教育実習生、来校
2022年5月9日 18時37分今日から4週間、教育実習生が来ることになり、本日、来校しました。6年1組に入りますが、他の教室にも参観に行きます。実は、本校の卒業生で、子どもたちの先輩です。どうぞ、よろしくお願いします。
今日から4週間、教育実習生が来ることになり、本日、来校しました。6年1組に入りますが、他の教室にも参観に行きます。実は、本校の卒業生で、子どもたちの先輩です。どうぞ、よろしくお願いします。
今、図書館の掲示は、イースターバニー、イースターエッグの掲示です。
イースターのお祭りでは、隠されたイースターエッグを探し出すイベントもあるようです。図書館に隠されたお宝の本を探すように、自分のお気に入りの一冊を見つけてほしいです。
メニューは、たけのこごはん、鮭の三味焼き、おひたし、あさりのすまし汁、そして、柏餅がつきました。柏餅の袋には、かしわもちの由来について書かれていました。柏餅は、二百年くらい前に作られたそうです。柏の木は、絶えず葉が茂っていて、新芽が出るまで、古い葉が落ちないそうです。そこから、家庭が常に栄えるようにということで、五月五日の端午の節句に柏餅を食べるようになったそうです。明日からの3連休は、いいお天気になるようです。お出かけの際は、感染対策をしっかりと取って、お出かけください。
オンラインで、各委員会の計画を発表しました。事前に受けていた質問の回答も行いました。「気づき 考え 実行する」児童会を目指して、各委員会が動き出します。
ビャッコイは、県指定の天然記念物ですが、表郷地区には、「数多くある~文化財・・・」と校歌でも歌われているように、たくさんの文化財が存在します。その中でも、私が一番に選ぶとしたら、やはり、「常在院の絵巻物」でしょうか。
常在院は、表郷中寺にあるお寺です。このお寺に、ある有名な妖怪伝説にまつわる絵巻物があるのです。その妖怪とは、「九尾の狐」です。
この九尾の狐は、平安時代に、京の都に現れた妖怪です。狐は化けるのがうまいので、玉藻前(たまものまえ)という絶世の美女に化け、当時の天皇を呪い殺そうとしました。しかし、その正体を陰陽師に見抜かれた九尾の狐は、今の栃木県の那須原に逃げました。京より追ってきた討伐軍は、苦戦しながらも、ついに九尾の狐を討ち取ります。しかし、死んだはずの九尾の狐の魂が、大きな岩に乗りうつり、毒石となって周囲に毒気を吹き出し、近づく人や動物の命を奪いました。那須野に住む人々は、この毒石を「殺生石」と名付け、近づくことを避けていました。
それから何年も経ち、何人もの僧侶がここを訪れては、殺生石の呪いを鎮めようとしました。しかし、みな、命を奪われました。ある時、一人の高僧が、この殺生石の呪いを鎮めようと、那須野に来ました。この高僧は、玄翁(げんのう)和尚と言いました。玄翁和尚は、大変強い念力で、ついに殺生石の呪いを鎮め、その時、殺生石は砕け散り、そのかけらは日本全国に飛び散ったのでした。
この物語が、絵巻物となり、常在院に残っているのです。それがなぜかというと、殺生石の呪いを鎮めた玄翁和尚が、この常在院を建てたからです。さらに、全国に飛び散ったという殺生石のかけらの一つが、常在院の裏山にも飛んできて、今も残っているのです。もうすごすぎです。そして、もう一つ。玄翁和尚の強い念力で、殺生石が砕け散ったという伝説から、石などをたたき割る「かなづち」を「げんのう」と名付けられました。
常在院の絵巻物の正式の名前は、「紙本著色源翁和尚行状縁起(しほんちゃくしょくげんのうおしょうぎょうじょうえんぎ)」と言います。幅約30cmで、長さが約15mほどの絵巻が3本あります。この絵巻は、年に1日だけ、8月7日に御開帳します。興味がある人は、常在院を訪れてみてはいかがでしょうか。とてもきれいに彩色された素敵な絵巻物です。
まず、「ビャッコイ」とは何か、知らない方がいるかもしれませんので、説明します。ビャッコイについては、白河市のホームページに次のように紹介されています。
表郷小学校北側の林の泉(通称不動清水)に自生するカヤツリグサ科、ビャッコイ属の植物である。明治33年(1900)頃、鈴木貞次郎が採取し、福島師範学校(現福島大学教育学部)教諭を経て植物学者牧野富太郎に渡り「ビャッコイ」と命名され、明治37年に学会で発表された。岩代国戸ノ口原(会津若松市)付近の採取品と紛れたため、白虎隊の古戦場にちなんで命名されたという。清らかに澄み、冷たい清水の湧く泉に自生する多年草で、通年10~12℃の水温を保つ湧泉の小流や小池沼などに限って生育し、砂質の土壌に根を張る性質がある。全体は淡緑色で長さ10~50cmに及ぶものもある。また、生育地の水深の変化に伴いその形態にも著しい相違がみられる。花は大きさ数mm程度で灰緑色を帯び、8~9月にかけて長さ5~15cmの花茎から茎頭に穂状に開く。一説には氷河期の名残を留める植物で、日本ではここにしか自生していないとされ、平成16年(2004)に岡山理科大学の星野卓二教授によるDNA鑑定の結果、オーストラリア産ビャッコイと近縁種であることが判明した。白河と近縁種のビャッコイはオーストラリア、インドネシア、パプアニューギニア、ニュージーランドの標高700~3900mの山地の湿地や水辺に分布し、生育の環境はそれぞれ異なり、北半球での存在は表郷のみである。 |
特に、注目してほしいのは、日本では表郷にしか自生してなく、世界でも5カ所にしか生育していない点です。それだけ希少価値がある植物が、この表郷に生育しているなんて、すごいことです。なぜ、ここだけなのか。おそらく、遥か昔には、至る所で生育していたものが、長い年月を経て、生育環境の変化に伴い、少しずつ姿を消していき、今、日本ではこの表郷にだけ、その種が奇跡的に生き残ったのかもしれません。ビャッコイが生育している環境は、清水が湧き出していて、緩やかに水流があり、周囲の樹木により、適度に日陰になっています。きっと、ビャッコイの成長にどんぴしゃりと、はまった環境だったのでしょう。しかし、温暖化など、昨今の環境の変化により、全て自然任せでは、ここまで残っていなかったかもしれません。このビャッコイの保護のために、たくさんの方々が昔から携わっています。中学生も協力されているそうです。そういう方々の努力のお陰で、今もビャッコイは生き続けられているのです。
この新種の植物に、「ビャッコイ」と命名したのは、植物学者の牧野富太郎博士です。ただ、ちょっとおしいのは、博士が会津の植物と勘違いしたために、白虎隊のビャッコが名前についたことです。もしかしたら、ここカネヤマの名がついて、「カネヤマイ」だったかもしれません・・・。最後に、名付け親の牧野富太郎博士がモデルとなる朝の連続テレビ小説が、2023年春放映されるそうです。ストーリーの中に、ビャッコイが登場するといいですね。
4年生の子どもたちが、図工の時間、粘土で表現活動をしていました。自分の思いを形にしようと、みな集中して取り組んでいました。粘土は、何度でもやり直しがきくので、自分のこだわりが形になるようです。
表郷駐在所、表郷交通安全協会の皆様においでいただき、オンラインで交通教室を行いました。まず、6年生の代表児童に「家庭の交通安全推進員」委嘱がされました。次に、1年生の代表児童に、交通安全の黄色い傘が贈呈されました。その後、駐在所の方より、交通安全のお話をいただきました。
授業参観が中止になり、当日、懇談会の折に、校長よりお話しする予定だった内容を載せます。どうぞ子育ての参考にしてください。
(前略)長く教師という仕事をやってきて、今、改めて思うことは、この仕事は、自分一人では何もできないということです。私たち学校の教職員は、学校に来る子どもたちがいるから、この仕事ができるのです。そして、そうやって学校にお子さんを送り出してくれるお家の方々がいるから、この仕事ができるのです。だから、保護者の皆様に感謝なんです。子どもたちに感謝なんです。そして、そういう子どもたちを、みんなで協力して、みんなで関わって、教育を施すわけですから、この表郷小学校で、共に働く仲間の先生方にも感謝なんです。子どもと保護者の皆様と、そして、同僚の先生方と、感謝感謝で仕事ができるのです。 さて、保護者の皆様は、お子様の子育てでいろいろとご苦労をされていませんか。かく言う私も、一人の保護者として思うのですが、子育てについて、マニュアルも教科書もありません。だから、これでいいのかという自信がもてないと思うのです。でも、なぜ、子育てにマニュアルはないのか。たぶん、お子さん一人一人が違うからです。表郷小学校293名の子どもたちには、293通りの子育てが存在するのだと思います。では、何か、ヒントはないのか。 以前、諸富祥彦(もろとみ よしひこ)さんという心理学者で教育学の教授の方が、子育ての講演会で、次のような話をされていました。その中に、子育てのヒントがあるかもしれませんので、ちょっと紹介します。▼「子育ては・・・なるようにしかならない。まさに、子育ては運。いつ、いかなる時に、子どもがよくもわるくも変わるかは、正直誰にもわからない。ただ、言えることは、なるようにしかならないということ。これは、言い換えると、なるようになることが大事。つまり、親の立場から言えば、親が子どもの成長を邪魔しないことが一番。それは、親として子どもに『してはいけないこと』をしないこと。 子どもの成長にとって、一番大事なことは、親の心が安定していること。だから、してはいけないことの一つ目は、「イライラ、カリカリを子どもにぶつけないこと」。もし、いらいらしてきたら、親の方が子どもから一歩引く。場合によっては、子どもから離れること。そして、場所を変え、イライラカリカリを解消してくる。いらいらして、子どもと対等にやり合うということは、親が「子ども」と同じ立場になっているということ。親は、「大人」なのだから、「子ども」になってはいけない。 してはいけないことの二つ目は、「否定的なことを言わないこと」。何やってるの、ダメなんだから、馬鹿、しょうがない等の否定的なことを言われ続けた子どもは、自分自身そういう子なんだと受け止めてしまう。そうではなく、肯定的なことを子どもには言うことが大事。さすが、いいね、じょうずだね、大丈夫、きっとできるよ、ここまでできたね、すごいね等。 してはいけないことの三つ目、「兄弟と比較しないこと」。全くおまえはダメなんだから、等と比較されて否定的なことを言われた子どもは、自分に自信を持てない子になる。だから、全ての子に「自分が一番愛されている」と感じさせることが大事。 これら、してはいけないことを親はしないこと。そして、子どもがどんな悩みも打ち明けられる親になること。そのためには、親自身が、人間的に成長することが大切。それは、本気で生きている姿や深く自分を見つめる姿を、子どもに見せること。親が子どもに本気で仕事に打ち込み、深く自分を見つめ、悩み、それでも前に進もうとする姿を見せること。」 |
4/25(月)授業参観を行います。すでに日程等はプリントでお知らせしましたが、感染対策にご協力をいただき、ご参加くださいますよう、お願いいたします。
授業参観 13:20~14:05 全学級
前半:13:20~13:40
後半:13:45~14:05
前後半とも、20分ずつの参観となります。短い時間で申し訳ございませんが、お子さんの頑張っている姿を見にお出でください。
児童下校 14:10(スクールバス14:20)
この後の懇談会等に残るために、お子さんを預かってほしい場合は、食堂にてお子さんを待たせます。
学年懇談会 14:20~15:00 各主任の教室
会の最初の時間に、オンラインで、PTA会長さんよりごあいさつ、続いて校長よりお話しさせて頂きます。
PTA合同役員会 15:15~16:00 各指定教室
各委員になられている方々、お世話になります。
PTA全体会 16:05~16:30 食堂
本部役員並びに各委員会委員長のみで行います。