「気づく」「考える」「実行する」「振り返る」子ども

カテゴリ:報告事項

笑う 6年生の学級通信から~「気づく」ということ~

6年生の学級通信の内容の一部を紹介します。

(以下抜粋)

2月6日付の毎日子ども新聞に、「子供の食事格差解消へ 東京・世田谷」という次のような記事が載っていました。

「暮らしが貧しく子供達がご飯を食べられない”食事格差”をなくそうと、東京都世田谷区は7月から、困っている家庭を支援する事業を始めます。

事業は、1回100円の利用料で500円ほどの弁当を家庭に届ける”子供配食”と、家庭に出向いて保護者の代わりに調理する”食の支援サポーター派遣”の2本立てです。弁当の配達人は、子供や保護者に語りかけ、家庭の状況を報告してもらいます。食の支援サポーターはただで利用でき、食材などもサポーターが持っていきます。サービスを受けるには、あらかじめ審査が必要になります。

昨年夏、区内の小学5年生か中学2年生の子供を持つ家庭約1万3000世帯を対象にアンケート調査をしたところ、約3000世帯が”経済的に食材を買えないことがよくある”と答えていました。」

こういうことが身近なところにも起きていることに驚いてしまいます。これを読んで子供たちは意見文を書くわけですが、○○君が次のように書いています。

「ぼくは、暮らしが厳しい子供達がご飯を食べられない”食事格差”をなくそうと、家庭を支援する事業を始めたことに、これもKKJだと思いました。

なぜなら、困っている人の役に立っているからです。子供の保護者の代わりに子供たちが喜んで食べるおいしい弁当をこれからも作り続けてほしいです。」

KKJとは、みんなのため、そして自分のために自ら進んで「気づき・考え・実行」すること。○○君は、ご飯を食べられない子供達の支援をしている人々と、自分達の活動が重なって見えたのです。これは非常に重要な気づきです。事の重大さに違いはあるものの、根底にある考え方は一緒だという共通点に気づいたことが大きいのです。○○君は、今後の人生において、他者の慈善的な行為に対して、「すごいな。」「えらいな。」という気持ちを抱いてくれるに違いありません。それだけ心が育ってきているのです。人の優しさに気づくことができるのが、慈善や奉仕の第一歩であることは間違いありません。大変、うれしくなる出来事でした。

(以上抜粋でした)

笑う 助産師さんの命の授業~6年生~

続いて、6年生の様子です。

赤ちゃんは、お母さんのお腹の中でいろいろな学習をしています。お母さんがお腹の赤ちゃんにたくさん言葉をかけることも言葉を獲得するために必要なことだそうです。産まれてからも身長や体重も含め、どんどん成長していきます。

でも、赤ちゃんは自分でできることはまだまだ少ないので、ミルクや離乳食を親があげなければなりません。

そこで、赤ちゃんにミルクの飲ませ方や紙おむつの交換の仕方を体験してみましょう。

赤ちゃんは、周りの人を笑顔にさせる魔法を持っていますね。みんなにこにこします。

ぎこちなく、そして丁寧に赤ちゃんを扱う様子がまたいいですね。

この子は、だいぶ慣れているようです。とても上手ですね。

そうそう、授乳中にお母さんがテレビやスマホに夢中になってしまうことは赤ちゃんの成長にとってマイナスです。

赤ちゃんの顔を見ながら優しく話しかけてあげることで、赤ちゃんの心が安定するそうです。

赤ちゃんがいると人が集まってきますよね。

こうしてお母さんや周りの大人に助けてもらいながら成長していきます。

しだいに自分のことは自分でできるようになり、脳も心も成長し、他人のことも考えることができるようになります。

同時に身体にも思春期という大きな変化が起きます。

でもそれは、一人で逞しく生きていくために、また、命をつなぐために必要なことです。

6年生も、お母さんから、赤ちゃんのころの思い出などを書いて下さった手紙を読みました。

決して自分ひとりでここまで大きくなったわけではないことを感じているようです。

笑う 助産師さんの命の授業~5年生~

11月28日(水)、5・6年生を対象に、助産師さんを招いて、命の大切さや不思議さを学ぶ授業を行いました。

まずは、5年生の様子です。

私たちが生きているのは、心臓が動いているからです。友達どうしで、簡易聴診器で心臓の鼓動を聴きあいました。

小さい音だけど、力強い鼓動です。生きている証拠を聴くことができました。

私たちは、お母さんのお腹から産まれてきました。

卵子と精子が奇跡の出会いがなければ産まれて来ませんでした。

卵子の大きさは、針の先で紙に少し穴を開けたくらいです。黒い紙に開いた穴を光にかざして大きさを確かめました。

お母さんは、赤ちゃんをお腹の中で約40週間育てます。その間、健康に気をつけながら家族に支えられながら大変な時間を過ごします。

大きくなった赤ちゃんは、いよいよお母さんのお腹から産まれようとします。赤ちゃん自身の力で産まれてくるのです。

何時間もかけて産まれた赤ちゃんは、初めて外気に触れ、肺呼吸をするため、大声を出して泣きます。悲しいのではありません。元気な命の証拠です。お母さんは、赤ちゃんを抱いたとき、これまでの苦労が一瞬で消えるそうです。

こうして産まれてきた赤ちゃんを抱くと、みんな笑顔になります。

中には恐る恐る抱く子もいます。でも笑顔です。

兄弟や家族に赤ちゃんがいる子は、抱き方が上手です。

今は自分もこういうときがあったなんて信じられませんね。

最後に、自分のお母さんから、自分が産まれてきたときの様子や思いなどを書き綴ってくれた手紙を読みました。

みんな真剣に読んでいます。

今はじめて知ることもたくさんあるのでしょうね。

手紙を書いてくれたお母さんありがとうございました。

一人一人の心の中で、お母さんに対する感謝の気持ちが大きく膨らんだに違いありません。

大切な命。自分も相手も。大事にしなければなりませんね。

 

笑う 1学期お世話になった校舎をきれいに

7月13日(金)、愛校清掃ボランティアを行いました。1学期間お世話になった校舎をすみずみまで掃除をしました。普段なかなかできないところを心を込めて掃除する姿は、本当に美しいですね。

※床の汚れを雑巾でごしごし落としています。

※雑巾で落ちない黒い汚れは、金属たわしで落としています。

※水をつけながら、汚れをしっかりと落としています。

※下駄箱の中に敷く、名前のシートも雑巾できれいに拭いています。

※下駄箱の中の砂を掃きだしています。

※たくさん人の歩くところは汚れます。その汚れを一生懸命に落とす姿が美しいです。

※この場所以外も一人一人が心を込めて掃除をしていました。

笑う 仲よし班活動の様子

6月13日のお昼休みは、「仲よし班活動」でした。

前回、遊びの計画を立てましたが、今日はその1回目です。

各グループで話し合った遊びを楽しんでいます。

1年生から6年生が混ざったグループで活動することは、とても意義があります。

普段の生活では、意外と、学年を超えた子ども同士が遊ぶことは少ないです。

上学年が下学年の子どもにやさしく接する様子が見られます。

思いやりや協力の心が表れる瞬間です。

笑う JRC登録式を行いました

4月16日(月)、平成30年度青少年赤十字登録式を行いました。

日本赤十字社福島県支部から指導講師の先生がおいでになり、本校の児童の昨年の学校公開やJRC活動の取り組みについて、たくさん褒めていただきました。

今年度も、6年生を中心に「気づき」「考え」「実行する」「振り返る」態度を身に付けてまいりましょう。

※指導講師の先生から、登録証を受け取りました。

※JRCの誇りでもあるバッジもいただきました。

※直接付けていただきました。

※代表の6年生に続いて、「ちかい」を大きな声で唱えました。

ちかい

わたくしは

青少年赤十字の一員として

心身を強健にし

人のためと郷土社会のため

国家と世界のために

つくすことをちかいます

にっこり 私がやらなくて他にだれがやる

2月26日(月)の朝の会で校長から次のようなお話をしました。

某自動車メーカーのテレビCMで、「○○がやらなくて 他に誰がやる」というキャッチコピーがありますが、

「○○」を「私」に置き換えてみると、「私がやらなくて 他に誰がやる」となります。

意味としては、「私以外にやる人はいない」という強い責任感が込められたものになります。

この日の朝、登校途中の歩道で、レジ袋に入ったごみを拾って学校まで持ってきた班長(5年生)がいました。

きっと、そのとき、「私がやらなくて 他に誰がやる」という気持ちで拾ったことでしょう。

なかなかできることではありません。素晴らしい行いです。

現実的には、「が」 が 「か」と濁点が取れてしまい、

「私がやらなくて 他に誰  やる」というように、無関心、無責任でいることが多いかもしれません。

ごみを見ても、無関心。困っている人を見ても知らんふり。

これも「人道」の敵ですね。濁点が取れないよう、普段から心がけたいものです。

 

笑う わたしも大事 あなたも大事

 過日の朝の会において、「形の違うコップが2つあります。ジュースを2つに分けるとき、「わたしも大事 あなたも大事」の気持ちで分けるにはどうすればよいでしょう。」という問題を子どもたちに示しましたが、その後、校長室に、自分の考えを紙に書いて持ってきたり、校長室で実演したりする子どもがたくさんいました。
 この問題の解答を発表します。


4年生のAさんや2年生のBさんは、「計量カップで等しく分ける」と考えました。また、4年生Cさんは、「料理で使うお玉やスプーンで分けていく」と考えました。また、2年生のDさんは、「形の同じコップを用意して等しく分ける」と考えました。みんな、よく考えました。校長室に届けにくることもすばらしいです。


さて、実は問題は、ここからなのです。どんなに正確に等しく二つに分けても、見た目は同じ量には見えませんね。


このような感じです。


では、このコップをどのように選ぶかが問題なのです。「わたし」から、好きなほうを選ぶと、「あなた」は、「そっちがいい」というかもしれません。交換すると、「あなた」が、「やっぱり、そっちのほうがいい」と迷うかもしれません。


そこで、4年生のEさんは、「「あなた」から選ばせる。自分で分けたからどちらでもいい。」と校長室で実演しました。これには、驚きました。素晴らしい解答です。


さらに、6年生のFさんとGさんは、「「わたしも大事 あなたも大事」ってことは、「あなた」からどうぞ、「わたし」は2番でいいです。ということだよね。」と校長室で実演しました。
このような気持ちで分けることが、「わたしも大事 あなたも大事」なのですね。
これから、どんな問題に直面しても、より良い解決方法を見つけられますね。


計量カップで分ける、と紙に書いてきた子の答えの中に、「最後にあまったジュースは、「あなた」にあげる」とありました。これも素晴らしい解答です。

笑う 備蓄食の有効活用~救缶鳥プロジェクト~

 今週の朝の会で、次のような劇を行い、「救缶鳥プロジェクト」についてお話をしました。

ある日の信夫家のできごとです。
お父さんと子供たちが災害時に使用する防災グッズについて話し合っています。
子「お父さん、うちには、防災グッズはあるの?」

父「あるよ。そういえば、点検する時期だから、いっしょに点検してみよう。」
子「わーい。楽しみだね。」

(信夫家にある防災リュックの中から、防災グッズを取り出して確かめます。)
父「おお。スリッパが入っているぞ。ゴムの軍手もある。」

父「このラップやアルミホイルは何のためにあるの?」
子「非常用の料理などを作るときに役立つんだよ。」

父「おお。他にもたくさん入っているな。アルミのシートやタオル、ライターや水を入れるビニル袋も入っているね。」

父「おや、これは、缶入りのパンだね。「救缶鳥」と書いてある。賞味期限があと1年だから、そろそろ新しいものを買っておきたいね。」

子「お父さん、ちょうど学校から、「新しい救缶鳥を買いませんか」というお便りが配られたよ。」

父「ちょうどよかった。何個か買っておこう。何個必要かな。」

子「うちは、家族が8人だから8個買おうよ。」

父「そうしよう。では、賞味期限があと少しの救缶鳥は、今、食べてしまおう。」

子「ちょっと待ってお父さん。先生が、「救缶鳥プロジェクト」について話をしていたよ。賞味期限が近づいた救缶鳥を、外国などの食糧が不足して困っている難民の人たちに寄付する運動だそうだよ。」

父「へえ、そうなんだ。じゃあ、これは食べないで寄付するとしよう。あ、ここにメッセージを書くところがあるよ。心を込めたメッセージを書いて寄付しよう。」

子「何かとてもうれしい気持ちになるね。お父さん!」

父「そうだね、「救缶鳥プロジェクト」って素晴らしい取組だね。
そういえば、学校で、JRCに取り組んでいたね。思いやりや親切な心を大切にしているんだってね。
困っている人に役立てることができてよかったね。」

父・子「そうだね!あっはっはっは。」

というわけで、この備蓄食としての缶入りのパン「救缶鳥」は、非常食にもなるばかりでなく、海外の食糧に困っている人たちのために寄付も出来る運動(救缶鳥プロジェクト)を行っています。
この運動に参加したい人はぜひどうぞ。


ところで、皆様のご家庭では、防災グッズの備えは万全ですか。
点検してしてみるのもいいですね。

笑う 学年の枠を越えて

 12月8日(金)のお昼休み時間に、学年を縦割りにした班毎に、仲良し班活動として、班長の6年生を中心に楽しく遊びました。
 児童数117名の本校ですが、学年の枠を越えて遊ぶ機会は、意外と少ないものです。
 こうした活動をとおしながら、上級生や下級生の交流が図られ、優しさや思いやりの心などが養われます。

※校庭では、サッカーや鬼ごっこなど、班毎に、1年生から6年生が一緒になって遊びました。








※体育館でも、ドッジボールや鬼ごっこで楽しく遊びました。

笑う 仲良し班活動で楽しい時間を

 11月18日(金)の昼休み時間は、縦割りの班による、「仲良し班活動」を行いました。班長の6年生がみんなが楽しめる遊びやルールを考えて行いました。
 同じ学校内でも、1年生と6年生の児童や、その他の学年の児童どうしが一緒に遊ぶことは、意外に少ないもの。この日は、1年生から6年生が混ざって楽しく遊んでいました。

※体育館では、ドッジボール。


※多目的ホールでは、「だるまさんが転んだ」。


※校庭では、サッカー、


※ドッジボール、


※サッカー、


※鬼ごっこ、


※サッカーなど、みんなで遊び、とても楽しい時間を過ごしました。
とても素晴らしい光景です。

笑う 人権擁護委員さんの授業

 11月18日(金)、人権擁護委員のお二人をお招きし、3年生を対象にした「人権教室」を行いました。
 一人一人の大切な命、大切な個性。私も大事、あなたも大事。
 お互いに安心し、生き生きと勉強や生活ができるためには、「思いやり」「親切」「協力」「折り合いをつける」などの心が大事です。
 これらの心は、育てなければなりません。種をまいて、大事に育てなければ花が咲きません。大人も子供もみんなで育てなければなりません。

※一人一人が大事にされる社会がつくられなければなりません。


※私も愛されて生きている。友達も愛されて生きている。私も大事、あなたも大事。


※人権擁護委員の先生と。人権「マモル君」と人権「あゆみちゃん」のマスコット人形もいただきました。

笑う 見えない心が見えるとき

 10月28日(土)は、土曜授業でした。
 また、PTAでの資源回収も同時に実施しました。学区内の各家庭からの資源の提供とPTA奉仕委員会の皆様のご協力をいただき、今回も多くの資源を回収することができました。学校そして子どもたちへの支援、ありがとうございました。
 ところで今回は、土曜授業と重なったこともあり、回収作業に6年生の児童が手伝いをしてくれました。18名の児童が進んで、たくさん汗をかきながら、作業をしてくれたおかげで、速く、しかもきれいに終わることができました。
 これまでJRC活動で育んできた「心」が見える場面でした。

※各地区内から次々と資源が運ばれてきます。


※アルミ缶の回収コンテナに空き缶を入れています。


※新聞や雑誌を回収業者のトラックに積むのが大変です。


※6年生も新聞の積み込みに力を発揮してくれました。


※アルミ缶回収は、コンテナ1台では足りません。


※最後に、奉仕委員会の委員長さんからお礼のごいさつをいただきました。


※PTA会長さんからもお礼のごあいさつをいただきました。

笑う 10.6 JRC学校公開 その4

午後は、会場を大信中学校体育館に移し、全体会が開催されました。
たくさんのご来賓の方が参列し、信夫一小、大信中学校のこれまでの研究成果について、賞賛の言葉をいただきました。

※信夫第一小学校の研究成果を発表する様子です。


※文部科学省国立政策研究所学力調査官・教育課程調査官の先生の講演の様子です。
「気づき、考え、実行する、振り返る」態度を身に付けることは、すべての学習に必要な要素です。
信夫第一小学校と大信中学校の児童生徒は、これまでの取り組みから、この態度を確実に身に付けつつあります。


※今後も、JRC活動が子どもたちの生活の中に息づくよう取り組んでまいります。

笑う 10.6 JRC学校公開 その3

授業の後は、参加者による授業研究会です。
低学年ブロック、中学年ブロック、高学年ブロックに分かれて、授業やJRCの研究についての研究協議が行われました。

※中学年ブロックの様子です。


※低学年ブロックの様子です。


※高学年ブロックの様子です。

笑う 10.6 JRC学校公開 その2

仲良し班活動のあとは、授業公開です。

※1年生 学級活動 「せいけつな手」
手はよごれるもの。いつもきれいにするために、丁寧な手の洗い方を覚えましょう。


※2年生 道徳 「こまのプレゼント」
友だちと「なかよし名人」になるために、どんなことを気づき、考え、実行したらよいでしょう。


※3年生 学級活動 「災害について考えよう」
竹ひごタワーつくりをとおして、災害時に大切なコミュニケーション力を身に付けよう。


※4年生 学級活動 「よい食事とおやつのとり方」
ついつい食べ過ぎてしまいがちなおやつ。どんなことに注意すればいいのかな?


※すぎの子学級 生活単元学習
災害時に役に立つ、新聞紙製の「防災スリッパ」をつくろう!


※5年生 道徳 「小さな手から」
人のために働く意義を考え、ボランティアの尊さを感じよう。


※6年生 国語・総合 「未来がよくあるために・新聞に投書しよう」
国際状況を踏まえ、難民を受け入れることが、私たちの生活にどのような影響があるのか討議しよう。

笑う 10.6 JRC学校公開 その1

 これまでの研究の積み重ねの一端を公開しました。大信中学校の公開と合わせ、総勢300名を超える参加者が、来校しました。



※授業の始まる前に、「仲良し班活動」を実施しました。
6年生を中心に、各班が思い思いの活動を行いました。


※ボランティア清掃をする班もありました。




※ゲームを楽しむ班もありました。


※どの班も、素晴らしいことは、自主的に活動していることです。

笑う JRC登録式で誓いをあらたに

 4月17日(月)、日本赤十字社福島県支部の指導講師の先生をお招きし、平成29年度青少年赤十字の登録式を行いました。
 今年は、学校公開の年ですが、気持ちを新たにして、JRCの理念を大切にしながら、様々な学習に取り組んでいこうという様子が見られました。これも、昨年度から取り組んできた成果ですね。

※はじめの言葉を述べる6年生。
「あ~緊張する」って言ってましたが、落ち着いた態度は立派でした。


※校長から、昨年いただいた研究指定の任命状を紹介しました。
今年は、学校公開の年になります。(10月6日(金))


※ところで、任命した福島県支部長「内堀雅雄」は、他に何をしている人でしょうという問いに対し、福島県でえらい人と答えてくれました。
そう、福島県知事ですね。


※続いて校長から、JRCで目指すことについてお話をしました。


※これまで、みんなが、「気づき」「考え」「実行し」「振り返る」ことをしてきたことを、これからも、優しさや思いやりの心を持って、続けていくことです。


※次に、福島県支部の指導講師の先生から、お話をいただきました。
先ほど会場の準備のために、暗幕を閉めるとき、進んで行動できた6年生の様子を褒めてくださいました。
その行動こそが、JRCの心が表れている姿です。


※講師の先生から、JRCのワッペンをいただきました。


※毎日付けて、取り組みます。


※JRCの「ちかい」を6年生に続いて、唱和しました。
ちかいの言葉を暗記して、全校生をリードしました。




※最後に、JRCに関する作文を発表しました。
みんなの心の中にJRCの理念がしっかりと根付いています。


※みんなで記念撮影です。

まもるいのち ひろめるぼうさい~3.11追悼~その1

 3月10日(金)全校生が集まり、「3.11東日本大震災を忘れない集会」を行いました。
 平成23年3月11日から6年が経つ今、この震災を覚えているのは、4年生以上の子どもたちのようです。この大災害を風化させないために、また、いつ起こるかもしれない災害で、大切な命を落とさないために、集会を行いました。

 まずはじめに、6年前に、どんな大きさの地震が起きたのか。そして、どんな大きな津波が押し寄せたのか。資料動画をみんなで見ました。




※当時の地震や津波の大きさが記録された貴重な映像から、想像を超えるものであったことを知りました。












※次に被害の状況について説明しました。多くの方が命を落としたこと、未だに行方が分からない人がいること、多くの家屋等が壊れたことなど知りました。
この災害で亡くなった方へ冥福を祈りましょう。また、3月11日(土)午後2時46分に各地で防災無線の追悼のサイレンが鳴るので、できる人は、黙祷をしてくださいね。


※次に、津波を体験した小学生のインタビューと、災害救助や被災地支援に駆けつける人たちの活動が記録されたDVDを見ました。


※助かった命は、新しい命へつなぐ大切なもの。また、命を守る支援活動を行う人たちがたくさんいること。そして、復興に向けてがんばる人たちがたくさんいることを知りました。

笑う 姿勢達人を認定しました

 30日(月)の朝の会において、「姿勢達人」第1号の認定を行いました。また、新たに「姿勢上手」になった子どもを認定しました。

※姿勢達人第1号の1年生


※姿勢上手に認定された4年生と1年生


・姿勢上手→良い姿勢を連続5分間、一日三回
・姿勢達人→良い姿勢を連続10分、一日三回
・姿勢名人→良い姿勢を連続20分、一日三回

笑う 一人一人の省エネ活動に評価~福島議定書事業~

 福島県で奨励している「復興ふくしまエコ大作戦!みんなでエコチャレンジ事業」に、今年度も取組んだ結果(平成28年9月~10月の電気使用量と水道使用量の削減)、前年度比から削減にしていることが認められ、本校に賞品が贈られました。
 これも子どもたち一人一人の「もったいない」という省エネの意識と行動が、大きな力となったものです。
 気づき、考え、行動することが、地球の温暖化防止にも役立ったという成果ですね。各家庭でも、さらに省エネ活動に取組みましょう。
※賞品は、図書券(3000円)でした。有効に活用させていただきます。

笑う 3学期も「気づき」「考え」「実行する」ことができるように

 第3学期の始業式の中、「3学期の目標」と題し、児童代表の5年生が発表しました。
 自分の目標を主体的にとらえ、実践しようとする心構えが素晴らしいです。



 「3学期の目標」      5年 ○○ ○○

 私には、3学期の目標が3つあります。
 一つ目は勉強についてです。2学期は苦手な教科を克服することができませんでした。私は、国語の書く問題が苦手なので、自主学習をがんばってできるようにしたいです。
 1月には白河市の学力調査があります。その国語が特に心配なので、それまでにがんばろうと思います。2月には漢字検定もあります。2学期の漢字診断テストのときのように、1学期から学習している漢字を少しずつ復習して、必ず合格できるようにします。

 二つ目は体力面についてです。私は持久力がありません。だから、3学期から6年生になる来年度に向けて、走力を高めていきたいと思います。さらに、陸上では短距離と長距離の両方が速くなるようにがんばりたいです。

 最後は生活面についてです。
 まず、朝のボランティア活動です。2学期は係活動が忙しく、なかなかボランティア活動に取り組むことができませんでした。私は保健係だったので、加湿用のタオルを洗ったり、バケツの水を交換したりしなければならなかったのです。でも3学期は係が変わるので、朝の時間に委員会活動やボランティア活動をしたいです。
 このボランティア活動。はじめは先生に言われてやっていました。「お掃除なんて大変でいやだ」と思っていたのに、このボランティア清掃は、やっているうちにだんだん楽しくなってくるのです。きっと、自分でお掃除したほうがいいと思う場所を見つけ、お掃除の仕方も自分たちで考え、友だちと協力して行うからにちがいありません。
 登校時刻が遅れてボランティア清掃ができないととても残念な気持ちになります。私はボランティアの後の「やりきった」という感じが好きです。少しだけ、自分のことが誇らしく思えるからです。

 3学期なんて、あっという間です。この少ない日数の中で、自分から気づき、考え、実行することができるようにがんばっていきたいです。

笑う ボランティア 任せてください!

 学校の南側にあるコンクリートの壁に、以前から落書きがありました。12月15日、「ぼくたちが手伝います」と元気よく、働いてくれました。
 おかげで、きれいさっぱり、落書きが消され気持ちよくなりました。ありがとう。

※このコンクリートの壁に、落書きが以前からあり、


※気になっていました。ボールを当てたような跡もあります。


※気持ちよく手伝ってくれた子どもたち。デッキブラシでこすって落としてくれました。


※あっというまに、こんな綺麗にしてくれました。




※ボランティアに進んで取組んでくれた子どもたちの顔が、とても素敵ですね。