【10日】6年生 道徳科「親切・思いやり」
2025年12月10日 16時37分本日6年生子ども達が、「道徳科」の授業を行いました。
学習する内容は、「親切・思いやり」についてでした。
題材名は、「命のおにぎり」
この話は実話であり、2014年2月早朝の記録的大雪により、福島市で大渋滞が発生した時の話です。
渋滞のまま夜を迎え、食べ物に困っていた人々に、仮説住宅に住んでいた人達がおにぎりを届けたという実話です。
渋滞で動けず困っていた人々は、その温かな心遣いに感激したそうです。
おにぎりを届けた人達は、東日本大震災で被災した人達でした。
支援物資として届いていたお米を炊いて、おにぎりを300個も作ったそうです。
雪の中、1台1台の車の窓をノックし、一人に1個ずつおにぎりを手渡しして回ったそうです。
この話は、ラジオやインターネット、新聞などで紹介されました。
これだけでも素敵な話ですが、まだ続きがありました。
この話を聞いた広島の人達が、紙芝居にしたのです。
題名は、「お互い様~命のおにぎり~」
この紙芝居は日本全国で上映され、多くの人々に感動を届けています。
6年生の子どもたちも、「恩返し」「思いやりのリレー」であることに気づき、「自分も困っている人に優しくしたい」と話していました。
「思いやりの心」について、深く考えることができた授業でした。