2021年4月の記事一覧
自分の命は自分で守る part2
本日の3校時は避難訓練を実施しました。校舎内火災の想定で行い、避難経路、避難方法、集団行動のあり方について学びました。
子どもたちは、各学級担任先生方からの事前指導「おかしも(おさない・かけない・しゃべらない・もどらない)」を守り、迅速に避難することができました。消防署員の皆さんからお褒めの言葉をいただいたくらいです。
ところが、今日の避難訓練を自己採点させると、子どもたちからは「80点」との声でした。「そんなことないよ、100点だよ」と言いたくなる気持ちをおさえ、「残念!避難訓練は100点でないと意味がありません。1点でも足りなければ、それが命取りになるかもしれないからです。・・・」と子どもたちに返しました。少し厳しいようですが、子どもたち自身が「もっとできることがあった」と反省したのですから、それに応じようと思いました。そして内心、子どもたちの「よりよくなろう、高みを目指そう」というその向上心に感心しました。
さすが信夫二小の子どもたちです!次の避難訓練では、自信をもって「100点」と自己採点できるようにしましょう。
29日からの7連休に備えて
下のお便りをご覧ください。
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本校生徒指導主事が作成したお便りです。連休中の子どもたちの心身の健康を願い、下学年用と上学年用を準備してくれました。この資料をもとに、明日、明後日、各学級ごとに事前指導を行います。なお、保護者の皆様へは、別途、お便りを配付いたします。ぜひ、各家庭でのルール作りを行ってください。保護者の皆様へのお便りは、子どもたちへのお便りとは違って、たくさんの文字で埋め尽くされております。それは、一項目一項目が子どもを守ろうとする気持ち、子どもを愛する気持ちの表れです。ご理解ください。
各家庭で、ルール作りをする際、留意していただきたいこと…。それは、「甘えさせる」と「甘やかす」の違いです。「甘えさせる」とは、心に力をつけていくこと、愛着関係(全面的に守ってくれる人がいる)を作ることです。 「甘やかす」とは、大人が仕切って子どもに「させる」こと(または、まったく関わらず、わがままにさせること)、チャレンジさせないこと、失敗させないことです。ぜひ、連休だからできることへのチャレンジ、家のお手伝いなど、お子さんの年齢に応じて行ってみてください。
連休明け、35名の子どもたちが、すがすがしい表情で元気に学校に来てくれることを全職員で待ってます!
覚悟~信夫二小最後の校長として~
先日行われたPTA総会で、ご挨拶申し上げた際、信夫二小最後の校長としての覚悟を3つ申し上げました。諸事情により総会に参加することができなかった保護者の方がいらっしゃいましたので、説明の際使用したスライドとともにポータルサイトにアップすることにいたしました。ご覧ください。
3つの誓いは、以下のとおりです。
「まず、私は、子どもたちを守ります。体はもちろん心もです。そのために、チーム信夫二小の組織力を最大限に引き延ばします。私は、子どもを守る本校の先生方のことも守ります。少数精鋭、大事な存在です。ですから、職員に関するご意見等は、すべて校長にお申し付けください。子どもにだけは言わないでいただきたいのです。子どもの心を守るためです。SNS等で、つぶやくことも行わないでいただきたいです。どんなことでも、皆さんのお気持ちに寄り添って、校長として精一杯の対応をさせていただきます。そして、私は保護者の皆様やこの地域を守ります。たった1年限りの校長ですが、信夫二小に子どもを通わせてよかったと思っていただけるよう、また、皆さんの心にずっと残る学校になるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。」
授業参観・PTA総会・学級懇談会
4月24日(土)の授業参観日には、多数の保護者の皆様においでいただき、子どもたちの学習の様子を見ていただきましてありがとうございました。進級後初めての授業参観ということで、子どもたちはとてもはりきって学習に取り組んでいたようです。また、その後のPTA総会、学級懇談会にも多数ご参加いただき、おかげさまを持ちましてスムーズに会を進めることができました。
今年一年、星誠司会長様、小澤岳人副会長様、近内聡副会長様、監査の渡辺祐司様、白石成吾様のリードのもと、PTA行事や学年行事等へのご協力ご支援をよろしくお願いいたします。
自分の命は自分で守る~交通安全教室~
4月22日(木)1・2校時に、命を守る訓練となる交通安全教室を行いました。お忙しい中にもかかわらず、大信駐在所 橋本淳さんがおいでくださりました。そして、1校時は下学年が道路の安全な歩行の仕方について、2校時は上学年が自転車の安全な乗り方についてご指導を受けました。本当にありがたいことです。子どもたちは、その感謝の気持ちをまじめな態度で真剣に取り組むという行動で表すことができました。
よく言われることですが「自分の命は自分で守る」これが大事です。生活の中では、子どもに大人がいつも付いていて守り続けることができないからです。「自分の命を自分で守る」ために働かせるものは、3つです。それは、目と耳と心。「周りの動きをよく見る」「周りの音をよく聞く」そして、もしかしてこれは危険かな?と気づき、そう思ったらやめる判断力「心のブレーキ」です。目と耳と心です。
全校生のうち、たった一人であっても、交通事故に遭うことが絶対にないように努めてまいります。
何事も進んで!「児童会総会」
4月21日(水)6校時に、児童会総会が行われました。児童会は、「進んで」が大事で、自分、そしてみんなで問題を解決し合い、責任をもって仕事をやりぬき、自分たちの学校生活をよりよくする会であることを確認しました。誰かがやってくれるではなく、「自分が!」という気持ちで、進んで取り組んでほしいと思います。
会の進行を担当した6年生、各委員会の活動内容を発表した委員長さん、そして、たくさんの質問をした3年生以上の子どもたち・・・。堂々としていて、立派でした。4年生は全員の児童が質問をしました。学校全体のことを詳しく知ろう、よりよくしようという気持ちの表れです。「よ~し!いいぞ!」と思いました。(手前味噌ですが、子どもたちのこのような姿の陰には、児童会担当の先生、各委員会担当の先生、担任の先生の指導・支援があるのです。信夫二小は少数精鋭のスタッフぞろいです!)
「進んで自分を伸ばす」「進んで学校をよくする」「進んであいさつする」という私からの3つのお願いを果たそうと、子どもたちが主体的に動き始めました。
「自分、そしてみんな 前進を続ける信夫二小~咲き誇れ信夫二プライド~」
子どもたちの活躍に期待しています。
お世話になります!「こどもひなんの家」
「こどもひなんの家」とは、子どもが不審者による声かけなどの犯罪被害に遭い、または、遭いそうになって助けを求めてきた場合などに、子どもを保護し、警察、学校、家族等へ連絡する措置を行うボランティア活動です。
今年は、二小学区に17か所、設置していただくことになりました。本当にありがたいことです。
引き受けてくださった方が、口をそろえておっしゃるのは、
「二小は今年で閉校ですね。できることは何でもしますから。」
「子どもはかわいいですね。地域の宝ですね。」
「無事に生活できるように、万が一のときは守りますから。」
このような言葉です。胸がジ~ンと熱くなります(深謝!)
ご自宅または店舗等の外観を損ねる可能性もあるのに、子どもたちの目に付くようにと、「こどもひなんの家」のステッカーや拡大表示のポスターを掲示してくださっています。心より御礼申し上げます。
豊かな表現力
今日の4校時に5年生の授業参観にいきました。熱心に歯科衛生ポスターを制作していました。授業終了の時刻が迫ったとき、集中していた手を止め、自分の作品を鑑賞した子が弾む声でひとこと。
「この絵好き。うまくいった。」「あ、ぼくも。」
まさに、自画自賛(自分で描いた絵に自分で賛を書く意から生まれた四字熟語。自分で自分のことを褒めること)です。聞いた方までうれしくなり、思わず、
「そう言えることが素敵。いいね。大好き。」
と返してしまいました。他人の評価を気にせずに素直に自分を表現できるなんて、とても素敵です。「自分で自分を褒めるなんて恥ずかしい」というような考えで、感情を抑え込むことはないと思います。自分が頑張った成果なのですから、自分で十分かみしめていいはずです。
他にも「あなたがいてくれて助かった」「毎日ありがとう」などと、少し照れ臭いような言葉もしっかり伝えることで、人間関係は潤うものです。嬉しい出来事があった時、瞳がキラキラ輝いたり、声のトーンがいつもより高かったりして、体全体で嬉しさを伝えるような豊かな表現力って素晴らしい。そんな人の思いを受け止めて、一緒に喜べる人になれたら、なお素晴らしいと思います。
縦割り班清掃スタート!
今日から縦割り清掃がスタートしました。3階建ての校舎を7つのエリアに分けて7つの班で15分間清掃します。班のメンバーは、5人です。例えば、1班は「1年教室、廊下、南昇降口」6班は「6年教室、廊下、図書室、水道」・・・。これがどれだけすごいことか分かりますか?1人あたりの担当エリアがとても広いのです。てきぱきやらなければ時間内に終わりません。本気でやらなければきれいにならないのです。
ですから、信夫二小では、入学したての1年生も、必要不可欠な大事なメンバー!今日は初めてだったので、戸惑いながらのお掃除ではありましたが、それでも、自分の役割を覚えようとする下級生の姿があり、無言清掃のお手本を自分の後ろ姿で見せようとする上級生の姿がありました。これからの縦割り清掃の進化が楽しみです。きっと「勤労奉仕の心」や「愛校心」が、育っていくことでしょう。
上級生がほうきではいた後をぴったりくっついてぞうきんがけをする下級生。かるがもの親子みたいでなんとも愛おしく見えました。教えてもらったお掃除の仕方をしっかりと守る信夫二小の子どもたちです。
自慢の姿
集団登校で道路を渡り終えた後、止まってくれた車にお礼の最敬礼をしている子どもたち。初めて見たときには、とても心が震えました。感動しました。しかし、信夫二小の子どもたちにとっては、特別なものではなく日常的なものとなっています。さりげない姿として身に付いているということが、とても大切なように思います。信夫二小の子どもたちの姿を誇らしく思うとともに、おそらくはこの子どもたちを取り囲む周りの大人たちの日常の行いの素晴らしさが、子どもたちの憧れとなり、より良い大人への成長を育んでいるのだろうと思いました。
子どもに礼儀や行儀を教えるなら10歳までの時期が大切だといいます。脳神経のネットワークの土台が作られる時期に礼儀や行儀を教えていけば、覚えやすくて忘れにくくなります。動きを「体」が覚えてしまいます。10歳というのは、人格が形成され、人生全体に影響を及ぼす、大事な時期なのだそうです。
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