雨の金曜日。

朝の活動で、
６年生が家庭学習のマル付けをしていた。
表裏（国語科・算数科）の学習プリント

様子を観察していて、
偶然にも発見した「マーク」があった。
ある女児のプリント氏名欄の側に
かわいいマスコットのはんこ。
尋ねると、
「お母さんが押してくれる」とのこと。

いいなぁ。
頑張ったね、の「認め印」なのか。
この励ましは効果を発揮する。

認め、励まされた子は、
きっと
その想いを外に向けるから。

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見慣れた景色、ではない。

◆◆◆

過日、前任校の運動会へ顔を出した。
その年の異動者を運動会へ招待する。
小学校限定の慣例だろうか。
どこも、ほぼ同時期の開催なので
行くことができるのは稀なことである。
今年は、開催日が本校と一週間ズレていた。

素性はバレているので、
容易に前任校も特定されることだろうが。
写真の右下は、当該校所在地の
マスコットキャラクターの「頭」だ。
ダリアでできている。

ある男児が、唐突に聞いてきた。
「負けない学校、つくれた？」
（なぜか、タメ口なのである。笑）

覚えてたんだ・・・。
少し、感慨深くなった。

離任式での挨拶で、
「次に行く学校では、
　●小に負けない学校をつくる！」
と宣言してきたからだ。

ある女児も、天然キャラ炸裂だった。
「先生、今のトコでは、なんの担当？」

校長「担当」だけど(笑）
何に異動すると思っていたのか。

◆◆◆

子どもたちが、心機一転
懸命に動く姿を確かめることができた。
行って、良かったなぁと思った。

まだ、始まって２か月あまり。
勝負はこれからである。

自分らしく、ここで。
その気持ちを強くする機会となった。

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４年１組では、社会科の成果物つくり。
福島県の「特産品」などを学んだので
それを白地図上に記入して、
「ガイドブック」をつくるとのこと。

白河市は・・・？
と、確認してみる。

いた。

かわいい「白河だるま」が。

松平定信が残した「文化」が
今も地域に根付いていることを
より深く、理解したことだろう。

これこそ、学びの連続性である。

この二人は、きっと
頭の中で
「さだのぶくん、さだのぶくん・・・」
呪文のように唱えていた、と思う(笑）

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児童会総会は、
「●●って、何ですか？」とか、
「○○は、どうやるのですか？」等
質問「旋風」が巻き起こる。
今回も、そうだった。

しかし。

唯一、みつばち学級６年のSTさんだけ、
「こうしたら、どうですか？」
の話をした。
立派である。

環境委員会への提案。
昆虫を簡単に殺生してしまう人が多いから
それをやめさせるポスターをつくって
呼びかけてほしいという意見だった。

ジョニーを守る環境委員会だ。
小動物愛護の気持ちを
広めてほしいな。

総会終了後、彼のもとへ行くと
話したい内容が自分の言葉で
きちんと書いてあった。

こういう発信力は、
全校でも育てていきたいと思う。

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「児童会総会」から２題
どちらも表現力に関するコト。

◆◆◆

企画運営委員会の委員長は、OAさん。
運動会では紅組応援団長を務め、
「剛」の姿を披露した。

児童会総会の冒頭
「児童代表あいさつ」も彼女の担当だ。
ノー原稿で、よどみなくスピーチする。
感心して聴いていた。

すると、途中で言葉が詰まった。
よくあることだ。
どうするのかなぁ・・・と見ていると
スッと、ポケットから
折りたたんで入れていた原稿を取り出す。

気持ちを切り替えて、
その原稿を見ながらあいさつを終えた。

ブラボー、である。

ノー原稿で、暗記してのあいさつ
それができることも必要な力だが
ピンチを乗り切る
柔軟な対応力も身に付けるべきだ。

彼女には、それがあった。

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過日、受講した「松平定信」出前授業
子どもたちの感想に目を通した。
（３年生以上には、感想欄あり。）

市内小学校で初回の授業なので、
事務局さんも気になるところでしょう。
悩んだ末の、厳選５つ、紹介する。
私に「刺さった」という観点でチョイス。

３年生：

「山ほど」(笑）

４年生：

弱者や子どもの味方だったんだねぇ。

５年生から２つ：

「日本を大きく変えた」

定信自身の努力にも言及した。

６年生：

定信が残した「文化」を大切に・・・。
他の人々（上記の弱者や子ども等）を
第一に考えた人物だと捉えたんだね。

うん、うん。

（声を、大にして）
益子せんせーっい。
大丈夫。安心してください。

「伝わってますよ！」

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６年生教室に、
ある「語り部」が送り込まれた。
ミステリーの始まりである。

家政婦、教頭は、見た。

疑問：
「えっ、校長先生、関係してるの？」

驚き：
「うぉぉぉぉぉ、こ、これは！」

喜び：
「えへへへ、なんだか、楽しい。」

登場人物は、
往年の祭りバカ
と、
某有名指揮者　である。

近日公開(予定)

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「全校遠足」ネタの最後。
これだけは、外せない内容。

帰校後の閉会式
「終わりの言葉」担当のHRさん。

（何か、やりそうだな。）
そう思った。
なぜなら、それを発する前に、
彼が、Tシャツの胸元に手をやって
身体の中に風を入れるしぐさをしたり、
深呼吸をしたりしている様子だったから。

「全校生で、アレ、やりましょう！」

きたぁぁぁぁぁ！　
笑った。

教頭先生か、児童会担当の先生か。
仕込まれたかもしれないが（笑）
そんなのは関係ない。
確かめようとも、思わない。

全校生の前で、ひとりで音頭をとった。

そこに、大きな、大きな、価値がある。
大したもんだよ。

徐々に、「市民権」を得てきたか？

では、では。
ヘビーユーザーの皆様もご一緒に、

High five !

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「全校遠足」の２つめ。

歓喜の瞬間です。
○×ゲームで盛り上がりました。

「キャ～」

とか、

「うおぉぉぉぉぉ」

とか。

お好きなアテレコで、お楽しみください。

これだから、
やってよかったと思えるんですよ。

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撮影データの在庫を使って発信する。

◆◆◆

「全校遠足」で、
伝えたいことが、あと３つあるので。

その前に、
概要を思い出したい方は、こちらを。

https://shirakawa.fcs.ed.jp/shirakawa5-es/plugin/blogs/show/1/3/1187#frame-3

目的地に着くと、
各班ごとに自己紹介が始まった。
班長から言い始めて、５年生～１年生へ。

「６年ERです。好きな色は、白です。」

（えっ？　それは、偶然なのか？）
聞いていた私は、ニヤリとした。
運動会の「白組」応援団長である。
３日前に、残念ながら負けてしまったが
このアピールはいい、と思った。

次の５年生が、さらに、意表を突いた。
色、でコメントしないのである。

「好きな食べ物は、トンカツです。」

SHさん、いいなぁ。この変化球。

二人のこだわり、共感する。
というより、その路線、私は好きだ。

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