授業研究

「気づき」「考え」「実行する」「振り返る」態度の育成

笑う 第1回授業研究の様子

平成28年度第1回目の研究授業を紹介します。

<研究主題を次のとおり設定しました> 

 思いやりの心をもち、ともに学ぼうとする子どもの育成をめざします。
※副主題として、次のとおりとしました。

 青少年赤十字(JRC)の理念に基づく教育実践のあり方はどうあればよいかを追究します。

<第1回授業研究会>
○期日 平成28年6月28日(火)

○実施学年・教科等  第5学年 総合的な学習の時間

◆青少年赤十字の研究推進に関わって

 農業に関係する方へのインタビュー活動をとおして、相手に対する言葉遣いや対応の仕方などの態度面の「気づき」を促すとともに、課題に沿って質問の内容を「考え」、さらに準備を整えてのちのインタビュー活動を前向きに「実行」しようとする自信を育むことを目的としました。

〇授業の様子
 大信地域の農業について、総合的に学ぼうとする学習です。グループ内で一人一人の考えなどを出し合い、まとめていきます。





表郷・大信・東の3地域を比較した表などをもとに、大信地域の農業所得について考えます。




グループで話し合ったことをもとに、学級全体で考えを出し合っていきます。



表から分かること、また分からないことなどを確かめながら、次の学習の課題につなげていきました。

〇放課後の教職員による研究協議会の様子

 総合的な学習の時間は、まさに各教科にとどまらず、横断的にかかわりながら進める学習であることから、今日の授業の課題に向けて考えるためには、これまで身に付けてきた知識や生活経験の量によるものが大きいといえます。

 また、資料をどう読み取り、活用するかなどの能力を育むこともこれからの学習にとっても重要なところです。

 グループ内での話合い活動において、自分の意見を述べる、他人の話を聞く、グループとしての意見をまとめるなど、リーダーシップやフォロアーシップとしての態度も、経験を通して育成することが重要になります。
 主体的な学習態度である「気づく」「考える」「実行する」「振り返る」を、今後どのように育成するための指導のあり方について考えていきます。