今日の出来事

笑う 良い姿勢の話

 21日月曜日の朝の会において、「姿勢」のことについて、次のような話をしました。

「冬場の体力づくりための姿勢」
 校内マラソン記録会が終わり、これからの冬の季節に、どのような体力づくりができるでしょう。
 「なわとび」もとてもいいですが、授業中でもできる体力づくりの方法です。それはずばり、「良い姿勢」です。


 それはなぜでしょうか。良い姿勢は、長く続けることが困難です。「疲れる」からです。良い姿勢を保つためには、骨盤を立て、背骨を理想のS字にバランスをとる必要があります。つまり、インナーマッスルを使う「運動」なわけです。だから疲れるのです。


(1年生をモデルに良い姿勢の作り方を確かめます。)

 このよい姿勢を授業中に、1分でも2分でも3分でも続けることは、体力をつけることになるのです。続けてできる最高の時間は、30分です。(30分以上続けると、逆に弊害が出るそうです。)


(骨盤を立て、背骨のS字をバランスよく保ちます。)

 学校にいる間、子どもが椅子に座っている時間はとても長いという現実を考えれば、良い姿勢で体力を作るということはとてもいいことだということです。(実は、1分も保てない子どももいます。)


(手の平を上にして、腰のところに置くと、肩が引けて、呼吸の際、酸素を多く取り込めます。)

「やる気が出てくる良い姿勢」
 それからもう一つ。この良い姿勢でいると、不思議と前向きな気持ちになってきます。やる気が出てきます。
 つまり、背筋を伸ばすと、「脳」が活性化するのです。良い姿勢になると、呼吸する酸素量も増えて、脳へ刺激が送られるのです。脳と身体はつながっているので、相互に影響しあうのです。
 良い姿勢になると、勉強もできるというわけです。


(素晴らしい姿勢です。)


(見ているみんなも自然と背筋が伸びています。)

※「姿勢」の字のごとく、「勢い」のある「姿」になれるよう、がんばりましょう。

※名人をめざして、体力と学力も身に付けよう。
「姿勢上手」(連続5分以上を1日3回以上)
「姿勢達人」(連続10分以上を1日3回以上)
「姿勢名人」(連続20分以上を1日3回以上)