本日３校時目、５年生算数科の授業を、白河市教育委員会指導主事の先生をお迎えして行いました。

　先生は、算数科の指導力が高く、子どもたちに学ぶ愉しさを感じ取らせてくださる先生です。

　また、穏やかで優しい先生でもあり、子どもたちはあっという間に先生を慕い、進んで話しかけていました。

　授業は、｢単位量あたりの大きさ～比べ方を考えよう～｣

　｢どちらが混んでいる？｣

　｢大きさも、数も違う場面で混み具合を考える｣

　この学習は内容が難しく、理解できない子どもたちが多い内容です。

　全国学力学習状況調査でも毎年出題されますが、正答率がとても低くなっています。

　難しさに、考えること自体をあきらめてしまう子どもも見られるような学習内容です。

　先生の興味をひく問題提示に、子どもたちは笑顔で、愉しく学習を進めていきました。

　混み具合の比べ方をひらめき、自分の力で解決している子。

　友達や先生と一緒に、図を使って考えようとしている子。

　真剣に学ぶ子どもたちの姿が見られた授業でした。

　｢平均の考え・通分を使うとよい｣ことを理解した授業でした。

　先生の指導の力で、今後も子どもたちは、愉しく｢単位量あたりの大きさ｣の学習を進めていけます。

　｢また授業をしに来てください。｣

　子どもたちは先生に声を掛けていました。

　学ぶ愉しさ、算数科の愉しさを感じました。