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248校長室の【五】録(好機)
2025年9月11日 16時35分全校集会で2学期の抱負発表があった。
5年生の代表YMさんが発表をした。
彼女の発表内容で感心をしたのは、
自分の「苦手」にも言及しているところだ。
懸命に努力を続けて苦手を克服し、
その喜びでHigh fiveがしたいと話した。
ブランディングもきっちり入っている。
代表に選ばれた機会をモノにしたと思う。
この種の「代表」を決めるときには、
担任の「意図」が働く(と思うのだ。)
当該者を選出した意味が、必ず生じる。
活躍の場を意図的に与えることにより、
本人の自信につながる経験とする。
さらには、
送り出す代表の言動が学級集団に与える、
影響力等を考慮する場合もある。
以下は、舞台裏のアナザーストーリー。
◆◆◆
集会の前日、教室の前を通りかかったら、
学級でのリハーサルをやっていた。
我ながら、なんというタイミングの良さ。
発表後に、割れんばかりの拍手!
それも、なかなか終わらないのだ(笑)
多少のおふざけもあっただろうが、
私はとても、気に入った。
その場で「明日も、やれよ!」と。
即答OKで、その場が盛り上がった。
迎えた本番。
発表前の校長の話で、ハードルを上げた。
「5年生全員が、多分なんだけど・・・、
本当の楽しみ、見せてくれますよ。」
彼女の発表は素晴らしかった。
で、件の「拍手」は、発動したのか?
結果は・・・残念。
しょぼい、中途半端な内容で終わった。
「誰かがやる」と思い、他人任せ。
「全員で」やる、勢いがない。
普段の元気印チームも、弾けないのだ。
全校生の前で、学級が一皮むける
「絶好の」機会だと思ったのだがなぁ。
惜しいかな。