こんなことがありました!

今こそ読書をしよう!

 4月23日(木)~5月12日(火)は「こどもの読書週間」です(4月23日は「子ども読書の日」でした)!家にいる時間が多くなりますが、本は様々なことを教えてくれます。知識を豊富にしてくれます。先人達の知恵を学べます。そこで、先生方のおすすめの本紹介をしていきたいと思います!

小野里校長先生のおすすめ

「海底二万海里」(著:ジュール・ヴェルヌ)東京ディズニーシーでギザギザ頭の潜水艦ノーチラス号を見たことありますか?あの潜水艦が登場するSF小説です。今から150年前に書かれた小説ですが、現在でも建造が不可能なほど高性能の設備と能力を備えた潜水艦や潜水服の設定だけでも魅力的でした。さらには、何かに強い執着心を抱き偏ったような正義感を振りかざしつつ船を襲うネモ船長の人柄にも謎めいていて引き込まれます。結局は、ネモ船長に助けられ、海底旅行を共にする主人公「私」(大学教授の設定)の考えや視点が無難であるのだろうなとの感想に落ち着きます。おもしろくて小学校6年生、中学1年生、3年生と合計3回読み返しました。福音館書店の古典児童文学シリーズで、装丁や挿絵の質も素晴らしく、本その物を手にして読書することの楽しさも味わえたように思います。

月野智仁先生のおすすめ

「下流思考~学ばない子どもたち 働かない若者たち~」(著:内田樹)勉強する価値観がガラッと変わりました。大人が、「勉強しなさい!!」という理由が分かります。

清水恒先生のおすすめ

「坊ちゃん」(著:夏目漱石)無鉄砲だけど、正義感の強い「坊ちゃん」が四国の中学校に数学教師として赴任して、奮闘する痛快な物語。「履歴なんか構うもんですか、履歴より義理が大切です」という坊ちゃんの台詞がすがすがしいです!