ご挨拶

校長の永島慶和(ながしま  よしかず)です。
令和7年4月1日に着任しました。
子どもを中心に据えることはブレずに、学校経営に努めてまいります。
旧奥州街道の古のロマンに魅了されながら、
その風土を肌で感じて、
「地域と共にある」「地域に愛される」学校づくりを目指します。

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222校長室の【五】録(PB:4×100mリレー)

2025年8月1日 08時02分

PB(=playback)シリーズ。

以下は、おまけのお遊びです。

【起】スタート!
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【承】第2走者はバックストレート!
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【転】いよいよ最終コーナー
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【結】最後まで全力疾走だ。
        ゴールで待つ、担任のもとへ。
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窓に貼られた注意書きが、
「ふきだし」みたいになってる。
シュールだ・・・。

221校長室の【五】録(PB:検証実験)

2025年8月1日 07時47分

PB(=playback)シリーズ。

先の「租税教室」に、追加するネタ。

最後に、お約束のように登場する
「一億円」

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この刺激的な体験も、
実に秀逸な思考過程がある。

詳細は、ネタバレになるから記載しないが
自分たちの「教育費」に関わることだ。

自分たちの今の生活も、
税金に支えられているんだ。

その思いを強くする。

チョイスした写真が証明するのは、
抱える子の喜びと興奮よりも、
次に待つ子の「ドキドキ感」である。

ちょっぴり、ビビっているのがいい(笑)

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220校長室の【五】録(PB:ついに公開)

2025年7月31日 15時21分

※PB(=playback)シリーズ。

構想に、何年かかってるんだか・・・。
やっとこさ、映画「公開」だ。
まずは、予告編でおさらい。

https://shirakawa.fcs.ed.jp/shirakawa5-es/plugin/blogs/show/1/3/1259#frame-3

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もちろん、映画ではなく、
6年生対象の「租税教室」のこと。
講師は、大谷浩男氏。
私が校長を務める学校でお世話になるのは
今回で、3回目なのである。
西白河に戻ってきた2校目での講師は、
彼が私を驚かそうとしたサプライズ。
前任校での実施は、私からの「おかわり」
で、今回は、白河「市内」なんだからと
事務局担当へ無理な「おねだり」

実は、彼とは長い付き合い。
前稿の「長寿院ネタ」のメンバーだ。
つまりは、幼なじみ。

「だから、このタイミングなのか!」
ヘビーユーザー様、察しが早い(笑)

その町内の祭り仲間としても絆が深い。
だから、毎回、祭り衣装に身を包んだ私が
ハンバーガーショップ店員で登場する。
おいおい・・・。

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登場人物はキワモノなのだが、
その学習内容は毎回、感心させられる。
妙に、納得がいくのだ。

①世の中に、税金はたくさんある。

②自分たちの生活に必要なもの。

税金は形を変えて帰ってくる。

頭の中で整理がしやすい流れで、
最後の③が、心にきっちりと残る。

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そして、最後の刺激的な体験。

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完成された「教材」だと思うのだ。

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219校長室の【五】録(昭和は遠く)

2025年7月30日 13時45分

前稿に係る、私的なサイドストーリー。
(以下、長いので、ご覚悟を。)

◆◆◆

数字の「一」は、なぁ~に?
そこで薫陶を受けた小学生時代に戻る。

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この長寿院は、メインの遊び場だった。
ドラえもんの世界観で例えるなら、
あの土管がある「空き地」的な場所だ。
普段から、近隣の子どもたちが集まり
絆を深めつつ、「文化」が伝承された。
昔をことさらに美化するつもりはないが、
年齢の上下の関係で、程よく鍛えられ、
豊かに育まれた恩恵は忘れていない。

「文化」(=遊び)の代表格は、野球だ。
野球(ソフトボール)ばかりやっていた。
本堂の前がホームベース。
慰霊碑がある石柱に囲まれた高い場所は、
(石柱の囲いは、大震災で倒れたままだ。)
「レフトスタンド」に相当した。
そこに入ったら、ホームラン(笑)
当時、歴史的な意味は全く理解せずに、
官軍(=新政府軍)という言葉の響き、
カタカナ「カングン」の名称だった。
それも先輩達からの言い伝えである。
使用球は、軟球やソフトボール、
ふにゃふにゃしたボール、いろいろだ。
遊ぶメンバーによって使い分けた。
6年生とあの場所にいながら、
昔を思い出していた。
見学途中で、副住職に会ったのも
思考スイッチのきっかけとなったか。
副住職は、弟と同級生だ。
当然、歴代の遊びメンバーのひとり。

ついでに説明すると、
各藩の墓所は、ピッチング練習場所。
燈篭で挟んだスペースがブルペンだ。

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鮮明に思い出しては苦笑い。
「罰当たり」のオンパレードなのだが、
古き良き「昭和」の子ども文化として
お許し願いたい。

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極めつけのネタを披露する。
「慰霊碑」は、挑戦する場だった。
あの石碑の台上に登ることができれば
「一人前」として認められた。
だから、みんな、果敢に挑戦した。
石階段を上がった所から助走する。
台の下がえぐられた形状なので、
足をかける場所がない!
ジャンプして、腕の力で身体を引き上げ
最後に足をかけて這い上がる・・・。
できたときは、無上の喜びだった。
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これも文化伝承の一つ。
父の世代は、その台上から
隣の樹木に飛び移ることが求められたと。
親父らは、さらに過激だったのだ(笑)

◆◆◆

ここまで、我慢強くお付き合いいただき
誠にありがとうございます。

子ども時代の文化、
当時の「界隈」にしか通用しないコト、
それらをアツく語ると、
気持ちが少し、ほんわかしませんか?
また、
それを語り合うことができる仲間を
大切にしたいものですよね。
その心境の年代になりました、自分も。

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218校長室の【五】録(PB:歴史を歩く)

2025年7月30日 11時11分

PB(=playback)シリーズをお届け。

拙稿へのお付き合いが長い御方は、
既に知り尽くしていらっしゃるでしょうが、
私が目指しているのは、「読み物」です。
その付加価値を楽しんでもらうことを
意識しているつもりです。
ゆるりと、ぼちぼちと。
文体も、構成も、気分次第で変わる、
趣味の、気まぐれ発信で申し訳ないです。

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さて、
今回は、6年生の「歴史再発見」です。

「郷土を知り、郷土を愛する人」

白河市教育大綱に明記された人づくり。
それに関する郷土史を学ぶ事業です。
内容やルートが各校でチョイスできるので
独自の学びを計画できる利点があります。

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私が、いそいそと出かけたのは、
見学場所に「長寿院」があったからです。
派遣依頼をした学芸員さんに聞くと、
この「選択」は珍しいとのこと。
私の赴任前から続いている本校の計画。

これも、「運命」なのか!と思いました。

私、門前に住んでいたんですから!
数字「一」で薫陶を受けていたので。
ここは母方の菩提寺です。
今でも、年に数回は、訪れています。

長寿院は、簡単に説明すると
戊辰戦争白河口の戦いなどで戦死した
新政府軍各藩のお墓があるところです。

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山門を入って、右手の壇上には
慰霊碑が建立されています。
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その向かい、山門を入って左側が
各藩の墓所となっています。
「岩倉」「大久保」ビッグネーム両名が
奉納した大きな燈篭もあるんですよ。

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6年生は、学芸員さんの話に耳を傾け、
タブレット端末で記録写真を撮り、
自分の学びを整理していました。

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本校がある白坂の地を通る旧奥州街道は
戊辰の古戦場へとつながっている。

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教科書や書物等からの情報、
郷土の歴史が残されている場所、
そして今の自分。

この3点を自ら結びつけて考えること。
歴史から学ぶとは、
そういうことなのかなと思うのです。

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217校長室の【五】録(ブックトーク関連で)

2025年7月29日 14時47分

今日は、PBシリーズではなく、
リアタイ発信となっている。
これから綴る本稿は、ゆるゆるなので
前稿No.216から読むことを推奨する。

◆◆◆

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先の、「思いやり」ブックトーク
ど~しても、伝えたいことがある。
進行を務めたS指導主事。
(よく知った間柄なので、ネタにする。)

感想交流の質問が、のっけから撃沈。
「潜水艦」状態のまま・・・最後まで。
ある意味、芸風にまで昇華していた
「次の質問は、何をもってくる?」
多分、聴衆にいた他の校長連も
密かにツッコミを入れていた、はずだ。

「MC、頑張れ!」と。

本校FKさんとのやりとり。
撮影者が笑ってしまったのでピンボケ。

「たくさん練習しましたか?」
「友達に会うの楽しみだね。」
イイコト、言ってくれたんだけどね。

◆◆◆

 さて、長い「枕」もここまで。本題に。

ブックトークといえば・・・。

私の「レコメンド」を
なんと、白坂幼稚園職員で読んだとのこと。

https://shirakawa.fcs.ed.jp/shirakawa5-es/plugin/blogs/show/1/3/1283#frame-3

今朝、出勤してきた駐車場にて、
白坂幼稚園の「早番」H園長から!
ガラス戸を開けて、声をかけられた。
側には、ちびっ子が。早番担当だから(笑)

私の「レコメンド」を図書館から調達し
職員全員で読んだ、と。
(凄い。有言実行なのである。)

そして、思い思いに感想を話すうちに
自然な流れで、ブックトークへ。
なんか、いいなぁ・・・。
充実した職員「研修」になったのでは?

あの本は、読んだ人にしか
その面白さがわからない。
予告で、「衝撃」と伝えるのがギリOK。

白坂幼稚園チームで、
「寸劇」やってくださいよ。本校で。

今朝、快晴だったので、これを撮影。
  直後に、声をかけられた。
 (この写真の左枠外から・・・。)

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216校長室の【五】録(仁とは?)

2025年7月29日 13時35分

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「仁」とは何か?
「思いやり」や「優しさ」等で表現される、
人として大切にしたい心のことである。
それに関わるブックトークが開催された。

白河市内の各小学校代表1名が参加した。
本校の代表は、2年生のFKさん。
彼女が選定して、紹介したい本は、
「ともだちほしいな おおかみくん」だ。

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感想文とは若干、違うのがミソだ。
FKさんが感じ取った「仁」の心が、
彼女のフィルターを通って、
私たち聴衆にじんわりと伝わってきた。
きっと、自分の中で問いかけながら、
本書と向き合ってきたのだろう。
そうでなければ、
第一印象が最悪な狼の優しさに
気付くことはできなかったと思う。

彼女の思考は、さらに広がる。
「相手のことを考えられるように」
「友達を大切にしていく」

仁の心に触れて、
彼女の生活に彩りが加わる・・・。
そんな気がしてきた。

「友達と仲良く遊びたくなる本です」
結びの言葉に心が癒やされつつ、
ぜひ、手に取ってみたいと思った。
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215校長室の【五】録(PB:眼差し)

2025年7月28日 14時40分

※PB(=playback)シリーズ

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4年生が校外学習に出かけた。
向かったのは、
西白河地方クリーンセンター
及びリサイクルプラザである。

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最初に見学したのは、
リサイクルプラザの建物だった。
そこで、施設の説明を受けた。

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「ごみ」や「リサイクル」
自分の生活と関連付けて考える。
それができるかどうか。
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自分の目で見て、
理解を確かなものにする。
その眼差し、
いくつかを紹介する。

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214校長室の【五】録(PB:張り紙)

2025年7月28日 12時08分

※PB(=playback)シリーズ

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前稿「防犯教室」の続きである。
本校では職員玄関が、
来客や業者等の入口となっている。
玄関脇にはインターホンも設置してある。

それ以外の場所には、
通常、冒頭写真のような張り紙がある。
どの学校等でも同様の対策があるはず。

そこで、だ。
警察署の方から、衝撃の指導があった。

この表示を無視して入ってきた者は、
その時点で、「不審者」扱いで構わない。

正直、驚いたが、補足を聞いて納得した。
以前なら、
「どちらへ、ご用ですか・・・。」
などと声をかけるのがセオリーだったが。
その種の悠長な対応は、無用なのだと。
そのくらいのシビアさで良い、とのこと。
何事かが起きてからでは、遅いのだ。

その指導後に、
O教頭が張り紙を・・・新調した。
ビフォー・アフターである。
(「4か国」語での対応とした。)

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そういう社会情勢なのかと
空恐ろしくもなるが、それも現実なのだ。

このまま終わると、
ただ、不安をあおるだけなので、
ちょっぴり、和むことにする。

213校長室の【五】録(PB:危機意識)

2025年7月28日 11時06分

※PB(=playback)シリーズ

6月上旬に「防犯教室」を実施した。

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不審者による不法侵入の想定である。
無事に避難するまでの「過程」は、
念のために伏せておく。
各担任の指示に従って、
子どもたちは速やかに行動するのみ。

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私たち教職員、特に担任外の教職員
適切な判断と迅速な動きが問われる。
なので、現場における
地域駐在所やスクールサポーター等の
警察の方々からの助言を肝に銘じる。

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「危機意識」をいつもキープしておく。
それも大事なことだろう。


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