ご挨拶

校長の永島慶和(ながしま  よしかず)です。
令和7年4月1日に着任しました。
子どもを中心に据えることはブレずに、学校経営に努めてまいります。
旧奥州街道の古のロマンに魅了されながら、
その風土を肌で感じて、
「地域と共にある」「地域に愛される」学校づくりを目指します。

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143校長室の【五】録(宿泊学習⑧:伝える)

2025年6月13日 13時31分

宿泊学習ネタは、最後とする。
止めないと、あと10くらいある。
壮大な長編小説になるので、打ち止め。

◆◆◆

野外炊事の後は、震災講話だった。
講師は、富岡町で震災を経験した
佐々木邦浩氏であった。

震災「語り部」のひとり、である。

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被災された方の言葉には、説得力がある。
当時の映像や画像と共に伝えられる。
少なからず衝撃的な場面も含むが、
現代を生きる子どもたちにとって
知って、理解すべき内容だと思う。

「自分たちは、まだ諦めていない。」
力強く歩み続ける、と話す氏の決意は
ぐっとくるモノがあった。

私が取り上げたいのは、
最後の質問・感想の場面だ。
しばしの沈黙の後、2名が挙手。

口火を切ったのは、ATさん。

「あれだけの大きな地震で、
 よく生きていられましたね・・・。」

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続いたのは、MCさん。

「この町から今すぐ逃げてください。
 そんな放送って、ホントにあるんだ。」

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ご自身の言葉で語り伝えてくださった方へ
自分の言葉で想いを伝えること。

それは、とても大事なことではないか。