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227校長室の【五】録(惜しむ)
2025年8月27日 16時51分夏休みの課題が掲示されている。
特に、夏休みの思い出が表現された
「絵日記」的な成果物は、情緒的である。
1~4年生教室を巡っての掘り出し。
夏を、惜しむ。(まだ、暑いのだが。)
動物シリーズ、陸と海
定番、夜空に浮かぶ花火
リアルなものとメルヘンチックなもの。
県内の観光名所。白河市と同じ、城下町。
一番、心に染みたのは、コレ。
手持ちの花火・・・。
「少年時代」が、脳内リピートする。
226校長室の【五】録(stand up)
2025年8月25日 16時11分2学期始業式「式辞」の冒頭。
また、参加型を導入した。
「楽しい夏休みでしたか?」
と問うて、その反応を確かめた後に、
じゃあ、その楽しい思い出を
今、ここで、みんなに話せるよっていう人、
立ちましょう!
結果が、これらの掲載写真。
全校生で、5名。
(ここも、「5」なのか・・・。)
内訳は、
2年生2名
3年生2名
4年生1名 である。
学期最初から、勇気を出すことができた。
もしかしたら、本人レベルでは
「普通」なのかもしれないけれど。
判断、決意、表現意欲、自己肯定感 等々
その心意気を褒めた。
225校長室の【五】録(初日点描)
2025年8月25日 11時41分月曜日の始まりですから
ちょっぴり、気が重かったことでしょう。
でも、頑張って登校して来ましたね。
偉いです。
送り出していただいたご家庭にも感謝です。
1か月ぶりの再会になるので、
「お久しぶりです」的な気恥ずかしさ。
今週は、長い・・・です。
無理しないで、ぼちぼちと行きましょう。
教室を巡回しての3選。
①校歌、覚えていた!(笑)
②昨夜も頑張った?「成果」を手に。
③提出の際の、妙な緊張感。
224校長室の【五】録(welカメ)
2025年8月25日 09時25分第2学期の初日。
子どもたちを迎える担任からのメッセージ。
板書の抜粋なのだが、
同様のキーワードが集中していた。
興味深い。
各担任の想いが重なっているようだ。
組織としては、強固で何より。
偶然にも、
私の、この後の「式辞」ともリンクする。
なんだか、うれしい。
ジョニーも元気だった!
223校長室の【五】録(拠り所)
2025年8月8日 16時44分しばしば、拙稿で「自分を語る」ことあり。
これも、それに含まれる。
◆◆◆
今夏、特別な場所で同級会を開催した。
そこには、変わらぬ風景があった。
自分が帰ることのできる、原風景だ。
短時間であったが、心の中に風が吹いた。
心地よい清涼感に包まれたんだ。
「恩師」という言葉以上の存在である、
N先生と「母校」で時間を過ごした。
この空気感が、瞬時に自分を小学生に戻す。
懇談の途中で、女性陣の現役幼稚園長が
オルガンを拝借して校歌を演奏し始めた。
驚いた・・・。
自然と口ずさめる自分がいた。
そこからだ。思考が行ったり来たり。
過去と現在とを往還して、感情が高ぶる。
紛れもなく、至福の時間なのだが
様々な感情が交錯して、複雑な心境になる。
未来の自分は、どこへ行こうとしてるのか。
母校を後にして食事会へ。
先生に渡す花に添える言葉を書けと。
「あなたに教え導かれた御礼」
真っ先に、その言葉が思い浮かんだ。
そのとおり、なんだ。
単純に教えられただけじゃなく、
個々に、励まされ、導かれて
最後は、自分の足で歩くことができたんだ。
だから、今の自分がいる。
先生を送り届ける帰路の車中、
あの当時を振り返って、先生が語る。
「楽しく、賢く、だったね・・・。」
毎回、二人っきりで話すと
自分がヤバくなるのがわかる。
感情の針が振り切る。
もう少し。この時間が続け。
ハンドルを握る手に、力が入る。
222校長室の【五】録(PB:4×100mリレー)
2025年8月1日 08時02分PB(=playback)シリーズ。
以下は、おまけのお遊びです。
【起】スタート!
【承】第2走者はバックストレート!
【転】いよいよ最終コーナー
【結】最後まで全力疾走だ。
ゴールで待つ、担任のもとへ。
窓に貼られた注意書きが、
「ふきだし」みたいになってる。
シュールだ・・・。
221校長室の【五】録(PB:検証実験)
2025年8月1日 07時47分PB(=playback)シリーズ。
先の「租税教室」に、追加するネタ。
最後に、お約束のように登場する
「一億円」
この刺激的な体験も、
実に秀逸な思考過程がある。
詳細は、ネタバレになるから記載しないが
自分たちの「教育費」に関わることだ。
自分たちの今の生活も、
税金に支えられているんだ。
その思いを強くする。
チョイスした写真が証明するのは、
抱える子の喜びと興奮よりも、
次に待つ子の「ドキドキ感」である。
ちょっぴり、ビビっているのがいい(笑)
220校長室の【五】録(PB:ついに公開)
2025年7月31日 15時21分※PB(=playback)シリーズ。
構想に、何年かかってるんだか・・・。
やっとこさ、映画「公開」だ。
まずは、予告編でおさらい。
https://shirakawa.fcs.ed.jp/shirakawa5-es/plugin/blogs/show/1/3/1259#frame-3
もちろん、映画ではなく、
6年生対象の「租税教室」のこと。
講師は、大谷浩男氏。
私が校長を務める学校でお世話になるのは
今回で、3回目なのである。
西白河に戻ってきた2校目での講師は、
彼が私を驚かそうとしたサプライズ。
前任校での実施は、私からの「おかわり」
で、今回は、白河「市内」なんだからと
事務局担当へ無理な「おねだり」
実は、彼とは長い付き合い。
前稿の「長寿院ネタ」のメンバーだ。
つまりは、幼なじみ。
「だから、このタイミングなのか!」
ヘビーユーザー様、察しが早い(笑)
その町内の祭り仲間としても絆が深い。
だから、毎回、祭り衣装に身を包んだ私が
ハンバーガーショップ店員で登場する。
おいおい・・・。
登場人物はキワモノなのだが、
その学習内容は毎回、感心させられる。
妙に、納得がいくのだ。
①世の中に、税金はたくさんある。
②自分たちの生活に必要なもの。
③税金は形を変えて帰ってくる。
頭の中で整理がしやすい流れで、
最後の③が、心にきっちりと残る。
そして、最後の刺激的な体験。
完成された「教材」だと思うのだ。
219校長室の【五】録(昭和は遠く)
2025年7月30日 13時45分前稿に係る、私的なサイドストーリー。
(以下、長いので、ご覚悟を。)
◆◆◆
数字の「一」は、なぁ~に?
そこで薫陶を受けた小学生時代に戻る。
この長寿院は、メインの遊び場だった。
ドラえもんの世界観で例えるなら、
あの土管がある「空き地」的な場所だ。
普段から、近隣の子どもたちが集まり
絆を深めつつ、「文化」が伝承された。
昔をことさらに美化するつもりはないが、
年齢の上下の関係で、程よく鍛えられ、
豊かに育まれた恩恵は忘れていない。
「文化」(=遊び)の代表格は、野球だ。
野球(ソフトボール)ばかりやっていた。
本堂の前がホームベース。
慰霊碑がある石柱に囲まれた高い場所は、
(石柱の囲いは、大震災で倒れたままだ。)
「レフトスタンド」に相当した。
そこに入ったら、ホームラン(笑)
当時、歴史的な意味は全く理解せずに、
官軍(=新政府軍)という言葉の響き、
カタカナ「カングン」の名称だった。
それも先輩達からの言い伝えである。
使用球は、軟球やソフトボール、
ふにゃふにゃしたボール、いろいろだ。
遊ぶメンバーによって使い分けた。
6年生とあの場所にいながら、
昔を思い出していた。
見学途中で、副住職に会ったのも
思考スイッチのきっかけとなったか。
副住職は、弟と同級生だ。
当然、歴代の遊びメンバーのひとり。
ついでに説明すると、
各藩の墓所は、ピッチング練習場所。
燈篭で挟んだスペースがブルペンだ。
鮮明に思い出しては苦笑い。
「罰当たり」のオンパレードなのだが、
古き良き「昭和」の子ども文化として
お許し願いたい。
極めつけのネタを披露する。
「慰霊碑」は、挑戦する場だった。
あの石碑の台上に登ることができれば
「一人前」として認められた。
だから、みんな、果敢に挑戦した。
石階段を上がった所から助走する。
台の下がえぐられた形状なので、
足をかける場所がない!
ジャンプして、腕の力で身体を引き上げ
最後に足をかけて這い上がる・・・。
できたときは、無上の喜びだった。
これも文化伝承の一つ。
父の世代は、その台上から
隣の樹木に飛び移ることが求められたと。
親父らは、さらに過激だったのだ(笑)
◆◆◆
ここまで、我慢強くお付き合いいただき
誠にありがとうございます。
子ども時代の文化、
当時の「界隈」にしか通用しないコト、
それらをアツく語ると、
気持ちが少し、ほんわかしませんか?
また、
それを語り合うことができる仲間を
大切にしたいものですよね。
その心境の年代になりました、自分も。
218校長室の【五】録(PB:歴史を歩く)
2025年7月30日 11時11分PB(=playback)シリーズをお届け。
拙稿へのお付き合いが長い御方は、
既に知り尽くしていらっしゃるでしょうが、
私が目指しているのは、「読み物」です。
その付加価値を楽しんでもらうことを
意識しているつもりです。
ゆるりと、ぼちぼちと。
文体も、構成も、気分次第で変わる、
趣味の、気まぐれ発信で申し訳ないです。
さて、
今回は、6年生の「歴史再発見」です。
「郷土を知り、郷土を愛する人」
白河市教育大綱に明記された人づくり。
それに関する郷土史を学ぶ事業です。
内容やルートが各校でチョイスできるので
独自の学びを計画できる利点があります。
私が、いそいそと出かけたのは、
見学場所に「長寿院」があったからです。
派遣依頼をした学芸員さんに聞くと、
この「選択」は珍しいとのこと。
私の赴任前から続いている本校の計画。
これも、「運命」なのか!と思いました。
私、門前に住んでいたんですから!
数字「一」で薫陶を受けていたので。
ここは母方の菩提寺です。
今でも、年に数回は、訪れています。
長寿院は、簡単に説明すると
戊辰戦争白河口の戦いなどで戦死した
新政府軍各藩のお墓があるところです。
山門を入って、右手の壇上には
慰霊碑が建立されています。
その向かい、山門を入って左側が
各藩の墓所となっています。
「岩倉」「大久保」ビッグネーム両名が
奉納した大きな燈篭もあるんですよ。
6年生は、学芸員さんの話に耳を傾け、
タブレット端末で記録写真を撮り、
自分の学びを整理していました。
本校がある白坂の地を通る旧奥州街道は
戊辰の古戦場へとつながっている。
教科書や書物等からの情報、
郷土の歴史が残されている場所、
そして今の自分。
この3点を自ら結びつけて考えること。
歴史から学ぶとは、
そういうことなのかなと思うのです。