 
校内研修
保護者等への公表
評価計画
 
4月

 
いじめ相談ダイヤルの周知
児童会総会
情報モラル教室


 
学校基本方針の説明
PTA総会・保護者会での説明


 
5月
 
いじめについて考える学級活動(各学年) 第1回ミニアンケート
 
第1回見守り隊総会
 

 
6月
 

 
第1回保護者アンケート
家庭訪問
学年懇談会
方部懇談会

 
7月
 

 
第2回ミニアンケート
 

 

 
8月
 

 

 

 

 
9月
 
ネットいじめについて考える活動(各学年) 第3回ミニアンケート
 

 

 
10月
 

 
第2回保護者アンケート
 

 

 
11月
 
各学年ごとの話し合い
 
教育相談
第4回ミニアンケート

 

 
12月
 
取組反省
 
個別面談
 

 
学校評価
 
1月
 

 
第5回ミニアンケート
 

 

 
2月
 
次年度計画策定
 
第3回保護者アンケート
 
学年懇談会
情報モラル教室

 
3月
 

 

 
第2回見守り隊総会
 
評価結果公表
 
 
6 評価と改善
(1)学校評価に合わせ、いじめ防止基本方針の取組についての評価を行う。評価方法は学校評価に準ずる。
(2)評価の結果を踏まえ、年度ごとに次年度の改善を行う。 
 

新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休業延長について

 

 

 白河市教育委員会より、新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休業延長についての通知が届きましたので下記の通りお知らせいたします。

 休校が続きますが、感染拡大防止にご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

 

令和2年5月1日

 
 市内小・中学校保護者の皆様

 
白河市教育委員会

 
新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休業延長について

 
 保護者の皆様には、新型コロナウイルス感染症対策にご協力いただき感謝申し上げます。
 さて、県教育委員会から5月6日までの臨時休業について、5月7日以降は当面の間、休業を延長するよう要請がありました。これを受け、本市においては、感染拡大を防止するため、下記により小・中学校の臨時休業を延長します。
 つきましては、保護者の皆様には、趣旨をご理解の上、感染拡大防止の徹底についてご協力をお願いいたします。
 

 
1 臨時休業延長期間  令和2年5月7日(木)~当面の間
 
2 登校日について
  児童生徒の心身の健康状態の把握とこれまでの学習状況の確認や今後の学習に関する 指導等を行うため、次のとおり登校日を設けます。
 (1) 期   日  5月8日(金
 (2) 登校時間等  各学校から連絡があります。

 登校前には必ず検温し、マスク着用で登校するようお願いいたします。発熱や咳などの風邪の症状が見られる場合には、登校しないようお願いいたします。
 (3) 給   食  午前中で下校または午後の登校となり、在校時間は短時間ですので給食はありません。
 (4) そ の 他  臨時休業の期間などの状況によっては、さらに登校日を設けることもあります。
 
3 臨時休業中の生活について
 (1) 大型連休中は、特定警戒都道府県はもちろんのこと県をまたいだ不要不急の往来を自粛するなど自宅等で過ごし、感染予防には万全の対応をお願いいたします。特定警戒都道府県への往来があった児童生徒は、2週間の自宅待機をお願いいたします。
 (2) 万が一、新型コロナウイルスに感染したり、濃厚接触者になったりした場合、また、緊急の出来事があった場合はすぐに「帰国者・接触者相談センター(0120-567-747  24時間/土日祝日含む)」へ連絡するとともに、学校へも連絡をお願いいたします。
 (3) 児童生徒の家庭学習の進み具合を確認するなど、ご協力をお願いいたします。
 (4) 部活動は中止とします。
 
4 放課後児童クラブについて
 (1) 放課後児童クラブでの集団感染リスクを防ぐ観点から、自宅等で過ごすことが可能なご家庭につきましては、できる限り自宅等での保育をお願いします。
 (2) 毎朝必ず検温し、発熱や咳などの風邪の症状が見られる場合には、自宅で休養させてください。また、マスクの着用もお願いいたします。
 (3) 開所時間は、午前7:30~午後7:00です。
 
5 その他
  連絡が必要となる場合には、学校のメール等で学校より連絡を差し上げます。

 
                 連絡先:白河市教育委員会(22-1111 内線2363)

新型コロナウイルス感染症に対応した学校の授業再開について【白河市教育委員会より】

令和2年3月30日

 保護者の皆様

白河市教育委員会 

新型コロナウイルス感染症に対応した学校の授業再開について
 日頃より、学校教育活動に御支援をいただくとともに、臨時休業につきましては、急な決定にもかかわらずご理解ご協力を賜りましたこと感謝申しあげます。

 さて、全国的には感染状況がなかなか収束に向かっておりませんが、本県においては一程度収まっている現状にあることから、新年度の始まりであります4月6日より授業を再開いたします。

 つきましては、児童生徒の健康と安全を守るため、感染症対策に万全を期したいと思いますので、下記により御協力をお願いいたします。

 なお、今後、児童生徒及び教職員等に感染者が発生した場合には、関係機関と連携し休業等を検討しますのでご了解ください。



1 授業再開日
  令和2年4月6日(月) 

2 感染症対策について
  (1) 登校前の毎朝の検温と風邪の症状の確認 
・ 必ず検温してください。(もしできなかった場合は学校で行います。)
・ 咳や発熱などの風邪の症状が見られる場合には、登校させず自宅で休養させてください。(この場合は欠席でなく出席停止扱いとなります。)

(2) 手洗いや咳エチケットの徹底
・ 外から帰ったら石けんを使っての手洗いやアルコール液での消毒、うがいをする。
・ 咳エチケットを守る。
・ 必要に応じてマスクを使用する。
 (学校では教育活動上、近距離での会話や発声等が必要な場合がありますので、マスクを持たせてください。現在新たに入手することが困難な状況ですので、手作りマスクを製作するなどご準備ください。)

  ※ 「マスクの作り方」文科省参考サイト


(3) 免疫力を高める生活習慣
・ 規則正しい生活を送らせ、十分な睡眠、適度な運動やバランスのとれた食事を心がけさせてください。

3 部活動について
 4月1日(水)より、感染症予防を行い実施できるものとします。実施する場合は、学校より連絡いたします。

4 その他
 集団感染が確認された場に共通するのは、①換気の悪い密閉空間であった、②多くの人が密集していた、③近距離での会話や発声が行われた、という3つの条件が重なった場であることから、学校ではこの3つの条件が同時に重なる場をつくらないよう工夫していきますので、今までの活動内容や方法と異なる場合がありますがご理解をお願いします。

卒業証書授与式

本日、令和元年度卒業証書授与式が行われました。

例年とは違った形の実施にはなりましたが、心のこもった温かな式になりました。

卒業式への練習の時間のない中、卒業生は立派に証書を受け取っていました。

卒業生の皆さん、保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。

中学校でのご活躍を心よりお祈りいたします。

 

 

 

 

 

児童・生徒の皆さんへ ー学校の臨時休業に関する福島県教育庁メッセージ-

 福島県教育委員会より、「児童・生徒の皆さんへ -学校の臨時休業に関する福島県教育長メッセージ-」が届きましたのでお知らせいたします。

児童・生徒の皆さんへ

-学校の臨時休業に関する福島県教育長メッセージ-


 学校が臨時休業となってから約1週間、高校生は10日となります。皆さん、どのように過ごしていますか?

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにはやむをえないことでしたが、入学試験や卒業式を控える年度末の重要な時期に、心の準備もままならないうちに、急に先生や友達に会えなくなってしまいましたね。胸が痛みます。

 準備期間が短かったにも関わらず、保護者の皆様、教職員の皆さん、放課後児童クラブの運営を行う皆様など子供たちに関わる多くの方々が準備に奔走してくださり、無事に休業に入ることができました。また、臨時休業中の子供たちを、創意工夫を重ねて見守っていただいていることに心から感謝申し上げます。

 児童・生徒の皆さんは、新型コロナウイルスという見えない敵、そして、いつ学校が始まるのかわからない状況に対して、不安を感じているかもしれません。特に、中学生、高校生の皆さんは、9年前の3月に似たような経験をしたことを思い出すかもしれません。

 このようなときだからこそ、一人一人が何をするべきか冷静に考え、判断し、行動していくことが大切です。そして、ピンチの中からチャンスを見いだしていく前向きさを失ってはいけません。臨時休業という状況を、感染拡大の防止のみならず、学習や生活の面でも何とか有意義なものにしたいものです。

 まず、今は新型コロナウイルスの感染の拡大防止が最優先です。学校から今回の臨時休業の趣旨、注意事項などが伝えられていると思います。未知のウイルスであるが故に、ウェブ上には誤った情報が流れている場合もありますが、何が正しい情報かを見極め、感染拡大防止に向けて何をすべきか、何をすべきではないのかを冷静に判断してください。

 次に、皆さんの心身の健康についてです。不規則な生活になっていませんか?ゲームばかりしていませんか?時々は体も動かしていますか?誰かとお話できていますか?時々笑っていますか?もちろん人混みに出かけることは控えていただく必要がありますが、ジョギングや縄跳びなど可能な運動もあります。それぞれに自分と向き合って考えてみてください。

 そして、急にできてしまった「何もない時間」を有意義に過ごす方法を考えてみましょう。普段は、学校、部活動、習い事等で忙しくしているので、急に時間ができると何をしたらよいかわからなくなりがちです。例えば、日常生活の中で家庭のお手伝いをしてみませんか?小さくても普段できない体験活動です。家族の方とコミュニケーションをするきっかけにもなります。居場所と役割があると気持ちが前向きになります。


 このような時期だからこそ、本や新聞を読んで物事を考えてみてください。今のところは県立図書館も開館しています。団体活動はできませんが、個人利用はできます。ビブリオバトルへの参加もお待ちしております。

 この機会に苦手科目を克服するのはいかがでしょうか?ふくしま学びのネットワークの前川直哉先生も提案されているように、時間が取れる時にしかできない広い範囲の復習なども考えられます。ウェブ上にも様々な無料の学習コンテンツが掲載されています。

 中学生や高校生の皆さんは、自分が政治家になったつもりでテーマを決めて、友達や先生とウェブ上で議論することもできます。SDGsの中からテーマを選ぶのもよいと思います。「君が学ぶと世界が変わる」と私も思います。


 なお、今回の休業のために、学年の修了や卒業などが不利になることは決してありません。授業ができなかった分をどのように補うのかについては、教育委員会や校長先生がきちんと考えてくださっています。

 最後に、まわりの人たちへの心配りです。弟や妹がいれば、日常の生活が一変してしまった不安をいたわってあげてください。ご両親をはじめとした大人の皆さんも大変な苦労をしています。自分に何ができるかを考えてみてください。新型コロナウイルスに関連して、いじめや差別があってはならないことは言うまでもありません。

 普段当たり前であると思っていた日常的なものが、無くなってみて初めてその重要性に気づくことがあります。学校は、皆さんにとってそのようなものなのではないかと思います。

 ピンチをチャンスに変えることは簡単ではありません。しかし、福島県は「チャレンジ県」としてピンチをチャンスに変えようと、この9年間皆で力をあわせ復興に取り組んできました。その蓄積を今こそ生かしましょう。

 少しでも皆さんの不安が減って、有意義に過ごせること、そして、早期にウイルスの感染が終息して学校が再開し、皆さんがまた笑顔で先生や友達とともに過ごせるようになることを祈っています。

    令和2年3月12日

福島県教育委員会教育長 鈴木 淳一

なわとび記録会がんばりました!

 1月27日(月)、28日(火)はなわとび記録会でした。子どもたちは自己ベスト記録更新を目指して、一生懸命頑張りました。持久跳びで長い時間をあきらめず最後までとぶ姿は、とても素晴らしかったです。

 寒い中たくさんの保護者の皆様に応援に来ていただき、ありがとうございました。

 

 

豆まき集会

 2月3日(月)、豆まき集会が行われました。5年生が各教室に分かれて、福を招く豆をまきました。子どもたちはとても楽しく、豆を拾うことができました。また、「自分が追い出したい鬼」を考えて、これからの生活をより良いものにしようとする気持ちを持つことができました。

 

 

楽しかった伝承遊び

 1月24日(金)、ボランティアの方々のご協力のもと、伝承遊びを行いました。今年度から1・2年生の参加になったので、2年生と1年生で混合のグループを作り、いろいろなブースを回りました。こま回しやおはじき、お手玉、ぶんぶんゴマ作りなど、子どもたちはとても楽しく活動することができました。

 ボランティアの皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

第3学期始業式

 1月8日(火)は第3学期始業式でした。子どもたちは楽しい冬休みを過ごし、新しい年を迎えて元気に登校しました。3学期の登校日は50日、短いですが新しい学年へ進級するための大切な時期です。

 校長先生からは、「今の学年の学習内容をしっかり身につけること」、「今の学年にふさわしい生活態度を身につけること」が大切だというお話がありました。

 3学期も、楽しく安全に、元気に学校生活を送ってほしいと思います。

 

インターネットの危険に注意! ~情報モラル教室

 12月13日(金)、白河警察署生活安全課の高宮さんを講師に、情報モラル教室が行われました。5・6年生と保護者の方が、インターネットに潜む危険性についてのお話を聞くことができました。

 ◎インターネット上のやり取りから発生した事件の例

  ・オンラインゲームで知り合った人が子どもになりすましていて、誘拐されたり、写真を撮られたりした。

  ・SNSに悪口を書き込み、それが元で逮捕された。

  ・個人からチケットを買うためにお金を払ったが、チケットが送られてこなかった。(チケット詐欺)

 ◎被害にあわないために気をつけること

  ・インターネット上で知り合った人に会わない、個人情報を教えないようにする。

  ・他人の悪口を書き込まない。

  ・何か困ったことがあったときは、保護者や先生など、周りの大人に相談する。

 みさか小学校の5・6年生の中にも、自分のゲーム機などを通してインターネットに接続できる環境にある児童が多くいて、注意が必要と思われます。被害にあわないように、子どもたちのインターネット利用の様子について、気を配っていきたいものですね。

ペットボトルツリー完成!

6年生作成のペットボトルツリーが完成しました!

今年度は、ステンドグラス風のすてきなツリーに仕上がっています。

このツリーは、12月4日から行われる「みんなのヒカリ 白河駅前イルミネーション 2019」に展示されます。

どうぞお楽しみに!

  

学びのスタンダード推進事業研究公開

 11月8日(金)、「主体的、対話的で深い学びの実現」に向け、研究に取り組んできた成果を発表する研究公開が行われました。当日は、福島県内の小・中・高等学校から約80名の先生方が来校しました。2年生の算数科、4年生の理科、5年生の国語科、6年生の外国語活動の授業を公開し、またパネルディスカッションを行いこれまでのみさか小学校の実践について発表しました。分科会では、参加された多くの先生方から、子どもたちの活発な学習の様子や先生方の授業実践についてたくさんのお褒めの言葉をいただきました。

 子どもたちも先生も、キラリ輝いた一日でした。

 

 

マラソン大会

 11月1日(金)、ふくしま教育の日として、授業参観とマラソン大会が行われました。マラソン大会では、どの学年の子どもたちも自己ベスト記録を目指して、最後まで全力で走りました。今年は校庭の外側の道路と歩道を通るアップダウンのあるコースで、見ごたえのあるレースができました。

 たくさんの保護者の皆様から、あたたかいご声援をいただきました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

大成功! みさかフェスタ

 10月19日(土)、みさかフェスタが行われました。どの学年の子どもたちも力いっぱい発表しました。心のこもった歌や合奏、一生懸命練習してきた器械運動やダンス、演劇など、とても感動的な内容でした。発表を終えた子どもたちの顔には、自信と充実感があふれていました。

 観に来てくださった保護者、地域の皆様、準備等にご協力いただいた方々、ありがとうございました。

 

 

 

 

みさかフェスタに向けて ~校内発表会~

 10月19日(土)はいよいよみさかフェスタです。17日(木)、予行となる「校内発表会」を、当日と同じプログラムで実施しました。どの学年の発表も、力を合わせた素敵な演技で、今年のスローガン「みさかっ子!力を合わせて、笑顔で輝け!」にぴったりの校内発表会でした。

 本番当日はさらに素晴らしい発表になると思います。たくさんの保護者の皆様、地域の皆様のご来場をお待ちしております。

 

最後の小学校陸上競技会

 10月1日(火)に6年生が第43回西白河陸上競技会に参加しました。選手として出場した子どもたちは、自分の最高の記録を目指して、真剣にそれぞれの種目に臨みました。サポートメンバーとして参加した子ども達も選手と一緒に声援を送り続けました。子どもたちのキラリ輝く姿をたくさん見ることができた大会でした。

入賞種目は次の通りです。

 男子1000m 第5位  男子80mハードル 第7位  女子800m 第3位

 女子走り高跳び 第6位  女子4×100mリレー 第8位

 

 

見学学習

9月13日(金)、1~4年生は見学学習に行きました。

子どもたちはいろいろな体験を通して、楽しく学んでいました。

お弁当や持ち物の準備、ありがとうございました。


1年生は那須どうぶつ王国へ行ってきました。
羊やアルパカの出勤の様子を見たり、カピバラさんにえさをやったり、楽しく見学をしました。
お弁当の後には、おいしいバニラアイスクリームを食べて、みんなにっこり。

 


2年生は、なかがわ水遊園に行きました。大きな水槽で泳ぐ魚たちを観察し、スケッチしたり、タッチプールでウニやサメなどとふれ合ったりしました。
おいしいお弁当を食べた後は、お魚研究室でザリガニについて学びました。また、バックヤードツアーで魚たちへの餌やりの仕方などについて知りました。
子どもたちは、「魚がかわいい! きれい!」と、生き生きとした表情で観察していました。

今日観察した魚たちは、校内絵を描く会の作品に生かされる予定です。どんな絵が仕上がるのか、とても楽しみですね。

 


3年生は郡山市のスペースパークと酪王牛乳工場の見学に行きました。
スペースパークでは、プラネタリウムで星や月の動き方や星座の様子を見ました。満天の星空が映し出されたときには大きな歓声があがりました。3年生で学習する太陽の動き方と比べて調べたいと意気込んでいました。
酪王牛乳では、県内から集められた牛乳を加工して、お店や学校に配達される様子を見学しました。2学期に社会科で学習する「工場の様子」を実際に見ることができて勉強になりました。見学の後に「らっくー」がでてきて子どもたちがは大喜びでした。

 


4年生は大内宿に見学に行きました。とても天気がよく、江戸時代からの町並みが残っている様子を見て子どもたちは感動していました。
「実際にここに住んでいるんだよ」と話すと、「えっ。お店じゃないの? 本当に住んでいるの?」と驚いていました。
また、そば打ち体験では「そば打ちってこんなに難しいんだ!」と驚いていました。
貴重な体験をしたので、家庭でも話題として取り上げてみてください。

 

宿泊学習

 9月5日(木)、6日(金)にかけて、5年生は宿泊学習を行いました。

 茶臼岳では、爽やかな風が頬をなで、気持ちよい登山となりました。雲の上で食べたおにぎりは最高でした!

 野外炊飯では、みんなで協力したので、おいしいカレーができました。ご飯も、お米がたっていました!
 

 

リレーカーニバル

 9月7日(土)、田村市運動公園陸上競技場にて、第29回福島県小学生リレーカーニバルが行われました。みさか小学校からは36名の児童が参加し、一人一人が全力で競技に取り組みました。広く県内から集まった選手たちと競い合い、とても良い経験になったことと思います。選手の皆さん、お疲れ様でした!

 

 

きまりを守って安全に! 交通安全教室

 9月4日(水)、第2回交通安全教室が行われました。1・2年生は交差点での安全な横断のしかた、3~6年生は校庭での安全で正しい自転車の乗り方について学びました。子どもたちは交通安全指導員さんのお話を真剣に聞きながら、横断歩道を歩いたり自転車での走行に取り組んだりしていました。

 みさか小学校では、無事故記録が5950日(9月6日現在)に達しています。これからも交通事故にあわないよう、いつも気を付けて生活してほしいと思います。