毎週水曜日昼の時間に、「ステップアップタイム」を実施しています。
各学年ごとに、学力向上タイムとしての設定です。

小野田小の良さは、全校生の仲がいいところ。
それは、子ども達も認める良さです。


その良さを学習にも取り入れ、「フレンド学習」として全校一斉に学習する時間としました。
子ども達が学び合い・助け合いの関係をより深める「フレンド学習」としていきます。


学習時間は10分でしたが、「しーん」と静かな環境の中で集中した時間となりました。


1~3年生はプリント学習、4~6年生はタブレットを使った自主学習を行いました。




最後の5分間は、学び合いタイム。
4~6年生が、1~3年生のプリントの丸付けを行います。

上級生が下級生に教える、温かな雰囲気が広がりました。



「楽しかった!」
「フレンド学習」のまとめ、感想発表で1年生がこう話していました。
「真剣に学習できた」6年生もこう話していました。

縦割りの良さを活かした取り組みが、また1つ増えました。
教育の目標 「進んで学ぶ子ども」「思いやりのある子ども」にもつながる取り組みです。

本日、「ふくしまっ子健康マネジメントプラン」による「健康教育(食習慣、肥満等)に係る専門家派遣事業」により、医師の先生と管理栄養士の先生をお迎えして授業を行いました。

5・6年生を対象にした、健康について学ぶ授業です。

先生方は、子どもたちが健やかな成長を強く願っていらっしゃいました。
志の高い先生方でした。

お忙しいお立場ですが、毎年県内の小学校で授業をされているということです。

先生方からは、専門的なお立場から、子どもたちに分かりやすく、そして説得力のある話をしてくださいました。


生活習慣は、健康に大きな影響があること。
だからこそ、良い生活習慣を身につけることが大切であること。

健康な生活を送るために、バランス良く栄養をとることが大切なこと。

決して「~しなさい」と話すのではなく、「このままでいいかな?」と子どもたち自身が課題に気づき、考える授業を行ってくださいました。

残念ながら福島県の肥満傾向は、全国的に見てどの学年も高い状況が続いています。


思春期の肥満は、成人肥満につながる割合が大きい。
だからこそ、今、栄養バランスの良い食事について考えることの大切さを教えていただきました。




また、睡眠時間をしっかり確保する大切さも教えていただきました。

睡眠時間を確保するためには、スマホやゲームは1日に2時間以内が望ましいこと。
1日は24時間。
その大切な時間を有効に使うために、1日に2時間以内が良いこと。

スマホやゲームの時間が、学力に影響することも学びました。

「スマホやゲームをしてはいけない」ではなく、「大切な時間 自分は損をしていない?」という問いかけで、子どもたち自身が自分の生活習慣について考え直す機会としてくださいました。



「素晴らしい子どもたち 素晴らしい学校の雰囲気」
「授業をしていて、嬉しい気持ちになった」
先生方から、多くのお褒めの言葉をいただきました。


学び多い、素晴らしい1時間となりました。
小野田小では、「ロング昼休み」として、月曜日の昼の時間は長めに設定しています。


振り替え休みや諸行事等でなかなかとれないときも多く、昨日は久しぶりの「ロング昼休み」でした。


校庭や教室等で伸び伸びと過ごす子どもたちの姿が、とても幸せそうでした。








2学期の学習のまとめ 成果として、昨日の「ロング昼休み ※月曜日の昼の時間は長めに設定」にノート展を行いました。


各学年の教室の前に、全員のノートを展示しました。

学習の成果を披露すると共に、素晴らしいノートを鑑賞し合うことでより良いノートづくり 学びへとつなげる取り組みです。


びっしりに文字を書き込んでいる、素晴らしいノートもありました。
「ノート展」が、互いに学び合う良い機会となっています。

学習のまとめとして、朝学習にも取り組んでいます。


学習ボランティアの方々には、足繁く来校いただき、感謝の言葉しかありません。

小野田の子どもたちは、地域の大きな力を得て、確かな学力も身につけています。

今週は、比較的温かな日が続く予報です。



2学期、今日を入れて残り8日となりました。



休み明けの1校時目、子どもたちは落ち着いた様子で、学習に取り組んでいました。



感染症で欠席している子どもは少なくなりましたが、近隣ではまだまだ流行中です。




残り8日を元気に登校できますよう、「早寝・早起き・朝ご飯」に努めてください。


昨年に続き、今年もNHKが卒業証書作りを取材くださいました。



本日、午後6時10分から放送される「はまなかあいづTODAY」の中で流れる予定となっています。
お楽しみに!


今年は、下校後に5年生で希望した子どもたちも体験させていただきました。

「世界に1つだけの卒業証書」作り、2日目。
西会津からお招きしている講師の先生が、「こうぞ」を柔らかくするために4時間も煮てきてくれました!

昨日の「すべとり」に続き、今日は「ちりより」から始めました。



きれいな紙になるように、1本1本、水の中で丁寧にキズや汚れを取り除いていきました。

次の工程は、「叩き」
繊維を細かくしていきました。



いよいよ、メインイベント「紙すき」!

枠から、水がこぼれないように気をつけながら、丁寧に波を立てていきました。


最後に、「ポンッ」と、余分な水を出すのがポイントだということです。

「この紙が卒業証書になるんだ」
皆、とても真剣な表情で紙すきを行いました。
今年度も、野出島地域活性化プロジェクトのご支援による「手作り卒業証書」を進めています。


今日は、原料「こうぞ」の伐採体験、皮剥、「すべ(表面の黒い部分)」取りを行いました。

熱湯で茹でると、表皮と芯の部分がつるっとむけます。

気持ちがいいくらい、つるっとむけます。



むいた皮は表皮に黒い部分(すべ)があるので、それを「へら」で丁寧に取っていきます。


きれいに「すべ」を取らないと、卒業証書が黒ずんでしまいます。


1枚1枚、丁寧に「すべ」を取っていくのは、根気のいる作業です。

明日の午後は、いよいよ「紙すき」を行います。
NHKが取材にくる予定です!
小野田小学校は、地域の大きな力をいただき、充実した教育活動を行うことができています。
今日は「手作り卒業証書づくり」のために、朝早くから、野出島地域活性化プロジェクトの皆さんが準備をしてくださいました。

原料となる「こうぞ」を子ども達が伐採した後、釜で柔らかく煮ていきます。
また、昼の時間は「東どんぐりの会」の皆さんによる「読み聞かせ」を行いました。


更に5校時目は、5年生への出前授業「大正琴」

大正時代は、「数字譜」を使って演奏していたそうです。


丁寧に教えていいただき、子どもたちはあっという間に演奏ができるようになりました。
「もっと演奏したい!」
1時間の授業では、もの足りない様子でした。


地域の皆さんのご協力に、感謝申し上げます!
本日6年生子ども達が、「道徳科」の授業を行いました。
学習する内容は、「親切・思いやり」についてでした。

題材名は、「命のおにぎり」

この話は実話であり、2014年2月早朝の記録的大雪により、福島市で大渋滞が発生した時の話です。

渋滞のまま夜を迎え、食べ物に困っていた人々に、仮説住宅に住んでいた人達がおにぎりを届けたという実話です。

渋滞で動けず困っていた人々は、その温かな心遣いに感激したそうです。
おにぎりを届けた人達は、東日本大震災で被災した人達でした。

支援物資として届いていたお米を炊いて、おにぎりを300個も作ったそうです。

雪の中、1台1台の車の窓をノックし、一人に1個ずつおにぎりを手渡しして回ったそうです。

この話は、ラジオやインターネット、新聞などで紹介されました。
これだけでも素敵な話ですが、まだ続きがありました。

この話を聞いた広島の人達が、紙芝居にしたのです。
題名は、「お互い様~命のおにぎり~」

この紙芝居は日本全国で上映され、多くの人々に感動を届けています。

6年生の子どもたちも、「恩返し」「思いやりのリレー」であることに気づき、「自分も困っている人に優しくしたい」と話していました。

「思いやりの心」について、深く考えることができた授業でした。
