ご挨拶

校長の永島慶和(ながしま  よしかず)です。
令和7年4月1日に着任しました。
子どもを中心に据えることはブレずに、学校経営に努めてまいります。
旧奥州街道の古のロマンに魅了されながら、
その風土を肌で感じて、
「地域と共にある」「地域に愛される」学校づくりを目指します。

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Blog・Topics

207校長室の【五】録(お初)

2025年7月22日 16時29分

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新採用教員、4年2組担任のF教諭。
当然な話だが、人生で初めて
自分が作成した「通知票」を渡した。

初「給料」もレポートしたので、
初「通知票、渡し」も。

学級内ではなく、
廊下を挟んでの別室(学習室)だった。
個別に声をかけながら渡していた。

渡す方も、受け取る方(児童)にも、
微妙な空気感が漂っていた(笑)
そりゃぁ、緊張するよね・・・。

私も大卒の新採用で、4年生担任だった。
その最初の教え子らも、40代半ば。
それぞれが選んだ場所において
様々な役割を担い、活躍している世代だ。

F教諭と自分。
たまに、オーバーラップして考える。

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206校長室の【五】録(終業式点描)

2025年7月22日 15時46分

終業式、もろもろのこと。

大抵の学校で行っているように、
1学期を振り返って、の作文披露があった。
割り当ての学年は4年生だ。
その代表として、SSさんが発表した。

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彼女の発表で好感がもてたのは、
2学期の展望も具体的に述べていたこと。
控えている様々な行事に対して、
「全部、成功させたい」
「一つ一つ、真剣に、精一杯」
もう、気持ちが向いているのだろう。
さらに、結びのひと言も、いい。
「みんな仲良く、元気に生活したい」

No.205の「5択」での彼女の選択は、
5番だった。証拠写真もある・・・。
その想いに応えたい。そう、思った。

ふたつ目。
終業式は、儀式的行事に含まれる。
節目でもあるので、校歌を歌う。
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明るく、元気に歌う子が多いと思う。
より一層、
胸を張って歌う子を増やしていきたい。
愛校心が高まれば、自ずとそうなる。

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最後。
「式辞」を話す自分。手前味噌だ。
拙稿を読む、私の教え子から
「たまには、先生の写真も載せて」
との大胆なリクエストが来た。
本HP用は、自分で撮ってるのだから
どう考えても不可能だ。
今回は、子どもたちの「選択」に関して
事前に写真撮影をお願いしておいた。
担当のご厚意?で、私も被写体となった。
登壇後、すぐの写真だと思われる。
児童を座らせてスタンバイさせる前だ。

「校長先生、何を話すんだろう?」
と身構えている児童の様子が、
後ろ姿から伝わるかもしれない(笑)

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205校長室の【五】録(stand up)

2025年7月22日 10時54分

夏休み中も、できる限り発信します。
写真データ「在庫一掃」セールです。
まずは、終業式の式辞から。

◆◆◆

私の式辞は、児童「参加型」が多いです。

「High five がしたくなる学校」

これを子どもたちにも提示しているで、
振り返っての確認をしました。
問いかけたのは、

「High five がしたくなった」場面は、いつ?

一番近い、内容を選んで、起立する。

1 授業で発表したり、話し合ったりして、
  満足したとき。

2 先生に褒められた。友達にうれしいこと
  を言ってもらったとき。

3 友達や学級のために、
  ちょっぴり よいことができたとき。

4 自分の好きなことや、やるぞと決めたこと
  それを一生懸命がんばったとき。

5 「学校に来るのが楽しいな」
  って、思ったとき。

これらの内容が、満たされる。
そういう学校をつくりたいので、
今までの勤務校でも同様に聞いてきました。
掲載写真は、上から番号順です。

わざと、「授業の充実」に関することを
1番に設定しています。いじわるですかね。
それを選んだとしても、
最初に立つのは勇気が必要ですから。
「授業で勝負できる」教師になることは、
私たちの使命のひとつでもあります。
授業が楽しい、面白い、満足したと
自信をもった意思表示が得られるよう、
2学期以降も組織全体で努力を続けます。

本校の実態は、4番が多かったのかな。
個々の想いが、さらに実現するよう
力強く支えていきたいですね。
ここで、気を付けたいのは、
1番、2番、3番と様子見していて、
4番で「同調」の圧が生じていないか?
周囲を見て立つのではなく、
自分で決めて、立つことが大事なのです。

私は密かに、3と5にも興味があるんです。
「なんだぁ、それじゃ、全部じゃん。」
そうです(笑)

全てが当てはまるので、ひとつ選べない。

そういう毎日だったら、最高ですよね。

1

2

3

4

5

204校長室の【五】録(crossover)

2025年7月18日 08時18分

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1学期、最終日。

子どもたちが登校してきた教室の外で
カラフルな「共演」を見つけた。

校庭をぐるりと。

おっ。
校舎の上空で、飛行機雲が交差!
なんだか、得した気分になる。

標題の言葉が思い浮かんだ。
異なる分野や要素が
互いの境界を越えて混ざり合うこと。
そんな意味があるそうだ。

本校の1学期も、
様々な個性が混じり合って、
いいモノが創造されたのなら、うれしい。

くれぐれも、
×(バツ)とは読まないで(笑)

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「今日も、走れるよね。」
3名が校庭に出てきた。

本日も、いつものように始まった。

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203校長室の【五】録(会食⑧)

2025年7月17日 07時53分

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SYさんは、私からの「招待状」に
びっしりとメモ書きをして臨んだ。
「みんなを励ますことができる。」
ステキな長所だ。友達の失敗に対しても
「次、頑張ろう!」と言える。
中学校では卓球部に入部する予定だ。
サッカーのクラブチーム所属なので、
部活動との両立を目指すのだそう。
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最後に提示した話は、そのクラブ内で
「キャプテン」に選出されたこと。
選出までの経緯が興味深かった。
チームの「ノート」があって、
そこに卒団する6年生への感謝の気持ちを
綴ったことが決め手になったらしい。
冒頭の長所も認められてのことだろう。

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SMさんは、スポーツが得意。
長所は継続して取り組んでいる水泳だ。
背泳ぎに自信をもっている。
彼女も伝えたいことのメモ持参である。
中学校では、陸上競技部に入部する。
現在は、所属するクラブチームにて
長距離走に挑戦しているとのこと。
「水陸両用の、カエルみたいだね。」
と言ったら、爽やかに笑った。
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ミッション3は、「証拠」の提示(笑)
水泳の大会に出場した動画である。
拝見したのは自由形の泳ぎだったが、
当然、個人メドレーもできるとのこと。

この爽やかスポーツコンビ、実は
私立の同じ幼稚園出身者だった。
当時の印象を尋ねると、
SMさん曰く、
「身長の変化以外は、今と変わらず。」
(面白い。ウィットに富んだ表現だ。)
元気に園庭で遊んでいたようだ。
SYさんから見たSMさん評は、
「友達思いで、優しい。」
(さすがキャプテン。いいトコ、見てる。)

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相手の良さを見出すことができる。
これぞ、長所だと思う。
佳き余韻が残った。

1学期「最終回」の会食。残りは2学期へ。
これまでの8回の内容を振り返ると、
簡潔にまとめられない・・・。
人物列伝みたいになってる。

私からの通知票「所見」(笑)

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202校長室の【五】録(よーい、どん)

2025年7月16日 09時14分

朝、校庭に出る。

ヘチマが2階のベランダまで競走だ。
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学校園に目をやると、
ヒマワリとアリのランデブー。
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「太陽の丘」へ続く石階段のそばに
ヤマユリが自生していた。
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可憐な一輪を発見。心躍る。
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3つの旗が、風になびく。
掲揚塔は2階バルコニー。本校の自慢。
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こちらも競走。よーい、どん。
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今日も含めて、あと3日。
ラストスパート・・・かな。

201校長室の【五】録(会食⑦)

2025年7月15日 18時26分

前日とは、様相が違う。
「沈黙」シリーズだった・・・。
聞くと、この会食が終わった友達から
情報を得ることはしないようなのだ。
大胆なのか、消極的なのか。微妙だ。

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まずは、給食初登場の「冷やし中華」
一心不乱に食べる。無言で麺をすする。

1

トップバッターは、AKさん。
週1回興じる、バドミントンが得意。
ドライブショットに自信がある。
打ち合いをする試合形式の練習が楽しいと。
中学校では、「文芸部」に入部する。
きたぁぁぁぁぁ。文芸部人気急上昇!
「あまり、動きたくないから」
バドミントンをアツく語るのと真逆だ。
ミッション3は、ノープラン・・・。
質疑応答する中で、教則本で自主練をする
「ギター演奏」に落ち着いた。
が・・・実物は、無い。そうなると、
はい。そうです。「エア」ギター(笑)
4

2

次のYNさんも、おとなしい。
長所は強気。「負けず嫌い」だと話す。
「対決」モードを好み、
自分の限界まで頑張る姿勢があるとのこと。
中学校へ行ったら陸上競技をやる。
短距離走が得意なので、
100m走で14秒台を出すのが目標だ。
彼女もミッション3は、沈黙・・・。
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しばらくして、口を開いたのは
自信のある陸上競技についてだった。
2年連続で「日清カップ」の県大会出場!
何かパフォーマンスする?
と振ってみたが、遠慮した。

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本当は、トップバッターだったIYさん。
牛乳が・・・苦手らしい。少しずつ、飲む。
なので、順番を変えて、最後に。
3

長所は、ゲームが得意なこと。
対戦型
の通信ゲームに自信があるのだ。
ミッション2から「沈黙」に突入・・・。
隣のYNさんの助言を受けて、
「テストを頑張りたい。」と。
得意教科の算数・数学での高得点を目指す。
ミッション3は、悩んだ末に思いついた。
ゲームの腕前が「凄いレベル」だそうな。
聞いても、ちんぷんかんぷんだったが、
「VIP」の称号? レベル? 位?だとか。

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最後に言いたいことは? の回答に苦笑。
AKさん「仲良くしてください。」
YNさん「・・・・・。」
IYさん「緊張しました~。」

200校長室の【五】録(featuring)

2025年7月15日 14時22分

通算200号を達成しました。
祝!の記念号ですので、
ブログ発行「意図」について、補足します。
(100号で記載した内容の続きです。)

特定児童を取り上げることがあります。
この場での、「主役に抜擢!」的な。
意図的に、際立たせる手法です。
音楽業界用語でよく使われる、
featuring(フィーチャリング)です。

その瞬間を目撃した、偶然性が多いです。
(ピンポイント張り付きも、稀にあり。)
当然、「称賛」する意味合いを含みます。
キャラクター化することも、たまに。
謎なニックネーム使用も時々あります。
最大の賛辞を込めた称号のつもりです。

featuringには、別なねらいもあります。
その該当児童の「言動」をとおして、
伝えたいことがあるので、発します。
直接的な表現をしないのが、ややこしい。
相変わらずの、禅問答パターンですね。
私が価値付けしたい「ロールモデル」
その役割を急遽、務めてもらうわけです。

在任中に、全児童をfeaturing!
そのくらいの大きなロマンを抱きつつ、
日々、隠れた「ドラマ」を拾い出す。
現実的に難しいかもしれませんが、
可能な限り努めたい、と決めています。

もうひとつ。
今年度、意識して推進していることは、
(ベタすぎて、ご存知でしょうが)
本校の「ブランド化」戦略です。

「High fiveがしたくなる学校」

母校に心を寄せ、愛着をもち、誇りに思う。
その想いを大切に育ててまいります。

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199校長室の【五】録(会食⑥)

2025年7月14日 17時32分

この会食は自己申告制の申し込みなので
「組み合わせ」も偶然となるわけだが、
本日の二人は、「路線」が一緒だった。
よくしゃべる。そして、内容がアツい。

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OAさんは、自分から切り出した。
「まず、私の長所は・・・」
何事も自信があること。
そして、継続する力もある、ときっぱり。
その話す様は、痛快である。
継続した水泳のワッペンを並べ始めた。
中学校でやりたいことも、
「動きたい!」という言葉で表現をした。
狙う部活は、卓球部(多い!)とのこと。
ミッション3がノーマークだったのは意外。
会話の中で、クリアできると踏んでいた。
肝が据わっている(笑)
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じゃあ、とこちらから注文をした。
彼女の「推し」を知っていたので。
そのアイドルグループのデビュー曲を
さらりと、アカペラで歌い始めた。

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この流れに、OHさんも動じない。
自分の長所を「諦めない(こと)」と。
全力でやるというのがモットーだ。
わからないことも、まずはやってみる。
「挑戦」という言葉を意識して使った。
小気味よい。
現在、陸上競技のクラブチームに所属。
中学校では、その実力を伸ばしたいそうだ。
自分に合う種目を模索したいとも。
ミッション3は、苦笑した。
超ハイパースピードの「腕回し」(笑)
最後に持ってきたのは、一発芸だった。
1年生の国語科「たぬきの糸車」に感化され
ネックウォーマーを使って遊んでいたら
習得したという過程を、真面目に解説だ。

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今回は、面白い「追伸」もある。

OHさんが、今後の自分を語り、
「自分を見失わないようにしたい」と。
ほぅ、と感心していたら
一緒に聞いていたOAさんも反応し、
「私でも、そんなこと言ったことない!」
三人で笑ったね。
なんか、いい時間だったなぁ。

さらなる、「おまけ」は、OAさんから。
「校長先生、弟もブログに載せて」
自分が掲載されたら、羨ましがったと。
これまた、笑った。

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198校長室の【五】録(再び!)

2025年7月14日 16時02分

「誰もいない教室」にする。

https://shirakawa.fcs.ed.jp/shirakawa5-es/plugin/blogs/show/1/3/1060#frame-3

2年生の教室。
先に、音楽室での授業を観てから来たので
教室に入って、
ニンマリとしてしまったのだ。

この様子を目の当たりにしたので、
先程、聴いた鍵盤ハーモニカの音色も
違ってきた感じがする(笑)

当たり前のことを、当たり前に。
偉いよ。

「誰もいない教室」
これもブランド化戦略に入れようかな。

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