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247校長室の【五】録(独楽吟)
2025年9月11日 14時09分時を戻す。
私が、2学期始業式で何を話したか。
以下は、その「概要」を解説付きで。
「High fiveがしたくなる学校」
自校を愛する心を大切に育てる、
今年度の本校ブランド戦略である。
その場面をたくさん増やしたいと伝え、
2学期頑張ってほしいこと一つを提示した。
「本当の楽しみを見つけよう」
楽しみを、履き違えている例を話した。
①やらなければならないことをやらずに、
好きなことや楽なことばかりしている。
②人が見ていないところで
ズルや良くないことをして、面白がる。
③友達が嫌がることを平気でやって、
自分ひとりで楽しんでいる。
残念ながら、本校でも散見される例だ。
それらは、正しい「楽しみ」ではない。
当然のことだが、
橘曙覧が吟じている内容のように
日常の何気ない、ちょっとした楽しみや
ふとしたきっかけで、偶然に出合う
ラッキーのような楽しみもあるだろう。
それらも、きっちりと味わってほしい。
しかし、
本校児童には、是非とも
本気で、真剣に、そして、努力を続けないと、
見つからないモノを求めてほしい。
そう願うのだ。
246校長室の【五】録(新星)
2025年9月11日 12時27分言うまでもなく、
学校の毎日は、ネタにあふれている。
写真データと構想は、蓄積されるばかり。
あれも、これもと考えるうちに、
精査されていく・・・。自然淘汰かも?
◆◆◆
ホットでタイムリーな話題を。
本日、「新ALT」の初勤務日であった。
イギリス出身の好青年、O先生である。
日本のシティ・ポップが大好きだと言う。
推しの女性シンガーの名前が出たので、
アイキャントストップ、ザ、ロンリネ~ス
校長室で熱唱して盛り上がる二人(笑)
ファーストコンタクトは、6年生。
O先生は、英語と日本語のミックスで、
自分と関連する内容を紹介し始めた。
オリエンテーション、当然の流れだ。
距離を縮めることに配慮していた。
なのに・・・である。
子どもたちの反応が、薄い。
「どうした、白河五小6年生?」
ヘビーユーザー様から疑問の声、出そうだ。
あれだけ、校長室「会食」において
爆裂したキャラが立っていたのに。
O先生への質問には沈黙し、
自己紹介は「アイ ライク ゲーム」が
物の見事に、並んだ・・・。
恥ずかしさと奇妙な同調圧力か。
担任から苦言を含んだ指導が入った。
当然だ。
今後の課題だなぁ。
写真は、勇気を出して質問できた場面と
数少ない好反応を切り取りした。
245校長室の【五】録(とりあえずの3題)
2025年9月10日 08時36分幕間、です。
マニアックなネタが続いたので。
雨が降った後の
早朝の校庭は・・・静寂。
見つけた、ほっこりネタをご紹介。
①「ぶっちぎりの優勝」
そこまで、辿り着いたんかい!
②「独占禁止法」
コレ、ぼくの。
③「ご同輩」
タッチの差。
244校長室の【五】録(会食⑮)
2025年9月9日 17時16分自己申告者による計画で、最終日。
様々な個性が深掘りできて、有意義だった。
HRさんは、タブレット端末持参での登場。
「ものづくり」に自信あり、とのこと。
ものづくりに欠かせない技能として、
「文章を読むのが速い」とも豪語する。
ノートに目を通し、タブレットを操作する。
カチャ、カチャとプレゼンの準備に入る。
何やら、気合いが入ってるのだ。
この時点で、ミッション3の同時進行だ。
披露したのは、推しのキャラクターを
レゴブロックを使って自作したモノ。
細かいところまで、器用に製作していた。
その一押しキャラクターの好きな理由が、
「過去が重すぎるので」には、笑った。
中学校では興味を抱く卓球部への所属と、
とにかく、好きなことと勉強に没頭する。
とアツく語る姿が印象的だった。
ラストを飾るTSさんは、ほんわか。
HRさんの隣で、優雅に給食を食べながら
彼の熱弁を聞いている・・・。
自分の番になっても、雰囲気は変わらず。
自分も「細かい作業が得意」と話す。
(実は、これが伏線になっていた。)
レゴやビーズで、ものをつくるのが好き。
中学校へ行っての抱負が面白かった。
「友達をたくさんつくりたい」
好きなアーティストの話で盛り上がる、
仲良しの友達との絆を大切にしながら
交友関係の輪を広げていきたいらしい。
「ミセス」の愛称で活躍する例のバンド
代表曲のアレ、歌ってと頼むと拒否(笑)
バンドの写真まで持参してきたので、
ミッション3は、歌唱かと思ったのだ。
ところが、である。
その写真の下から差し出したのが・・・。
「校長先生がインタビューで好きだと
言っていたので、描いてきました。」
突然の「飛び道具」にやられてしまった。
粋な演出だった。感謝。
243校長室の【五】録(会食⑭)
2025年9月9日 15時01分この企画発信も、残り2回となった。
意外性や衝撃との出合いが楽しみでもある。
SRさんの「メンタルが強い」は、納得だ。
愛犬の散歩中にリードが外れ、追いかけた。
3回転倒して無事に確保。さらりと話す。
精神力の強靱さは、運動会でも発揮した。
拾ったカードは「指揮台でダンスを踊る」
だが、彼女が披露したのは「ラジオ体操」
中学校で卓球部に入部したい理由が、
「県大会1回戦で敗退した」母の敵討ち。
もう・・・不思議キャラ爆裂(笑)
ミッション3は、小出しで来た。
「耳が動かせる」「推しのミステリー紹介」
終始、失笑するマニアックさだった。
最後に残した、ひと言は
「過去は振り返らない!」
一方のOEさんは、飄々としていた。
長所も(友達が言ってくれたので)それ。
よく、「優しい」と言われるとのこと。
道徳等で考える機会があった際に、
悩んでいたら友達にズバリ言われたらしい。
中学校では、運動に親しみたい。
父母も含め、ベースボール一家なので
「野球・・・やってもいいかな。」と。
これまた、微妙な物言いなのだ。
この企画で、初めてのパターンを迎えた。
ミッション3は、ノープランだったのだ。
「のれんに腕押し」の様相からの、
ある意味、一番の強者だった(笑)
ネタが掘れずに、仕方がないので
最後は、表情「七変化」で誤魔化す。
242校長室の【五】録(No.240の追伸)
2025年9月8日 16時07分昼休み。
校長室にノックの音が。
来たぁぁぁぁぁ。
4年1組のSAさん。
1校時目の教室での「ムチャぶり」
校長目前での「詩の暗唱」
潮が引いた7人目で終わったのだが、
「いつでもどうぞ」と伝えていた。
校長室を訪問してのチャレンジは、立派。
とても、勇気が必要だっただろうね。
1校時目の出来事があった、
その当日だからこそ、価値は倍増する!
挑戦へ動いた心意気に免じて
緊張で少しくらい間違えても、
当然、許しちゃうよ(笑)
241校長室の【五】録(現在地点)
2025年9月8日 13時50分保護者の皆さんは、
お子さんが今、何を学んでいる最中なのか
どうやって知るのでしょうか?
聞こえてくる「音読」練習の内容から?
学習プリントをちらっと、のぞき見して?
教科書を手に「今、どこ?」と尋ねます?
気になるところですよね。
家庭で見せる「ヒント」に気付いたときに
何らかのレスポンスをして
関わりをもつことも有効な手のひとつです。
もしかしたら、
今は、学習発表会の練習や準備を
家庭に持ち込んでいるかもしれません。
「明日までに、覚えなくちゃ!」
と必死でダンス練習をしてますか?
1年生の掲示物で、これを見つけました。
この数え方、覚えてるんですね。
ぜひ、ご一緒に。
「八つ」まで言えた瞬間に、
「今、何刻でぇ?」と聞いて、
落語「時そば」も教えましょう(笑)
240校長室の【五】録(ムチャぶり)
2025年9月8日 10時10分週の始まり月曜日。
その1校時目だ。
各教室を訪問する。
さあ、エンジンかかるか?
4年1組では、国語科の授業。
突然、担任E教諭からオファーあり。
校長「参加型」の授業展開になった。
そういうの嫌いじゃないので、即答で快諾。
詩を暗唱した子どもたちは、
担任から合格シールをもらっていた。
そこで、だ。
「校長先生の前でも、挑戦できる人?」
いきなりの、「ハードル」設置。
いないかな・・・と思ったが、いた!
ハイ、ハイ!等、勢いのあるノリではないが
自分の現段階での実力を検討し、
自分の心と相談して決意した挙手だった。
ポツリ、ポツリと続いた。
認定として、校長サインを贈呈した。
七人の侍、いや挑戦者に敬意を表して
ノーカットで写真を掲示する。
周囲の様子から、
その場の雰囲気も感じ取れると思う。
刺激的な、月曜の一発目だったね(笑)
239校長室の【五】録(わかってるねぇ)
2025年9月5日 16時00分各教室を巡ると、
新規の「めあて」等が掲示されている。
全てに目を通した。
今年度、本校が目指しているもの。
「こんな学校にしたいよね?」
折に触れ、全校生に投げかけていること。
それらに関連する内容があった。
6年生の2枚。
合言葉の、ストレートな表現と
自分なりに解釈したオリジナルな表現。
読んで、思わずニヤリとした。
1年生の、このひと言もチョイス。
「学校は楽しいところ」を基本に据えた
教育活動の充実に努めたい。
そう決意させる1枚であった。
238校長室の【五】録(漏れる)
2025年9月4日 16時15分特別非常勤講師による書写指導が始まった。
校外の教育資源である「専門性」に、
教育的な効果を期待しての依頼である。
本日、その指導の初日を迎えた。
講師は、金岡修二氏である。
自宅で書道教室を経営する方なのだが、
以前、本校に用務員として勤務していた。
言うなれば、ゆかりのある御仁なのだ。
その指導の「初陣」を見に伺った。
対象学年は、3年生だ。
課題は、「玉」である。
氏が少人数ごとに招集して、
説明を加えながら模範を示す場面であった。
ポイントを理解した子どもたちは、
自席に戻って、熱心に練習に取り組む。
突然、驚嘆の声が漏れた。
「話を聞いて、練習したら上手く書けた!」
えっ!
周囲からの注目を浴びる。
そう簡単には・・・と思うのだが(笑)
その素直さ、反応の敏感さが微笑ましい。
意欲的な学習のきっかけは、
こんな瞬間から始まることもある。
頑張れ、3年生。
「玉」に磨きをかけてくれ。